K.ARIMORIのお天気日誌

東京・山手から更新!! 都民生活とお天気との日々を綴っています。

広範囲に下降流昇温場。内陸主軸に昨日Tx上回る

201505270800-00全球赤外15052703ASAS
今夜以降、東海上から湿り届く
 みなさま、こんにちは。つくば市舘野850Tは昨朝9時11度台、昨晩21時14度台。机上計算では地上Txはなかなか30度を上回らないはずでした。が、西・東日本は比較的背が高い高気圧圏内で、沈降性逆転層が中層下部から下層上部に位置し、地上付近の昇温に拍車がかかる仕組みとなっています。

 東京地方では昨日、北の丸公園30.9度を筆頭に、アメダス地点の多くで30度台Txとなりました。今朝も8時台にすでに27度に近づいてきており、南中時刻前後まではこのまま昇温一途の展開が想定されます。

n500_anlmod_pb4_2015052612高層図surf_2015052612解析図
 未明まで関東東岸部では13度程度の低温傾向が続いていました。千葉県では北東風、茨城県では南東風が卓越した影響からで、東北太平洋沿岸にかけて乾燥注意報と濃霧注意報が同居する時間帯もありました。

 本日は上述の仕組みが沿岸スレスレまで拡大し、30度に近づく地点も多そうです。但し、今夜以降は地上高気圧中心が東海上に移動することから、卓越風は再び北東からに戻って、海上の湿りが届きやすくなり、沿岸部から高温ピークを脱するものと見ています。続きを読む

日較差さらに拡大。真夏日地点も増える

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小笠原で低気圧動向に注意
 みなさま、こんにちは。北東気流の話でやりとりがありました。850T分布を見ると、梅雨前線寒域の相対的な低温場が東日本沿岸部に潜在しています。が、大局的には東北日本海側まで延び出した高温場(同15度超)が本州以南の多くでは支配的で、本来の低温場は北海道から北側東側に分布しています。

 一両日は東谷傾向となって、道東から東北太平洋側、ごく薄まって関東沿岸部まで低温塊は下りてきそうですが、偏西風強風軸の本格的な分流構造が定着しない限り、明瞭なオホーツク高気圧発現に至りません。どちらかといえば東高西低型に近づいて、本州内陸や西日本では真夏日地点が拡大し、一方で朝晩はそこそこ降温するという日較差の大きな傾向かと思われます。

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 確認して戴く意味もあって、3時広域地上天気図はJMA版、KMA版を並列しました。各プロットの右上は実況気温です。西日本から朝鮮半島周辺も15度以下が優勢で、地上南西風が進入し熱帯夜級の華中や華北南部とは対照的です。

 日本の北東側には例年どおり相対的に地上低温場が広がっており、千島のMSM示唆は本日も5度未満継続です。北半球天気図で見る限り、合衆国南東部500hPa高度は5900m前後まで高まっており、500T−10度を上回った範囲が北上しています。東部大都市部でも熱波の様相かと想像されます。もっとも北岸部には極渦があって、ユーラシアも同様ですが、高緯度帯の東西流は顕著な状況が続いています。

 多摩地方Tn14度台、練馬・北の丸公園で16度台など、ほぼ平年値に近い朝を迎えました。夜間卓越した北北東からの風は安眠に味方しました。昨日は25度台まで何度も上昇したものの頭打ちしました。本日はもう少し高めのTxになるだろうと思われます。なお、北海道から東北地方北部まで東西走向の降水帯が徐々に南下していく予想が見られます。

比較的爽やかな晴天。高地や内陸で驟雨も

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上層トラフがじんわり接近
 みなさま、こんにちは。北の丸公園の観測履歴を見ると、昨夜23時59分に17.3度で日Tnを更新し、今朝5時台にかけて断続的に16度台となって、Tn16.6度。3時までは南寄り、5時まで東寄り、以降は北寄りの風が卓越しました。

