K.ARIMORIのお天気日誌

東京・山手から更新!! 都民生活とお天気との日々を綴っています。

体感温度高まるが、気温ベース低め

200911200500-00関東気温sf3_asfe00x_183時速報地上図
[今夜〜明朝、小さな崩れ]
 みなさま、こんにちは。6時時点で入手可能な資料に基づいて更新します。一カ月予報資料は入手できませんでした。午後の気象庁発表内容をお確かめください。
 6時日出前の世田谷当地周辺では目視した感触では薄霜が降りたようです。5時までのTnは府中1度台、練馬3度台、東京都心6度台。山手以西と城東北東部で降霜条件を満たしました。日本付近は冬型ですが、等圧線間隔は広めで、上層リッジセンスが近づき、日本海側でも短時間回復の兆しです。しかし、今夜は北・東日本に次の上層トラフが接近。通過後は再び下層寒気移流場となります。
 関東南岸付近に明朝までに小低気圧が顕在化し、19日ほどではないにせよ、東京地方の空模様は今夜から明朝まで小さく崩れます。小雨がぱらつく可能性があります。土曜日日中は短時間回復し、Tx平年値に近づいて体感的には今日以上に暖かくなりそうです。しかし、連休は上層トラフセンス場で南岸沖は前線帯。再び小低気圧接近通過も見込まれ、19日に似た冷たい陽気と曇雨天が見込まれ、生憎な空模様となってしまいそうです。
fxxn519_r200911192100週間予想資料fzcx50_r200911192100週間アンサンブル
[山茶花梅雨復活の一週間]
 来週末前までの期間、東日本では曇雨天ベースで、山茶花梅雨復活モード。下層気温850Tは全国的に正(高め)予想ですが、Tnは下がらず、Txは平年値になかなか届かない日較差小の期間となるようです。高温警戒情報期間に該当しますが、日中の陽気は時季相応または気圧配置によっては薄ら寒さ倍加の機会もあるかも知れません。一カ月資料を閲覧できていませんが、場の遷移や転換は今後も交互に訪れるものと想定はされ、寒い期間も織り交ざって師走風情を高める日もあることと思われます。エルニーニョから日本付近は統計的には暖冬へ傾きやすいですが、こと東京など東日本太平洋側に関しては南岸型を主体とする低気圧活動の影響が大きく、Tx面の季節変化は平年値を逸脱しない公算大かと見なせそうです。
2009112005東京気温・風
[東京お天気]連休日中は土:晴、日月:曇雨天か?!
●東京天文台:6:22日出→11:27南中(35度)→16:32日入
●吉祥寺5時(成蹊気象観測所調べ):NNW0.0m/s、3.4度、96.0%、Tn3.0度(平年比−3.3度)※6時現在
●世田谷区役所5時(都環境局調べ):快晴(雲量0)、WNW1.8m/s、4.8度、80.3%
 ご投稿によれば、当地地上付近では日界前後には5度を切ったようだ。視力も良くはなく自信はないが周囲の少ない露地やトタン屋根のお宅で薄霜が降りている気配に感じる。5時の沿線気温は渋谷区役所6.5度、成城3.6度、狛江2.9度、調布2.5度。同刻発表予報では今日20日は北→東の風、晴→夕方から曇、都心Tx13度。明日21日は北の風海上でやや強く、曇→日中晴→夜曇、Tn9度Tx16度。今夜18時〜明朝6時降水確率20%で、小さな崩れ示唆。

