ラジオ日本で関東地方だけの放送でした。8月15日(月)19時〜20時

元から受信状態が悪い局なのですが雷で雑音が増えてしまい、ところどころ聞き取れませんでした。どうぞ御了承下さい。
松(松尾雄治): マンデイVIPルーム、本日のお客様は歌手の尾崎紀世彦さんです。宜しくお願いします。

K(尾崎紀世彦): 今晩は。

松: 今晩は。

S(女性司会者): 今晩は。

松: ま〜何しろね聞いて下さいよ。尾崎さんといえばですね、僕の若い頃にね、六本木とかねライブハウスとかチョロチョロしてたんですよ。その頃に尾崎さんと出会うとね、ライブハウスで音楽が鳴ると尾崎さんがマイク持ってピッと歌うでしょ、もう上手いなんてもんじゃない、こんなに上手い人が世の中にいるのかと思うぐらい歌が上手いのよ。それでねみんながね、こっち向いてくれてね、僕はほんとにね鼻高々でした。ねえ尾崎さん。

K: もうない?(笑)

松: (笑)いやあほんと久し振りです。

K: 久し振りですね。

S: 半ズボンで。

K: もう夏になったらこんな感じですね。

S: あっそうですかぁ。へぇ〜お似合いですね。こういうスタイルが。

K: ありがとうございます。

松: 顔がやっぱりさ全然違うでしょ。顔が小さい。僕の半分くらいしかない。

K: (笑)あのねえ、もしもし(笑)ラジオだから見えねえんだ。その言いぐさは何だ(笑)

松: ヒゲもねカッコイイでしょ。

S: お決まりになっていますね。

松: そうなんですよ。といことでね、ちょっとプロフィールいきましょ。
尾崎さんのプロフィール。

K: 長いよ(笑)

S: 尾崎紀世彦さん。1943年1月1日生まれ。神奈川県茅ヶ崎市出身。中学時代、当時流行していたハワイアンと出会いヒロ・ハワイアンズというバンドを結成。数年後カントリー&ウエスタンの大御所ジミー時田さんに出会い、マウンテン・プレイボーイズのセカンドボーカルに抜擢されます。1967年コーラスグループ、ザ・ワンダースのトップテナーとして本格的に歌手活動を開始。その後1970年に「別れの夜明け」でプロデビュー。そして1971年にリリースしたセカンドシングル「また逢う日まで」が大ヒット。日本レコード大賞、日本歌謡大賞を受賞し一躍トップ歌手の仲間入りを果たします。その後も「ゴッドファーザー愛のテーマ」や「サマーラブ」その他ヒット曲を発表し日本人離れしたスケールの大きな歌唱力でポップス界の第一人者としてご活躍。そして8月27日に公開されます映画「釣りバカ日誌16浜崎は今日もダメだった」で19年ぶりの映画出演を果たし話題を呼んでいます。

松: はい。ということですねぇ。今日は戦後60年8月15日に思うと題してお送りしておりますけれどもね。尾崎さんはこれでいうと戦後2年前のお生まれ。そうですね。じゃ子供の頃大変だったですか。

K: 何にも覚えていません。だって2歳だもん。

松: それから3,4,5,6となって小学校から行くときに、、、、、

K: 俺んち茅ヶ崎だから街のほうは何にも。

松: 何も変わったことない。

K: ただ家の前に陸軍か何かのベースキャンプがあったみたい。旧陸軍のね。だから兵舎なんかもあったらしいんだけど、そこは攻撃されてないみたいなの。だからな〜んにも無い。ただ平塚は、あそこは工業地帯だから爆撃を受けている。

松: 戦後マッカーサー元帥と一緒にアメリカの方々が来られるわけですよ日本に。それで良い場所っていうか拠点をアメリカの物にしてったわけですよ。だんだん取られちゃったわけですよ。言ってみれば。ほとんどいいところなんだよね。それが不思議なんだ。マッカーサー元帥が上から見て「この土地、この土地」って言ったところがすごくいい所なの。誰か「あそこがいいですよ」って飛行機の上から教えたんじゃないかっていうぐらいいい所をね、みんな持っていきました。それで尾崎さんは小さい頃から洋楽に親しまれたわけですか。

K: 当時はテレビないでしょラジオだけですから。でラジオでFENっていうのがあって、そのダイアルはよく聴いていましたね。

松: は〜それで英語の発音とかそういうものを。

K: ま、そうだったんでしょうねぇ。

松: バンドを経てソロデビューしたわけですけれども、みんなとやっているより、ひとりがいいですか?

