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K.ARIMORIのお天気日誌

東京・山手から更新!! 都民生活とお天気との日々を綴っています。

25 Jun

朝晩主体に対流雨。北部山沿いでは午後もご用心

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水源地周辺に慈雨
 みなさま、こんにちは。ウラジオストック付近上空にコアが位置する寒冷渦と結びついた低気圧が日本海中部から北日本西方を指向。980hPa台まで深まっています。6時までに熊本県と岐阜県一部で100m/24h超、近畿地方でも50mm/24h超地点が増えました。

 首都圏では平野部視点は吹き上がり型で、東京地方周辺の数mm/24h程度でした。しかし、地形作用があった水源地周辺で30mm/24h前後。少ないながらもこの一週間、毎日降水量累加があり、この週末も対流性降水頻発がこの一帯で想定されることから、ひと息つきそうです。

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局地前線の南下東進
 久しぶりに東京都環境局提供の気温と風分布図(6時速報値)を掲出しました。上空はすでに後面寒気進入フェーズへと変化中で、山岳冷気を起源とした内陸涼気範囲が5時頃から都に拡大中です。総観規模の寒冷前線通過は12時前が想定されますが、下層風向が西南西の場合、丹沢大山付近を起源とする降水域が京浜京葉へと延び出す局地現象があります。

 本日、その例を踏むかどうか注目です。条件が揃うと意外な降水量増加に繋がることもあります。その発現機会としては盛夏を過ぎた8月下旬から台風影響が多い10月上旬、つまり秋雨時季が多いものです。

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真夏日発現の一方、夜間はひんやり
 週明け早々にかけて寒冷渦残滓の寒気トラフが日本海沿いに取り残され、一方、サブハイは本州南岸に500Z5880mをかけるまで発達予想です。週明けには下層暖湿流の勢いも弱まって、梅雨前線はリシス気味になりそうです。

 よって、前線性の広範囲での降水はなくなっていきますが、不安定な場は居残ることから局地的な集中雨は発現しやすく、水源地周辺視点では降水量累加条件が整う兆しは感じられます。都心で真夏日や、あるいは熱帯夜発現のことも有り得ますが、当面は極度な高温はなさそうです。なお、フィリピンを挟んで漸く熱帯擾乱が発生するように変化しました。
24 Jun

再び豪雨禍必至。本日は西日本で厳重警戒

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明日は東北地方へも飛び火
 みなさま、こんにちは。今朝は近畿地方周辺で概ねTn18度前後となり、ひんやりした陽気のプレゼントがありました。梅雨前線上の低気圧が昨夜には関東東方海域に達して、上層リッジ前面を相対的に乾いた気塊が吸い寄せられたことによります。

 北海道南東部のTn5度前後はさすがにやませ本場の感を強くさせます。今朝にかけては三陸北部までその範囲が南下しています。

 上層リッジ場影響から小康状態にあった梅雨前線活動。しかし、中国東北区に上層寒冷渦が南下してきており、黄海から華中北部にかけて大きなトラフ場が形成されてきました。九州北部ではすでに10mm/h前後が降り出しています。

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 明日前半にかけて梅雨前線上のキンクが山陽付近、北陸内陸部を東進し、三陸沖で低気圧として纏まる時点では前線は南岸側へ南下します。四国・中国地方で再び大雨地帯が拡大し、明日には東北地方でも降水量が増えそうです。九州地方では本日前半に北部で、小休止のあと、今夜半から次第に中部南部で豪雨地点が増えるものと見られます。

 北陸沿岸と関東南岸、紀伊水道付近で南風が強まる局面有りが想定され、熱帯夜発現に繋がるかも知れません(関東平野部は回避の見通し)。水源地周辺期待の慈雨は、MSMからは今般も見込みづらいですが、週明けは日本海側沿岸が梅雨前線位相となる予想から、とにかく毎日、降水量加算はありそうです。

 なお、北半球天気図を見ると、記録的猛暑続きの合衆国中南部に加え、波列伝播からリッジ場となった欧州にも500Z5880m等高度線が広がり、北極寒気勢力が極点側へ押し込められてきました。夏至直後の季節現象かと見られますが、日々俯瞰している身からすれば今季初の展開です。GSMも今季初のサブハイ北方伸張を描き出しています。
23 Jun

激しい雨の多発地帯は山陰から本州南部内陸部へ

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神奈川、千葉で豪雨発現警戒
 みなさま、こんにちは。昨夜前半は九州北西部、夜半前は熊本県、夜半後は山口県から四国西部、未明前は大阪府や京都府、早朝は紀伊半島から東海西部で大雨となりました。24時間記録では大牟田市周辺の300mm/24h超が目立っており、佐賀県全県でもこれに近い数値となっています。

 九州北部に関しては明日以降再び大雨が想定され、厳重な警戒期間が長引きます。一方で、熱帯夜範囲が九州南部を北上し始めており、先週コメント欄で話題だった黒海周辺リッジ場遷移が実況でのモンゴル高気圧で地上反映されているように思われ、来週は梅雨前線位相が日本海南部主軸へと北上する兆しです。

