July 23, 2014

大暑に相応しい高温へ。東北日本海側、大雨注意

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都心、熱帯夜始まる
 みなさま、こんにちは。未明からは心地よい北西からの陸風卓越時間帯もありました。が、都心Tnは25.6度だった模様で、アメダス地点では唯一熱帯夜でした。23区は概ね24度台で、青梅22度台、八王子21度台。近年の平均的な夏の朝といった感がします。

 二十四節気の大暑。二週後の立秋まで、最も暑い時季とされ、気温の平年値もほぼこれに沿った変化を見せます。

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週末まで最初の高温ピーク
 500hPa5880m等高度線が40N付近まで達する予想は明後日と土曜日。台湾中部を通過したT1410が華中を北上し、不明瞭になりながらも位相は中国東北区南部まで達した前面に日本が相当するのがこの二日間です。昼夜ともに暑さのピークとなります。

 前段の本日と明日は、沿海州寒冷渦とチベットハイ+サブハイとの境界で北日本の前線帯は徐々に南下。東北日本海側、夜以降は新潟県や福島県会津で強雨の懸念があり、線状降水帯がかかる地帯で60〜80mm/hrの激しい雨となる可能性が示唆されています。

 明日後半から明後日は、日本付近では前線が不明瞭化し、黄海北部付近で明瞭化。朝鮮半島北部にかけて大雨発現の可能性があり、日本付近は高温ピークとなります。

 週明けは140E帯を南から上層寒冷渦と対応する地上低圧部、北からも高気圧張り出し鞍部に対応した寒気南下が想定され、不安定な空模様とともに、昼間高温は大きく緩和されそうです。

July 22, 2014

関東甲信、梅雨明けへ。T1410は明朝、台湾通過

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真夏日、復活
 みなさま、こんにちは。発表毎にコメント欄に加筆したとおり、九州北部(山口県含む)、近畿、東海で昨日梅雨明けしました。本日は関東甲信発表の番です。北陸と東北南部も加わるかも知れませんが、24日にかけて寒冷前線南下に伴う不安定期間が想定され、発表側としては躊躇要因はありそうです。

 梅雨明け発表を確信させる陽気の変化が昨夕からあります。東京地方では熱帯夜はギリギリ回避されましたが、24度台地点は多く、昼間は32度前後まで昇温しそうです。

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 上層の高気圧循環は昨夜実況では華中に明瞭化しています。GSMではT1410の北上を演出する形で、西日本コアに一両日明瞭化予想です。北陸・東海以西では一部猛暑級の暑さとなり始め、明日以降は関東甲信にも一部広がってきます。
 連休中のシビア現象多発の主因だった上層寒気トラフは、日本の東で寒冷渦として南下開始し、週後半はサブハイコア位置の遷移から日本の南へ西進予想です。週末自体は夏空となりそうですが、週明けはこの寒冷渦動向に左右され、不安定範囲が広がる可能性があります。

July 21, 2014

昨日の四国・中国に続き、各地で梅雨明けへ

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週半ばは比較的安定へ
 みなさま、こんにちは。上空寒気がピークとなった昨夕(21時舘野500T−9度台)、トラフの軸が通過する際に、東京・神奈川都県境などできわめて激しい雷雨となり、大田区で100mm/hr超地点がありました。渋谷では18時頃から20時頃まで雷雨でした。が、最も活発な積乱雲群の通過から若干外れ、極端な強雨にはならなかった印象でした。

 昨夕の積乱雲群の動向は北から南、北北東から南南西へ広がっていった感触で、トラフ軸通過直後といったタイミングであったことが窺えます。

1410-00台風予報
 四国・中国地方には11時、梅雨明け発表がありました。本日は九州北部、近畿、東海地方での発表が有力視され、関東甲信地方も並ぶかも知れません。北方トラフ影響から明後日前後に東北と北陸は多少の崩れが想定されており、梅雨明け発表はその直後となりそうです。

