昨年から「ジャイロキャノピー」という原付バイクに乗って通勤し始めました。キャノピーとは屋根って意味です。多少の雨なら問題なく走行できますし、荷物を多く移動させるのにはもってこいの、まさに業務用バイクの王様的存在です。 ピザ屋さんのバイクとして認識されている方も多いと思います。

 長年欲しかったのですが、知り合いから譲って頂き、晴れてジャイロユーザーです。このバイクは、駐車時にスタンドを使わずに自立する機能があり、ハンドル下のレバーを引き上げると自立します。

 まあ、三輪車ですからそんな不思議でもないのですが、バイクの感覚に慣れていると「便利だな~~」という印象が強い。停車した状態からスタートし、暫くはちょっと走行が不安定感はありますが、走り始めるととても安定してます。街中の路上で観察するとジャイロは、新聞屋さんとか、ヤクルトレディーの販売員とか、デリバリー飲食関係の方が多く仕事で使っているのが分かります。やっぱとても便利なんでしょうね。

 コーナーを曲がる時にはハンドル操作で曲がるのではなく、バイクレーサーの様に体重移動をしっかり行って初めて綺麗に曲がれます。とてもバイクっぽいです。
スタートの不安定さに関しても、「いっその事前輪を二輪にすればもっと安定するのかな~~?」と素人考えを浮かべてみたりしますが、そうすると四輪になってしまい、「クルマになってしまうな~~」と・・・。

 このバイクはフロント面が透明なバリア状態になっているので、風が正面から直接顔に当たる事は少ないのですが、 それでも春の花粉症の時期は目と鼻がひどいモヤモヤ状態になります。何しろ静岡は花粉大国ですし、通勤の際は山のそばを通りますので、刺激感いっぱいの乗車となります。
 屋外で作業される方々で花粉症の方は辛いですよね。例年、宅急便の集配係りのお兄さんが、ほぼ号泣状態で荷物を運んできてくれます。頭が下がります。春の行事みたいなものですが、少しでも楽に過ごせるといいですね。 

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