早期&定年退職したオヤジの投資Blog

55歳で早期退職、60歳で定年退職をしたおっさんの投資日記です。

2013年05月

早いもので本日で早期退職をして1年になった。ホント早かったなあというのが正直な感想だ。同じ会社で同時期に早期退職した人たちがその後どうなったかさっぱりわからないが、無事就職先が見つかっていることを願いたい。

まあ人それぞれに人生観は異なるなので再就職することがベストの選択ではないとは思う。私は早期退職と同時に再就職先を必死に探したのだが今や懐かしい記憶となってしまった。55歳を過ぎてからの職探しはとにかく精神的に疲れるものであった。人生で一番きつかった1ヶ月半だったかもしれない。これから早期退職をして再就職を目指す人はホント大変だと思う。私は正直ニ度とああいう体験はしたくはない。

早期退職の話は子供にはしていなかった。なので早退後も見た目は、毎朝いつもの時間に家を出て普段よりはちょっと早く家に帰るという疑似生活が始まった。昨日までのサラリーマン生活から一転して就職支援会社で就職情報の検索に時間をつぶしたり、ジプシーのように周辺の図書館を廻り閉館時間まで居座るという気持ちが萎える生活への転身はかなりしんどいものであった。

自宅を拠点にして時間を使う方が全然楽だったのだが、子供には就職先が見つかるまでは言わないつもりだったので不都合は多々あったのだが意地になって疑似サラリーマン生活を続けることにした。

そんな時の唯一の息抜きは近場にある新興の日帰り温泉に行くことであった。平日だと1日中800円で過ごせて温泉はもちろんのこと、仮眠したり、DVDを見たり、マンガ本を読んだりできてとても満足度は高かった。1週間に1~2度は訪れていたと思う。懐かしいなあ、あれほどお世話になったのにもかかわらず就職してからは行かなくなってしまった。

そんなこんなで必死の就活の結果何とか中小企業に仕事を見つけることができてやれやれと思っていたらあっという間に1年が経ってしまった。55歳で早期退職をして直ぐに56歳になり、今度の誕生日でもう57歳だ。あと何年今の会社に勤めるかは不明だが、できるだけ早く個人資産を積み上げて早期引退にこぎつけたいものだ。

何はともあれ個人投資も想定以上に順調に資産が増えており、目標の1億円も60歳前までに到達できない目標ではないように思えてきた。日本の株式投資は乱高下が激しくなったきたが決して無理をせず、保守的な運用を心掛けていきたいと改めて思っている。

本日も日本の株式は大きく下落したようだ。なんだか小泉内閣時代もこんな感じで株価が乱高下していたような気がする。あの当時私は現物取引に加え信用取引も行っていたためひどい目にあったのを覚えている。現物株でコツコツと積み上げた利益を信用取引のおかげ一気に失ってしまったのだ。(涙)

当時はリスク管理はあんまり考えていなかったからねえ。信用取引を現物取引と同じような感覚で運用して痛い目にあった。それ以来何度か誘惑には駆られるものの信用取引は行ったことはない。何と言っても以前と異なり今は投資資金には困っていないので、無理して信用取引でレバレッジを上げる必要はないからだ。

とにかく信用取引で買いのポジションを持っていると昨今のような大きな株価の下落が起きると大慌てをすることになる。担保となる株式の評価額が下がると同時に買い付けている株の株価も下がるので信用維持率が一気に悪化をしてしまうからだ。

私は幸い証券会社から追証の督促を受けたことはないが、かなりやばい状況になったことがあり正に冷や汗ものであった。ああいう思いは二度としたくはないね。そういうこともあったので私は株式取引に関しては現物の買い一本で勝負することに決めたのだ。

一方FX投資は基本的に信用取引と同じような仕組みなのだが、こちらは今まで通りで問題はないと考えている。最大25倍までレバレッジをかけることができるが5倍以内に収めておけば、まず破たんすることはないと思っているからだ。

それに為替は流動性がすこぶる高いので、先進国の通貨であれば急落時急騰時に処分できずに損失の拡大を眺めたままになるという最悪の事態はほとんどあり得ないからだ。

いずれにせよFXの場合はSTOP注文を必ず入れるようにしているので最悪の事態が起きたとしても損失は限定されているのが心強い。損失の範囲を自分でコントロールできるので、直ぐにめげずに再投資もできるという点で非常使い勝手がいいシステムだと思っている。

このところのマスコミの株価への対応が面白い。ついこの間までは日経平均は直ぐにでも2万円になるので乗り遅れるな!的な煽り記事が多かったのだが、今週は大暴落説が主流になってしまったようだ。(笑)最近株式投資を始めた人はこの無責任なマスコミの日和見振りに戸惑っている人も多いのではないだろうか?

