October 20, 2014

今夜からポツポツと。木曜日まで曇雨天

2014102006東京実況14102003ASAS
水曜日午前まで温暖
 みなさま、こんにちは。お天気は変わり目です。高空を早い速度で巻雲が東へと流れ、下層には積雲や層積雲が目立ってきました。

 高気圧後面流が収束北上している四国や紀伊半島で雨が降り始めており、東日本では内陸や日本海側主軸に広がっていきます。

 大陸高気圧はコアで500T−45度寒気を伴っており、ロシア領内は東西広く強い寒気の下となっています。東シベリアへ進む地上低気圧後面を寒冷前線を先頭にして、この強い寒気団一派が北海道を指向します。本州以南の温暖な気塊との境界は収束しながら東西走向の前線として、明日夜本州上、水曜日には南岸沖に達します。

201410200600-00全球水蒸気
 北海道で明日後半以降、寒波襲来。平地の多くで初雪となります。また、本州から九州の日本海側で北寄り季節風が強まってきます。

 関東地方平野部では明日夜までは断続的にポツポツと雨が落ちてくる程度、かつ、比較的温暖です。が、水曜日から木曜日前半にかけてひえびえとした地雨が想定され、標高2000m以上の山々で雪化粧が進むものと見られます。

October 19, 2014

秋晴れ、多くで続く。山地西側で昼間汗ばむ

2014101906東京実況14101903ASAS
四国、近畿で下り坂
 みなさま、こんにちは。東京地方でも武蔵野や多摩でTn9度台を示すようになり、種類によっては木々が色づき始めています。移動性高気圧は次第に東方海上へと離れていきますが、本日までは西へ勢力を残し、昼間は暖かな秋晴れに恵まれそうです。

 全国を俯瞰すると、今朝までのTnは九州山地北東部や中国山地、四国山地、長野県などで0〜4度台範囲、本州中部以東の高標高地と北日本平地で−0〜−2度範囲が広がりました。

 高気圧圏内であることから日較差は広がり、東北地方以南の日本海側と西日本の山地西側で所々Tx25度超して、汗ばむ陽気が想定されます。

201410190600-00全国気温201410190700-00全球水蒸気
 北日本日本海側の不安定は解消されてきました。一方、伊豆諸島から東海道沖の不安定域は上層トラフセンスの接近通過から拡大気味で、今日は高気圧後面流に後押しされて、四国付近からその後近畿地方へと広がっていきます。これらの方面では今夜以降、次第に雨が降り始め、雨脚が多少強まる地帯もありそうです。

 木曜日前後にかけてこの悪天域は、本州付近を南下する温度集中帯の作用も加担して、東北地方以南に大きく広がり、曇雨天ベースが続きます。

 バイカル湖北方には500T−42度以下、700T−24度前後、850T−18度前後の寒気団が南下してきました。バイカル湖北側の地上気温も夜間は−10度以下となっており、週半ばに沿海州から北海道へ進入する見通しです。850T−6〜−9度時間帯があるものと想定され、北海道で初雪観測ラッシュとなりそうです。

October 18, 2014

久しぶりに穏やかな週末。南岸で雲多い

2014101806東京実況sfc3_2014101721速報天気図
内陸で夜間冷え込む
 みなさま、こんにちは。想定内だった層積雲のひろがりが関東南部に見られます。本州上の移動性高気圧東西軸が微妙に北偏気味で、高気圧中心間に風が収束しやすい節目(シアライン)も次々に東進しており、晴と曇の時間帯が南岸寄りで交互しやすい傾向です。

 東北地方中北部の日本海側では沿海州沖から進むトラフ影響(驟雨)、北海道では地上気圧傾度が高い時間帯(強風)はありますが、全国的には久しぶりに穏やかな週末です。昼間陽気は平年並み(関東地方ではTx20〜22度前後)、夜間は内陸主体に放射冷却が効きます。

auxn50_r201410172100北半球天気図201410180600-00全球水蒸気
 大陸の気温の様子を知るために、今朝の速報天気図はKMA版としました。強い寒気団(ロシア平原北岸寄りに500T−45度範囲有り)は図示範囲の北側に位置し、45N帯上層は弱い正偏差域が広がっています。したがって、放射冷却以上の強い冷え込み地帯は今朝に関しては見られませんでした(各地点プロット左上が実況気温)。

