2005年03月19日

100万馬券

 先週の土曜日の阪神では、メインで404万馬券、さらに最終も158万と100万馬券が連続で出ました。先週までの段階で、3連単が発売されたのは全部で592レース、その内100万円を超えたのは22レースで、出現率は3.7%です。約27レースに一度ですので、現在の3場開催ですと、2〜3日に1回程度の発生となります。

 まだ高々22回ですから、傾向を分析するにしても少々データ不足気味ですが、この連発に触発されてちょっと調べてみました。まずは頭数ですが、22回中20回は15頭立て以上のレースで出ています。3連単は頭数が増えると組合せ数も大きく増えますので、高配当が出やすくなるのはある意味当たり前なのですが、先週の404万馬券のレースは12頭立てでして、これまでで2位の高配当にもかかわらず、頭数的には一番少ないサンプルとなっています。かなり珍しいケースだったと言えます。この3連単は、1320通り中1247番人気というもので、下から5%くらいの位置の人気でした。もしこれが16頭立てだったとしますと、だいたい3170番目くらいの目でして、例えば同日の16頭立ての中山牝馬ステークスであれば、1250万クラスの馬券になっていたということになります。12頭立てで、10番人気と12番人気と9番人気という組合せはなかなか買えない目だと思いますので、難易度はやはり1000万馬券級で、かなり高かったのではないでしょうか。このレースの特徴としては、ハンデ戦という点がありますが、ハンデ戦自体の100万馬券発生率は2.8%と平均よりも低く、理由の一因とは言えないかもしれません。逆に牝馬限定戦では7.1%の発生率があり、むしろ狙うとしたらこちらの方が良いかもしれません。また、距離もむしろ短距離の方が高く、一番高いのは1200m戦で6.6%。芝1200mが5.7%、ダート1200mが8.2%と、ダートの方がかなり高くなっています。まあこれは単純に短距離戦の方が頭数が揃うことが多いというのが大きな理由だと思います。

 人気的にはどの人気も万遍なく絡んでいるというところで、絞れる要素は少ないです。逆に言えば、上位人気が絡んでも出ているということで、例えば、2/6の小倉9Rでは、1番人気の武豊が1着にもかかわらず、109万馬券になってます。人気の傾向をあえて挙げれば、2桁人気の馬がだいたい1頭は絡むということくらいでしょうか。ただ、これは100万馬券を選択した時点で多分、自動的にそうなっているかと思います。

 ということで、先週2発も出ていますので、今週も続けて出るかどうかはわかりませんが、このあたりのデータから考えますと、土曜日中山のアイルランド大統領賞、中京の御在所特別と三河特別、日曜日中京の豊橋特別あたりが怪しそうです。さすがに100万馬券はなかなか狙えるものではありませんが、あえて100万馬券も何点か買ってみようかと思います。


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