うっかりして下書きのまま公開してしまっていたようだ。(冷汗)昨日開催されたブリッジサロンが開催する個人投資家向けIR説明会だ。ブリッジサロン主催のIR説明会は結構マイナーな企業が出てきたりするので、ハズレもあるが興味深い企業の参加もあるのが特徴だ。

今回もいつもの大手町にあるKDDIビルでの開催であったのだが、ちょうど昨日から私の最寄り駅から直通で大手町に乗り込めるようになったので早速利用してみた。乗車賃はちょっぴりお高くなるものの乗り換えなしで行けるので超楽ちんであった。

株式会社アイスコ(7698):相原 貴久 代表取締役社
長神奈川県を中心にアイスをはじめとした冷凍食品の卸売り、自社スーパーマーケットを展開。メーカー、小売店との信頼関係で首都圏トップシェア。
全然知らない会社だと思っていたらスーパー部門が運営する「スーパー生鮮間TAIGA」が比較的近くに2ヶ所もあるのでおおよその見当がついた。ただ当社の事業はスーパーマーケットの運営は今のところは主力ビジネスではなく、フローズン食品(冷凍食品・アイスクリーム)の卸業が主軸だ。

フローズン食品に特化した卸業なので近年店舗を拡大しているドラッグストアとディスカウントショップで60%程度の売り上げを稼いでいる。ニュービジネスとして「FROZEN JOE'S」という冷凍食品専門店を展開していく予定だ。

地元神奈川県の会社で割と身近なところに店舗もあるので応援したいところではあるのだが、いかんせん毎日の出来高が少なすぎて、買うのも売るのも難儀しそうだ。冷凍食品の専門店ができたら是非とも覗いてみたいと思う。

株式会社BuySell Technologies(7685):岩田 匡平 代表取締役社長兼CE
O出張訪問買取を中心とした総合リユースサービス「バイセル」を展開。中期経営計画2024を公表し、既存事業のオーガニック成長で連結売上高465億円、連結経常利益60億円を目指す。M&Aも積極的に推進し、20年10月には古物オークション運営企業、22年7月には買取フランチャイズ運営企業を子会社化。
たまにTVコマーシャルでも見かけるようになった企業だ。数年前に上場をした時にチェックをした記憶がある。社名にテクノロジーズと付いてある通り、意外にもIT化がかなり進んだ会社だ。コテコテのアナログ企業なのかと思ったが買取品の査定等々最新のIT技術を活用している。

全国規模に展開している出張訪問買取が基本なので他社がなかなか追随できない程のビジネスモデルを構築している。特に買取品の真贋鑑定にはこれまでに蓄積したデータをフル活用して査定を行っている。業績も急成長しており、目をつぶって飛び乗ってみるのもアリかと思う?

当社の筆頭株主は吉村氏という方が41%以上保有をしているがナント私の持ち株である「エアトリ」の創業者というのには驚いてしまった。「エアトリ」もIT企業を中心に投資をしているが、当社は吉村氏個人の投資なのだろうか?

バーチャレクス・ホールディングス株式会社(6193):丸山 栄樹 代表取締役社長
「Digital & AI」で企業の持続的変革を実現。顧客接点領域をドメインに、「コンサルティング」「テクノロジー」「オペレーション」の3つのサービスを一気通貫ワンストップで提供し、クライアント企業の変革を伴走支援しています。
私の苦手なソフトウェア系の開発会社だ。私が忌み嫌う”IT土方”ではないようだ。「コンサルタント」業務を基本としてそれらと関連する「コールセンター」業務も取り込んでいる。当社の強みがどこにあるのか私にはあんまり理解できなかった。

しかしIT大手などに比べれば小さな売上であるが毎年着実に売り上げと利益が伸びているので、何かしら強みがあるのだろう。ただこの手のソフトウェア開発企業は数えきれないくらい上場をしているので当社の強みと成長力がどれぐらいのレベルであるのかまでは分からなかった。