食べ物のはなし

岐阜県中津川市のお肉屋さんが出会った食べ物の話です

2011年10月

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昨日10月30日(日)に中津川市の新町・本町商店街で開催された「中山道まつり」には、雨の中多数のお客様にご来場いただきましてまことにありがとうございました。

111030_1205~01肉のくまざきとしましては初めての参加ということもあり、色々な課題も浮き上がって参りましたが、多くのお客様に弊社の飛騨牛商品をご堪能いただけたなら幸いでございます。

また、雨の中一生懸命ご設営いただきました中津川商工会議所のみなさんも大変ご苦労様でした。ありがとうございました。

 様々な問題ばかり注目されている感じのあるこの中津川市ですが、笑顔のあふれるまちづくりに少しでも貢献できるように、本日も張り切って参ります。

今日は・・・飛騨牛の仕入れ日ですね。

中津川の飛騨牛は買えるかな?

飛騨牛カレーポップB4jpg飛騨牛ハヤシポップ2B4jpg明日10月30日は中津川市の新町商店街で「中山道まつり」が開催されます。

肉のくまざきでは飲食ブースに

・飛騨牛いっぱいコロッケ

・飛騨牛メンチカツ

・飛騨牛ビーフカレー

・飛騨牛ビーフハヤシ

・飛騨牛串

と、飛騨牛づくしで出店いたします。

飛騨牛串ポップjpgカレーとハヤシは今回、20,000個出荷記念としてどちらも500円でのご提供となります。

お弁当も500円で箱のままでも500円での販売となります。

そして飛騨牛串は100本の限定ですのでお早めに。。。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。


111027_0905~01さて、日頃

「昼飯何食ったか」

「ひこにゃん饅頭買おうとして間違えた」

「かねじいの昔語り」

などとどちらかと言えばどうでも良い話を書き綴っているこのブログなので、「TPP」という少々難解な問題を取り扱うとどうもプレッシャーがかかります。

第一に文章がヘタなので読み返してみるとへこみます。

というわけで今回は箇条書きにしてみました。



・経団連がTPPを推進する理由

111027_0905~02これはやまけんのブログに書いてあったのだが米倉会長の会社「住友化学」はラウンド○ップという強力な農薬を作っている会社で、遺伝子組み換え大豆用の農薬が沢山売れるからという理由が書かれておりました。

しかしたかがそんな事で国を売るようなマネしますかね?この辺は私はちょっと懐疑的です。


・民主党政権がTPPを推進する理由

これは私見ですが、沖縄の基地問題の大失態でアメリカの機嫌を損ねたのでそれを挽回したいんじゃないですかね?

そういう意味で「国益」というものを「この前はゴメンネ。TPP入るから軍事的に日本を守ってよ」と考えているのかもしれませんが。

さて、3回に渡って書いてきたTPP問題ですが、今回で一旦終了となります。

京都のゴルフのうまいヒトも、名古屋の唐辛子が好きな方もブログやfacebook等でこの問題を取り上げていただいているようなので、私の知らない情報(ほとんど知らないんですが)もどんどん発信していただきたいと思います。

というわけで明日のサザエさんじゃなくて「食べ物のはなし」は

「10月30日は中山道まつり」

「某社長就任祝いのお返しでいただいたチーズケーキがめちゃウマイ」

「野球の動画つくってfacebookにアップしたら反響が大きくてビックリ!」

の3本のうちのどれかです。

お楽しみに!

111026_1618~01さて、前回に引き続きTPPの件なんですが、本当に大事なことは「公正貿易」の考え方を押しつけられることです。

これが恐ろしい。

たとえば、日本は食品の安全基準というのはかなりハイレベルで、 わかりやすく言えば「日本に食品を輸出したいけど、食品添加物や残留農薬の基準が厳しすぎてできない」といった「非関税障壁」になるものを撤廃しなければならない事。

まぁ「食べ物のはなし」なので食品の事だけ取り上げると、今日本で義務づけられている「原産国表示」や「遺伝子組み換え表示」などが「輸出国企業に不利益を与える差別的規制」とされれば国家が訴えられて、賠償金や規制撤廃を余儀なくされてしまう。