私も以前は投資雑誌や日経新聞の記事を随分と参考にして投資を行っていたものだ。投資雑誌は毎月数誌に目を通していた。Zaiは数年間定期購読をしていたはずだが、編集者が代わって内容がつまらなくなって以来全く見なくなってしまった。現在は日経新聞を眺めるくらいだが、投資の参考には全くしていない。

日経新聞を熟読して株式投資で大儲けをした人がいるかどうかは知らないが、日経新聞に広告を出さない(少ない)会社の扱いが小さいあるいはネガティブだというのは事実のようだ。日本の新聞で大ウソを書いても怒られないのは東京スポーツと日経新聞だけのような気がする。

日本の株式市場もようやく落ち着きを取り戻してきたように思える。なので私はまだ日本株は上昇を続けると妄想している。私の脳内では18,000円程度までは行くという根拠なきシナリオが形成されつつある。(笑)ホントはせいぜい15,000円までくらいしか上昇しないだろうと思っていたのだが、あっさり突破してしまったので18,000円に修正してしまったのだ。

いずれにせよ夏から秋にかけて利益の乗っている持ち株の少なくとも半分は処分したいと考えている。税制面でメリットがあるのが大きな理由だ。私は長期投資信者ではないのだが結果的に買った株はなかなか売らないことが多い。短期投資家に転身するつもりはないが、もう少し柔軟に売買できるような投資家になりたいものだとつくづく思う。

しかしまあこのところ日本株は乱高下しますなあ。今年から株式投資を始めた人は、大きく下落するたびにビビっているのではないだろうか。私の持ち株の中でも大きく下げてしまったものもあるが、全体としては1か月前の成績に戻ったくらいで十分に利益は出ているので全くあせってはいない。

こういう局面でジタバタして売買するつもはないので、優良銘柄が思いのほかに下落するのをじっと待っている作戦を実施中だ。(笑)ただあまりに上がり過ぎてしまったので、このところ随分と下がったようには見えるもののまだまだ高いので買う気にならないのだが。

その点FX投資が今は面白い。ある程度ボラティリティのあるレンジで動いているからだ。例えばユーロ円であれば130.00円-132.50円のレンジで動いており、130円近辺で買い132円台で売るを来り返すだけでまずまずの利益を上げることが可能な状況だ。こういうレンジ相場は大歓迎だ。いつかブレークアウトしてレンジを大幅に突き破り大損するまでは。

以下は現時点での私のFX投資の内訳だ。

通貨名 ポジション 平均価格
EUR/JPN売り132.10
AUD/JPN買い97.89
ZAR/JPN
買い10.525

私の場合ユーロは一貫して売りのポジションを持っている。今度130円近くまで行ったら久しぶりに130円で買いも入れる予定だ。

豪ドルは想定以上に安くなり大量に仕込む絶好のチャンととらえどんどん買い下がっていきたい。1円下がる度にポジションを増やしていきたいと考えている。豪ドルは70円のスワップポイントが付くので、一旦買ったら5円以上為替が動かない限り持ちっぱなしになると思う。

南アランドも下落基調で9円台に行きそうな雰囲気もあるので現時点では多くのポジションは作らず様子見に徹したいと思う。スワップポイントの120円は魅力的なのだがね。9円台に行くことがあったら全力買いしたいと考えている。

本日は久しぶりに結婚式に出席をした。27歳の甥の結婚式で、お相手は4歳年上の姉さん女房であった。幸せそうなカップルを見ているとこちらも嬉しくなってくる。職場に適齢期?の人があまりいなかったことも有り、私はこれまで結婚式に出席した経験は少ない方だと思う。

今回の甥の結婚式は結婚式自体は神父さんが立ち会うキリスト教に則ったものであった。式場に結婚式専用のチャペルが付いているタイプだ。私は初めて実際にキリスト教の結婚式に出席をしたのだが、何とも言えない違和感を覚えてしまった。