日最高気温(Tx)真冬平年値並みの曇雨天

200911190655-00全国レーダーsf3_asfe00x_18速報天気図1190300
[伊豆諸島でやや強い降りも]
 みなさま、こんにちは。6時7時ともに世田谷から一望される全天、厚く低い雲に覆われています。日界に八王子市内などでは快晴ないしは高曇下3度前後まで降温していましたが、その後は本曇となってじわじわ昇温しました。
 東海道沖に北東風と北西風が収束するシアラインがあって、上層500Z5700m付近の正渦度極大域が接近中です。小低気圧が発生し、関東南岸沖→南東海域へ東北東進する見通しです。
upr_auas50x_00上層天気図11182100upr_auas85x_00下層天気図11182100
 昨夜21時の左:下層天気図(850Z・T)、右:上層天気図(500Z・T)です。日本南部の上層場は西南西流トレンドを維持しており、また、概ね下層気温850T−0度以下となっています。太平洋側でも雲が広がりやすい場だといえます。
 6時55分現在の全国レーダー画像を見ると、日本海中部(北陸西部〜山陰沿岸)、西日本瀬戸内海沿岸付近にエコーが広がっています。2つの地上高気圧セルの狭間であるとともに、上層トラフが日本海西部に入って地上低気圧が発生し、北海道付近を指向する見通しです。低気圧前面で下層暖気北上、後面日本海で寒気南下を伴い、日本海側で雪または雨地点が拡大し、発雷や突風発現にも要注意です。
 日本南部で下層気温が低めの状態は続き、南海上主体に繰り返し降水域が東進します。太平洋側でも雲が広がりやすく薄ら寒い週末となりそうです。
2009111906東京気温・風
[東京お天気]夜前半まで雨がちに
●東京天文台:6:21日出→11:27南中(35度)→16:32日入
●吉祥寺6時(成蹊気象観測所調べ):NNW0.8m/s、6.6度、65.6%、Tn5.6度(平年比−0.9度)Tx8.3度(同−5.4度)※16時現在
●世田谷区役所6時(都環境局調べ):曇(雲量10)、NW2.1m/s、7.4度、56.8%
 日出時刻から今の時季のTnは晴天の場合7時前後に記録されがち。今日は曇天ベース見込みのうえ今後の降水如何でなんともいえないが、とりあえず6時時点の沿線気温は渋谷区役所7.9度、成城・狛江7.1度、調布6.8度だった。5時発表予報では今日19日は北日中北東の風、曇所により昼前〜夕方雨、都心Tx9度。明日20日は北→北東の風、晴→夕方〜曇、Tn8度Tx13度。
200911191000-00関東気温200911191030-00関東レーダー
 世田谷では9時台、神奈川県央側(南西方角)の雲がベール状へと変化したのを望見。そのベール状部分が10時台には全天に広がって、小雨模様となった。右図左は10時30分関東レーダーエコー図、右は10時関東気温アメダス図。エコーは南→北、または南南西→北北東へ広がっており、北部山地南麓にも下層風吹き上げあるいは日本海東進トラフ影響のエコーが連なっている。気温は各地ほぼ今が今日のTxとなる見通しで、今後は僅かずつ降温していきそう。北部山間の降水は雪混じり、1000mから上の高地では雪で断続するものと見られる。平野部では雨だが、凍えそうな陽気。厚着でお出かけを。
 11時各地点実況は吉祥寺7.2度(雨)、世田谷区役所6.6度(雨)。沿線の渋谷区役所7.2度、成城6.8度、狛江7.1度、調布6.9度。都区内都下ともに概ね6〜8度台。
2009111912東京気温・風
 左図は12時の東京都気温・風分布図。降水強度加減で山手中南部中心に冷気湖傾向となっている。白金、新宿御苑、渋谷、中野、目黒、世田谷、杉並南部、調布で6度台に区分けされた。ほぼ無降水の立川周辺は8度台。他は概ね7度台。小低気圧が南岸沖を通過するような際には多摩無降水に対して23区降水有りはしばしば見られる。これが降雪となる機会も今までに何度もあって、多摩積雪無しに対して23区数cm積雪有りということもあった。局地気象中の局地気象といった捉えができる。
200911192000-00関東気温
 右図は20時の関東気温アメダス図。千葉県や神奈川県で降水が残った地帯もあるが、東京地方では19時前後でほぼ終息し、20時台後半北天を眺めると、埼玉県中部あたり以北は晴れていることが窺える空のニュアンス。気温分布からもそれが類推される。さて、都心Txは0時30分頃の9.4度だったらしく、Tnは14時頃の7.0度だったそうだ。降り止むと若干昇温する傾向に常々あり、20時8.7度からして9度台には戻るかも知れない。が、おそらく10度超はしないだろうと思われる。深夜過ぎ綺麗に晴れ上がれば、多摩では今日のお湿りの余韻から白白と降霜するかも知れない。当地世田谷周辺も駒沢公園や砧公園など芝が植わった地面では薄っすらと降霜が確認できるのかも知れない。
 なお、明日更新は、乗車すべき新幹線時刻との兼ね合いから早朝を予定している。週間予報資料、一カ月予報資料に関して時刻に間に合わず解説できない可能性もある。その際にはご容赦願いたい。明後日は帰京後更新をするか、それも深夜近く予定なので今年初めて一日更新を休ませて戴くか、いずれかになる。併せてご容赦願いたい。

