オークス予想

　先週のヴィクトリアマイルは、結果的には、本命が１着で、相手も挙げた６頭の内の２頭でしたが、その２頭が５番手６番手と軽視した２頭でしたので、馬券は的中するも、喜べるほどの儲けは出ず、ショボ勝ちという感じでした。アグネスラズベリがもうちょっと頑張ってくれればそれなりに大きかったんですが…。

　というわけで、今週はオークスですか。オークスは、毎年書いていますが、馬体重に特徴のあるレースですので、今年もこの辺りから攻めてみます。これもここのところ毎回書いていますが、単純に馬体重が軽い馬が好成績というのもありますが、それよりもやはり高期待値になる場合が多いということで狙うわけです。例えば、レース検索等で、このレースの過去の上位馬の馬体重と人気の関係を見れば一目瞭然なのですが、穴馬は軽量馬ばかりです。まあ、こんなことを明確に書いてしまうと、ここでデータが終ってしまうというのもよくあることなんで、これ以上はみなさん自分の目でデータを確認して下さい。なかなか面白いです。ただ、軽量馬だけ買っても当たらないのも事実なので、データの使い方として、その辺りバランスはよく考えてください。

　桜花賞上位３頭が３番人気まで占めていますが、勝ったキストゥヘヴンは418kなのでもちろん、２着のアドマイヤキッスも444kで、どちらかというと軽量の方に入るかと思いますが、ただ、この馬、前走で-14kで、戻せば軽量とは言えなくなるということはもちろんですが、やはりこの馬体減の反動は気になるところです。今回、減っていても増えていても微妙なので、本来は実力的には◎評価も可能なところを、この点微妙に大きくマイナス評価で４番手で△。

　ということで、◎は桜花賞に引き続いてキストゥヘヴンで行かせて頂きます。今回は前回ほどは後ろから行かないでしょうし、前回同様、小型馬で外枠はむしろ歓迎だと思います。

　○はシェルズレイ。穴馬としては、どこをとってもちょい不足という感じですが、東京コースは向いていそうですし、桜花賞直行のローテーションといい、減点材料もほとんどありません。あとは馬体重が増えていないことを祈ります。

　▲はアサヒライジング。メンバーの中では巨漢馬で、切ろうかと思ったのですが、人気馬が後方脚質ばかりで、この馬が思ったほど人気になっていなかったので、逆に１着まで考えての３番手。というか、関東馬同士の◎−▲はむしろ無い気がします。

　桜花賞３着のコイウタは５番手。実力的にはもっと高評価でも良いのですが、関西馬が強いオークスで本命が関東馬なので、他の関東馬はあまり積極的に買えないところです。
　最後にユメノオーラ。実力的には買えない範囲ですが、馬体重にひかれて追加。

　馬券的には◎と▲から。２頭１着付けの馬単10点の合成オッズが6.5倍、３連単40点で13倍ありますので、この辺りで。あとはおさえの意味も含めて３連複をボックスで。こちらは合成オッズで5.77倍ありますので十分かと。もちろん◎頭にウエイトを置きますし、また、人気馬同士の組合せよりは人気薄１頭が割り込むパターンの方を積極的に狙ってみます。