2009年02月24日

テスト版(Ver5.64b)での機能説明/出馬表での過去走項目の設定と画面イメージ出力

 TARGET frontier JV Ver5.64b(テスト版)で追加された機能について説明します。テスト版は、利用上の条件等がありますので、必ず上記のリンク先をご覧の上、内容を確認してからご利用ください。

 ということで、今回追加・改善した機能の解説をいくつかします。

・主な画面のユーザー設定★タブで、タブ名の変更が可能
・【出馬表】ユーザー設定タブ数を20まで拡張
・【その他ランク画面】ユーザー設定タブ数を12まで拡張

 まずは簡単なところで、項目の設定が可能なタブ、★の付いたタブですね、こちらの名前を設定できるようにしました。今回から、出馬表は20個まで増設していますし、その他ランクも増設しているというように、数がかなり増えていますので、番号だけではとても覚えきれないということで、名前の設定を可能にしたものです。タブの増設の主な目的は、出力用の設定を考えてです。

 タブ名の変更方法は、画面によっては複数ありますが、どの画面でも共通なのは、そのタブを開いて、表内で右クリックしてメニューから「この★タブの名前を変更する」を実行するというのが一番わかりやすいかと思います。また、名前の制限としては、全角で10字以内、半角で20字以内です。無条件に頭に★が付きます。また、空欄を入力すると、元に戻ります。変更した名前は出力メニュー等にも反映されます。


【出馬表】
・過去走項目の追加(70項目以上)x(最大過去60走)
・画面分割エリアの任意設定を可能にした
・画面イメージ出力が可能(CSV,HTML)
・画面イメージCSV形式出力時に、横方向結合に対応
・出馬表レース選択画面から、出馬表の画面イメージ一括出力が可能(CSV,HTML)

【その他ランク画面】
・ユーザー設定タブ数を12まで拡張
・画面イメージCSV形式出力時に横方向結合に対応

 さて、問題はこちらですね。今回の大きな機能の追加・改善のひとつですが、出馬表内に過去走の項目を追加しました。ただ、前走だけならともかく、前々走、3走前と、それぞれ別の項目としてしまいますと、トータルでものすごい数の項目が新たに必要になり、項目設定するだけでも大変な作業になってしまいます。ですので、それを避けて効率的に扱えるようにするために、項目の設定・変更を2段階に分けるようにしました。

 以前にも少し説明しましたが、各馬の過去走のデータは、過去走として一括して扱う形式にしています。その過去走が(A)〜(J)の10種類設定可能ということになります。競馬新聞的に言えば、馬柱のマスの中のレイアウトを過去走(A)〜(J)という名前で10種類作成できるということです。そして、その10種類を、出馬表内の他の項目と一緒に自由にレイアウトできるということです。

 また、過去走は、前走、2走前、3走前のように個々に項目として指定するだけではなく、「1〜5走」を一括しひとつの項目として扱ったり、また「1〜n走」として最大60走までリピートできる項目もあります。

 また、過去走は何も馬柱のように複数の項目をレイアウトする必要もありません。ひとつや2つ程度の項目だけでも良いわけです。例えば、ローテーションだけを60戦分並べてみるとか、マイニングの順位だけを10戦並べて推移を見るとか、騎手名と着順だけを過去10戦程度リピートした表を作るなんてことも簡単にできます(★6の初期値が例です)。

 過去走項目を追加する手順としては、★タブを開いて、通常の項目設定と同様に過去走(A)等を追加し、一旦閉じた後、再度項目設定ボタンを押すと、そのタブ内に過去走項目がある場合には、その過去走の変更メニューも表示されるようになります。そちらで指定すれば、過去走(A)の項目設定が可能になります。

 また、画面内の過去走項目を右クリックした場合には、その過去走項目がある過去走の設定画面を直接呼び出すことが出来ます(この過去走項目レイアウトを設定する)。また、項目設定ボタン横の▼内メニューからは、全ての過去走の項目設定が可能です。
 以上が出馬表での過去走を含めた項目の設定方法ですが、ひとつ制限がありまして、過去走という項目は、複数の項目を内包していて、さらに最大60戦までのリピートが可能なわけですので、画面上にそれを展開した場合、ものすごい数の項目になっている可能性があります。プログラム的には特に問題は無いのですが、一応、出力等もありますので、現状では、この画面上で表示される最大の横方向の項目数を1000個までに制限していますのでご注意ください。

