和菓子

2011年09月14日

うらさみし

「松風」という和菓子をご存じですか。
小麦粉・砂糖・麦芽糖・白味噌で作られたシンプルなお菓子です。
ひと言でいえば味噌パン!かむほどに滋味深いおいしさ。
そもそもは戦国時代の食糧として生まれたものだそうで、司馬遼太郎の小説にも
でてきます。表面には焼き色がついて芥子の実がかかっているのですが、ひっくり
返すと白い生地。この、裏寂しい=うらさみし、から転じて「松風」という名前になった
とも言われています。
今回京都の旅のついでに再び須磨へ詣でる予定でしたが、天候を案じて
取りやめにしたので、かわりに「亀屋陸奥」までお買い物へ行くことにしました。

201109051657000201109041958000
左は本店の店構え。右は京都駅のおみやげやさんのディスプレイを盗撮。

本願寺御用達 亀屋陸奥の代表銘菓 「松風
京都府京都市下京区西中筋通七条上る菱屋町153番地

不揃いの切れ端が入ったお徳用袋は700円。
店頭のかごに最後の一袋をみつけて「わーい、あったぁ!」と駆け寄ったら、
「(お徳用袋は裏に)まだまだありますので」と店員さんに笑われてしまいました。
いつか木箱入りの120個を買ってモリモリ食べるのが夢です〜

こんなにシンプルなものだった自分でも作れそうだわと思って調べてみたら、
すでに挑戦した方がおられました→味噌入り松風を作る実験
理科の実験みたいでおもしろいです!

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2010年12月04日

引き抜きで「汐汲」やります

我等がお稽古場では、他の方のお稽古の後ろで踊らせていただくことができます。
「どこまで腰を落とせるか大会」をしたり、後見(小道具の受け渡しなど)のお勉強を
させていただいたりと、人によって色々な課題を持って後ろに立つので、それがまた
面白いです。日曜日にお稽古があるといつもより長い時間お稽古場にいられるので、
その分たくさんの踊りを拝見できるのですよ。つくづく、踊りって、多様だと思います。

新鹿の子〜近江のお兼〜うかれ坊主〜子守〜お祭り〜(汐汲)〜助六〜 
これはとある日曜日の様子。う〜ん、カラフルですねえぇぇ。
このあともまだまだたくさん、夜遅くまでお稽古場はにぎやかです。
エンジン全開だったので、自分の番になるまでずっと踊り続けてご機嫌でした♪

新鹿の子はお遊戯みたいに一生懸命踊ってみました。あああ楽しい。
うかれ坊主は手も足も出ないけれど、とにかく愉快なので真似してみました。
子守は目が回ってなかなかついてゆけないです。ゼーハー
お祭りと助六はちょっと気取って、自由に踊ってみました。
ちなみにこの日は踊りませんでしたが「大原女」もマイブームです。

で、お兼を踊っていて気が付いた。手踊りって楽しいなぁ。
あっ!そういえば、汐汲っていつも何か(小道具を)持ってるやないか!と。
なのになのに。何を持ってでてきても、ずっと一本調子ではないか!と。

汐汲になるとどうも苔生すのか「顔が怖いよ〜」と先生に言われてしまいましたぁ(><)

ンガガガガガーーーーー(急ブレーキの音)

200912311927000祇園は亀屋圓月さんの京菓子。
色とりどりで、ウキウキしますよね〜。

踊りにいろんな種類があるように、汐汲の中にも
このお菓子のようなワクワクがあったらいいな。
さらに、どれを食べても美味しかったらいいな。

後ろに入って、小道具をとりかえて前に出てくる
たびに、違う色になってるの。

ああっ!!!(突拍子もない大声をあげて)

引き抜いて次々とお衣裳が変わってゆくように。
(道成寺のDVDを観ていてひらめいたっ
発表!汐汲は引き抜きでやりまっす^^


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2010年11月14日

たぬきたぬき

201009191534001APEC閉幕のニュースをさらりと聞き流していたら「鎌倉のオバマッ茶ソフトクリーム」なるものが紹介されたので、食べていたおでんをふき出しそうになってしまいました。妙にツボってしまった・・・

さておき。乾燥した空気にお茶がおいしいです。
(風邪にご注意!)ここ数日でお庭のみかんも、いちょう並木もすっかり色づいてきました。

写真は錦糸町・山田屋の人形焼です♪
夕方の西日で撮ったのでちょっぴりこわい感じになっていますが、手に取ればずっしりでしっとり。絶品であります。

長年使い込まれてつやつやになった木箱にこのたぬきがきれいに並べてあるのを店頭で見て、その愛らしさにおもわず悲鳴をあげてしまいました。「そうなんですよ。(たぬきは)ここでお昼寝しているの」とおかみさん^^たくさん試食&おまけをしていただきました。わーいうれしいーまた来まーす!

