くまねこ先生の話

熊猫堂薬局の店主が綴る 主に健康にまつわる日々雑感

静岡市にある漢方専門薬局の熊猫堂薬局 胃腸の不調を得意とし、子宝相談、皮膚病、メンタル、不眠まで 幅広く対応する相談重視のお店です。 お店の詳細は以下URLを参考に http://www.kumanekodo.com/

くまねこ中医学講座2017年7月 テーマ「不眠症」

暑い日射しの中行われた7月の中医学講座。暑いので「眠り」がテーマでした。
今日は4名の参加者とお子様2名(大人しく控室で遊んでました)
メンタルの興奮を落ち着かせていく治療方法と、眠りに必要な体力をアップさせていく治療方法に大別されるんだという話をしていきました。
そしてそれらの治療を行っも、安らかな眠りを邪魔する悪い習慣を取り除かないと睡眠自体が良くなっていかないのだよという話で、いろいろな睡眠に邪魔な要因を説明しました。
そもそも眠りを薬で改善する前に、そんな生活習慣を続けてたら深く眠れないんじゃないという提言ですね。これは「当たり前」のお話なんですが、当たり前が分からなくなってしまった現代人には、結構大切な話になるんですね。
もっともっと深い良い睡眠が得られるように工夫して行きたいですね。

今回の薬膳デザートは「緑豆ジュース」
昨夏の講座でも作った品ですが、夏の暑い時期にはこれがいいんですよ~~
緑豆の利尿とクールダウン効果、それに潤いを与える白キクラゲ、甘味と酸味が疲れにいい大棗。見た目もよい夏の素敵な一品を紹介しました。
緑豆に氷砂糖があればすぐにできる簡単なジュースだから、お試しあれ~~
次回は8月13日、テーマは「お腹の不調」です。ご参加下さい。
緑豆ジュース①



























オーバーヒートの季節に向かって

264月中旬あたりから急に気温が上昇したかと思いきや、気温が急に低下したりと、何やら不安定な毎日の天気が続いていましたが、5月に入るとやはり着実に夏に向かって暖かい(暑い)陽気が順調に増してまいりました。
夜間寝る時には掛け蒲団の調整は注意して下さいね。
毎日陽気が変化しますし、朝方寒くなったりもありますから、御自身で「いい感じ」の寝具をチョイスが必要です。先日、厚い寝具を冬場感覚で使ってて、のぼせてカゼひいてる方もいらっしゃいました。
服装の脱着やチョイスも大切ですね。・・・なんだか家政学科で学ぶような事を書いてますね。
「快適な状態」は季節の変化に合わせて調整しないと得られません。
それも一人一人で体質が異なりますから、各々が感じて考えて調整しないと。


さて、この時期から体のオーバーヒート症状が目立つ方が増えてきます。
このオーバーヒート症状とは具体的に
・手足の火照りや疲労感
・口の乾き・・・冷飲多飲に発展するキッカケです
・睡眠が不良・・・暑い季節は定番
・疲労感が抜けない・・・睡眠時間は確保してるのに・・
・微熱が続く・・・妙に疲れ易い
・皮膚の痒み・・・温かくなったら血行良くなり痒み増加します
・ニキビが一斉に吹き出し始める・・・木の芽が噴き出す時期だしね
・鼻血が止まらない・・・これ困ります。プールの時期も近いのに。

特に自分が変わった行ないをした訳ではないのに、冬場にはみられなかったこれらの症状が見受けられるならそれは陽気(天気)のせいですよね。

この気温が上昇する時期に不調を起こし易いのが
中医学的な体質分類でいう「陰虚体質」の方です。
いわゆる体液不足傾向のオーバーヒートしやすいタイプです。

健康法は体を温める事と声高に訴える人がいますが、それはあくまで「健康法の基本」であって、
応用編のクールダウンする健康法が必要な事も当然あります。
温めてばかりでは逆に体が参ってしまう事もみられます。
特にこの時期は注意が必要。

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このオーバーヒート症状を呈しやすい人が呈する病気の原因となる
余分な熱の「籠りや停滞」を、どう改善できるかが問われます。
この時に漢方薬は効果を発揮します。

不快で嫌な熱っぽい症状は出てませんか?

くまねこ中医学講座2017年3月が開催され、盛況でした。

毎月1回、狭い店内でこじんまりと開催される「くまねこ中医学講座」。
僕らは中医学の伝道師よろしく、日々店頭で布教活動に勤しんでおりますが、
相談業務を離れ、講習のような感じで中医学の知識と考え方をお披露目しております。
開催が始まり今年で3年目(season3と呼んでいる)に突入しています。
今年からは冒頭でお料理の先生にも登場頂き、暮しに生かす知恵を深めて貰おうという趣向でおります。 

3月12日に行われた講座では、季節に合わせて「鼻炎」と「花粉症」に関してお伝えしました。
また冒頭のお料理指南は、「陳皮(ちんぴ)」についてのお話でした。
ミカンの皮を干して作られる漢方生薬の陳皮ですが、これを漢方に煎じ薬に留まらず細かく砕いてパウダー状にしたりして用いたり、柑橘類の皮を生かしてピール(砂糖にまぶしたお菓子)を作成したり、ジャムを作成して パンに乗っけて食べたりする方法を教えて頂きました。
さすが料理の専門家だけあってバラエティに富んだ活用法がぱっと浮かぶようで、理論だけでなく実際に食卓に乗っかるレベルにまで伝えてくれました。

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鼻炎や花粉症の治療に関しては、症状と体質毎に対応方法が変わるという話です。そして粘膜レベルで冷気や花粉、ウィルス等の侵入を防いでいく方法をお伝えしました。感覚的になんとなく体が無く冷えると鼻水が始まると感じ、温めてばかりいるかもしれませんが、逆の場合もあるので注意するのがポイントです。イライラが積もり症状が悪化する事もあるので複雑です。そこを注意しましょう。治療は体質次第で変化します。

そして生活養生がとても大事ですから、充分な休息を摂り、お腹の具合も整えましょう。というお話でした。

次回は4月9日の日曜日朝10時半から
テーマは「子宝相談、漢方で出来る事を教えます①」です。

産婦人科での高度生殖器医療と異なり、漢方薬局では体力作りや冷え改善を中心に体質改善を目指しまていくんですよというお話です。参加希望者はお気軽にお問合せ下さい。 





 
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