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 首都圏でも陽の目を見る機会は激減し、毎日なんらかの降水量累加を重ねています。昨夜から水源地周辺にもある程度の降水は続いており、本日のタイトルにしたように、来週にかけては場合によっては降り過ぎへ向かう懸念もあるものの、当面は慈雨ということになります。

 MSMを見ると、午前は神奈川県、午後は千葉県で豪雨級の示唆があり、南北幅30〜50km程度の活発な線状降水域がかかると、落雷、突風の顕著現象を交えて荒天となる懸念があります。東京地方ではやや強い降りの時間帯があるものと想定はされますが、大過はなく過ぎて、午後は次第に空が明るくなります。

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 今季は高緯度地帯上空のメアンダが大きいことが特徴で、下層湿舌と相互作用しやすい傾向にあります。近時でも台湾豪雨に始まり、中国南部各地に豪雨被害が広がり、九州豪雨へと波及してきました。報道によれば、インド各地でモンスーン豪雨に伴う落雷事故から昨日までで76名の死亡が確認されているようです。一方で、インド洋の高海水温に伴う循環補完としてフィリピン沖が下降流場となり、熱帯収束帯顕在化が阻まれています。衛星画像では漸く高空寒冷渦西進に対応した雲渦場が散発するようにはなりました。

 中長期予報資料を見ると、サブハイの北方への張り出し予想は依然見られず、梅雨前線位相は日本海南部から東日本陸域に留まる期間が長そうです。長梅雨発現の様相で、下層湿舌の流入場となっていく山陰地方で目先、豪雨発現機会が増えていく危惧を持っています。
22 Jun

西の地方ほど大雨ポテンシャルが高い

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明日は東日本太平洋側も大雨要注意
 みなさま、こんにちは。梅雨前線は概ね33〜34N帯付近を東西走向しており、九州地方では中部、北部付近を横断する状態が続いています。日付が変わってからは九州北西部で豪雨へ向かう気配が感じられます。

 震災地にとっては無情の追い打ち状態で、降り止むことを願うばかりながら、数値予報モデルからは週内は危険な状況が断続するニュアンスです。

 東日本も南岸寄りでは大降りしやすくなってきており、暖湿気の流入風上で明日はとくに要注意です。

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 水源地周辺では、ほぼ毎日、僅かな降水量累加を見ています。ここ数日の記事に書いていますが、山陰、北陸付近に前線走向が北上するタイミングで纏まった量に繋がります。来週前半にそのタイミングが訪れるようです。

 200hPa高度の天気図を見ると、チベット高気圧の東西軸はヒマラヤ・チベット南麓まで北上してきました。西日本から西では梅雨前線走向は次第に37N帯付近まで北上していく機運は見えてきました。最盛期から末期へと梅雨は向かいます。が、このまま北上一辺倒かと言えば疑問符で、東日本視点では前線活動はリシスがちながらも、曇雨天期間は7月に入っても長引くように、各種中長期資料からは見ています。
21 Jun

各地で大雨禍の夏至。昼間、伊豆諸島と南岸で大降り

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2日後からの大雨は日本海側でご用心
 みなさま、こんにちは。華中からとベンガル湾からの下層暖湿流が東シナ海西部で合流して九州を指向。上空には500T−9度寒気が横溢した場で、梅雨前線位相の微妙な南北動に応じて、昨夜は長崎県や佐賀県、福岡県、夜半から未明は熊本県から宮崎県、また、先行した対流雲域影響から山陽地方、早朝は大阪府南部から和歌山県北東部で豪雨となりました。熊本県甲佐で0時台までに150mm/hが観測され、100mm/h超の記録的短時間大雨情報発表が多くの地点でありました。

 昨夕の鳥取県、岡山県、茨城県の短時間強雨は上空寒気影響が強く出た影響で、梅雨前線豪雨発現とは趣を異にしてはいます。また、北海道南部の大雨は東方高気圧縁辺流の継続に大きく影響されたものです。とはいえ、どちらを向いても降り過ぎる雨による被害発生まで一触即発な状況が当面、続きます。

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 大雨被害の状況は刻一刻伝わる報道に委ねるとして、少雨の首都圏水源地視点に立つと、明後日から上空の寒冷渦位相が若干東進して、山陰から北陸の下層流が西北西からになりそうなことがポイント。風上の山陰地方では豪雨発生に厳重警戒期間を迎え、西斜面や北西斜面にも大雨をもたらしそうです。東日本内陸へも雲の勢いは衰えながらも、相応の降水量をもたらす展開が想定され、そうした場が来週にかけて比較的長く続くニュアンスもGSMからは窺えます。

 昨日も書きましたが、豪雨と慈雨は紙一重。今期間は南方からの熱帯擾乱接近はなく、かつての那須豪雨のような条件下にはないものの、日本海に負偏差場が長居しやすい傾向から、上空寒気と迂回進入してくる下層暖湿流による過分な影響性に思いは至ります。
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