そしてもうひとつ、これも本当に大事なことで、普段忘れがちになっていることなんですが、

日本の人口は1億2700万人であるということ。

そしてそれは世界で10番目の人口の多さであるということ。

人口1億人以上の国の中で、日本の穀物自給率は最低の28%であること。

世界の穀物貿易量が約2億トンの現在、日本の穀物輸入量は2700万トンあるそうです。(約13%)

これで現在自給率ほぼ100%のコメの関税が撤廃されると穀物輸入量は約4000万トン(20%)を占めることになるという。

自国の食料を今以上に食料市場に委ねれば、いざという時(洪水や干ばつなどで食料が輸入できなくなる時)たちどころに食糧危機に陥ってしまう。

「自分達が食べるもの自分達がつくる」ということは、結果的に世界中の飢えた人達を救うことになるんじゃないかなと思います。(ちょっと飛躍しすぎているかな?つたわってますかね?)

長くなってきたので今回はこのあたりで。








111024_1540~01『やまけんの出張食い倒れ日記』というブログがあります。

なんのきっかけで読み始めたのか忘れましたが、単なるグルメ記事ではなく、美味しい食べ物の向こう側にある『食糧問題』を真剣に扱っているブログです。

そのブログに先日、「TPPでどうなる日本?」という本をプレゼントしますという企画があったので早速応募してみました。

どうやら30名の当選者に選ばれたようで、先日本が送られてきました。

応募の条件に、「ブログやSNSで本の中身を発信してくれる方」というものがあったこともあり、みなさんにご紹介したいと思います。

京都のゴルフのうまいヒト先日のブログでこの問題をとりあげていらっしゃいました。

私も以前、NHKの『BS世界のドキュメンタリー 食料増産へのチャレンジ』を見てイロイロ考える

の回でTPPについて思うところを書き綴っておりました。

でもやはり知識が少ないので一方的な書き方しか出来ませんでした。


推進する理由がわからないからです。

111024_1617~01『平成の開国』なんて菅元総理が言ってましたが、関税自主権の撤廃を迫られ、日米修好通商条約を結ばされた横浜でこんなこと言っちゃうあたり自虐的というかシャレが効いてるというか・・・

この本は何回かに渡って中身を紹介していきたいと思いますが、今回は目次をご覧ください。

「そうだったのか!TPP」
「TPPは世界の流れに逆行する」
「TPPで日本がよくならないこれだけの理由」
「むしろ日本経済が学びたい『農家の元気』」


などとなっております。

定価900円。この一冊で、今いかにヤバイ状況に置かれているのかがすぐわかると思います。

参考までに下記のリンクもご参照ください。

さるでもわかるTPP

考えてみよう!TPPのこと

いくら何回かに分けて紹介するといってもこれだけだと、本を贈ってくれたやまけんさんに申し訳ないので一番「え?そうなの?」と思っちゃう情報をひとつ。

TPPの参加・参加交渉国

アメリカ
ベトナム
ペルー
マレーシア
オーストラリア
チリ
シンガポール
ニュージーランド
ブルネイ


ここに日本が入るか入らないかなんですが、関税の自由化によって輸出が増えるとは思えないのですが・・・

輸入は絶対増えるでしょうね。米を中心に穀物、医療、労働力(!)などが間違いなく増えるでしょう。

続きは次回・・・




111020_1225~01中津川市民病院のすぐ近くにお弁当屋さんがあります。

ミニイレブン。

ここで一番売れているお弁当が「からあげ弁当 580円」


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特徴は何と言っても

「唐揚げがでかい」

ということでしょうか。

こちらが買ってきた商品の画像です。

ご飯とおかずが別々になっております。

おかずのフタが閉まらない。

弁当の容器を再考すべきではないか。

フタを開けてみるとこんな感じ。

111020_1235~01からあげは大きなものが5個。

とても大きく口を開けないと食べられません。

半分の大きさにしても良いのではないか、と思いますがおそらくこの大きさがいいんでしょうね。

揚げたてのからあげにかじりつくと肉汁が飛びます。

「肉汁がじゅわー」などと言いながら一人で食べるのでした。

大変美味しくいただきました。

ごちそうさまでした。

111021_0833~01今年も中学生の職場体験の季節が来ました。

熊崎畜産ではここ数年、地元の坂本中学校の生徒さんにお越しいただいております。

学校の先生が前もってご挨拶に来社され、「よろしくお願いします」とお願いされる方なのですが、どの生徒さんも2日間まじめに働いていただいているので本音を言えば助かっちゃったりもします。

