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K.ARIMORIのお天気日誌

東京・山手から更新!! 都民生活とお天気との日々を綴っています。

28 Aug

T1610、小笠原から伊豆諸島海域へ

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次第に温L化プロセスへ。影響範囲拡大
 みなさま、こんにちは。昨日は、秋雨前線が関東甲信と東海東部に大きく作用し、未明に熊谷、昼間に御殿場、夕刻に大島、そして本日未明に三宅島で短時間強雨観測がありました。関東西部ではほぼ終日雨模様。北の丸公園気温も正午間際に24度台へと降下。その後は22度台主軸で日界を跨ぎ、7時にかけて21度台で終始しています。

 本格的に秋風が立ったと言ってよいようです。非常に稀有な気圧配置の展開が強い上層寒冷渦とT1610のカップリングから想定され、週後半は上層場はサブハイ勢力が伸長して映りますが、地上場はオホーツク海高気圧張り出し型で、昇温期間は首都圏ではごく限定的になるイメージがあります。

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 韓国中部、南部で雨が強まっており、対馬海峡周辺にエコー反応は広がって、九州地方を窺っている今朝の状況です。反時計回りに進む地上低気圧が解析され、線状降水帯が西日本を次第に東進予想です。梅雨明け以降の西日本は高温少雨でしたので、当面は慈雨範囲ながら、今夜以降は大雨へと向かいます。

 東北地方太平洋側と関東地方の東岸部、西部山沿いでは台風外周の暖湿気流入の度合いがキーポイントです。主たる降水は29日夜以降からとなりそうですが、モデル示唆の変化に留意しておきたいものです。

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 北半球全般に見ると、これまでの一週間は極循環(偏西風卓越範囲)場が高緯度で拡大して、季節の歩みを如実に感じました。東アジアで気圧系の位相が西進遷移するイメージが今後一週間にあって、熱帯応答場の抵抗ということになりそうながら、その範囲が高緯度側にまで及ぶ様は異例です。

 本当の季節交代は気候面からは秋分週間あたりが通例で、今後一か月、陽気や降水、ことに熱帯擾乱の振る舞いがどのように展開されていくか、興味は尽きません。とともに、天災影響が最小限で過ぎてくれることを祈るばかりです。
27 Aug

T1610水平規模拡大中。首都圏所々強雨に

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都心、今のところ熱帯夜
 みなさま、こんにちは。本日も事務局からの記事更新です。8時台の世田谷区は強雨でした。9時台の文京区は小康状態です。この段階まで北の丸公園のTn値は25.1が下限で、暫定熱帯夜です。

 本州を横断南下していた秋雨前線。解析走向位置は関東中部あたり。東方海域に低圧部があるため、卓越風は北寄りからとなってきました。このパターンは相対的に多摩地方で強雨発現しやすい傾向があります。

 明日は中国東北区から朝鮮半島付近まで上層寒冷渦が南下して深まり、日本付近下層のT1610絡みの暖湿気と作用しあうため、西日本広範囲に線状降水帯が発生する懸念があり、目先は慈雨ながら、週明けにかけ災害級へと向かう可能性があります。

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 前線の北側になった地方から目立って降温しました。T1610襲来期間はさしもの猛暑も鎮まって、小さな秋を感じ始める地方が多くなりそうです。

 さて、T1610。解析中心気圧は950hPaとなり、+5hPa状況が続いています。が、衛星動画を見ると、水平規模が拡大してきており、影響範囲が広いまま、本州南東海域から反転北西進予想が根強く続いています。上層寒冷渦との複合的作用が各種心配され、どの進路となろうとも、影響は全国に及びそうです。
26 Aug

T1610北東進開始。寒冷渦カップリング予想

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月曜日以降の振る舞い未知数
 みなさま、こんにちは。早朝予定の影響から11時台に事務局更新としました。本郷界隈は夏空が広がっており、30〜31度台といった現在気温です。今朝もTn24度周辺となって、これまでのところ都心熱帯夜発現は10日に達していません。

