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K.ARIMORIのお天気日誌

東京・山手から更新!! 都民生活とお天気との日々を綴っています。

30 Jul

暑さも並みな土用の丑。隅田川花火大会は涼やか

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サブハイ直下の中国、うだる暑さ
 みなさま、こんにちは。本日は講義室利用の開講時刻にあわせて、いわゆる「夏時間」モードでの記事更新です。東京地方に限らず関東地方を挟む仙台付近から静岡付近、また、伊豆諸島にかけてTn20〜23度台(北の丸公園22.1度)で、寝苦しさと無縁な状況が続いています。

 新潟、名古屋でTn25度台、青森県北西部にも熱帯夜地点があり、東高型の卓越風風上、風下の差異がよくわかる展開です。これが、昨夜21時高層観測で850T24〜25度台の華北、華中だと、3時現在気温が29〜30度の熱帯夜。気圧配置の配剤次第だとはいえ、天は不公平なものです。

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 上層寒冷渦が30N140E(伊豆諸島南方)へと近づき、週明けにかけて140Eトラフが東日本に形成予想。この循環場の東側をTDが反時計回りに房総半島へと接近してきそうです。水源地周辺を含め、関東北西部や西部の下層風風上で纏まった降水量へと繋がる当面は期待(降り過ぎると災害懸念)が明日以降あります。

 なお、フィリピン群島の東海域のTDは発達機運にあって、TSまたはSTS級へと向かいそうです。中国本土のサブハイに当面は北進を邪魔されますが、熱帯起源の不安定ファクターとして付近に留まった後、週明け後半の気圧配置変化予想から南西諸島や西日本太平洋側に大きく影響していく可能性が示唆されています。
29 Jul

東北地方梅雨明け発表機運。北海道大雨今日まで

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北半球全体を見ると・・・
 みなさま、こんにちは。500Z5880m等高度線の走向位置に注目をすると、北米大陸では45N付近まで北上して南北移動は過去10日間殆どなく、GSMでは8日後まで同様に移動がないとしています。報道があまり伝わってきませんが、記録的に暑い夏を過ごしているふうに感じられます。

 南欧の等高度線位置も高い状況が続いています。もっとも、イギリスからスカンジナビアへは上層寒気が進入しやすい場も同居しており、陽気状況は区々の様子です。近時、クウェートで世界高極記録を更新した地点があった。との、報道はありました。

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 日本付近の高度場も40N帯以北、大陸奥地にかけて東西リッジ場があるため、相対的に上昇しています。一方、30N帯以南に東西走向のシアラインがあって、小笠原北方上層を寒冷渦が減速しながら南下中。その循環の東端部にTD解析も始まりました。

 温度場分布は太平洋側が低め、日本海側が高めで、首都圏はGSM表現では8日後まで850T18度以下に位置し続け、日曜日以降は140E帯南北に正渦度移流が顕在化して、曇雨天に傾きやすいことを示唆し続けています。沖縄周辺も降水頻度が高い傾向が続き、天候の不順さが徐々に浮き彫りになるかも知れません。
28 Jul

東高西低タイプの夏型へ移行

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北海道は重篤な大雨被害を警戒
 みなさま、こんにちは。今後一週間、40N以北東西に明瞭なリッジ場が形成され、表面的にはサブハイが日本全土を覆い尽くす構図が予想されています。縁辺場(下層暖湿気収束場)が北海道付近となっており、前線や低気圧表示もあって、大雨の地帯が広がっています。

 この構図は一両日尾を引いて、北海道としては記録的な大雨被害が拡大する懸念があり、要警戒です。一方、梅雨明け発表が遅れていた関東甲信地方と東北地方(南部主軸/北部は北海道悪天南端部)でタイミングを迎えました。

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温度場分布は南東低・北西高
 広く太平洋上は東西帯状に負偏差場となりやすい今季傾向です。これまではその北側の広大な逆位相癖も目立っていました。今後一週間も、小笠原東方から東日本付近を指向する上層寒冷渦表現が根強く、850T18度が本州上東西を右往左往し、相対的には対馬海峡〜日本海中部〜対馬海峡を結ぶラインが温度場正の極となりそうです。