雲が広がりやすく、寒さ継続

200911180800-00全国日照sf3_asfe00x_21速報天気図11180600
[明日日中、弱い降水の懸念]
 みなさま、こんにちは。昨夜21時上層天気図(500Z・T)からも想定されるように、トラフが本日前半、北・東日本を東進中の模様。8時の全国日照アメダス図を掲出しましたが、関東平野の回復は思わしくありません。また、北日本、北陸、東海以西で冬型の天気分布を示しており、下層温度場は低下傾向のため、北日本平地と本州高地の降水形態は雪となっています。季節風走向の北寄り成分大から、京阪神や三重県などでは時雨雲の去来も窺えます。
upr_auas85x_00下層場11172100upr_auas50x_00上層場11172100
 昨夜21時下層天気図(850Z・T)を見ると、朝鮮半島北〜中国東北区南部〜黄海〜華中華南に低極帯があって、華中華南奥地ではこの時季としてはかなりな強さの寒波に見舞われています。この低温域は週末にかけて日本南部に薄まりながら影響し、上層西谷場ということから雲帯の影響も受けやすく、とくに日中低温が目立ちそうです。
 なお、東日本南岸沖にはシアラインがあって、明日後半には上層正渦度極大域が重なり、伊豆諸島近海に小低気圧を発生させそうです。関東東岸部、南岸部、伊豆半島や伊豆諸島で今夜遅くから明夜前半にかけて降水が予想されます。
 最新の週間予報資料を見ると、連休頃から日本付近の上層正偏差は明瞭化し、機に乗じてサブハイも日本南東で北上します。現在寒波の華南〜華北南部でまず下層昇温した後、その領域は東進し、南西日本で昇温する見通し。但し、北日本に関しては上層寒気位相ばらつきが大きく、下層気温予想も正負エラーバーが広がり、東日本もその余波を若干受けます。日本南部に関しては西谷場基調から山茶花梅雨復活気配かと見られます(明瞭なリッジ通過は期間中1回のみ)。日本付近の正偏差域は大陸東岸へ再び南下してくる負偏差域と隣接しており、期間外へ向けて遷移が窺えます。西日本は下層降温、東日本で山茶花梅雨継続、北日本で上下層降温といったシナリオが待ち受けているように思われます。
2009111808東京気温・風
[東京お天気]今日は小康状態、明日は再び寒い
●東京天文台:6:20日出→11:26南中(35度)→16:33日入
●吉祥寺8時(成蹊気象観測所調べ):NNE1.2m/s、9.9度、68.8%、Tn7.2度(平年比±0.0度)Tx14.0度(同−1.7度)※22時現在、Tn更新見込み
●世田谷区役所8時(都環境局調べ):曇(雲量10)、NE2.7m/s、10.7度、83.0%
 8時までのアメダス記録では日吉0.5mm/h、海老名1.0m/s。5時頃から再び小雨が過ぎていった地点は多い。世田谷上空8時も、明らかに降水尾流だと感じさせる輪郭のボヤケが層積雲で覆われた所々に確認できる。同刻発表修正予報では今日18日は北の風やや強く、所により朝雨→曇→昼過ぎから晴、都心Tx14度。明日19日は北日中北東の風、曇→夜から晴、Tn8度Tx11度。
 今日は殆ど戸外にいて、22時過ぎにようやく吉祥寺観測データから当該部分を追加した。北風が強めだった日中は日向が恋しい気分になった。16時参宮橋にいたが、おそらく明治神宮か代々木公園を根城にしているであろうカラスたちの周回が物凄く、ヒッチコックの映画を思い起こさせた。飛びながら鳴き続けるカラスはやはり煩い。冷え要素満載の今夜だが、衛星画像を見ると東海道沖まで上層雲が広がってきた。夜半以降は東京地方上空にもかかってきそう。降温ペースは幾分鈍るはず。明日はTx9度(横浜)や11度(東京都心)予報。小雨がぱらつく時間帯もありそうで、冬の風情を漂わせそうだ。

