K.ARIMORIのお天気日誌

東京・山手から更新!! 都民生活とお天気との日々を綴っています。

韓国南部、九州北部、山陰西部で大雨警戒

00Latest全球赤外15070703ASAS
西日本南部の低温は緩和へ
 みなさま、こんにちは。下段の引用図は定型化させています。北東アジアの各層の流れとともに北半球全般の偏西風や亜熱帯高気圧の実況を知って戴きたいからです。見やすさからKMA版を選択させて戴いています。

 南西ヨーロッパの500Zは5940m超しており、この地域通例のサブハイ東端部が南北走向で覆うパターンからは大きく逸脱しています。猛暑原因です。イギリスからアイスランドは寒気トラフ場ですし、北ヨーロッパもアゾレス高気圧圏内からは外れています。パリのこの週末は熱帯夜に近かった(Tn24度台)と聞いており、フランスからドイツ中部でTx35度超だった模様です。

n500_anlmod_pb4_2015070612高層図surf_2015070612解析図
 このEU情勢と直接関連はないものと今は見ますが、エルニーニョパターンなのか東アジアの偏西風強風軸の位置が6月はずっと南偏していました。ここに来て熱帯擾乱が遥か南方海域で揃い踏みしたことにより、昨夜来、沖縄本島東方一帯の水蒸気画像は一気に暗化し、東シナ海から東海北陸地方で梅雨前線走向がぐんと北へ押しあがる機運が芽生えました。

 奄美から九州南部に固執していた大雨領域は対馬海峡から山陰西部へ遷移しそうです。また、暖域に位置することから西日本南部の低温は終息します。

 北日本への高温情報は40〜50N帯リッジが沿海州付近まで東進接近するという予想要因が大きいようです。GSMアンサンブルを見ると、ベーリング海方面へ遠ざかるとされる500Z5700m領域の予想は東谷要因となるような居残り傾向も散見され、T1511前面のサブハイの張り出し予想範囲も関東南東でブレが大きく、同台風は来週前半、東海上へと接近上陸回避型進行する可能性を思います。

降ったり止んだりの一両日。低め陽気続く

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週半ばにはサブハイ勢力伸張
 みなさま、こんにちは。太平洋岸主軸に降雨の時間帯が長く、内陸県にも層状雲の帯がかかり続けています。また、北海道ではオホーツク海をゆっくり東進する上層寒冷渦影響が根強く、道北や道東で周期的に対流雨が顕在化する傾向が見られます。

 日本付近の地方気圧配置は北高型となっており、コメントを戴いたとおり、梅雨前線走向の北側に位置し続けている西日本南岸部でTx20度そこそこの極度な負偏差状況が続いています。

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 東京地方も止み間には20度台、降りがやや強まると19度台といった展開が見られ、明日以降は日本南部全般的に下層温度場が若干上昇していくため、地上低温度合いは緩和されていきそうですが、平均的には低め陽気がベースとなるようです。

 温度場上昇の理由は、台風群との相互関係からサブハイ勢力が今週は西日本、来週前半は偏西風リッジ東進通過タイミングで東日本に範囲を延ばす傾向にあるからです(アンサンブルすると伸張ニュアンスはやや後退)。但し、正渦度移流は日本南部を横切る日々で、梅雨明け発表に至る予報区は期間内はなさそうに思われます。

京葉京浜では終日雨。都心と多摩では止み間も

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名阪も雨の時間帯長い
 みなさま、こんにちは。昨日は狐の嫁入りの朝、25度前後の昼、再び地雨に戻った午後以降といった展開でした。夜には21度前後となり、夜半には20度割れして、今朝にかけて19〜20度台を上下動しています。

 梅雨前線そのものの降水帯は対流雲を点在させながら、沖合海上に離れています。が、サハリンの親渦、中国東北区の子渦が形成する傾圧帯に相応する降水帯が西日本太平洋側から東日本広範囲に影響し、若狭湾から北アルプスと関東北部3県から福島県で50mm/24hrs相当の降水量の纏まりがありました。

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 気圧配置は明日にかけて変化は小さく、関東視点では北高型持続で北東風が卓越します。昼間陽気はプラス一枚を欲するような肌寒さが継続します。また、南海上を接岸気味に断続的に進むトラフ動静から陸上降水域の南下と北上を繰り返し、タイトルや小見出しのような変化が想定されます。