K: いや、みんなとやったほうがいいですよ。ひとりじゃできない部分もあるでしょ。だから僕はコーラスが好きなんで。ソロなんて誰でもできることなの、あんなもん。コーラスぐらい難しいものは無い。だって声帯も違うしみんな違うわけで。それが3人なら3人、4人なら4人、ひとつに合わさなきゃいけない。で、ユニゾンというのは一番難しいんですよ。声の種類がみんな違うのにひとつの声にしなきゃいけないわけでしょ。そのユニゾンができてから初めてハーモニーができる。

松: は〜そうですか。それは初めて聞いたけど。

K: だからねコーラスやっている人は歌が本当は上手いんだ。だけどひとりでソロで歌うと譜面通りに歌っていくと(笑)面白くないの、それが。

松: はっきり言って私達シロウトでも最近歌っている方々は声量とかそういうのもなくてキーは高いけれども何となく違うなっていう感じは分かりますよ。何か違うっていうのは。

K: そうね最近の人達はキーが高い。それと日本語をきれいにしゃべらない、歌わない。なるべく日本語ってきれいなんだから、あまり崩して歌ってほしくない。なぜかというと言葉っていうのは自分の意志とか何かを伝えるための手段じゃないですか。それが伝わらないんだったらやめたほうがいいと僕は思います。

松: 最近の歌でも歌詞が分からなくて。音楽に乗ってて何言ってるか分かんなくて音楽だけいっているっていう歌が結構多いですもんね。

K: 今の若い人達っていうのは歌詞を解釈するよりノリだけでいっちゃうっていう。だから要するに外国の歌を聴いているのと同じです。要するにノリだけで聴いている。だからそれがもっと歌詞の内容が分かればもっといいんじゃないかなと僕は思うんですよ。年とったかな?(笑)

松: いやいや、そんな事ないですよ。そんな事ないです。それで何しろさ「また逢う日まで」という歌がね、もの凄い大ヒットで。

K: ちょっと失礼。「またが合う日まで」です。

松: 「またが合う日まで」そうじゃないじゃない(笑)何で「またが合う日まで」いい歌になっちゃったなと(笑)それじゃあ、おかしいじゃないですか。「また逢う日まで」ね。これ歌った時に「これヒットする」と思いました?

K: いや歌ってからじゃないから。この曲は違う人が歌ってたんです。ズーニーブーっていうグループがね。町田さんっていう人が歌ってたんですけど。それがレコードなってたんですよ。それでかけて聴いてたのね。ある出版会社で。「で、この歌売れてるの?売れてないの?」って聞いたんです。で、「もしあまり芽が出ないんだったら僕にちょうだい」って言ったんですね。そしたら社内で結構色々あったと思うんですが。そしたら阿久悠さんが「このまんまでやるんだったらつまらない。だったら詩を変えよう。」それで詩を変えた。で、アレンジはそのまま。それで「また逢う日まで」が売れたんです。

松: 最初尾崎さんが聴いてて「おっこれはいい曲だな」と思ったんですか。

K: そうですね。

S: メロディーラインですとか。

K: 多分イントロだと思うんですよね。

S: あ〜。

松: チャンチャンチャチャンチャチャンってやつですね。

K: あんまりねカッコよくないんですよ。カッコよくないんだけど耳につくんですね。だからコマーシャル的要因ですか。一回聞いたら忘れないんですが。

松: やっぱりそこもやっぱり尾崎さん才能だ、それは。歌手を変えて自分で歌って、これはいいなって思いました?自分で。

K: 2月、215ぐらいだったと思うんです発売が。じゃなかったら225か。それで出した途端にもうランキングですから。どんどんどんどん。凄かったですよ。8月の時にはもう出まくってたから電波っていう電波。

