
ずいぶん前に買っておいた本ですが、今回手にとって読み始めたら、あっという間に読み終えました。
NHKの『プロフェッショナル〜仕事の流儀〜』といいう番組で特集された、リンゴの無農薬栽培を成功させた青森のリンゴ農家、木村秋則さんのお話です。
この本は今月読んだ中で一番のヒット!というか、毎度の事ながら今の自分に足りないものを気づかせてくれるとても良い本でした。
そして泣けます。(またか)
問題の「対処」、「代替方法」を探しているうちは何もうまくいかない。
「そもそもリンゴとは、植物とは何か」
このあたりに自分の思いが届くようになってようやく自分のやるべき事がわかった。
・・・という話だと解釈しました。(自己流です。)
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人が生きていくために、経験や知識は欠かせない。
何かをなすためには、経験や知識を積み重ねる必要がある。
だから経験や知識のない人を、世の中ではバカと言う。
けれど人が真に新しい何かに挑むとき、最大の壁になるのはしばしばその経験や知識なのだ。
木村はひとつ失敗をするたびに、ひとつの常識を捨てた。
そうして無垢の心でリンゴの木を眺めることができるようになったのだ。
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本の帯に書いてありましたが、経験や知識による壁が「バカの壁」というやつですね。っていつのまにか違う本の話に・・・
なるべく多くの人に読んで欲しい本でした。
おススメです。