そうそう、人形焼といえば国立劇場に「文楽人形焼」なんていうマニアックなお土産ものがあったのですが、最近見かけなくなった気がします。どうしたのかな〜

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2010年09月04日

あずき星人アラワル!

azuki夜になってもモンワリ残る熱気のなかで
鳴いている鈴虫が憐れな今日このごろです。

そんななか、あずき缶記録を更新中〜。
ひと夏で一体いくつの缶を開けたことでせう。
あずき星人になってしまいそうです。
缶切で開けている時のわくわく感がたまりません。
ご対面のあかつきには「ぃよっアズキ!」とか
声を掛けてみたりする。

お水に寒天パウダーをいれ、沸騰させてから小豆を投入。容器に入れて冷やしたら水ようかんの完成です♪それぞれの分量は超・適当。計量しません。

暑いから水ようかん!といいながらも、あんぱんにどら焼き、人形焼といった、のどにつまりそうなものも季節に関係なく頬張っている私でした。あんこには癒しの効果があると思うのですよね〜♪


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2010年02月26日

和菓子で岩戸開き!?

umeniuguisu ついこの前まで「特技=肩こりです」みたいな人相をしていたくせに、この陽気で体が緩んであちこち徘徊しております。しかもフィギュアスケートに刺激を受けて燃えている。単純な生き物だなぁ(苦笑)
和菓子やさんめぐりで春をとりこもう。どのお店も「季節の上生菓子」として五種類ほど作っているので、目にするや興奮してつい全種類購入してしまいます。梅とうぐいすはわかりやすいモチーフのせいか、夕方にはどこも売り切れてしまう。
写真は塩瀬総本家の「寒紅梅」と「うぐいす」です。一緒にお皿に並べてみたら、かわゆらし。柔らかな光にこのニ色が映えます。きゅ〜ん

そうそう、「天の岩戸開き」には冬に弱まった太陽が力を取り戻す様を表現したものとも、日食をあらわしたものとも言われているそうです。まさにこれからの時期なのですね。
日本神話が俄然面白いです!!恥ずかしながら今までほとんど知らなかったもので。
お正月に読みました↓「一個人」日本の神様と神社入門。
一個人 (いっこじん) 2010年 02月号 [雑誌]
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2007年10月27日

しるこサンド

日記を読んだ友人が「あんこ好きのあなたに♪」といって渡してくれたもの。
その名もしるこサンド!!!
ひょえぇぇ〜なんというコンセプト!
あんこ好きがいつでも手軽に食べられるようにと開発したのか!?
硬めのクラッカーを噛むと、中には確かに一筋の(乾燥?)あんこが。
描かれたお椀といい、ネーミングといい、パッケージからして大興奮。
友人曰く、むかしからあるお菓子だそうで、
下町の「なんとか商店」の類になら売っているのではという説。
どなたか見つけたら教えてくださ〜い。
手がかりは裏にかかれた”matsunaga since 1938”
しるこさんど

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2007年10月21日

豆パラダイス@浅草大沢屋

豆好き。
特に春先の目にも鮮やかな初々しい豆。
夏の盛りに塩を効かせたゆでたての豆。
小豆は年中通して大好物だ!
先日体調を崩している祖母に会いに行ったら、しきりに
「アンパンが食べたいたべたい」と少女のように繰り返すので
ああぁ、あんこ好きは遺伝だったのかと不謹慎にも笑ってしまった。
食への欲求は生命の根源だとつくづく思ったのでありました・・・

さてさて、老舗が立ち並ぶ浅草のど真ん中に、無添加手作り甘納豆のお店を
見つけました。オープンしてまだ二年ほどのようです。
全品試食できるので、ありがたく全てお試しさせてもらいました。
なかでも店長イチオシの甘納豆、「そら豆のきなこあえ」に注目です。
大粒の豆は、ほくほくときな粉と混ざり合い、まったく違和感なし。
皮の感触は確かにそら豆で、しっとりしたこの皮がアクセントになっている。
大沢屋豆パラダイス
浅草大沢屋
東京都台東区浅草1-35-6
TEL:03-3841-6815

18時に閉店してしまうのが辛いところ。

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2007年09月24日

まめたび

まめたび
ズキュ〜ンと胸をうつおせんべいを発見!
その名も「まめたび」。
さらには柿の種サイズの「ちびたび」まで。
どうして足袋なの〜!?
ツボ!ツボ!

