2021年11月26日

TARGET frontier JV Ver6.00 Rev008を公開いたしました

 TARGET frontier JV Ver6.00 Rev008を公開いたしました。
先日発生したデータ登録時のI/Oエラーにつきましては、こちらで改善されているか思います。

 追加・改善した内容は、下部にあります。
 以下に、簡単に内容を補足いたします。

 まず、新たに提供が始まったウッドチップ調教データに仮対応しています。仮対応と言っても、既に現在の坂路調教データと同程度の機能は完成しています。
その状態なのに仮対応というのには理由は2つあります。

 ひとつは、現状で提供されているウッドチップ調教データは美浦のデータのみで、栗東のデータは12月になってからということがあります。
坂路調教と同様に環境設定でフィルタ用のボーダータイムを設定できるのですが、この機能には、初期値等の値のプリセットが必要になります。
ただ、現時点ではまだ栗東の実際のデータがありませんので、初期値を確定できていないというのが仮対応ということの理由です。

 また、もうひとつの理由としては、坂路・ウッドチップと調教データも増えてきましたので、その辺りからの視点で調教データというものの扱い方をもっと考えようかということです。

 個々のデータとして見る場合には、現在のような各調教データの一覧画面でも問題ないかと思いますし、むしろ専用的で扱いやすというケースもありますが、これを馬別のデータとして見た場合には、同じ馬が坂路もウッドチップも両方走っているケースもありますので、それを同じ画面内で時系列で見た方が、それらの調教の意図や流れというものも見えてくるかもしれませんし、また別の見方も出てくるかもしれません。同様に調教師別のデータとしてとらえた場合も別の意味で捉えられるかもしれません。

 現状でも馬別で時系列に一覧することは可能なのですが、やはり坂路のデータだけではその馬のデータとしては不足していますので、ここにウッドチップが加わったことで、時系列の調教データとしては強化されているか思います。同時に、可能であればその中に実際のレースの結果も含めれば、より大きいレベルで時系列での流れがわかるかと思います。今後、さらに他の調教コースのデータや各地方の競馬に滞在しているケース等も把握できるようになってくれば、それらも加えてより現実的なデータになるかと思います。

 この時系列での流れを重視した別の一覧画面を作成する予定で、一応現時点ではこちらがこのデータへの対応のゴールと考えています。こちらは少し時間がかかるかもしれませんし、また別のアイディアが出てくるかもしれませんので、現時点では、完成時期等は未定です。


 また、Windows11についてですが、こちらもWindows10と同様に毎年のようにアップデートされるということですので、完全に対応したと言える時期は来ないかもしれません。そのため、常に動作を確認して、問題があれば対応や問題点等をお知らせをするというような対応にならざるを得ないということになります。

 また、今回のアップデートとは直接は関係ありませんが、12月の2週目の開催前にIPATの仕様が変更されるということです。速やかに対応する予定ですが、どうなるのかは現時点ではわかりませんので、ご注意ください。

・新たに提供が始まったウッドチップ調教データに仮対応
・Windows11での継続的な動作の確認の開始
・フルゲート基準の変更に対応
・レース検索で、各集計画面の「簡易絞込み」に「7頭以下」と「8頭以上」を追加
・その他多数の細かい改良とデバッグ


Posted by kunezaki at 04:04