むしろお願いしてでも来てもらいたいくらい。

今年は3名の生徒さんが、アピタ中津川店、ピアゴ恵那店で働いてくれました。

「職場を体験」というよりも「働いてもらっている」そう思います。

「こんな子がホントにうちで働いてくれたらいいな」

そう思うような生徒さんばかりです。

「こんな会社で働けたらいいな」と思ってもらえればいいのでしょうね。ハイ。

本日も張り切ってまいります。

111018_0854~0110月17日月曜日、岐阜県畜産公社にて飛騨牛を購買しました。

今回は2頭仕入れました。

一頭目は中津川市加子母の青木新一さんの肥育による4等級の雌牛。

やや小ぶりな牛でしたが、色も浅く、芯の大きい良い牛だと思います。

111018_0853~01そしてもう一頭は瑞浪市の森山牧場さんの肥育による3等級の去勢牛です。

こちらの牛はやや大きめでしたが、色が浅く、細かい霜降りのいい牛だと思います。

青木さんの牛は週末から愛知・岐阜の肉のくまざき各店で、森山牧場さんの牛は関東の2店舗(宇都宮店・吹上店)で販売いたします。

その日はまさし君の10歳の誕生日。

自宅でお誕生会が開かれるということで、まさし君は朝からウキウキしておりました。

でもまさし君のおばあちゃんは「ごめんね。おばあちゃんは何も買ってあげられなくて。。。」としょんぼりしておりました。

おばあちゃんの事が大好きだったまさし君は言いました。

「おばあちゃん、おにぎりを作ってよ。僕、おばあちゃんの作ったおにぎりが大好きなんだから!」

それを聞いたおばあちゃんは、とっても嬉しそうにいろんなおにぎりを作り始めました。

丸いの、四角いの、長いの・・・



そして友達も大勢やってきて、いよいよ誕生会が始まりました。

テーブルの上にはご馳走が並んでいます。


もちろんおばあちゃんのおにぎりも。



パーティーは進み、テーブルの上の料理はどんどん無くなっていきます。



おばあちゃんのおにぎりを除いて。




まさしくんは、おばあちゃんの作ってくれたおにぎりを食べるのがなんとなく恥ずかしいような気がしたので、本当になんとなく手を伸ばさずにいたのでした。




誕生会が終わり、友達を見送った後、台所に行くと誰かがいます。


おばあちゃんでした。


おばあちゃんが一人でおにぎりを崩してお茶漬けにして食べているのでした。

まさしくんは慌てて駆け寄り、「おばあちゃん、ごめんなさい!」

そう言っておにぎりを食べました。

本当はもうお腹がいっぱいだったんですが、一生懸命食べました。


でもまさしくんはわかっていたのです。


もう取り返しの付かない事をしてしまった事を。

おばあちゃんを、深く傷つけてしまった事を。

「ごめんなさい、ごめんなさい・・・」

まさしくんは泣きながらおにぎりを食べるのでした。

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という話を中学生の頃に読んでから、「出されたものはすぐ食べる」事にしております。

facebookでさだまさしの曲をUPする方がいたので思い出しました。

出典は「噺歌集 さだまさし」でした。

伝わるかなーこの気持ち。










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画面いっぱいに天ぷらそばの画像。

中津川市の国道19号沿いにあるお蕎麦屋さん「くるまや」。

天ぷらそばが食べたくなって伺いました。

945円。

以前、市内高級割烹の社長さんとお話していたら

「最近くるまやの天ぷらそばにハマッておる」

との事でしたので早速行ってみました。

「蕎麦屋の天ぷらとは本来ああいうものだ」と前述の社長さんがおっしゃっていた通り、

・衣が厚い

・そばつゆによく馴染んでいる

という2大要素が充たされており、大変美味しく頂きました。

「そば湯」が出てきたので食べ終わった丼にそば湯を

「このくらいかな」

と注ぎ込んで飲んでみるとこれが美味しい。

でも本当の使い方は違うのかな?などと思いながらまたジョボジョボと継ぎ足す。

「おお!さっきより美味しくなった気がする!」

などとまたジョボジョボ。

いつまで経っても飲み終わらないのでした。

火曜日定休。大きなお店ですが週末はかなり混雑することがあるので早めの時間がおススメです。

ゴチソウ様でした。

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