 掲出した水蒸気画像ではややわかりにくいながら、ハワイ諸島海域にハリケーンがあって、東太平洋熱帯海域で対流活動が比較的活発です。一方、西太平洋側ではフィリピンに多少の対流雲の纏まりはあるものの、対流活動は弱まっている模様です。

October 17, 2014

北日本で不安定。本州太平洋側は秋晴れ主軸

2014101705東京実況14101703ASAS
明日は関東曇天かも?!
 みなさま、こんにちは。一年でも最も快適な陽気に恵まれるようになりました。4月後半からGW周辺にも同様に期間はありますが、陽射しの強さや各種花粉と黄砂混じりの砂塵などから同期間を不得手となさる方々も多く、豊穣のこの時季が万人ウケするかとは思っています。

 小職は職務上、服装の規制はあまりありません。スーツやジャケット必須でもありませんので、これまでのところはシャツの半袖が長袖に変わった程度で過ごしています。装いの重さから身のこなしが鈍くなることを避けたい気持ちもあるからです。

 富士山の初冠雪ニュースが昨朝ありました。同山頂は昨夜−10度以下の時間帯もありました。一方、強い中・上層寒気場のもとで湿った南東風が吹き上げた胆振地方で記録的短時間大雨情報が発表されました。北海道太平洋側は昼間もこうした大雨懸念があり、北陸以北の日本海側では時雨タイプの対流性降雨が断続します。

 今週末はベースは本州上移動性高気圧型。朝晩は放射冷却が効く地帯が大半ながら、昼間は好天と好陽気が期待されます。但し明日、上層をトラフセンスが西・東日本通過。地上高気圧東西軸も東日本の内陸や日本海側寄りの見通し。関東中部以南東海中部以東で下層雲が広がりやすく、小雨程度が見舞う懸念はあります。日曜日は好天だと見られます。

October 16, 2014

青空復活。日本海側で南北走向シアライン通過、荒天

2014101606東京実況14101603ASAS
ひと桁地点、増える
 みなさま、こんにちは。伊豆諸島海域の不安定域は次第に離岸し、東京地方では6時台、その西の端の部分が雲域と晴天域のバウンダリー化して、くっきりと望むことができました。

 昼間11〜14度台の陽気が続きましたが、青梅アメダスでは今朝までのTn9.8度となり、23区地点にかけて高くても12度台までが殆どでした。

 下層気温分布は山陰、九州北部まで低温域が南下し、中国山地を筆頭に降霜級の冷え込みが見られました。昼間は爽やかながら、夜間にぐんと冷える一両日です。

201410160600-00全国気温
 空模様は、日本南部の太平洋側で漸く安定し、週明けにかけて帯状の移動性高気圧に覆われやすく、週末以降は昼間やや汗ばむ機会もありそうです。

 なお、本日は南北に立った気圧の谷が沿海州から北日本を通過し、通過後は一時的に冬型気圧配置となります。日本海側は荒天気味で、発雷を伴って短時間強雨となる地点がありそうです。

fzcx50_r201410152100週間ENSfcvx14_r201410152100月間時系列
季節の歩み、また停滞
 北半球全体の実況を見ると、極地上層にリッジが貫入傾向で、高緯度地帯に寒気核が分散し、北東アジアでもシベリア一帯では平年よりも早めに寒気が蓄積しているように窺えます。週明けには深い寒気トラフの東南東進とともに、北海道へこの時季としては強い寒気が進入する気配です。

 但し、高緯度帯で東西指数が高い一カ月が予想されており、目先は南シナ海をコアとした亜熱帯高気圧の踏ん張りが予想されるなど、寒気影響範囲はあまり南へは及ばない気配です。地上気圧配置は帯状の移動性高気圧型機会が増えて、季節の歩みが再び停滞するニュアンスを各資料は伝えています。