2006年01月

2006年01月31日

「マキノノゾミ演劇講座&公開舞台稽古」が無事終了しました。
ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。
講座の内容は、以下のページにとっても詳しく書いてありますので、
こちらをご参照ください。(手抜きで申し訳ない。おけいさん、ごめんなさい。)
http://blog.goo.ne.jp/okei0702july

マキノさんはとても背が高い。
髪は金髪だし、ぱっと見、いかつい印象はぬぐえない。
しかし、実はとても気さくな方で、
講座での話し方もとてもやわらかく、壁をつくらない。
参加者もそれを感じるのか、会場全体はとてもリラックスした雰囲気で、
講座の最後での質疑応答でもたくさん手があがった。
初心者向けのイベントで、演劇創作経験の無い人も多かったが、
そんな参加者にもマキノさんは身近に感じられたのではないだろうか。

財団の演劇事業に参加して、様々な演出家(プロ・アマ問わず)に出会った。
それぞれとても個性的でもっている雰囲気もぜんぜん違うのだが、
大きく大別すると、「とっつきやすい人」と「とっつきにくい人」に別れる。
(このわけ方もどうかと思うが)
マキノさんは完全に前者です。
しかし、過去には後者に入る演出家もいました。
あ、断っておきますが、どっちがいい悪いの問題ではありません。
あくまで私の主観ですし。

で、今回一緒に制作をやっているMさんと昨日その話をしていて、
彼女が言ったのは、前者の人に「学生演劇出身者」が多く入るということ。
なるほど、確かに。
逆を言えば、学生演劇出身者以外には後者のタイプの人が多い気がする。
もちろん、私が出会った演出家はほんのわずかで、
日本中に存在する数多くの演出家すべてにあてはまるわけではないが、
少なくとも私の出会った演出家は大別できるなぁ。
マキノさんもそうだし、劇団一跡二跳の古城さん、南河内万歳一座の内藤さんも
前者ですね。
後者は・・・まぁいっか。
えっと、だからなんだってわけでもないんですが、
まぁ徒然なるままに・・・(こまるとこの逃げですな)

そうそう『水曜日の食卓』本番にマキノさんの助手でいらっしゃる「もぼ」さんが
いらっしゃるらしい。
もぼさんが書かれているブログ『もぼやき』の大ファンである私は、
ひそかに興奮気味である。楽しみ♪



kumi1203kumi1203 at 02:31│コメント(0)トラックバック(0)演劇 │

2006年01月29日

こんな時間にアップしてたら集合時間に間に合わん・・・
と思いつつ、でもアップしちゃう。

本番まであと一週間をきった。
現場もいい緊張感。いいなぁ。うん、いい感じ。
これは絶対いい芝居になる。ってかなってる。
これホントみてほしい。
もう二度と観られないかもしれないですからね。

実は、大々的には情報開示してないのですが、
2日のゲネプロに聴覚障害者の方々をご招待します。
要約筆記サークルの方々のご協力をいただいて、
字幕のようなものを出し、耳の不自由な方々にも
物語を少しでも理解していただければと思っています。
これは、物語の中で、聴覚障害をもつ娘が登場することから、
市のろうか相談員の方や、ろう学校の生徒さんに
ご協力いただいたこともあって、
ぜひ、皆さんにもお楽しみいただきたいと思い、
企画しました。
もし、このブログを読んでいただいてる方の中で、
聴覚障害をお持ちの方がいらっしゃいましたら、
ぜひ下記までご一報ください。
2日のゲネプロをご観劇いただけます。

広島市文化財団 事業部事業課
bunka@cf.city.hiroshima.jp

さて、今日は公開稽古もあります。
いってきまっす!

kumi1203kumi1203 at 10:05│コメント(0)トラックバック(0)演劇 │

2006年01月26日

昨夜は2月にある劇団公演の情宣のために
南河内万歳一座の内藤さんが広島にいらっしゃった。
広島にはM.O.Pのマキノノゾミさんも滞在されているので、
昨夜はお二人を交えて、広島の演劇関係者と一席設けられた。
どちらも大ファンの劇団である私にとって最高の夜になった・・・
はず・・・だった・・・。