その真相を知りたいと思い、埼玉は鴻巣市の煎屋さんというお店にお電話・・・
残念ながらつながりませんでした。そういえば今日は休日だった・・・

なんだか足腰のお守りになりそうで、大量に買い占めてしまいました。
お茶の湯気をくゆらせて、念じながらいただこう。
この先ずっと踊っていけますように。
がんばれ私の椎間板!!!


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2007年05月19日

和菓子百珍展@赤坂虎屋ギャラリー

虎屋駅や電車の広告で展覧会や美術館情報を入手する
ことが多い。今回もぼけ〜っと歩いていたところにこの
ポスターが目に飛び込んできて、その足で虎屋へ。
江戸後期に流行したという「百珍物」(一つの素材に
ついて百種類の調理法を記した料理本)をもとに、
奇品・極品・佳品・妙品・通品・絶品・逸品という
テーマを設けて、菓子にまつわる「珍」なことがらを
紹介しています。
なかでも気をひいたのは江戸時代の菓子売りさまざま。
その派手な扮装やおもしろい歌舞は、民衆だけでなく歌舞伎役者にも評判で、
歌右衛門さんや羽左衛門さんは売り子から歌と踊りを習って舞台で演じたとか。
その他、一風変わった菓子の製法や意匠、菓子にちなんだ行事の紹介など、
ギャラリー内は楽しいカラクリ仕立てになっていて、いつの世も尽きない
食への欲求にお腹がいっぱいになりました。

和菓子百珍展@虎屋赤坂本店二階
2007年5月18日-6月17日 10:00-17:30

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2007年05月05日

こだわりの豆大福@京橋桃六

新茶の声を聞いたら、素朴な和菓子が食べたくなりました。
そんな折、頂き物の豆大福がたいそうおいしかったので、
どんなお店で作っているのか気になり早速行ってみました。

お堅いオフィス街の一角に在る、その名も京橋・桃六。
「桃六の名は明治二年、初代林六兵衛の一字から命名。当主は四代目」とのこと。
豆大福は看板商品だそうで、夕方に訪れたこの日は既に売り切れ。
日を改めて(電話予約をしておいた!)無事に10個購入できました。
パックの中でひしめきあう姿がなんとも微笑ましいです。
時間がたってもやわらかなお餅に、余計なものを感じない餡。
豆の食感が嬉しくてついつい手がのびてしまいます。一つ160円。
ついでに鮮やかな色と艶にうっとりのあやめ団子は170円。
豆大福あやめだんご







桃六「昔からずっと変わらない手作りなんですよ」と
おかみさん力説。
工場は八丁堀にあるそうです。

京橋桃六
中央区京橋2-9-1
tel:03-3561-1746

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2006年09月28日

フリーズドライの山芋で・・・

ふわやき





澄みきった空気をおやつにして、お茶でひといきいれましょ。
いい季節になったなぁ。胸いっぱい吸い込みます 〉〉》》》吸引中〉〉》》》
といってもやはり口さみしいので「ふわやきあられ」なるものを作ってみました。
今時なんでもフリーズドライになってしまうのですねぇ。
粉末10グラムに大さじ2杯の水を加えたら、突如すりおろした山芋が出現しました。
ひゃ!手品みたいだ。これに上新粉、砂糖、胡麻、色粉を混ぜてできた生地を型抜きして
ホットプレートへ。できたてはフワフワだったのに、時間が経ったらカチコチになって
しまいましたよ。レシピの分量を守らなかったからいけないのね!(そういうタチなの)
ま、過程が楽しかったからいいか。何故か満足のティータイムでした。

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2006年08月11日

浅草梅むらで暑気払い

氷あずきこのメロンソーダに氷あずき、
なんとも郷愁をそそると思いませんか。
何十年ぶりかに食しました。
今どきのメロンソーダは品種改良が進んでいるの
ですねぇ。舌が緑色にならなくて、ちょっぴり残念。
時の流れをこんなことで感じてしまいました。

氷あずきの儚い口どけは、いつかの記憶を呼び覚ますような気がしてなんだか切ない。
なんていいながら一気に完食してしまったのですけどね。
さらさら小豆がこれまた美味〜!!気付けばすっかり汗もおさまりました。
今度はまた豆かんを食べにいきたいと思います。前回のレポートはこちら
ひっきりなしにお客さんが訪れる梅むらさん。東京都台東区浅草3-22-12

