私は昨年定年退職をした時には1年間で株式からの配当金を年間で約120万円受け取れるようにしていた。その時点でほぼフルインベストメント状態であった。その後減配をする銘柄や上がり過ぎた(と思われる)銘柄は売却をしてしまい現在は約100万円になっている。補充をして再度120万円にしたかったのだが株価の上昇により買いそびれてしまい今に至っている。

私のポートフォリオは配当金枠で60%、成長枠で15%、現金が25%となってしまっている。高配当銘柄が総じて割高になってしまったので今は手が出しにくい。一方成長株は目のくらむようなPERを無視すれば買えなくはない状況だと考えている。

そんな中、今年になって私が”成長枠”で買い付けたのが「3479TKP」だ。本年の3月にIPOしたばかりの会社なのだが、IR説明会で社長の話を聞いてすっかり気にいってしまい速攻で買ってしまうという私にしては珍しい買い方をした銘柄でもある。

私の買値からは+18%にはなっているが、他の銘柄に比べると株価的にはとても地味な動きをしている。メインの事業が貸会議室という派手さのないものが影響しているのかもしれない。今のところ知りえた情報で判断をする限りは確実に業容を拡大しつつ成長路線に入っているようで心配はしていない。イマイチ不透明なのは大塚家具との提携くらいかもしれない。

私は現在の株価はまだまだ安いと思っているので買い増しを行うか思案中だ。この12月も数多くの銘柄がIPOをしておりそれらと優劣を比較してからにしたいと考えている。TKPくらい独自のビジネスモデルを持っている銘柄は他にないような気がしないでもないが。

TKPは無配で当面は配当をする気が無さそうなので、あまり多くの株数は保有できないが業績の伸長とともに株価の上昇は暫くの間は期待できるかもしれない。テンバガーになるかは神のみぞ知るだが、ファイブバガーくらいまでは2020年までにはいくのではないかと絶賛妄想中だ。(笑)

以下はアナリスト・レポートだ。各社とも好意的なレポートの内容になっている。オマケで東洋経済に載っていた記事によるとTKPは”平均年収「東京都ワースト500社」ランキング”の堂々16位であった!これって株主にとって良い情報なのか悪い情報なのか悩ましいところだ。
 
空間シェアリングエコノミーで断トツのビジネスモデルを展開~(日本ベル投資研究所)

平均年収「東京都ワースト500社」ランキング