松: そうですよねぇ。凄い、うん。

S: ほんと凄い。その「また逢う日まで」ここでおかけしたいと思います。

K: 遠い昔だ。

S: いやいやいや。

(「また逢う日まで」とCMが流れる)

S: 今日のゲストは歌手の尾崎紀世彦さんです。メッセージが来ていますのでひとつご紹介します。横浜の渡辺ヒロミツさん。「尾崎さんの見事な顔のお髭がどうしてお付けになったのですか。独特のおヒゲで私など海賊ヒゲと思ったものです。何か経緯があったら教えて下さい。」

K: モミサゲが飽きたの。

S: モミサゲ!

松: モミサゲ(笑)

K: モミサゲに飽きたの。そしてあとは変身願望みたいなもんですかね、一種の。あまりにも顔知られているから髭はやしたら分からなくなるだろうと。(笑)それではやしたっていう部分もあるんですよ。それで最初はね顔全部にはやしたんですけれどね、それをだんだん剃って一番最後に残ったのがここだけ。

松: ほ〜だけど普通はね、これだけいい顔されている人は髭はやさないものね。髭はやす人ってだいだいちょっと不細工な感じの方じゃないですか?そんなことありません?(笑)あっそうか変身願望ね、それはあるな。

S: 何をやってもお似合いですからね。

K: あのね、どういう意味?それは(笑)

S: お髭もよく似合っているしっていう。

K: 髭剃っちゃうと間が抜ける顔になっちゃう(笑)俺の顔、どこ行っちゃったんだっけ(笑)

(ピンクレディの曲「UFO」とCMが流れる。)

松: 尾崎さんは遠慮がちでしょ。そういうところがいいじゃないですか。僕みたいにガァといかないところが。

S: ほんとに(笑)

松: 尾崎さんは今でも平和だなとか、良くなったなとか思うことあります?

K: 小さい時から平和ですからね、もう。今、本当に平和じゃないですか。渋谷にいる女の子達も男の子達も、もう自由気ままにやっているでしょ?こちらから言わせると「こんちきしょう」と思うけれど(笑)

松: ありますね。平和ボケですね。

K: あれはもう平和ボケですよ。もう年寄り、俺も平和ボケですけどね。どっちかと言うと。

松: いやいや、尾崎さんの時代は厳しい時代があって平和があったていうのがあるじゃないですか、やっぱり。

K: いや僕らはそんなに厳しくないんですよ。僕らの上が厳しかったんですよ。

松: そうかもしれません。今なんてジベタリアンっていうんですか、あの地べたに座ってんの。

K: あぁジベタねぇ、ジベタそのまんまじゃないかなぁ(笑

松: ほんとにねえ。女の子が普通に座ってんですものねえ。僕はテレビのインタビューで通って、わざとヤラセじゃないかと思ってたんですよ。ところが渋谷行くとほんとに座ってるもんね。真っ赤な顔してね。考えられないよな。

K: どこにいますかねぇ。

松: なんかどこか行くらしいですよ。それで夕方モコモコモコってどこかから出て来るんだそうですよ。

S: 楽しいですね(笑)

松: わざわざ私が送ったわけじゃありませんよ(笑)夕方送ったりしてね、はい、どうぞなんて。いやあ、でもね本当に面白い所ですけれども。

S: 尾崎さんご自身はずっと平和だったとおっしゃっていますけれども、戦後東京オリンピックがあったり大阪万博があったり、ビートルズが来たり。そういった出来事には何か思い出というか。

K: いや、そんなに僕は意識しない人なんで。「う〜ん万博?行きたいなぁ」と思っているうちに終わっちゃったりして(笑)「オリンピック?うわぁハデだなぁ行きたいな」と思っているうちに終わっちゃったでしょ。「ビートルズ見に行きたいなぁ」と思ってもお金無かったでしょ(笑)だから勝手にいいなぁと思っているだけで(笑)

松: 逆に人生において「きつかったな」と思うのはありますか?