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2006年07月20日

抹茶ティラミスに挑戦っ

ティラミス
「マスカルポーネチーズのコクのある味わいと
抹茶の苦みが暑い夏に清涼感を与えてくれる
和スイーツを作りませんか。体験レッスン五百円」
このフレーズにコロリとやられ
即予約を入れてしまいした。

今、爆発的な集客力で話題のABCクッキングスタジオに潜入です。
行って納得。これは流行りますな。スタイリッシュ、ファッショナブル、カジュアル、
フレンドリー、、、とりあえず単語を並べてみました。あとは想像にお任せ。

抹茶リキュールをたっぷり染みこませた抹茶スポンジ生地、マスカルポーネクリーム、
小豆クリームを重ねていきます。(欲張ってクリームを入れすぎたので層が乱れている。)
入会勧誘も無事にスルーし、ティラミス二個と型抜きして余ったスポンジをお持ち帰り。
八月いっぱい毎日開催しているようです。興味のある方にはおすすめ。

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2006年06月05日

仙台名物ずんだたい焼き

ずんだたいやきなかなか会えない仲間と集う。
そこで話題をさらったのがこのずんだたいやき。
(タイヤキくん、カメラ目線!!)
仙台でも知る人ぞ知る新名物だそうです。
もちもち白ボディの中には鮮やかなずんだあん。
片手でつまめるくらいのミニサイズがとっても愛らしい。
この日は大いに笑ったので福を呼び寄せられたかな。みんなありがとうね〜

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2006年04月16日

御菓子司「喜久月」@文京区本郷

お気に入りに登録させていただいている4*麟*kdw*のofuran-suさんに
教えていただいた「喜久月」まで、ちょとばかり春風散歩。

のれんをくぐって一歩踏み出せば、すぐ目の前にショーケースです。
ひとまわり小さくて、淡い色合いのお菓子がお行儀よく並んでいます。
お店のレジにはメモ書きが貼ってあったり、家人のものと思われるサンダルが
見えたりとライブ感いっぱい。

デパ地下で売られているきらびやかな和菓子にも惹かれてしまうけれど、
こうして職人さんのお店で直接買って、いろいろ想いをはせながら頂くのも楽しい。

ちなみにこの日のお買い物は、羽二重団子・吉野山・あやめ・黄身しぐれ。
愛らしい和菓子のお写真はHPでご覧いただけますよ。
そうそう、もしお時間あれば「夏の御菓子」でうちわを見つけてください。
つま楊枝がささった姿に一目ぼれしてしまいました

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2006年03月25日

豆乳おかきby銀座中条

西五番街にひときわ目立つお店ができました。その名も江戸座 銀座中条

同じ西五番街にある福光屋(←お馴染み^^)めがけて早歩きしていたのに、
店構えに惹かれてきゅきゅっと90度方向転換。本当にクイックステップだった
入り口も非常にオープンで、「どんどん試食してくださいね」と店員さんもフレンドリーです。お徳用袋を買ったため結構な大きさに。「たくさんのお買い上げありがとうございましたー」
なんて照れくさいわ。

水のかわりに豆乳で炊き上げたもち米で作っているというおかき。
純粋においしい。でも(ちょっと小声で)何も知らなければ豆乳に気づかないと思うけれど。

いちばんのおすすめは「やっこ揚げ」。歌舞伎揚げのソフトバージョンです!


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2006年03月05日

早春のねりきり

早春ねりきりはともすると
甘味一辺倒になってしまいますが
この「早春」は一口含むと
「ほぅ?」(こ、これは!)
そう、抹茶の苦みが効いていて思わず
「ほけきょ」と口走る味わい。
白い粒はみじんこ(微塵粉と書くらしい)。残雪をあらわしているんですよ。春、来たり。


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2006年02月14日

「恋する日本語」

あかだ阿伽陀(あかだ)‐あらゆる病気を治す薬のこと。
ハート型最中に三色の焼き麩と一粒の金平糖。
本当におくすりみたいです。それも恋に効きそうな。
きゃぁぁわいいっっ!
年甲斐もなく店頭で黄色い声を発してしまった私。

恋する日本語」×源 吉兆庵(吉右衛門さんがCMに!)のコラボレーションです。
玉響、ほむら、恋水、忘れ種、刹那、、などなど物語性を秘めた日本語の数々が
小さなストーリーとともに紹介され、いくつかが和菓子として商品化されました。
思えば日本語の心地よい響きを堪能できる、ということも歌舞伎にはまった理由のひとつ。これからも美しい日本のことばと出会えることを期待して、このお薬を服用したのでした。