 ユーザー設定のタブとは別に過去5走Aというタブを新たに作成しましたが、こちらは、通常の項目設定はできませんが、過去走Aの項目は設定できますので、このタブを開いて項目設定ボタンを押せば、過去走Aの内容の変更は可能です。

 今回からは、出馬表の全ての項目をユーザー設定可能な項目と同じレベルで扱えるようにしました(ただし一部の項目は選択リストでは選択できません)。これにより、例えばTGXの各項目も選択項目として指定できます。また、一部の画面ではすでにありましたが、画面を分割する線も設定可能な項目として存在しています(画面分割線)。この画面分割戦は、同一タブ内に複数設定することが可能ですが、現状では、その効力はより後方に指定されたひとつだけが有効になりますのでご注意ください。

 さて、実は過去走項目の追加等の機能追加は、ある機能の追加のための前提機能にすぎません。今回この機能を追加した最終的な目的は出馬表での画面イメージ形式の出力を可能にするためです。このバージョンからは、出馬表内の全てのタブの画面イメージでのHTML形式出力及びCSV形式の出力が可能になっています。さらに、出馬表レース選択画面からは、その日の複数のレースを選択して、一括して出力することも可能になっています。過去走の横へのリピート数も、画面とは別に最大数を指定できますので、画面では60走、出力は10走というように使い分けることが出来ます。出力方法は他の画面と同様に、出力(F8)で、それぞれの画面イメージの出力を実行すれば、現在表示されている画面の内容で出力が可能です。また、一括出力の場合には、タブ名を選択して下さい。

 また、画面イメージCSV形式出力の場合には、基本的には各馬の行単位で出力するというのが原則ですが、この中にはそのレースの条件が含まれていません。ですので、それらをレースデータ項目として別に設定し、それを各馬の行の前後に追加したり、最初の行として追加することができます。レースデータ項目は、出力メニュー内で設定できます。レースデータ項目だけを出力することもできます。また、これはその他ランク画面でも同様です。

 また、これとは別に「画面イメージCSV形式出力時に横方向結合に対応」という一見してわかりにくい機能がありますが、こちらは、通常は各馬が1行ずつになるところを、全馬をまとめて1行にするという機能です。つまり、そのレースの出力が全てまとめて1行のCSV形式データとして出力できるということです。それに何の意味があるのかというと、1つのレースではあまり意味がありませんが、一括出力を実行した場合には、例えば1日36レースで36件のレコードデータとして出力できるということで、データとして処理する場合には扱いやすくなるわけです。

 例えば、レースデータ項目つしてレースIDだけを指定して前に付加し、画面にはZI値だけを配置し、それを横方向に結合して出力すれば、「レースID,1番のZI値,2番のZI値,3番のZI値,…」という出力が可能で、これは、基本的にはZI値の外部指数化ファイルと同じ内容の出力になります。もちろん、ZI値の代わりに例えば単勝オッズを指定すれば、その日の全レースの単勝オッズの一覧というCSV形式のファイルが簡単に作成できます。このように、各レースの各馬の特定の項目だけを全レースに渡って一覧表のようにCSV形式で出力するというようなことができます。

 というように、過去走等の項目の追加だけでなく、出力仕様の柔軟性・拡張性もかなり高いものになっています。また、この「CSV形式での横方向への結合機能」ですが、こちらではあまり説明はしていませんでしたが、以前から馬データ画面のCSV形式では可能でした(各馬の戦歴を横方向に結合できます)。また、今回からは、その他ランク画面と成績画面でもこれが可能になります。その他ランク画面は出馬表と同様に、出馬表レース選択画面からの一括出力で意味を持ちますし、また、成績画面では、レース検索から一括出力ができますので、1つのレースを1行で表現できるというこの機能の有効性はかなりあるかと思います。また、成績画面では、データの並び方も、馬番順、確定着順、入選順位順と指定できたり、頭数の制限も可能ですので、上位5頭のタイムとか、種牡馬だけを横に並べたファイルを作成するなんてことも可能です。ただ、各画面でのこの横方向への結合機能を使いこなすには、競馬のデータ構造自体への理解もある程度は必要ですので、それらも含めて、また別の機会にも説明したいと思います。

 出馬表及びその他ランク画面での他の追加機能は以下の通りです。

【出馬表関係】
・ローテーションタブの項目に、各コメントを追加
・TGXの各項目、一部の着度数項目、母母父、母母父タイプ項目等の追加

【その他ランク画面】
・父,母,母父,母母,母母父,父タイプ,母父タイプ,母母父タイプ項目の追加



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