食べ物のはなし

岐阜県中津川市のお肉屋さんが出会った食べ物の話です

2013年10月

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東海林さだおさんの丸かじりシリーズ「ホルモン焼きの丸かじり」を読みました。

ちょっと油断しておりました。

何がって、つい最近、「どら焼きの丸かじり」が文庫化されたばかりなので、まだまだ新しい文庫は出ないと思っていました。

先日書店の新版文庫(というのかな)コーナーをなんとなく見ていて発見しました。

まさに「発見」という感じ。なんだか嬉しかった。

「発見」と言えばこのシリーズの表紙の絵、和田誠さんが書いているというのも前作「どら焼きの丸かじり」の解説で初めて知りました。

わざわざショージ君の絵に似せて描いているのだとか(笑)

あ、全然本の中身について書いてない。

玉子綴じについて書いてあるのが大変美味しそうだったので、しばらくそば屋さんで「玉子とじそば」を注文することになりそうです。





 

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ふるさと自慢祭で「チーズスフレ」を買いました。

この日は特別価格で5個入りのものが520円。

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「半熟」とあるようにしっとりととても柔らかい。まあスフレとはそういうモノだと言われればそうなんでしょうが。

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付知の「ケーキ工房 悦造」というブランド。

とても美味しい。

どのように美味しいかというと、

なんとなく買ってみて昼に唐揚げや焼きそばなどと共に食べてみたところ、

あまりの美味しさに全員驚き、家人がコッソリともう一箱買いに走った。

貰った抽選券で「500円買い物券」が当たった子どもが

「あと20円・・・」と私にねだり、笑顔で手に入れた。

というわけでこの日3箱入手して全部自家用で消費しました。

この時期中津川では栗菓子が注目されますが、美味しい洋菓子もまだまだあるようです。

ごちそうさまでした。
 

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10月28日月曜日、岐阜県畜産公社にて飛騨牛を購買しました。

今回仕入れたのは中津川市加子母の加子母哺育センターさんの肥育による5等級の去勢牛です。 

先週と同じ生産者の牛です。

朝、仕入れに出発する時に、40年働いているベテラン社員さんから

「先週の牛は、色、サシ、歩留まりとも大変いい牛でした。」

と声をかけられ、気分良くでかけたのと同時に少々プレッシャーにもなっておりました。

だから、というわけではないのですが今週も同じ生産者。血統は違いますが。

店頭には週末から並ぶ予定です。 

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京都のお土産をいただきました。

「鯖寿し」

サバ好きなんですよねー。

なかなかこの地方には馴染みの少ない品かと思います。

しかしずいぶん高価なものなのです。

なんと一本2,000円します。

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中はこんな感じ。昆布が巻いてあり、6つにカットされております。

一切れ300円以上。

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断面はこのようになっております。

ちなみに巻いてある昆布は

「硬いので外してください」

と書いてある。

つまり食べられないわけではないのだが、おすすめはされていない。

「モッタイナイナー」などと思いながらも外していただきます。

とても美味しい。

なるほどこれは「もったいない」などと昆布をつけたまま食べてはいけません。

そう思いながらもきゅもきゅといただくのでした。

ちなみにお店は「いづ重(じゅう)」と読むようです。

ゴチソウさまでした。




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中津川市落合にある五万石落合店で昼食をいただきました。

みそかつ丼  840円

最近「しょうゆかつ丼」ですっかりメディアへの露出も増えたこのお店。

店主は「中津川しょうゆだれ倶楽部」として、現在コンビニとタイアップしてお弁当の監修もされているようです。 

前回来たときは「玉子とじかつ丼 900円」

この日のみそかつ丼も美味しかった。

どうやらこの店で初めて食べたかもしれない。

「うめーなー」とわしわし食べ進む。

特別サービスであろうか、冷や奴が付いている。

こってりみそかつにサッパリ冷や奴。

この組み合わせは実にありがたい。

大変美味しくいただきました。

ごちそうさまでした。


 
 