 日本付近が長期に気圧の谷場となる特異な気圧配置が、首都圏周辺では曇雨天ベース卓越と850T18度前後止まりをもたらしている影響のようです。

 T1610は遅速南西進から北東進へと変化し、台風予報では週末、「猛烈な等級」まで中心示度が深まるとしています。

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 この台風は南鳥島北西海域で擾乱として発達開始した経緯があり、TS昇格も八丈島東方海域。高緯度誕生でした。大東島近海域南西進の間も水平規模はなかなか拡大しない特性も見られました。

 T1609がマリアナ発生で熱帯擾乱としての基礎体力というべきか、潜在力に長けていた印象と比べると、個人的にはひ弱に映っています。台風予報どおりの発達を見せるかどうか少々疑問です。

 北東進後に、週明け月曜日から火曜日にかけて、朝鮮半島付近にコアが予想されている寒冷渦循環場の大きな影響を受けるとの内容になっています。このカップリング予想に同調しないモデルも散見されます。
25 Aug

東日本視点で明日までやや安定。北日本にはCF接近

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T1610、反転北東進へ
 みなさま、こんにちは。木曜日ですので、中長期予報資料一端の掲出と解説を行うのが常です。しかし、今後一週間のGSMはドラスチック変化し過ぎで、ENS程度の把握が妥当なようには思うものの、日替わりが大きいものと見て、本日は短期解説に留めます。

 8月全般的には、太平洋域広大な低圧部形成と日本付近での太平洋高気圧張り出しの分割が特徴的でした。熱帯擾乱は多くが145E帯付近を北上し、北海道を結果的に指向するコースとなりました。

 T1610は東方リッジの最前面に出た他の熱帯擾乱とチベット高気圧との絡みから、ゆっくりと南西進しました。しかし、最前面に北進TDはあるものの、総観場は極東アジア高緯度の極渦循環場南下プロセスで、亜熱帯ジェット気流に影響されていくシナリオへと遷移中です。

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 GSMは週末、125E帯南北トラフは急激に深まらせ、日本海北西部から九州西方にカットオフロウを表現。T1610を29日〜30日に関東南東岸まで北東進させた後、急速にこの低圧部へと埋没させています。本州中部から東北地方の範囲で台風中心は北西進するイメージながら、演算の暴走のようにも映ります。

 この寒冷渦場の補完として、東方リッジを沿海州側へ大きく伸長させてもいます(地上気圧配置は見た目、オホーツク海高気圧発達に映る)。

 実況はモンゴル現在気温をひと桁にさせているシベリア寒気一端の南下が始まり、先端は長大な寒冷前線として明日、北日本や本州日本海側へ南下してきます。明日までに関しては北海道での大雨再燃が最大の懸念事項です。
24 Aug

寒冷前線尻尾が本日も悪さを。短時間強雨の懸念

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降水量の累積が、短時間強雨発現時に怖さを
 みなさま、こんにちは。群馬県南東部、栃木県や茨城県の広域で昨日も100mm/24h超地点が随所に。短時間で一気呵成に降り募るため、急な出水などに結び付きます。

 伊豆諸島ですでに強雨が始まっています。昼間は降水帯が幾分北上して、関東甲信越に強雨懸念ありが演算されています。明日明後日はこの状況は落ち着きそうですが、北日本では寒気トラフの南下東進がその後に演算されており、大雨が降り尽くした感がある北海道でとくに週末へ向けての実況推移に注目していきたいところです。

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 マリアナ海域でTDのTS昇格が見込まれます。150E寄りを北上予想で、T1610を含めた低圧部が広大となって、T1610自体は南下の後、東進、そして、週明けには東日本南海域まで北進するシナリオが出てきました。

 GSMが描く週明けの気圧配置には無理も感じられ、ENS程度に抑止して見ていきたいものです。黄海付近に顕在化予想の上層寒冷渦と高緯度を東から西へ延び出すリッジ予想が少々現実離れして見えますが、地形条件が異なるとはいえ、10月頃のハリケーン襲来時の北米大陸に似た展開が生じることがあり、荒唐無稽な予想だとも言い切れないようです。
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