披露宴は割と地味めであった。仲人さんがいないのは今風なのかもしれない。今回結婚式に出席していて考えていたのは結婚式の費用のことばかりであった。(笑)昔からブライダル関連の銘柄は利益率が高いにも関わらず安値で放置されている銘柄が多かったからだ。

結婚式を上げるような人は一般的にはあまりケチケチしないものだ。松竹梅のランクがあれば大体竹以上を選択してしまうのではないだろうか。過去に2198アイケイケイ、2418ベストブライダル、3607クラウディア何て調べてみたことがあるのだが、私には理解できなかったので投資するまでには至らなかった。

特に3607クラウディアはウェディングドレスの販売がメインなので、式場よりも更にぼろ儲け出来そうなカンジがするのだが実際はどうなのだろうか。まあ、私は買うことはないと思うがちょっと注目はして行きたいと思う。

このところ日本の株価はアップダウンが激しくてついていけない状況が続いている。私は株式の短期売買は苦手なのでただただ見ているだけだ。まあ一時期よりも利益が減ってしまったがまだまだ十分に利益は乗っているのでなんにも心配はしていない。

つくづく信用取引をしていなくて良かったと思う。信用取引で大きなポジションを持っていたらかなりやばいことになっていたと思うからだ。

一方為替の方もアップダウンが激しくなっているので、こっちは積極的に取り組んでいる。基本的な戦略はユーロ円のショート、高金利通貨の南アランド円と豪ドル円のロングだ。

今月に入ってからユーロ円のショートを積みましてきたが先週に130円をつけた所で全部を買い戻した。久しぶりに会心のトレードだったと自画自賛している。これでFX投資の今年の利益はようやく大台に乗ってくれた。証拠金を積みましてもっと大規模なトレードをしようかという悪魔の囁きが聞こえてきて困っている。(苦笑)

週末にはまた一気にポジションを作ってしまった。勿論ユーロ円をショート、南アランド円と豪ドル円をロングだ。今回は久しぶりに豪ドルを多く買ってみた。そろそろ魔性の通貨の英ポンドにも手を出してしまいそうでちょっと怖い感じだ。

FX投資は株式投資と違いその投資している対象の通貨が倒産してしまうことはない上、流動性も株式よりも桁違いに良いのでリスク管理さえしっかりしておけば大負けすることはないと思っている。ただ株式のように銘柄選定の楽しさがないのが玉に瑕だ。現在のボラティリティの大きな相場が続くようならマジでもう少しポジションを増やしたいと思う。

いやあ本日は株価は豪快に下がったようだ。日経平均の下げ幅が4ケタになるのを見たのは久しぶりのような気がする。本日は日経平均以外の指数も大幅に下落した。イケイケ相場で信用二階建てなんてしていて追証になってしまった個人投資家もいるのではないだろうか。

株価指数名 指数値   前日比 前日比 (%)
日経 22514,483.98-1143.28-7.32%
日経 300242.36-17.30-6.66%
東証株価指数(TOPIX)1,188.34-87.69-6.87%
第二部株価指数3,277.51-122.33-3.60%
JASDAQ 指数92.12-5.29-5.43%
東証マザーズ 指数817.82-91.38-10.05%

このところの一本調子の上昇相場で利益を確定したい人が多く存在し、売るきっかけを待っていたのかなあ。本日は大型銘柄だけでなく小型銘柄も大きく売り込まれたのが特徴だ。私の持ち株たちもボロボロで保有株式が全てマイナスとなってしまった。(涙)そろそろ本格的に利益確定売りの作戦を立てないとまずいかもしれない。

ここで押目を作ったとしても買いたいと思う銘柄は今はあまりないので低いところでの指値は入れないつもりだが、衝動的に注文を入れてしまうかもしれない。

株式投資はまあジタバタしても仕方がないが今はFX投資が面白い。私はユーロ円の売りをメインにしているのだが昨晩133.5円を付けた時に追加でショートしておいた。本日になり思惑通り円高に反転し130円直前まで行ったのだが、また少し戻してしまった。130円で買い戻しできれば万々歳だったのだが。

これから開く欧州市場ではこの円高傾向が続くのかどうか非常に興味のあるところだ。私は短期売買が苦手なので取引の回数は多くないのだがこの局面は買いと売りをマメにこなせば結構儲けられる相場のような気がしている。