K: 「また逢う日まで」が一番売れたことでしょう。

松: それがきつかった?

K: きつかった。だって生活から何から一変しちゃうんだもん。

松: 北海道から九州、沖縄までず〜っと行くわけですよね。歌、歌って。

K: そうですよ。歌、歌いながら歩いているとか、そんなバカな事しませんでしたけどね(笑)

松: そんなことないじゃないですか、単なるねえボケ老人みたいじゃないですか。

K: 今、そういうような言われ方をしたような気がしたんですが(笑)

松: 北海道からずっとねコンサートツアーを。

K: よく行きましたよ。そりゃあ、つらかったですよ。1年間酒やめましたからね。

松: あ、そうですか。お酒飲んでるとつらくて出来ないんですか。

K: つらくて。だって、どうしてもお酒飲んじゃうと眠る時間が少なくなっちゃうじゃないですか。僕はだいたいシャウト系の歌手だったのでポリーブなんかできたら、とんでもない話でしょ。じゃあ1時間でも寝たほうがいいと、1年間飲まないようにして。未だにキー変わってません

松: 全く?!努力ですよ、それは。

S: それではここで1曲お送りしたいと思います。

(千昌夫の「北国の春」とCMが流れる。)
   ボクシング白井選手の話(略)

S: 今尾崎さんも白井ヨシオ選手がって私が読んだときに「はあぁ」とおっしゃっていましたけれども。

K: 覚えています。

松: そうですか、やっぱり勝った時は「やったあ」と思いましたか?

K: そ〜れはやっぱり外国人やっつけてくれるんですから(笑)そりゃあ大変ですよ。まだモノクロのねテレビでね。

松: その当時は日本人どおしはねタイトルマッチ出来なかったっていう時代だったそうですね。

K: そういう事もあったんですね。

S: 尾崎さんはスポーツとかよく御覧になるんですか?

K: そうですね、ボクシングとかK1とか、その類は見ます。

松: あんまり野球とかは。

K: 野球、、球技はあんまり好きじゃないです。どっちかというと、ひとりでやるスポーツが好きなんです。だから馬に乗ってるとかボクシングもそうですし。水泳だとか。どうもね団体競技って弱いみたい。

S: 尾崎さんご自身でするスポーツは何をされるんですか?

K: 馬でしょスクーバーでしょ、あとサーフィンもやるでしょ、で船もやるでしょヨットもやって。それぐらいですかね。

松: はぁ〜いいじゃないですか。カッコイイじゃないですか、もうねぇ。

K: 海ばっか。

松: 海?あらヨット(笑)

K: お〜い船がでるぞぉ(笑)

松: 釣りもやられるんですか?そうすると。

K: いや、たまにはやります。

松: やっぱりさあ海の男っていう感じがするじゃないですか。そういう方はね、結構若いんですよ、いつまでも。若々しいですよ。

(春日八郎の「赤いランプの終列車」とCMが流れる。)

松: 「今、燃えています」というコーナーでございますけれども、ゲストは引き続き歌手の尾崎紀世彦さんです。宜しくお願いします。

K: お願いします。

松: 今尾崎さん、なんか情熱を燃やして取り組んでいる事ってありますか?

K: (笑)何にもない。

松: (笑)何にもないと言われても。情熱、恋をしているとか(笑)

K: いや、それは無いなあ。やっぱり仕事の時には一生懸命歌詞を伝えるように努力しています。

松: それはやっぱりコンサートとか、そういう時のために。

K: コンサートじゃなくても公開録画の時だろうが。僕はなるべく白で送りたいんですね。

松: どういう事ですか。その白って。

K: で、聴いている人が色を塗ってほしいんです。だから僕はなるべく白で送りたいんです。で言葉だけははっきり伝達しないと色塗れないじゃないですか。だからそういうことに、なるべく努力しています。