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2006年01月20日

甘味処「梅むら」@浅草寺裏

まめかん昔ながらの店構え。
がらがらっと引き戸をあけると、
ご主人夫婦と息子(娘?)夫婦が出迎えてくれました。
が、ご主人は競馬中継に熱中のご様子。
あはは〜いいなぁこういう雰囲気。
もちろん「新春浅草歌舞伎」のポスターもあり。

大雨の日。お汁粉で温まろうかなと一瞬思いましたが、
やっぱり豆かん&あんみつにして正解です

つやつやの豆。臭みがありません。黒蜜はさらりと自己主張。
特にこしあんが絶品。塩がきいているのか?まさにいい塩梅なのです。
「おいしい」ではなく「ぅぅんまいぃ!!」と叫びたくなります。

かずみんさんの「梅園vs梅むら豆かん対決!」大変興味深いです。


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2006年01月12日

菱はなびら餅

ひしはなびらもちぷるぷるの白い求肥に包まれているのは
味噌あんと蜜ごぼう。
桃色に染めた求肥もうっすらと透けてみえます。
新春を寿ぐのにぴったりの和菓子。
、、、なんてすましていますが、実は
お鍋で求肥を練り上げるのに大汗かいています。ふぅ

宮中のお正月料理「菱葩(ヒシハナ)」に由来し、
裏千家の初釜にはこの花びら餅が欠かせないそうです。


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2005年12月22日

ゆずロール

冬至にゆず湯に入ったり、カボチャを食べたりという風習はいつまでも残していきたい。
ゆずロール
冬至にちなんで柚子ロール
四国の銘菓でよく見かけますね。
煮溶かした寒天に、白あんと抹茶をいれてよく練ります。
そこにゆずの皮をいれたら絶妙の風味〜〜
しかも油脂不使用という嬉しいおまけつき。

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2005年11月25日

頼れる富澤商店

とみざわ
明治屋、カルディに成城石井。
アピール抜群の陳列棚に誘惑負けして、
これらのお店ではたいてい衝動買い。
そんな私にとって危険度ナンバーワンのお店が
富澤商店」です。
とにかくアイテム量が豊富。
この前は出来上がったお饅頭を一個ずつ包むシートが欲しくて
探しに行ったところ、見事に発見
その名も「まんじゅう用ポリシート」100枚158円。
まさかあるとは。。

先月オープンしたてのルミネ北千住店に足を伸ばしてみました。
蔵造り風の店構えが楽しい。店頭では豆やお菓子の量り売りをしていて
ちょっとしたタイムトラベルが味わえます。

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2005年11月18日

黄身しぐれ

黄身しぐれきれいにひび割れて大成功
ほろっと優しい口どけに和みます。

秋の時雨に由来した和菓子だそうですが、
私には「梅にうぐいす」のイメージです。
みなさんはいかがでしょう。。


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2005年11月13日

日本茶カフェ「鳴神」@東銀座

歌舞伎座のすぐ裏手にある日本茶カフェ「鳴神」
歌舞伎の演目にちなんだ名前がすごく気になっていました。
ツボにはまる和モダン。とくにカウンターまわりが素敵。
(インテリアはこちらでごらんいただけます→東京カフェマニア
抹茶スフレ抹茶スフレチーズケーキ黒糖アイス添えをいただく。
ふわふわスフレかと思いきや、しっかりチーズケーキ。アイスは想像どおりのお味。もちろん美味。プルーン煮がアクセントに。お食事メニューもなかなか魅力的。今度はゆっくり堪能しに行こう。


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2005年10月20日

黄金いも

黄金いも
さつまいもを模った和菓子。
中からほっこり黄金色のいもあんが顔を出します。
皮はシナモンをまぶしたやわらかクッキー生地なので
コーヒーにも合いそうです。


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2005年10月02日

くり茶巾

くり茶巾
材料:栗、しろあん、砂糖、水 
以上。
つぶして混ぜて絞るだけ。
旬のものはシンプルがいちばん。
風味豊かな甘味で秋の実りをいただきます。



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2005年09月25日

おはぎ

d10f1e15.JPG秋のおはぎ。
お庭の盆栽(紅千鳥というもみじ)をちょっと拝借して。

大好物の小豆は
ふっくらつやつやに炊けました。
香ばしい黒胡麻も自家栽培のもの。



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2005年09月23日

ねりきり

ねりきりとは
白あんに求肥を練りこんで形成したもの。
ちなみに求肥は白玉粉・水・砂糖を混ぜて作る。
c6231d75.JPG
幼い頃から
その繊細な姿に胸ときめいてきた和菓子。

自分で作ってみて改めて感じる
日本の技と美。

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