 九州南部地方の低温傾向と南西諸島西部から台湾の高温傾向。これは、28N帯付近に定着傾向が続いた梅雨前線走向位置がひとつの解答を与えています。乾気湿気境界としての不連続線といった例年のこのエリアの前線性格ではなく、各層寒気堅調から7月になっても通常の温帯の前線構造を有しており、その北側の九州地方南部では曇雨天も手伝って顕著な気温の負偏差、前線帯すぐ南の南西諸島西部から台湾でとくに夜間高温が際立った正偏差となってきたとの解釈です。

 週明けは台風接近から様相は変化し、サブハイ張り出しが西日本、後半は140E帯に及ぶ機会はありそうですが、縁辺場ニュアンスが根強く、昨日記事に著したとおり、下層暖湿流の北寄り成分が出る可能性から日本海側での大雨発現に思いは至ります。

東京地方周辺では狐の嫁入り状況。やや小康

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T1511へと昇格。騒々しい南海
 みなさま、こんにちは。小見出し表示しました。とはいえ、ほんとうに騒々しいのは赤道を挟んで緯度15度までの範囲。30N帯以北は北東アジアではサハリン付近にコアがある大きな寒冷渦循環場で、梅雨前線走向は西日本で32N付近(主に海上)、東日本で35N付近(日変化も手伝って時折沿岸)です。南海と中緯度との間はこれまた広大な亜熱帯高気圧領域でかたまりつつあります。

 昨日は昼過ぎまでと夜に降雨が強まって、東京地方でも10mm/hr超の時間帯があり、50〜90mm台/24hrs(7時まで)を記録しています。千葉市から佐倉市で100mm超、また、伊豆諸島一部、神奈川県南西部、富士山麓、伊豆半島、駿河湾周辺で同様でした。

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 首都圏では梅雨前線走向は火曜日頃までほぼ実況の位置が想定され、本日はやや小康状態。明日はやや活発化。週明けはその後のサブハイ伸張(西日本主軸)に繋がる東谷への移行(暖湿流が北西から南東へ流れ新潟県や山形県を上流とした大雨発現懸念)かと見られます。

 上記寒冷渦循環の南端部に相当する不安定場が夜半から北陸地方に強雨域を形成し、信越から関東北部へと南下傾向です。関東内陸部で本日は案外降水量が纏まる可能性があります。昼夜を通して19〜23度台の傾向が続いています。本日昼間はこれを幾分上回る可能性はありますが、降水が本格化すると再び20度前後に戻ることを週明け早々まで繰り返しそうです。

太平洋沿岸部で大雨。東岸部では北東場に着目

00Latest全球赤外sfc3_2015070221速報図
日本海側・内陸で少雨傾向
 みなさま、こんにちは。七夕前後までの注目点をタイトル、サブタイトル化しました。昨夜21時起算GSMはこの期間外7月9日頃までの展開をよく示しています。

 週末は梅雨前線が太平洋岸近くを走向し、但し、上陸はしません。暖湿気主導の対流性を交えた降水で南北幅は狭く、鹿児島県島嶼と宮崎県にかけての陸上、四国から関東地方の太平洋岸で大雨ポテンシャルが高い状況が維持される一方、降水帯を少し離れると曇や晴となって、昼間Tx30度超地点も多くなります。当面は上空寒気主導による不安定降水以外、日本海側から内陸部は少雨状況が続きます。

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 昨夜21時、フィリピン東方海域でT1510への昇格があり、北緯側にはT1509を中央に10N帯に熱帯収束帯、南緯側にもサイクロンが1個堅調です。

 T1509は来週、沖縄本島海域(25N130E付近)から九州南西海域(30N127E付近)をかなり発達した勢力で進行するとしています。サブハイは消極的に西・東日本にかかろうとしますが、北・東日本で東谷センス形勢の維持へとむしろ働いて、実況のオホーツク海付近寒冷渦の循環場は東端をアリューシャンに広げながらも、期間内影響し続けます。北海道オホーツク海側の低温が七夕前後にかけて三陸海岸から関東東岸まで広がる懸念があります。

 マリアナ東方海域に次の主たる熱帯擾乱の接近または発生をGSMは示唆しています。T1509進路比較で東側をサブハイを割るように北上するように思われ、梅雨明け機会を先延ばしする方向に働くものと見ています。
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