松: 一番始めに言ったように、あまり崩して歌っちゃうと、そういう色になってしまう。

K: そうじゃなくて、僕の感情をあまりにも表に出し過ぎちゃうと聴いている人が負けちゃうじゃないですか。聴いている人達、人それぞれ違う色を持っているはずなんで、そうすると全部違う色を塗りたいんだけど、僕がその色を押しつけちゃうと多分濁った色になっちゃうと思うです。それが僕いやだなあと思うんですね。

松: あ〜そうですか、そうかなあ。僕はやはり尾崎さんの歌い方で尾崎さんが歌わないとヤダな。その「また逢う日まで」を違う人が歌っても何か調子悪いよ。

S: 聴いている人が尾崎紀世彦色っていう。

松: そうそう、あると思うんですよ。僕いいと思うんです。

K: そういう人はそういう人でいいと思うんですが。でも僕の思いっていうことを聴いて、尾崎ってそうやって送ってくれてるんだなと分かって、それで真っ白で聴いてもらって、それで自分で色を付けて。一回聴いてみて、と思うんです。

松: 確かに若い人達は尾崎さんの年代とはだいぶ下の方もいらっしゃいますからね。
それでですね。実は尾崎さんは映画「釣りバカ日誌16浜崎は今日もダメだった」という映画にご出演なさっておりましてですね。

K: はい。

松: 実は私、もう試写を見せて頂いたんですけれどもね。もうとってもいいお父さん役で。

K: とってもいいか偏屈なのか(笑)意志薄弱なのか(笑)

S: 役柄的には尾崎さんは今回はどういった役柄で。

K: ライブハウスのオーナーなんです。テリーズバーていうところ。どっちかというとカントリー系のライブハウスですかね。

S: 伊東美咲さんがヒロインですね。

K: いきなりね、結婚したいって言い出すんですよ。

松: そしたらね男がね「結婚させて下さい」って言っているのに「何を〜」ってぶん殴っちゃうの、いきなりね(笑)人でなしみたいな感じに見えるんですよ最初は。ところがねやっぱりそのね内面があるわけね。子供の頃から娘さんとず〜っと二人っきりで生きてきたという背景があってね。そこなんかも切なくこう。お父さんてのも分かりますよね。私の娘も25歳ですから。もうそろそろかなという感じでね。俺も見習ってひとつ絶対にぶん殴ってやろうと心に決めましたけれどね(笑)来たらこの野郎とね。

S: その結婚を申し込んだ男の人がハマちゃんの後輩ということですね。

松: そういうことなんです。ハマちゃんがバカなんだな、また(笑)やんなっちゃうんだ、ほんとに(笑)
僕はね、この映画を観ていて個人的にはね、最後に尾崎さんがね周りの友達にね強引に結婚式に出さされちゃうんです。「俺は行かねえぞ、冗談じゃない」って言ってるんだけど、それを肩車っていうか、みんなに拉致されちゃって結婚式場まで連れて来られて落とされちゃうんですね。

K: あんまり言わないほうがいい(笑)

松: 僕の終わり方は違うよ。僕が監督だったらちょっと違う。僕は最後はね悲しみに暮れているところでね尾崎さんが歌を歌いながらね友達と一緒に出て来るというね。

K: (笑)それは俺のショーじゃないか(笑)

松: (笑)そういう感じなんです。それが僕はねやっぱり望んでたなぁ。あんなところでバーから落っことされたら格好悪い。「あいたたい」なんてね。

S: このあとも、もう少し「釣りバカ日誌」のお話も伺うのですが1曲お送りしたいと思います。ここでは「また逢う日まで」の原曲を歌っていたというズーニーブーの曲で「白い珊瑚礁」。

(曲とCMが流れる)

S: はい、「今、燃えています」今日はゲストに尾崎紀世彦さんをお迎えしています。

松: オンエアされていない時になんか楽しい話なんかしちゃったりしてね。すみませんね。ラジオの皆さんにはちょっと言えないような話ばっかりでね。ほんと申し訳ございませんがね(笑)

