伊豆諸島で大雨。内陸県で積雪
みなさま、こんにちは。昨日は昼までは底冷え、午後は多少寒さが緩んだ印象がありました。接地層上部から下層は明らかに昇温し、昨夜２１時舘野８５０Ｔ＋１．２度、今朝８時にかけて東京タワー２５０ｍ高度＋４度台。一方、地上は館山Ｔｎ−０．３度、吉祥寺北町−１．２度。上層雲に覆われ始めたにも拘らず、放射冷却は効きました。東海地方以西都市部ではＴｎ＋５度超地点が大半で、今般の南岸低気圧は温暖範囲を寒域側上空にもかなり広く伴っています。
ＭＳＭは低気圧が東海道沖に達して以降、８５０Ｔ−０度以下範囲を内陸県に広げて表現しています。関東降雪は気温場により、�，曚楞完茵↓�太平洋岸以外広域、�７嫁聾�・埼玉県から内陸、�せ咳茲ぁ９睇弦眞和啗堕蝓�と、４態様があります。今般は��の公算が大きく、内陸下層低温場の広がり次第で�△坊垢�。というふうに見ています。
東京地方に関しては、湾岸で雨主軸、２３区内陸側で雪が混じる時間帯もある、多摩地方で雪主軸、奥多摩で雪。鹿児島県島嶼（中之島）で１１２ｍｍ／ｈの猛烈な雨が観測されました。伊豆諸島で大雨となる懸念があります。
また、低気圧は伊豆諸島で９８０ｈＰａ台、東方海上で９６０ｈＰａ台まで深まる可能性があることから、海上沿岸の強風（一部暴風）高波と、陸上でも北寄りの風の強まりが想定され、注意を要します。
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長野市は雨、甲府市も雪のち雨になりました。が、長野県中南部は概ね雪で、河口湖では２３時３８ｃｍです。軽井沢１１ｃｍ、秩父５ｃｍですので、雪線が下り切れる実況では未だないようです。山間盆地の逗留寒気の実態は降水が始まるまで掴みきれないことが常。２３時気温は東京地方では概ね４度台ですし、地上気圧配置の王道降雪型に反して、今般は雨のまま降りぬけるようです。
降水中の気温は３℃台〜５℃台、凍える寒さの一日になりました。寒気の入りはかなり遅れるようで、明日の最高気温は１３℃となっています。暖かい陽気でしかも休日ということですので、外で身体を動かして体力筋力の向上をはかりたいと思います。
現在奥多摩町では大雪警報発表とのこと。内陸で標高が少しだけ高い所ではかなりの雪になるのでは無いでしょうか。地上天気図だけを見ると、関東平野の広い範囲で大雪になるパターンですが、今回は高緯度まで寒気が弱いため寒気引き込みがほとんど無さそうですね。
今は一月、90年代までだったら確実に大雪パターンでしたが、中野氏が言うようにかつてより雪になりにくくなった気はします。
過去の事例で、20110214や20130114は低気圧発達で強い降水、寒気弱めの演算を踏まえて茨城、千葉、神奈川では雨一本の予想でしたが、多くの地域で積雪という結果に覆りました。今日はこれに似たパターンであり、やはりこれらの地域では雨のみのマークとなっています。雨単独予想を外す、気象庁が苦手とするパターンと言えるでしょう。もっとも、今回は寒気が弱すぎる為雪は混じらず、管理人様が挙げた4パターンの内�い�限りなく�い剖瓩き�が有力となるでしょう。東京スカイツリー展望台や当地では30階建て以上のマンション最上階等ではもしかしたら雪片が見られるかも知れません。
成人の日以降はしばらく冬らしい陽気が続きそうです。関東平地は概ね晴一本ながら、群馬県南部では降水確率が高めとなっています。特に14日前後はJPCZの動向次第で関東北部平野部や八丈島にも雪雲が流れ込み積雪をもたらす公算も、現時点の予測では考えられます。
現在のモスクワは酷寒となっており、気温がマイナス28度にまで下がっています。モスクワのような温暖化が進む都市でも
ちゃんと平年値を大幅に下回る酷寒になるのがすごいことだと思います。例えば、旭川でこのような気温になることはまずありえなくなったのと対照的です。
暖冬であっても強烈寒波の来るメリハリがある欧米の冬に比べ、日本ではほとんどまともな寒気も無いままだらだらと高温が続くことが多くなりました。寒気がなかなか日本に降りてこない傾向が北日本、東日本ほど強いと思います。
管理人様によれば夜には上空気温が下がって２３区でも雪になるとのこと。昨日までより雪トーンが下がっている気がしますが、近くにある東中野の台地上では雪になるのでしょうか。反対に雨雪や積雪差が出やすい当地ではどちらに傾くか気になります。
関東では気温を下げる様々なシステムがありますので、予想外の雪になる可能性があるでしょうね。今夜９時の予報図は、八丈島付近に９８４hPaの閉塞した低気圧、根室付近に１０２０hPaの高気圧ですので、地上天気図だけ見れば記録的な大雪になってもおかしくない気圧配置ですね。
数年前の成人式でしたか、東京の予想気温は雨、天気図は大雪の典型で、結果は大雪になったことがありましたが、同じことが起きるのでしょうか。
南岸低気圧は、北海道には北上せず三陸はるか沖へ東進するため、直ちに冬型が強まることはないようですが、持続的な冬型が続きそうですので、雪国は雪国らしい風景になり、当地でも初冬日はありそうです。
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