 T1410は規模は比較的小さめながら、北進センスが大きく、台湾または先島海域を華中沿岸指向で進む予想でかたまってきています。西日本付近のサブハイ勢力はこれとの作用で多少強まります。一方、140E帯南北に小笠原付近から上層寒冷渦が明瞭化し、週後半の東日本の空模様に影響する可能性があります。当面、極端な高温気塊に覆われる場ではなく、猛暑級や熱帯夜は発現しにくいものと見られます。

July 20, 2014

不安定域徐々に縮小へ。涼しさ続く

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西日本は空模様安定へ
 みなさま、こんにちは。下段に24時間降水量日最大値分布図を引用しました。魚津(富山県)で250mm超を記録し、これまでの当月記録を更新しています。また、中国山地一部で100mm超。関東北部と千葉県北部で50mm超。北海道南部にかけて驟雨に見舞われた地点が多く、「不安定現象に注意」とした発表や報道は妥当でした。

 しかし、細かく見ていくと、太平洋側の地方では強雨にまで至らなかった地点も多く、そうした地方にお住まいの方々から異論が出るのも無理からぬところです。日本海から南下する上空寒気が主因です。どうしても風上の地帯(日本海側と北東方高気圧縁辺流が作用する関東・東北太平洋側)により大きな影響が出ます。

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 T1410はフィリピン東方海域130E線に沿って北進し始めています。台風予報モデルは掲出の進路予想。バシー海峡を北西進して華南指向です。が、GSMでは南西諸島海域から華中東岸指向で、黄海から朝鮮半島40N130E付近へ大回りするとしています。

 実況の日本付近のトラフが南西側に新たな上層寒冷渦を明瞭化させる可能性はあり、T1410進路を複雑にさせる懸念もあります。シナリオとしては連休明け一両日、サブハイは本州上まで北上予想で、梅雨明け発表がほぼ一斉に行われそうです。但し、サブハイコアは華中から西日本に広がるものと、日本南東のものとに二分状況が潜在し、両者の鞍部を期末に140Eに沿って熱帯擾乱の範囲が北上する兆しを伝えています。



July 19, 2014

信越・関東・東北で明日まで、高い大雨ポテンシャル

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九州北部では梅雨明け期待
 みなさま、こんにちは。昨夜、ちょっと晩酌に寄った馴染みのお店で、ニュース番組などでのシビア現象発現に伴う注意喚起のアナウンスに工夫を求める声を聞きました。台風襲来前はことにこの傾向が激化しますが、「不急の外出以外は控えて・・・」のアナウンス。客足を如実に遠ざけます。国民性の一端からお上からの通達に従順。気象庁からの情報は発表提供であって「発令」ではないのですが、各放送局で過大に脚色表現されがちです。

 連休中、強い上空寒気(500T−9度前後/昨夜21時松江・輪島で−8.3〜−9.3度)が日本海コアに東・北日本を覆った状況。加えて、東日本は北東からと南からの高気圧張り出し鞍部です。気象庁から関東甲信、東北地方に最大120mm/24hrsの量的予報が発表されています。今朝6時までの24時間降水量は35N帯以北の中国山地東部、近畿北部、信越、関東北部3県、福島県から岩手県南東部で50mm前後でした。

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 北東気流の恩恵が続いており、関東地方では昼間Txは24〜27度、夜間Tnは19〜22度台主体となっています。東海地方以西の主要都市部では熱帯夜が連続するようになってきており、衛星画像からは東西に連なる雲帯は未だ明瞭ながら、前線表示は総観場の地上天気図からは消失しました。なお、T1409は海南島北海域からインドシナ付け根に上陸し、T1410は沖縄の遥か南南東海上(フィリピン東海上)を北西進しています。

 本日か明日かには九州北部地方(山口県含む)の梅雨明け発表が想定され、連休最終日には東海地方まで発表範囲は広がるかも知れません。