S: 「釣りバカ日誌16浜崎は今日もダメだった」にご出演ということで。

松: そうなんですよ。いい味出しているんですよ、う〜ん。

S: もともとの「釣りバカ日誌」は。

K: 好きでねぇ、劇場にはあまり行ったことがないんです、他の映画も僕はあまり観ないので。テレビでよくやってくれるじゃないですか。と、必ず観ていますね。

松: とっても人情味のある、面白いですからね。今回特に面白いですよ。

S: 「浜崎は今日もダメだった」ということは長崎が舞台。

K: そうです。

松: 「長崎は今日も雨だった」のもじりですからね。

S: はい。

K: 佐世保が舞台です。

S: はい。ということは尾崎さんは長崎弁。

K: はい。一応東京で全国区になった歌手なんですが売れなくなって俺みてえじゃねえかって(笑)うるさい(笑)それでね国へ帰って、それでライブハウスをやっているという設定なんです。だから長崎弁っていうか佐世保弁をしゃべんなきゃいけない。

S: 難しくなかったですか。

K: いや意外とね音楽的に処理したんで、そんなに辛くなかったです。役者さんだったら多分辛かったのかなっていう感じですけれど。全部メロディーで覚えちゃうんですよ。イントネーションを。アクセントとか。それとあとリズムで覚えちゃうんで。まるっきりオウム返しですよ。だから「大変だったんでしょ」とは言われるんですが、俺はそんなたいしたこと無かったです。ただし、それを教えてくれる、方言指導をしてくれる人がとても親切に教えてくれたからだと思うんですけれど。それを僕は思いっきりコピーするだけです。だから意外と僕は楽でした。

S: 耳で覚えてね。できませんからね。

K: メロディーで覚えちゃう。

松: ひとつね、楽しそうにギター弾くところがあるんですよ。あれね、ぱっと終わっちゃったんで、あそこは尾崎さんが弾きながらね、ガッと泣くってところまでね、なきゃダメですよ。ギターがびしょびしょになっちゃうみたいにね。

K: だからそれをやったら俺の映画になっちゃうじゃないですか(笑)

松: あっ、そうですね。そうですよね。どうも尾崎さん寄りでね、観てましたもんでね(笑)そうかぁ。

S: ギターを弾いて歌は歌われているんですか中で。

K: えぇ歌はライブやって歌ってますよ。

S: 現場の雰囲気はいかがでした?

松: 撮影は楽しかったですか?

K: あ、楽しかったですね。でもやっぱり僕らの世界とちょっと違うんで。待ち時間ってのがね大変なの。

松: いつまで待っているっていうのが無いですからね。ずっと待ってきゃいけない。

K: でね朝昼晩夜、夜中って食べるじゃないですか。撮影長いですから。いつも俺1日に2回とか、ヘタすると1回の時もあるわけですよ。それが朝昼晩、夜、夜中に食べて、その間に「誰々さんの差し入れです」っておやつが出るんですよ。で出演者が多ければ多いほどおやつが沢山なわけ。待ち時間が長い。どうしても手が出る(笑)

松: (笑)ほんとにじ〜っと待ってて「もう終わり」みたいな事が一杯ありますもんね映画っていうのは。

K: でね映画ってカットカットで撮るじゃないですか、そうすると音楽も全部カットカットカットじゃないですか。2小節ぐらいしかやらない。とねミュージシャンって苛ついてくるんです。一曲全部やらせてくれって。でね苛ついてきてね、いっきなり違う曲でも何でもいいからワンコーラスやっちゃう(笑)

松: なんか分かる気がするな。

K: それでね、それでみんなからね、いや〜な目で見られるんです(笑)「仕事が進まない」みたいな目で。ところがこっちはだんだん曇ってきちゃうんですよ。

松: それでまたねNGだなんだって言われたら、ほんとに怒り出しそうになっちゃいますね(笑)

K: (笑)そこまではならないだろう(笑)