私の好きな南アランドもじわりじわりと下がり続けてきたので再び私の取引圏内に入りつつある。もう8円台まで行くことはないと思うが9円台前半になるようなことがあれば全力買いに行きたいと思う。

ダイヤモンド・オンラインで下記のような記事を見つけたので興味深く読んでみた。この記事の内容が事実とするとシャープの経営が傾いたのは人災の部分が大きかったのではなかったのかと思えてしまう。

瀬戸際で選んだ過去との決別 シャープ社長、“電撃退任”の真相

今回の社長交代は一種のクーデターのようにも見えるが実態はどうなのだろうか。外部から見ていても不思議なオペレーションをしている会社だったので、銀行団も腹に据えかねたのだろうかねえ。

私が一番驚いたのは本社の2階になんと歴代の社長経験者4人それぞれの部屋が存在していることだ!これは凄いなあ。奥田社長はその中で一番の下っ端なので何も自分では決められなかったということなのだろうか。

かつて都銀の頭取経験者は死ぬまで部屋と車をあてがわれていたが、まさかメーカーでもそういう待遇を受けている会社が存在したとは本当にびっくりだ。実は日本にはこういう会社がまだ多いのだろうか?

今苦境にあっている電気業界の企業で、パナソニック、シャープ、ソニー、パイオニア、NEC、ルネサスなどの2chに立っているリストラがらみの板を興味本位に覗いてみると不思議なくらいの共通点を見つけることができる。所詮2chの記事なのでまともに相手するのもどうかととは思うが、書いている人が現役社員だったり早退者だったりするので多少の真実も含まれているのではないかと思われる。

共通の項目として
1.経営者が結果責任を取らないで地位にしがみつき居座っている上減俸もない
2.TOPが責任を取らないのでその下の管理職たちも右へ倣え
3.人員削減だけが再建策だ
4.組合は御用組合でまったく役に立たない、リストラとは無縁
5.あの時馬鹿な投資をしていなければこうなっていなかった、俺はこうなると思っていた
6.前回の募集時に早期退職すればよかった
7.早期退職するかどうか迷っている
8.再就職市場は厳しそうだ
9.人事との面談が組まれている
10.不公正な人事がこの会社をダメにした
11.管理職連中は給与をもらい過ぎだ
12.パワーポイント達人・名人・有段者・専従者がたくさんいる
13.会議のための会議を毎日やっている
14.もうすぐ父さんする
大体どこの板を覗いてもこういう話題ばかりだ。

特に経営TOPの居座りに関する不満が多いようだ。大赤字を作った張本人が居座って大幅な人員削減案を提示して会社を立て直すと言っているのにはさすがに呆れている人が多い。日本の電気業界の場合結果責任をTOPが取らないことが混迷が続く根本的な原因の一つではないかと思う。

日本の電気業界は経営のプロが経営している訳ではないからね。電気業界に限らないが責任を取るべき人が責任を取らないということで社員のモチベーションが落ちまくっている会社は多いのではないかと思っている。

早退者の退職金運用シリーズも5回目になってしまった。ここまで書いてきていながらなんなのだが、やはり早退者で金融投資初心者は大人しく銀行預金している方が良いような気がしてきた。とは言え一応株式投資編までは書いておきたい。

さて、投資信託に関しては前回書いたが銘柄選びはひょっとすると個別株式を選択するより難しいかもしれない。ただ最近はETFという便利な商品があるので初心者はETFを購入するのがいいと思う。私が投資を始めたころはETFは日本では売っていなくて海外の投資家が羨ましかったものだ。

ETFは投資信託の一種でありながら上場されているので個別株式のように売買できるのが特徴だ。海外に比べるとまだまだ日本(円)で購入できる商品は多くはないが、そこそこのラインアップにはなってきたように思う。ETFに関しても個人のHPで詳しく解説しているサイトがたくさんあるので、興味のある方は参照してみるのが良いと思う。

最後に株式投資だが、初心者がこれから参入するのは正直あまりお勧めできない。日本株はもうかなり上昇してしまったので、今後上昇余地はだいぶ少なくなってしまったのではないか?と思うからだ。日経平均が確実に20,000円くらいまで上昇するというのであれば話は別だが。