 北・東日本は一時的にオホーツク高気圧に覆われた気圧配置。太平洋岸主軸に比較的爽やか(オホーツク海側で冷涼)になっています。

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 朝鮮半島から本州日本海側指向で上層トラフ(カットオフ気味)がじんわり接近中で、その南西側の黄海、東シナ海北部上層はリッジセンスです。こちらの地上高気圧は比較的熱い気塊で構成されています。週前半に中部日本以西でTx30度超の予報値が主軸となっている背景です。

 南西諸島と伊豆諸島南部で梅雨前線影響が持続する以外、本州付近は晴曇ベース。日較差が大きい梅雨入り前特有の陽気変化がベースです。上層トラフ影響から北アルプス周辺から中国山地で対流性降水の時間帯があるものと、MSMでは示唆しています。

回復基調のもと、樫の女王決定戦

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東北一部真夏日、北海道一部冬日
 みなさま、こんにちは。MSM示唆によれば、小見出しのような本日から明朝となるようです。40E帯付近は相対的な高温塊が大陸奥地から及んでおり、西風フェーンもあって昨日、仙台Tx30度超などとなりました。東京都心は12時台の27度超がTxで、夜は早々に21度台になりましたが、今朝にかけては19度台と20度台を往復。練馬アメダス以東の23区アメダスはこぞってTn19度台でした。

 日本海南部付近の上層トラフは強風軸の南北乖離から淀み発生に対応したもので、明日にかけてやや深まっていきます。梅雨前線上の低気圧は青ヶ島付近通過の見通しで、降水域北限は相模湾や房総半島スレスレといった分布になりそうです。

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 本日は牝馬クラシックの第二弾、オークス。馬たちにとっては走りやすい良馬場が保たれそうで、発走時間帯の府中は25度、南寄りの風4m/s、薄曇が想定されます。ちなみに来週のダービー(東京優駿競走)も昨日21時起算GSMでは気圧の谷通過後の薄曇、28度程度での発走条件となりそうです。

 週間予報値では火曜日に都心真夏日が示唆されています。が、明日明後日と28日頃に北東気流卓越の線が濃厚で、予想期間の850Tは高止まりながら、結局、例年どおり東京都心での5月中の真夏日発現無しで経過するようにも思います。

沖縄・奄美で大雨注意。西日本も下り坂

201505230600-00全球赤外15052303ASAS
週末の降水域北限読み、微妙
 みなさま、こんにちは。昨日の北の丸公園Txは12時9分に観測した瞬間値26.0度でした。15時台まで25度超の数分間が断続したものの、前後で22度台に急降下したシーンもあるなど、局地特性を垣間見た気もします。
奇しくもTn値も15.0度で、ジャスト感を印象づける日でもありました。

 今朝は3時台の16.1度がTn値。江戸川臨海では15度台に下がっています。多摩地方では13〜14度台でした。月末週にかけての北の丸公園補正済み平年値はTn15度台、Tx24度台です。

 4月以降、20日までは低め。その後一カ月は高め経過。今のところ、真夏日(Tx30度超)・真夏夜(Tn20度超)はありません。前者に関しては来週末近くにその機会がありそうですが、850T予想に反してその前数日は北東気流卓越からやや低温期間もありそうです。

n500_anlmod_pb4_2015052112高層図surf_2015052112解析図
 ヴェトナム北部、南シナ海沿岸付近に発達した対流雲群が盛衰を繰り返しており、暖湿気塊の横溢が梅雨前線沿いに続いています。南西諸島では早朝までに60mm/hr超を記録した地点もあって、沖縄・奄美、明日は伊豆諸島も加わって大雨要警戒です。

 明朝時点で福岡、大阪、名古屋で小雨、広島で曇といった天気分布予想が描かれています。月曜日にかけて日本海南部付近上層でトラフが明瞭化予想で、梅雨前線上の低気圧進路が読みづらい面があります。通例では首都圏の雨は南岸部限定となる明日を思い描いていますが、微妙なところでしょうか。
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