いつも読んでいる他のブログで話題になっていたので半水石膏について自分の考えを語りたいと思います。ちょつとしっかり書きたいので3回程度に分けて書こうと思います。

石膏は化学式 CaSO4 硫酸カルシウムです。
通常は二水塩の状態であり 2H2Oが結晶水の形でくっ付いています。
化学的に安定な化合物であり中性です。
しかし二水石膏でも結晶構造が違ったり、結晶水が1/2H2Oしか付いていない半水石膏とか、1つも付いていない無水石膏があり、無水石膏でも、水和反応を起すものと起さない物があり、一概に石膏と言ってもいろいろあるわけです。

半水石膏は医療の現場でもよく使われていて骨折した事がある方なら分かると思いますが、ギブスに使われます。今のギブスは優れもので包帯の間に半水石膏がサンドイッチされていて、幹部に包帯を巻きながら水で濡らすとその形に強固に固まります。これがよく展示会等でやっている手品みたいなやつです。
この原理で石膏ボードも作られており、半水石膏が水和反応を起し二水石膏になるとき結晶構造が針状結晶に変わり強固に固まる反応です。
石膏ボードの両側の紙もこの針状結晶が刺さって固定されています。
しかし石膏ボードを濡らすと、”ぐにぁっ”と曲がるように水分によって結晶の絡みつきは弱まり少しずつ水に溶けることもあり、石膏のみで土質改良した土は再泥化します。

また実際の含水比は硫酸カルシウム1分子で1.5分子の水を結晶中に取り込むわけですので重量的には使った石膏の2割くらいの水が使われます。
半水石膏が100パーセントの半水石膏だったとしてですが。
せっかくですので正確に言うと半水の分子量は145.15、二水のそれは172.2ですので18.6パーセントしか石膏自体は水分を吸収しないわけです。

つづく・・・