食べ物のはなし

岐阜県中津川市のお肉屋さんが出会った食べ物の話です

2009年06月

090630_0527~01「できるやんか!」 中井政嗣著 潮出版社1300円を読みました。

先日の「伊那フォーラム」で講演を聴いて、久々に「この本は読むべき!」と思い会場内から携帯で発注した本が月曜に届きました。(すごい世の中ですねー)

早速読んだのですがおもしろいおもしろい。

営業中にヤクザに絡まれた話から始まってラジオ番組のスポンサーになった話。
経営が苦しい時に退職願を持ってきた従業員を前に思わず「お前はええなぁ、やめられて。俺はやめたくてもやめられへんのや」と本音が出てしまった話。
直径8メートルのお好み焼きを焼いて3万2千人以上の人に食べさせる話などいっきに引き込まれました。

第15章の「子育て」に関する話や第16章「妻がいなければ今日の私はない」あたりではすっかり自分の家庭の事のような気がして泣けました。

「ああもう残りがこれだけしかない」
「こんなに読んじゃったもう終わっちゃう」
と午前3時から惜しみ惜しみ読み進め2時間で一気に読破してしまいました。

『夜降る雪は積もる』
『「知識」は入れるもの。出すものは「知恵」と「工夫」。そのパイプ役が「考える力」』

大事な事を思い出させて頂きました。中井社長、ありがとうございました。

090627_2042~01菓子処信玄堂の専務さんから先日の伊那フォーラムへの運転手をしたお駄賃として”栗麩”を頂きました。

麩饅頭の中に大きな栗がまるごと入っていて大変美味しいものでした。

とても美味しかったです。コーヒーに合いますね。

一緒に頂いたコーヒームース大福は渋茶に合いました。

ゴチソウ様でした。

090627_1634~01
長野県伊那市にて
伊那経営フォーラム『人と絆を強さに変える経営〜この危機を乗り越えるために〜』に参加しました。
今回の講師はザ・リッツカールトンホテル日本支社長の高野登氏・お好み焼き千房社長の中井政嗣氏・かんてんぱぱでおなじみの伊那食品工業会長・塚越寛氏、人と経営研究所の大久保寛司氏でした。
1200人収容の伊那文化会館がほぼ満員で来場者には若い女性も多く見られ、今年で5回目の開催になるこの事業が広く市民に浸透している事を実感しました。

中でも今日はお好み焼き千房(ちぼう)の中井社長のお話の中から印象に残った言葉をいくつかお伝えしたいと思います。

お好み焼き『千房』は60店舗を展開し、年商55億円の大企業です。(社長本人は最後まで中小企業だといっておられました。)

「従業員は824名です。800名強とか900名弱とか言う方みえますが、うちには”弱”とか”強”とかそんな社員いません。」

そりゃそうだ!ハッさせられました。

「努力する事は目標と違う。手段であるはずや。『がんばります』は目標やない。」

これもまた・・・言われてみれば当たり前なんですが・・・

「もし急に死んじゃったとしたら、心残りはあっても悔いのない人生を」

中井社長の書いた本『できるやんか』早速ネットで注文しました。
このフォーラムを設営していただいた伊那青年会議所の皆様、ありがとうございました。

090611_1213~01中津川市落合のドライブイン元起にある「らーめん伝心」でしょうゆラーメンを食べました。
お店は最近オープンしたばかりのようで、洒落た店内には程よい緊張感があり良い雰囲気でした。


大きなどんぶりのあっさりしたスープの中にストレートの麺、メンマ、煮卵、チャーシュー、のり、カイワレが入って680円。昼のランチタイムは+200円でご飯とギョーザがつくというお値打ちなお店でした。

水曜定休のようです。

090624_1119~01
デイリー瑞浪カントリークラブで取引先業者コンペに参加しました。
このゴルフ場のコースは大変難しく面白いことでも有名ですが、料理が美味しい事でも有名なゴルフ場で、私も毎回食事を楽しみに出掛けます。