冷たい陽気のもと平地は雨、高海抜地は雪

upr_auas92x_00低層11162100sf3_asfe00x_21速報天気図11170600
[標高1000m以上、交通情報注意]
 みなさま、こんにちは。昨日の数値予報からの示唆が勝って、7時前後から降水開始した東京地方周辺です。今日は冬から春先ならば典型的な太平洋側降雪型の南岸低気圧接近発達が見込まれます。昨夜21時の低層天気図(925Z・T)を見ると、本州以南平地降水形態は雨となる気温分布。しかし、1000m以上の高海抜地点では雪で降る可能性が大きく、首都圏周辺でも峠越えの高速道路では交通情報(降雪や積雪影響)にご注意ください。
200911170845-00全国レーダー200911170800-00全国気温
 6時速報地上天気図を見ると、下層以下がとくに低温となっている中国では、華中北部東岸や内陸で雪の地点があって、華南奥地で0度前後、アモイや香港など沿岸でも10度前後の寒波となっています。朝鮮半島東岸部と本州以南では雨。西日本で地上低温が目立ちます。8時アメダスでは阿蘇山頂0.0度、中国山地地点にも0度台が散見されます。雪または霙だろうと推定されます。
 首都圏でも野辺山は−0度台、軽井沢などは+0度台。おおよそ海抜1000mを目安に高地では降雪が予想されます。明日未明前まで降水は続き、山陰付近から関東南近海に明日もシアラインが残留。晴れ上がるのは明日夕方前後の見通しです。
2009111708東京気温・風
[東京お天気]多摩山間高海抜地では降雪
●東京天文台:6:19日出→11:26南中(35度)→16:34
●吉祥寺8時(成蹊気象観測所調べ):N0.3m/s、9.1度、83.5%、0.0mm/0.9h、Tn7.5度(平年比−0.3度)Tx11.0度(−4.4度)※21時現在
●世田谷区役所8時(都環境局調べ):雨、N0.5m/s、10.7度、60.9%
 7時前後に雨となった。今後は徐々に降温が見込まれ、西日本実況から想定されるのは降水中は5〜7度程度。11時までに降水量吉祥寺2.5mm/3.9h、世田谷区役所3mm/4h。同刻気温は東京地方平地で概ね8〜9度台。北多摩と23区北西部から降温が進んでいる。最新発表予報(実況から一部修正)を元にした今後の空模様は、今日17日は北の風やや強く、雨(高海抜地では雪)、都心Tn7度(今後記録見込み)Tx11度(すでに記録済み)。明日18日は北の風日中までやや強く、曇→夕方から晴、Tn10度(7度前後か?!)Tx15度。明後日は北の風、晴時々曇、Tn8度Tx14度。
 21時までに吉祥寺17.5mm/12.9h。レーダーを見ると、21時台半ばで東京地方の本降りは終了しそう。夕刻以降、気温分布は概ね都心や湾岸で9度前後、山手南部で8度前後、山手北西部や北多摩中心に7度台が続いた。前線面の北上で富士山頂は20時−2度台。低気圧が北側を通過したことにより20時999hPa台の八丈島測候所は21.9度まで昇温。三宅島が13〜14度で足踏みしているのと対照的だった。
upr_auas85x_00下層11170900sf3_asfe00x_00速報天気図11170900
 13時加筆します。右図は左が9時速報地上天気図、右が同刻下層850Z・T天気図です。舘野850T2.6度で0度線は標準化させた解析図上では上越、信越国境山間上を貫いていますが、実況はおそらく中部山岳南麓付近にあるかと思われます。輪島や米子では−1〜−2度台で、相対的に西へ行くほど下層低温場は南下し、大陸では華南南岸部まで地上低温となっています。情報では広島県北部(いわゆる芸北地方)で積雪ありとのこと。また、10時に軽井沢2cm、開田高原3cmとの積雪深情報。中央高速道では小淵沢付近で降雪中の報。中国地方では中国自動車道貫通の海抜高度付近まで雪線は下り、東日本では1000m高度付近に雪線はあるようです。
000早期情報1117
[今月最終週は全国的に高温偏差予想]
 「早期警戒情報」が午後、気象庁から発表されました。11月22日頃から約10日間は上層場が東西指数の高いゾーナル場へと変化し、主たる寒気南下が見込まれていません。全国的に高温期間となるだろうとの情報です。
t850末週下層温度場z500末週上層高度場
 当該期間の左=上層高度場500Zアンサンブル図と右=下層温度場850Tアンサンブル図です。今月上旬程度の下層温度場となります。晴れれば本州南部平地でTx20度前後といった陽気です。寒暖のせめぎが小さいので気圧系の顕著な発達は少ないという見方と、上層あるいはより高層場強風軸は日本付近を走向するので擾乱発達の素地はあるという見方と両方できます。イメージ的には帯状高気圧に覆われやすい気圧配置が思い浮かびますが、どうなりますか?! 晴れれば気温の日較差は大きく、朝晩の冷え込みは本来の季節進行をさほど逸脱しない可能性と、昨今数値予報自体に高温バイアスがかかりやすい傾向が窺え、資料ほど高温偏差が際立たない可能性に敢えて言及しておきます。

