2007年10月09日

修悦体:粘着テープ文字の駅案内

最近,JR 日暮里駅構内にある案内表示が話題になっている。
新聞やテレビのニュースでも取り上げられているくらいだ。

駅案内はテープ文字(2007年8月24日付 「朝日新聞」 夕刊) 【写真】 駅案内はテープ文字
2007年8月24日付 「朝日新聞」 夕刊

工事中の日暮里駅構内で乗客の誘導をする警備会社(三和警備保障)の警備員
佐藤 修悦(さとう しゅうえつ)さんが作っているのだそうだ。
駅員じゃなくて警備員だというのが驚き。
仮囲いの上に色付きの粘着テープ(ガムテープ)を切り貼りして文字を書いている。
独特なフォント(書体)で,“修悦体”と呼ばれているんだとか。

元祖は,2003年頃に工事中のJR 新宿駅。
大声と身振り手振りで案内する毎日に疲れ,
思い付きで作ったのが好評になったということなんだそうだ。

その新宿駅は工事が進み,この文字はほとんど撤去されてしまったけれど,
現在でも少しだけ残っている。

一番立派なのは↓これ。
中央東口を入ってすぐ左,1・2番線ホームの下辺りにある仮囲い。

中央東口と東口を示す案内(新宿駅) 中央東口と東口を示す案内(新宿駅)
【写真】 中央東口と東口を示す案内
2007.10.06.(土)11:25頃
山手線,中央本線 「新宿」駅 中央東口(改札内)

「中央東口」「東口」 と大きな黒い文字で書かれ,
方向を示す赤い矢印が付いている。
基本はゴシック体だけれど,一部の角は落としてある。
そして,やけに直線的。

粘着テープで作った文字 【写真】 粘着テープで作った文字
2007.10.06.(土)11:26頃
山手線,中央本線 「新宿」駅 中央東口(改札内)

間近で見ると,粘着テープを切り貼りして書いてあるのが分かる。

紙に印刷するのでは大きさに限度があるけれど,
これなら巨大な文字が作れるという訳だ。

他にもまだある。


中央本線の特急ホーム(5・6番線)は他のホームとずれているため,
中央快速線上りホーム(7・8番線)を経由しなくてはならない
という迷路のような構造になっている。
南口のコンコース(高い通路)から7・8番線ホームに下りるエスカレータの天井には,
↓こんな案内がぶら下がっている。

5・6番線ホームへの案内(新宿駅8・7番線ホーム) 【写真】 5・6番線ホームへの案内
2007.10.06.(土)19:27頃
中央本線 「新宿」駅 8・7番線ホーム

右後方へお進み下さい
中央本線〔特急〕

回り込んで進むことを示している。

その先,エスカレータの終点の天井にも,同様の案内が掲げられている。
こちらは赤い矢印付き。

5・6番線ホームへの案内(新宿駅8・7番線ホーム) 【写真】 5・6番線ホームへの案内
2007.10.06.(土)19:28頃
中央本線 「新宿」駅 8・7番線ホーム

同内容の電照式の正規の案内板も設置されているけれど,
佐藤さんのもののほうが目立っていて分かりやすいように思う。

案内に従って回り込むと,天井から↓こんな案内がぶら下がっている。

5・6番線ホームへの案内(新宿駅7・8番線ホーム) 【写真】 5・6番線ホームへの案内
2007.10.06.(土)19:28頃
中央本線 「新宿」駅 8・7番線ホーム

この先のエスカレータを下れという意味。
小さい文字は大変そうだ。

その裏側は↓このようになっている。

南口コンコースへの案内(新宿駅8・7番線ホーム) 【写真】 南口コンコースへの案内
2007.10.06.(土)19:29頃
中央本線 「新宿」駅 8・7番線ホーム

エスカレータを下りた先の地下通路の床にも↓こんなのが。

床に書かれた数字(新宿駅7・8番線ホームから5・6番線ホームへの連絡通路) 【写真】 床に書かれた数字
2007.10.06.(土)20:59頃
中央本線 「新宿」駅 連絡通路

タイルに合わせて角ばった 「5・6」 の数字が書かれている。

全盛期には地図状の案内図などもあって面白かったけれど,
かなり撤去されてしまったようで,今回はこのくらいしか見付けられなかった。

その代わり,日暮里駅はもっと凄いことになっているらしいけどね。
新宿のときよりデザイン的に進化しているようだし,一度は見てみたい。


国仲 涼太|18:26|再読み込みコメント(2)トラックバック(0)
カテゴリー: 鉄道系ネタ話  鉄道一般

※ 以下の広告はライブドアが設置しているもので,制作者の収入はありません。

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/kuninaka_mai_k/51330813
この記事へのコメント
まどーし|2007年10月10日 23:45
YouTuBeにて「ガムテープ 新宿」で検索すると、これについてのレポート(動画)が見れますよ。彼の作品は一種の芸術でありますね。
国仲 涼太|2007年10月11日 12:11
● まどーしさん
ありますね〜。私も一部だけ見てみました。
熱烈なファンもいるようで凄いですよね。