今回昼食に選んだのは『シーフードナポリタン冷製パンプキンスープ添え』1400円。

パスタの具はホタテ3・エビ5・イカ2などがごろごろと載っており、冷製スープとキウィのデザートがついて大変美味しくしかも食べ応えのあるお料理でした。

ゴルフコンペの成績は今回も参加賞で、宮城県産の立派なホタテを沢山いただきまして早速夕食のグラタンに出てきました。

ホタテいっぱい食べた一日だったなー。



090329_1248~01

アピタ高蔵寺店に隣接する商業施設サンマルシェ1階の『とんかつ桂』で昼食を食べました。






彩花御膳880円

エビフライ2本

ヒレカツ半切り2個

甘エビの刺身2尾

イカの刺身

ご飯に味噌汁(赤味噌・白味噌から選べます)、漬物と食後にコーヒーか杏仁豆腐かシャーベットがついて880円。

この店も人気の店でお昼時は平日でもタイミングによっては店先で少々待つこともあります。

肉のくまざきアピタ高蔵寺店がオープンした頃はほぼ毎日通っていました。平日の日替わりランチは780円だったかな?たしか全種類(曜日によって違う)食べた覚えがあります。

ごはんとキャベツはお代わり自由です。

090619_1922~01ギョーザピザを食べました。

こう書くと

『ピザの上にギョーザの具が載ってるのか・・・』

と思われがちですが、正解は『ギョーザの皮にピザ用チーズ載せてオーブントースターで焼いたやつ』です。

当初はギョーザを作ろうと用意していたらしいのですが子供たちどんどん焼くので全部使ってしまいました。

これ美味しいですよー。

090621_1258~01土岐市の「松本うどん」でぶっかけうどんを食べました。

画像は

ぶっかけうどん280円

半熟卵天ぷら100円

いなり寿司50円

総額430円でした。

ここのうどんはコシがあるのにやわらかくとても美味しいと思います。

書いてて思ったのですが、うどんの美味しさって硬さで表すこと多いですね。
『味はどうだったの?』と問われても『美味しかった』としか表現できない自分に気づきました。

昼間の2時間くらいしか営業していない(うどんが品切れで終了)のにいつも行列ができています。

090618_1307~02五万石落合店で昼食を食べました。

おすすめランチ840円。

天丼の中身は大き目の海老が3本、オクラ、ナス、サツマイモの天ぷらが各1といった陣容です。



『ボリュームあるなー。エビは2本でもいいんじゃないかしら』

『しかしここのお味噌汁はいつも上品にウマイナー』

などと思いながら美味しくいただきました。

090620_1134~01『玄米先生の弁当箱』を読みました。

小学館のビッグコミックオリジナルに連載中のこの漫画は、大変わかりやすく日本の食の現状やそれにまつわる問題を表現していると思います。
「食料自給率」や「孤食」と「共食」、「食の安全」、「生活習慣病の予防」、「赤ちゃんに良い母乳」などなど・・・


『玄米先生の弁当箱』第3巻の第3話『あしたの食卓』では「食の安全」について書いてありました。

農家の狭山さんは言います。

『俺達だって本当は農薬なんか使いたくないさ。
農薬散布は重労働だし、健康にも良くない。
それに何より消費者に嫌われる。
そのくせ買った野菜に虫がついていようものなら消費者は怒ってクレームをつける。
俺たちに農薬を使わせているのは結局消費者なんだ。』

これに対して玄米先生は

『狭山さん、ありがとうございます。
農薬の問題を考える時、僕達はどうしても自分中心に考えがちです。
食材の残留農薬の恐怖ばかりを口にする・・・

だけど・・・
農家の方達は僕たち消費者の求める農産物をつくるために、
農薬を浴び続けているんだ。
我々の食卓に届けるために。

農薬の一番の被害者は・・・実は農家の人たちなんですよね。

だから・・・ありがとうございます。』


・・・「食の安全」についてとても考えさせられた「食べ物のはなし」でした。





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