薄ら寒い週明け。明日は雨に

xxirgms5n雲強調11160630sf3_asfe00x_18速報11160300
[低温場に低気圧発生、接近へ]
 みなさま、こんにちは。6時30分の雲強調画像を見てもわかるとおり、東〜西日本はすでに上中層雲主体の雲帯の下となっています。東シナ海から華中・華南では下層雲が広がっており、華中では東シナ海沿岸部で連続性の並雨、内陸奥地では小雪となっています。
upr_auas50x_00上層場11152100upr_auas85x_00下層場11152100
 昨夜21時の下層天気図(850Z・T)を見ると、大陸東岸に広がった低温場は次第に西日本日本海側へ及び、日本海全般に寒気移流場となっています。一方、日本の南東には高気圧が解析され、縁辺暖湿流が南西諸島から日本南海域に影響しやすい場です。同刻の上層天気図(500Z・T)によれば、華中華南奥地105E付近にトラフが解析されており、今後、東シナ海南部付近に前線が明瞭化し、低気圧が発生。明日夜には伊豆諸島南部付近に達する予想です。
 降水中の850T分布予想では、東〜西日本の日本海側と内陸で−0度以下、太平洋側では+0度以上。但し、数値予報にはありませんが、地上低気圧のコースや発達次第では関東850Tも−0度以下となる可能性はあります。下層温度場傾度から降水域は大きく北へ広がる(=西〜東日本南岸沖に潜在前線帯がある)見通しで、平地降水は雨ですが、山間・山沿い降水は雪となる可能性もあります(=華中奥地実況参照)。
 北陸以北日本海側と北海道近海で今日まで風が強く、高波要注意。東日本から日本南海域で今夜以降北東風の強まりと高波。奄美から九州南部で短時間強雨発現の懸念ありです。
2009111607東京気温・風
[東京お天気]明日降水開始以降、気温ひと桁へ
●東京天文台:6:18日出→11:26南中(36度)→16:34日入
●吉祥寺7時(成蹊気象観測所調べ):システムメンテナンス中
●世田谷区役所7時(都環境局調べ):高曇(雲量10)、NNW2.7m/s、12.0度、45.8%
 7時沿線気温は渋谷区役所12.0度、成城10.8度、狛江11.7度、調布10.4度。寒気移流場が続き、日中昇温は不明瞭となりそう。予報にはないが、明日降水開始以降は5〜7度といった低温となる可能性がある。その予報11時発表では今日16日は北の風、曇、都心Tx16度。明日17日は北の風、曇→昼前から雨、Tn10度Tx12度。明後日18日は北→北西の風一時やや強く、曇一時雨→晴、Tn9度Tx15度。今週の都心の平年値はTn8.6度Tx15.9度。週後半は空模様の如何に拘わらず低め予想となっている。
upr_auas92x_00低層場11160900sf3_asfe00x_03速報11161200
[華中華南奥地は寒波]
 9時の低層天気図(925Z・T)および12時の速報地上天気図(いずれもKMA版)を引用しました。大陸高気圧位相がやや奥地へそして南へ移動し、中国華中華南110E帯に寒気がどっと南下しています。雲南省などといった行政区分でも窺えるとおり、奥地のさらに奥の険しい山脈が風上で寒気を逗留させる特性があります。エルニーニョ影響のひとつの断面なのか、この11月は大陸東部500Z負傾向が顕著で、早々と強い寒波に華中華南奥地は晒された格好です。30N110E付近は925T−4度台、850T−8度台まで降温し、28N付近で雪マークが見られます。降りは強くはないようですが、華中ではとくに今週末まで低温は長引きそうです。また、湿った北または北東風の入りから大陸型の濃霧と細雪が続きやすそうです。
 春先は大陸南部は先に暖まるため、こうした低温逗留場はたとえば本州東部に偏る年もあります。日本基準で見ると、下層以下の低温場分布は冬の入り口は西へ行くほど南へ下がり、春の入り口は東へ引くほど南へ下がり、また、居残る傾向が見られます。
sf3_asfe00x_12速報11162100
 左図は21時速報地上天気図(KMA版)です。南西諸島に発達気味の低気圧が解析され、奄美北で強雨地点があります。九州から華中華南で降水中で、華中北部東岸地点で2度、霙表示が見られます。長江中流域となるのか29N115E付近2地点のうちのひとつは緯度破線と重なって数値が読み取りにくいですが、露点温度から判断すると−7度で小雪のようです。
 隠岐西郷では6度、九州では雨で鹿児島以外は9度ですが、23時アメダスを見ると5〜7度地点が殆どとなってきました。17日にかけての平地雨はちょっと標高が上がると霙や雪となる可能性芬芬(ふんぷん)です。
 9時起算GSMに続き、18時起算MSMでも関東降り出しは17日5〜7時頃となっています。都心予報値の12度は日界直後、降り出せば今夜半の九州実況からは5〜7度程度の低温を想定したほうが妥当なようです。
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