くまねこ先生の話

熊猫堂薬局の店主が綴る 主に健康にまつわる日々雑感

静岡市にある漢方専門薬局の熊猫堂薬局 胃腸の不調を得意とし、子宝相談、皮膚病、メンタル、不眠まで 幅広く対応する相談重視のお店です。 お店の詳細は以下URLを参考に http://www.kumanekodo.com/

春になると増える、めまいを訴える方々

花粉症の原因がスギからヒノキに変わる辺りになると、陽気も冬とは明らかに違ってきます。この時期になると、暖かくなってるのにも拘らず、意外に不調を訴える方が多くなります。
目立つのが眩暈などフラフラする感覚を訴えたり、足元がフワフワするという方。
睡眠状況も尋ねるとあまり宜しくないようです。気になって早目に目が覚めちゃう感じだ。

上熱下寒というように、上半身の火照りやのぼせ的感じと、足元の冷えが起こり易い。
室内にいても足元が寒く、上は温かい。
全身が寒かった冬から、全身が暑くなる夏に向けての端境期の春。
こんな時期は体内も寒熱が入り混じり、不安定な状態に陥り易いのでしょう。

お風呂のお湯が浴槽の上ばかり熱く、下が冷たいという感じって分かります?
昔のお風呂では、湧かしたお湯をしばらくほっておくとそんな状態になってました。
要は、熱いものは上方に向かうのです。

この時期頭がクラクラする方にも、様々なタイプが存在すると思いますが、そんなお風呂のような状態になってるように、頭部を中心に上半身が熱い方も多いハズです。上半身の籠った熱を冷ます事により、症状が落ち着くでしょう。
目が充血してたり、口内炎や胸焼け等を伴うような眩暈の場合にそんなケースが該当します。
急な温度変化に体が対応出来ずにのぼせちゃうのでしょう。・・という事は体力自体も弱いって事なんですが・・

普段から乾燥気味(髪の毛、皮膚、粘膜、咽)のタイプならのぼせの眩暈は多いハズです。
一度漢方相談を受けてみては如何でしょう。
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くまねこ中医学講座2017年7月 テーマ「不眠症」

暑い日射しの中行われた7月の中医学講座。暑いので「眠り」がテーマでした。
今日は4名の参加者とお子様2名(大人しく控室で遊んでました)
メンタルの興奮を落ち着かせていく治療方法と、眠りに必要な体力をアップさせていく治療方法に大別されるんだという話をしていきました。
そしてそれらの治療を行っも、安らかな眠りを邪魔する悪い習慣を取り除かないと睡眠自体が良くなっていかないのだよという話で、いろいろな睡眠に邪魔な要因を説明しました。
そもそも眠りを薬で改善する前に、そんな生活習慣を続けてたら深く眠れないんじゃないという提言ですね。これは「当たり前」のお話なんですが、当たり前が分からなくなってしまった現代人には、結構大切な話になるんですね。
もっともっと深い良い睡眠が得られるように工夫して行きたいですね。

今回の薬膳デザートは「緑豆ジュース」
昨夏の講座でも作った品ですが、夏の暑い時期にはこれがいいんですよ~~
緑豆の利尿とクールダウン効果、それに潤いを与える白キクラゲ、甘味と酸味が疲れにいい大棗。見た目もよい夏の素敵な一品を紹介しました。
緑豆に氷砂糖があればすぐにできる簡単なジュースだから、お試しあれ~~
次回は8月13日、テーマは「お腹の不調」です。ご参加下さい。
緑豆ジュース①



























オーバーヒートの季節に向かって

264月中旬あたりから急に気温が上昇したかと思いきや、気温が急に低下したりと、何やら不安定な毎日の天気が続いていましたが、5月に入るとやはり着実に夏に向かって暖かい(暑い)陽気が順調に増してまいりました。
夜間寝る時には掛け蒲団の調整は注意して下さいね。
毎日陽気が変化しますし、朝方寒くなったりもありますから、御自身で「いい感じ」の寝具をチョイスが必要です。先日、厚い寝具を冬場感覚で使ってて、のぼせてカゼひいてる方もいらっしゃいました。
服装の脱着やチョイスも大切ですね。・・・なんだか家政学科で学ぶような事を書いてますね。
「快適な状態」は季節の変化に合わせて調整しないと得られません。
それも一人一人で体質が異なりますから、各々が感じて考えて調整しないと。


さて、この時期から体のオーバーヒート症状が目立つ方が増えてきます。
このオーバーヒート症状とは具体的に
・手足の火照りや疲労感
・口の乾き・・・冷飲多飲に発展するキッカケです
・睡眠が不良・・・暑い季節は定番
・疲労感が抜けない・・・睡眠時間は確保してるのに・・
・微熱が続く・・・妙に疲れ易い
・皮膚の痒み・・・温かくなったら血行良くなり痒み増加します
・ニキビが一斉に吹き出し始める・・・木の芽が噴き出す時期だしね
・鼻血が止まらない・・・これ困ります。プールの時期も近いのに。

特に自分が変わった行ないをした訳ではないのに、冬場にはみられなかったこれらの症状が見受けられるならそれは陽気(天気)のせいですよね。

この気温が上昇する時期に不調を起こし易いのが
中医学的な体質分類でいう「陰虚体質」の方です。
いわゆる体液不足傾向のオーバーヒートしやすいタイプです。

健康法は体を温める事と声高に訴える人がいますが、それはあくまで「健康法の基本」であって、
応用編のクールダウンする健康法が必要な事も当然あります。
温めてばかりでは逆に体が参ってしまう事もみられます。
特にこの時期は注意が必要。

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このオーバーヒート症状を呈しやすい人が呈する病気の原因となる
余分な熱の「籠りや停滞」を、どう改善できるかが問われます。
この時に漢方薬は効果を発揮します。

不快で嫌な熱っぽい症状は出てませんか?

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