胃痛と発熱がぶり返し、今後のことを考えて、私は仕方なく断念。
参加できませんでした・・・悲しい・・・。

参加者によると、お二人のちょっとした掛け合い漫才のような会話に
おおいに盛り上がったとのこと。
うらやましい・・・行きたかった・・・。

しかし、今年の風邪はしつこい。
だいたい一度熱が下がったら、そうそうぶり返すことはないのだが。
しかし、私の大先輩であり、現在一緒に『水曜日の食卓』で
制作をやっているO女史も珍しく体調を崩しているくらいなので、
(本当にめずらしい。寝込むことなんてほとんどない人なのだけど)
やはり強力なんだろうなぁ。

不思議と役者は元気だ。
気をつけているのだろうし、気がはっているからかもしれない。
スタッフが次々と体調を崩す中、
役者と演出家だけは本当に元気。(まぁ疲れてはいるでしょうが)
このまま本番までいってほしい。
寝込むなら本番が終わってからにしてね、みんな♪

話は戻るが、南河内万歳一座といえば、私がかれこれ14年くらい前、
大学を卒業して大阪に就職したときに、
雑誌でみかけてぶらっと観にいったのがきっかけで
大・大・大ファンになった劇団だ。
観たのは『二十世紀の退屈男』。
広島から、誰も知っている人のいない大阪へ一人で行って、
心細いやら仕事はつらいやらで参っているときにあの芝居をみた。
「四畳半一間シリーズ」と名づけられた中の1本で、
その頃の自分とかなりリンクする部分があり、
いっきに引き込まれていったのを覚えている。
なんせオーディションを受けたくらい好きだった。落ちたけど。

2月17日にアステールプラザで南河内万歳一座の公演があります。
『仮面軍団』
http://www.banzai1za.jp/2005aki/kg/top.html
よろしかったら一度ごらんあれ。





kumi1203kumi1203 at 14:39│コメント(0)トラックバック(0)演劇 │

2006年01月24日

広島の、そしてその他の地域の演劇ファンの皆様、
演劇ファンじゃないけどみてみたいなという皆様、
演劇ファンでもないしみてみたいわけでもないけど、
なんとなく知り合いが出るのでみにいこうかどうしようか迷っているという皆様、
そして、牧のぞみ・・・もとい、マキノノゾミファンの皆様、

演劇引力廣島第3回プロデュース公演『水曜日の食卓』は必見です。
もしかして、「まぁぎりぎりにチケットをゲットしてもなんとかなるか」と
のんびりかまえていませんか?
その考えはあまーいのです。
今回も場所はアステールプラザ多目的スタジオ。
行ったことのある方はよくご存知の通り、そんなにキャパシティはありません。
4回公演あるとはいえ、各区民センターホールの1.2倍くらいの人数しか
入りません。

そうです。ぎりぎりだと売り切れる可能性があるのです。
今回、立ち見はありません。
というか、立ち見しようがないです。

いや、これは冗談でも、はったりでもありません。
悪いことは言いません。早めにチケットをご購入下さい。
観ないと損です、この公演。

お待ちしております。


kumi1203kumi1203 at 13:30│コメント(1)トラックバック(0)演劇 │

2006年01月23日

1月5日から本格的に始まった『水曜日の食卓』の稽古。
中盤から後半にきて、体調不良者が続出している。

何を隠そう、私もそのひとりである。
土曜日の夕方18:00頃、急に胃がきりきりと痛み始め、
少し横になろうと稽古場横の制作ルーム件更衣室のソファで
横になったらうたた寝してしまい、起きたら「さぶっ!」

発熱しておりました。
日曜日は通し稽古もあるし、絶対休めん!と
夜、救急病院にいって診察してもらうと、
ウイルス性の胃腸炎からくる風邪ではないかとのこと。
(ほんとかいな?)
「注射を希望されますか?」
「お願いします!」
で、その注射ってのがお尻に打つ筋肉注射。
針さすときは全然痛くないのだけど、
打ったあと揉んでるうちにみるみる痛みがやってきた。
いやまじで痛かったです。
でもさすがによく効きまして、1時間後には平熱でした。
おしり注射恐るべし!