S: 「釣りバカ日誌16浜崎は今日もダメだった」8月27日土曜日、全国松竹東急系で公開されます。「釣りバカ日誌」ね、もうお馴染みですけれど全国一律1000円で映画観られますので。

松: 安いんだ。1000円で観られるんだ。

K: たしかねシニアの人はふたりで行くと1000円だったかな。たしかそうですよ。

松: へぇ〜半分寝てるからですかね。

K: じゃなくて。要するにひとり500円なわけですね。で高校生はね、たしかね3人で1000円だったかな。

S: は〜。ま喜んでも私は無理ですけれどね(笑)

K: (笑)何を血迷っている(笑)

S: へ〜そうですかぁ。

K: だからシニアの方はおふたりで行くとお安いですよ。高校生は3人で行くとお安いですよ。

松: いいこと考えてますね、それもね。

S: そうですね。では尾崎さんにはもうしばらく、お付き合い頂くのですが、ここで1曲いきます。尾崎さんハワイアン大好きということで、ここではハワイアンをおかけします。「スイート・レイラニー」。

(曲とCMが流れる)

S: 今日のゲストは尾崎紀世彦さんです。ここでひとつ訂正があります。尾崎さんが出ていらっしゃいます「釣りバカ日誌16浜崎は今日もダメだった」お値段のほうは皆さん1000円です。

K: 僕の情報が間違っていました。

S: 二人で行っても1000円になります。
今後なんですけれども尾崎さん、どんな活動をやっていく考えですか。

K: なるべく沢山仕事をしたいなと思っています。今こういう時代なんでね、あんまり仕事がないんですよ。もう少し景気よくなってくれて仕事が増えればいいなと思っています。

松: 尾崎さんの仕事っていうのはテレビももちろんですけれども歌を歌うという本業と、今回みたいに歌を絡めた映画に出るとか舞台とか、そういったものもあるんじゃないですか。

K: そういうふうに間口広げたいなと思いますけれども。

松: そうですよね。

S: 映画は今回ですけれども、例えばお笑いをやってみるとか違う路線で。例えばですけれどね。

K: お笑いですか。お笑いは得意ですよ(笑)

松: 音楽の方はみんな得意ですよね、お笑いは。

K: ミュージシャンってみんな落語好きなんです。お笑い大好きですよ、はい。

松: そうなんです。だから本当はお笑いの才能は抜群のはずなんです。

S: 今日お会いして楽しい方だなと思って。

松: ただ何となく、あまりにもカッコ良すぎてさ。だから一生懸命、野球選手でも練習してさ朝起きて砂浜を走って練習してきてもさ「朝帰りしたんじゃない」と思われちゃうのが尾崎紀世彦さんでさ。不細工なやつは「おっ、よく練習しているな」と思われるのが。なんかねカッコよすぎるわけですなぁ。だからお笑いって、あんまりカッコ良すぎてもダメじゃないですか。僕と尾崎さんはちょっとダメだと、こういうことなんです、なんて(笑)何を言ってるんでしょうかね(笑)

K: 自分が言いたいだけ(笑)

S: ソロで歌うよりもバンドも楽しいとおっしゃっていたじゃないですか。これからバンドを組もうなんていうことはないですか。

K: う〜ん、やりたいですね。やるんだったら僕はハワイアン・ミュージックですね。でね、日本人ができないようなハワイアンをやりたいです。要するにハワイの人達がやっているみたいな雰囲気の。

松: それは具体的には?だって日本でも同じようなスティールギターとかやる人いるじゃないですか。

K: スティールギターなんていらない

松: えっ要らないですか。

K: うん、あればこしたことはないんですよ。なるべく弦楽器だけで電気を使わない。

松: うわぁ凄いことですねぇ。これからもどうぞ頑張って下さいね。まだまだもう。家も近いですから遊びに行きますよ。

K: やだ。

松: (笑)やだってこと無いじゃないですか。やんなっちゃうなぁ(笑)

K: (笑)俺持ちじゃなくてね(笑)

松: はい、そういうことで今日のゲストは歌手の尾崎紀世彦さんでした。ありがとうございましたぁ。