ただ私は株式投資の一番の醍醐味はまだまだ上昇余地のある銘柄を発掘する作業であると思っている。他の投資家がまだ気が付かない割安な銘柄を見つけておき、値上がりするまでじっと待ち構えるというスタイルだ。こういう投資法はバリュー投資と呼ばれるが、まだまだ日本株には上がり切れていない銘柄が多数存在していると妄想している。

株式投資初心者にいきなりバリュー投資と言っても理解しがたいと思われるが、株価というのは人気投票という側面が強いので不人気株というのが必ず存在するのだ。その不人気株の中から急に”人気株”になってしまう銘柄が必ず現れるので、これに賭けるのがバリュー投資と言っていいかもしれない。

ただしこの不人気銘柄は財務面、収益面で優れているというのが前提条件だ。単に株価が安いボロ株とは一線を画すので注意しておこう。そこで株式の割安度を評価する尺度としていろいろな指標があり、これも書きだすときりがないのでここでは割愛させていただく。

私はこの割安銘柄を見つける過程が一番好きだ。株式投資をしているのはこのプロセスがあるからと言っていいかもしれない。自分が見つけた”お宝”銘柄がある日日の目を見て株価が大幅に上昇するというのを見るのは損得を抜きにしても非常に達成感があるものだ。これがFX投資と大きく異なる点だ。

いずれにせよ株式投資にはいろいろなスタイルがあると思うが、初心者が何も勉強せずに参入していきなり大儲けできるほど甘い世界ではない。ましてや早期退職者の虎の子の退職金を賭けて投資するようなものではないと思う。早退者はあくまで余剰資金がベースだ。

少なくとも50歳を過ぎた早退者が株式投資をするなら、投資を始める前に必ず十分に勉強をしてから始めるということを徹底すべきだと思う。それができない人は絶対に株式投資はしないことだ。しかも株式投資の勉強をして投資をしたからと言って必ず勝てるわけではない。負け難くなるだけだということを認識しておきたい。

以前も書いたがテンバガーと呼ばれる買値から株価が10倍になる銘柄を見つけることが私の一番の楽しみだ。これまで2度達成しているので3度目を早く達成したいという願望がある。テンバガーを達成するためには相当の忍耐強さと運が必要なのだが何とかもう1回は達成したい。

この4月から市民農園を借りて週末ファーマーをしている。(笑)ここ数年間はおやすみしていたが、週末ファーマーとしてのキャリアは丁度株式投資と同じくらいあるのだ。所詮市から貸してもらっている畑なので耕地面積はとても狭くて約20平方メートルくらいだ。しかし年間を通して意外にいろいろな野菜を作付できるので趣味と実益を兼ねることができなかなか良い趣味だと思っている。

過去7~8年市民農園を借りて実際に耕作していたことがあるので、大体の作付する野菜の時期は頭に入っている。市との契約では4月から使用開始なのだが、4月ではホントはちょっと遅すぎる。3月がベストなのだ。というのは、4月になってしまうとホームセンターではもうジャガイモの種芋やいろいろな野菜の苗はもうシーズンを過ぎてしまっておりあまり売っていないからだ。

一昔ならこれで諦めたのだが今はネット通販があるので助かる。ネット通販で調べると幸いまだジャガイモの種芋は売っていた。ただ買える品種は限られてしまうけどね。今回は今流行のインカシリーズの詰め合わせとツキアカリと男爵とメークインを買ってみた。

ジャガイモは基本的に連作はダメなのだが私の前に借りていた人が何を作っていたのか不明なので、今年はリスク覚悟で畑の三分の二をジャガイモにしてしまった。ジャガイモはとてもコストパフォーマンスの高い作物で余程のことがない限りたくさん収穫できるのだ。

種芋を植えて1ヶ月経つが順調に芽も出てきたのでやれやれだ。ジャガイモの他にはミニトマト、ナス、パプリカ、ししとうなどを植えている。これらもまず失敗しない野菜なので安心して収穫できるはずだ。私はあまり肥料とかやらずに自然に育つのを待つ主義なのだが結構収穫できたりするのが面白い。

私は野菜を育てることは株式投資とどこか通じるところがあるような気がしている。一定のルールを守ってさえいればそれなりのリターンが期待できるという点かなあ。無事収穫できたら写真でもアップして自慢させてもらおう。(笑)

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