日曜日には財団の担当者も私と同じ症状で病院へ。
通し稽古終了直前には俳優の一人も体調を崩して嘔吐するなど、
なんだか雲行きが怪しい。
そういえば、舞台監督が嘔吐下痢症になったのは先週だっけ?先々週だっけ?

まぁ、疲れがでるころではあります。
ほんのちょっとの油断が命取りなのです。
広島は今朝も雪が降り、まだまだ寒い季節が続きます。
万全の体制でお客様をお迎えできるよう、体調管理せねばなりませんな。

さて、今頃書いても遅いのですが、今日のNHKのお好みワイドで
『水曜日の食卓』の宣伝をします。われらがママさん制作陣が列挙して出ます。
少々平均年齢は高いのですが、パワーやエネルギーは私なんかの比ではありません。
めちゃくちゃ元気です。
よかったらご覧くださいませ。


kumi1203kumi1203 at 16:35│コメント(0)トラックバック(0)演劇 │

2006年01月17日

私は薄情なんじゃないか。
うすうすそう思っていた。
薄情というか、執着がないというか、
あきためが早いというか、臆病というか。
現実逃避型というか、言い訳野郎というか。

「情」って、いいことばかりじゃないでしょ。
深くやさしいものであると同時に、
どろどろと醜いものでもあるでしょ。
そういうものに深入りするのが怖いんですよね。

理屈じゃなく、誰かや何かを求めたり、
束縛しようとしたりって、できないのですよ。
その先が怖いから。
だから、自分の気持ちをセーブするんですな。
いつでもやめられるよ、もっとほかにもあたしの世界はあるよ、
みたいな感じで。

実際、激しい嫉妬とかの経験が皆無に等しい。
そこまでのキモチになる前に自分でおさえちゃうらしい。

そこまでの強い気持ちがないから、そこまでの思いやりもない。
自分を武装して、傷つかないように、傷つけられる前に誰かを攻撃している。

もしや、演劇やってるのは、現実世界では耐えられないことを、
演劇という、実際は傷つかない世界で体験しようとしているからなのかも。
わかんないけど。

まぁ、人は多かれ少なかれ、そういうとこあるんだろうし、
タイプもあるから、嫉妬しないから情が薄いっていうような
単純なことではないと思うのだけど。


こんなカミングアウトされてもって感じですが、
まぁ、今なんとなく思ってることを徒然なるままに・・・ね・・・。






kumi1203kumi1203 at 13:19│コメント(2)トラックバック(0)その他 │

2006年01月16日

1月5日から本格的に始まった『水曜日の食卓』の稽古。
今日ははじめてのお休みです。
そう、10日間休み無しでした。

昨日、ほぼ全幕の稽古をみました。
いいですよ、ホント。
2月3、4、5日には、絶対みたほうがいいです。みないと損です。
何度となく涙ぐんでしまいました。
(↑それってプロデューサーとしてどうなのって感じですが・・・)
役者それぞれの個性も光ってて、だけど、
「家族」の単位でもきちんと存在してて、
いやな感じのこと言ったりするんだけど、
なんだかそれが憎めなくて、
「あー、こーゆー人いるなー」って感じで、
「あー、そーゆーキモチわかるなぁー」と思えて、
なんていうか、かなり入り込めます。
どことなくなつかしい感じで、あったかくて、
やさしい手触りの作品です。
(↑わかりにくい・・・うまく伝えられなくて申し訳ない。)

何よりね、マキノさんの「愛」を感じますよ。
本当に「愛」あふれる方なんです。
作品に対しても、役者に対しても、スタッフに対してもね。
こんな人、出会ったことないです。

29日にマキノさんの演劇講座&公開舞台稽古があります。
もう募集は締め切ってしまったので、これを読んで「行きたい」と
思った方は、申し訳ございません。
受講される方はラッキーです。
マキノさんの「愛」に触れてください。