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中津川市にあるそばやさん「くるまや」でいただきました。

玉子とじしば 735円。

急に寒くなった気がしたので、たまには暖かいそばを食べてみよう。

そーゆー軽い気持ちで注文しました。

しかしよく考えてみたら、人生初「たまごとじそば」

画像でおわかりのようにカマボコが細くきってありました。

そして画像ではわかりにくいですが椎茸も。

ずるずると美味しくいただきました。

食べ終わった後のそば湯がまた美味しいです。

ごちそうさまでした。

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10月21日月曜日、岐阜県畜産公社にて飛騨牛を購買しました。

今回仕入れたのは中津川市加子母の加子母哺育センターさんの肥育による4等級の去勢牛です。

色・大きさなど好みの牛が買えました。

店頭には週末から並ぶ予定です。 

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岐阜県美濃市で毎年この時期に行われている催し「あかりアート」に行ってきました。

画像は日比野克彦氏という芸術家が作った「和紙男」なる作品。

なんとなく芸術が身近に感じられる気にさせていただける作品でございました。(マワリクドイヒョウゲンダナ・・・)


個人的に一昨年も行ってみたこの催し、今年でナント20周年というからすごい。


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和紙で作った様々な作品が展示されております。
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ペンギンも。

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あのキャラクターのものも。

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ネコも。

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なんだかよくわからないものもあります。

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全国から(台湾やイギリスからの出品もあったから全世界か。)老若男女様々な方の作品があつまっております。

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こちらが台湾からのもの。やはりなんとなく台湾っぽいですね。


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「30秒間にトイレットペーパーを積み重ねただけ貰えるコーナー(1回100円)」もあり、こちらも大人気。

私の子どもも参加して7コゲット。


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この催しの実行委員長の井上君(右)とその補佐役の山岡氏(左)

お忙しい中をお相手してくださり恐縮しております。ありがとうございました。

二人とも独身なんですがものすごく熱心にまちづくりに励んでおります。

家庭作りにも励みたいとのことなので興味のある方、お手伝いができそうな方はご連絡ください(笑)

なんのPRかわからなくなってしまった。

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夕闇がせまる5時頃がオススメです。













 

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10月7日月曜日、岐阜県畜産公社にて飛騨牛を購買しました。

今回仕入れたのは中津川市加子母の加子母哺育センターさんの肥育による5等級の去勢牛です。

先週よりも上場頭数が多く、少しは相場も落ち着くかなと思っていたのですがなかなか・・・

特に3・4等級の牛が高かったのでどうせ高いのなら5等級を・・・といつものパターンでした(苦笑)

ちょっと歩留まりが気になるところですがBMS(霜降り具合)10の良い牛が買えました。

店頭には週末から並ぶ予定です。

昨日10月6日は地元のお祭りでした。
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集会所に子どもも大人も朝から集合します。

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坂本神社八幡宮まで御輿について歩いて向かいます。

いい天気で良かった。

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神社では「山紫水明太鼓」による奉納太鼓も奏でられ、

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クライマックスは「もち投げ」です。

御神酒をいただきながらフト、二宮尊徳の話を思い出す。


尊徳氏は少年の頃、貧しい暮らしをしていた。

お祭りの日に、お神楽が家に来るとご祝儀を渡すのだが、貧しいがゆえにそれが出来ない。

やがてお祭りの日を迎え、お神楽が近づいてくる。


金は無い。



そこで若き日の尊徳氏が取った行動はー


お神楽を見たがっている幼い弟達の口を手でふさいで、母とともに押し入れの中に隠れる、というものだった。


遠ざかっていく祭り囃子を、息を潜めて聞きながら尊徳氏は自分を「卑怯」だと思った。

「今年は金がないんで、申し訳ないです」

何故コソコソ隠れたりせず、家の前に出てそう言えなかったか。

尊徳氏はその後、農政家として六百を超える村々を貧困から救済し、復興・再生させた。

たしかそんな話が童門冬二氏が書いた本に載っていたと思うのだが手元に本がないので詳細は違うかもしれない。

しかし大筋でこのような話であったはず。



ー遠くを計る者は富み、近くを計る者は貧すー


自分は「遠くを計る」事ができているだろうかとハッとしたお祭りの一日でした。

 

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