 日本付近の地上気温分布に置き換えると、西日本の日本海側と東北地方や北海道の日本海側で高い地帯はあるものの、東日本の太平洋側や西日本の南岸部では真夏日機会も30度をわずかに越える程度で、熱帯夜発現頻度は極端に少ないことと思われます。

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梅雨明け発表されたとしても・・・
 夏空が広がる機会は、とくに関東地方から東北地方南部では少ないことも想定されます。舘野850T予想値は弱い負偏差で、全国的にも平年値級です。また、月替わり早々には寒冷渦の関東地方付近到達があって、正渦度移流場が持続し、不安定な空模様が連続することも想定内です。

 一か月予報資料から類推されることも、地上気圧配置は「東高西低」タイプながら、二週目までは太平洋上の東西広大な負偏差場持続で、40N帯東西にリッジ。極渦自体は明瞭で寒気も強く、季節進行に伴って、三週目以降の高緯度気圧配置を大きく変化させる引き金がどのように引かれるのか? とくに着目しています。 
27 Jul

上越と富山で大雨。明後日にかけて北海道で警戒

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寒冷渦外周の流れが曲者
 みなさま、こんにちは。冬の季節風時の降水分布に相似して、3km高度付近の卓越流の風上と吹き抜ける山峡地帯で大雨が降りました。主因は北海道近傍まで北西へと出戻り中の上層寒冷渦(500T根室−12度・舘野−6度)です。その最外周は小笠原から沖縄東西走向のシアラインとなっています。この方面でも大雨ポテンシャルが高めの状態が続いています。

 地上天気図からは表面的には、沿海州南岸から北海道への低気圧指向、総観場の前線表示も40N以北などと夏型へは近づきます。

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 但し、850T18度は南北走向のまま本州中部付近を東西へ右往左往する予想で、舘野予想は今後一週間、弱い負偏差のまま。他の3地点も平年値周辺で変化の少ない予想です。

 東西走向シアラインは週末には小笠原海域で寒冷渦として顕在化し、週明けには本州付近へと西北西進予想も見られ、昨日記事にもした梅雨明け発表機運も、その先を考えると躊躇が続きそうです。

 水源地周辺にもある程度のお湿りが続いています。寒冷渦影響は潜在的には続くため、お湿りに恵まれやすい傾向は維持されそうです。
26 Jul

明日関東甲信、明後日東北で梅雨明け機運

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雷が鳴ると、梅雨が明ける・・・
 みなさま、こんにちは。気象俚諺のひとつで、生活習慣上の目安程度の表現です。梅雨時季の降水形態が今一歩明瞭性を欠きやすい東日本東部から東北地方では、前線位相がサブハイに押し遣られていくタイミングで、強雨に見舞われ発雷を伴うこともあります。

 本日から明後日にかけて、この図式が想定されます。但し、悪天主役だった上層寒冷渦は500T−12度以下で健在ですし、むしろ北海道へ近づくように北北西進を開始しています。穴埋め的な態様で関東東方海域の上層場は高度上昇し、今週後半、東北地方以南は500Z5880m超する予想です。この機会を逃すと、関東甲信以東の梅雨明け発表は困難です。

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 その後も完璧な夏空か?と、聞かれれば、首を傾げたくなるような数値予報モデルになっています。実況では850T18度は寒冷渦影響もあって、138E付近を南北走向し、伊豆諸島の今朝のTnは22度前後でした。週後半はこれが141E付近を南北走向する期間があり、とくに北陸から東北地方の温度場が上昇します。

 四国南岸付近以東の南岸沿いと島嶼は温度場が相対的に低く、そうこうする内に小笠原東方から次の寒冷渦、日本海には亜熱帯ジェット気流のトラフ位相が東進し、サブハイは中国大陸側へ後退します。
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