明日からまた稽古です。
アップする元気があれば、近々お会いしませう。





kumi1203kumi1203 at 15:20│コメント(0)トラックバック(0)演劇 │

2006年01月12日

おなか減った・・・。

白熱した稽古が続いてるわけだから、演劇の話をかけよって感じですが、
まぁいいか、今日は演劇ネタはお休みで。

ファミリーマートで売ってる100お菓子のなかにチョコマシュマロってあるの
知ってますか?
私は本来、あまり間食はしないタイプだし、マシュマロはどちらかというと
あまり食べない部類のお菓子だったのですが、
なんとなぁく心が動いて買ってみたら、これがうまい!
(おっと、以前ある方に女性が「うまい」なんて使ってはいけない。
 女性なら「おいしい」と言いなさいと怒られたことがあったんだった。)
えっと・・・これがおいしいっ!
口に入れたらゆっくりマシュマロが溶けてきて、
その中からチョコがジワーッと出てくるのです。
最近にお気に入りですな。

そう、何を隠そう私はコンビに大好き人間なのです。
コンビにと本屋は何時間いても飽きないね。
新しいお弁当やお菓子を見たり、新発売のお茶は必ず見つけたら
買ってしまう新し物好き。
本屋だと男性誌は立ち読みしにくいけど、
なぜかコンビニでは男性誌を立ち読みしてもあんまり恥ずかしくない。
あれはなんでかな・・・。え?あたしだけ?
いや、「最近の女のこはみんなおっぱいでかいなぁ」とか、
結構発見があるのですよ。

ま、そんな感じで・・・。
次回はまじめに稽古のこと書きます。
お許しを・・・。



kumi1203kumi1203 at 17:45│コメント(1)トラックバック(0)その他 │

2006年01月11日

もう毎日稽古ですよ。
寝てないやつあり、嘔吐下痢症を患うやつあり、
みんなヘロヘロです。
でも稽古はホントもりあがってます。
白熱してます。役者もスタッフもめちゃめちゃテンションあがってます。
これはいい芝居になるぜ!ぜったいに!
・・・と役者もスタッフも言ってます。

ああ・・・でも・・・私自身はなかなか稽古がみられないのです。
事務仕事がわんさかあって、稽古場の隣の部屋で他の制作と
打ち合わせ&パソコン仕事にあけくれてます。
今日は稽古がみたいなぁ。

今回の作品には、中途失聴者、つまり、うまれつきではなく、
うまれて何年かして耳がきこえなくなった高校生の娘が登場します。
上演作品が決まってから、役者、スタッフとともに聴覚障害について
勉強しました。
これまで知らなかった世界をほんの少しですが知ることができました。
何より、耳が聞こえないというハンデをものともせず、
本当に人生を楽しく生きている人たちがたくさんいることを知り、
わが身を振り返り反省しました。
あと、ろう者の方々は耳が不自由なぶん、手話も含めて、
全身で思いを伝えようとされますので、その表情の豊かさにも
驚きました。
実際に音はそこに存在しなくても、白熱した会話を感じることが
できるということをはじめて体験しました。

さて、そんな「水曜日の食卓」、チケット絶賛発売中です。
ぴあやローソンでも買えます。
多数のお越しをお待ちしております。



kumi1203kumi1203 at 13:08│コメント(1)トラックバック(0)演劇 │

2006年01月06日

この冬何度目かの話題ですが、また雪ですな。

東北や北陸では人が死ぬほど降ってるらしい。どうした、地球?!

今日は14:00から稽古なのだけど、私はさすがに仕事はじめは休めないので

仕事してます。(現在、遅いお昼休み中)

今日から台本離してたち稽古に入っているはず。

昨日の読み合わせの感じだと、役者はだいぶせりふが入ってるみたいで

ホッとひと安心。

昨日も少し動いたのだけど、台本を読んでいるだけだとわからなかったことが

動きをつけることで見えてくる。

ますますいい作品になっていくのではないかと期待大です。

そうそう、今発売中のTJ-HIROSHIMAに『水曜日の食卓』の記事がでてます。

ご一読くださいな。

あとね、テアトロ1月号とかシアターガイド1月号にも記事が出てます。

他地域からのアクセスがあるとうれしいなぁ。

1/9はマキノノゾミ氏の演劇講座募集締切です。

こちらはもう本当に必見!必聴!マキノさんの魅力を堪能しつつ、

『水曜日の食卓』の製作過程が覗き見できるまたとない機会です。

ぜひぜひご応募ください。



kumi1203kumi1203 at 13:24│コメント(0)演劇 │