酸ヶ湯で積雪増える
みなさま、こんにちは。サーマルトラフにすっぽり覆われた日本付近は、冬の足音が近づいた風情。道北道央平地や青森県高標高地点で積雪の知らせ。首都圏でも群馬県高標高地点ではとくに今夜以降、雪の知らせがあるかも知れない。
昨夜半から高空の雲が西・東日本太平洋側にかかり始め、その下の層も沿岸寄りでは雲が広がる時間帯があり、放射冷却は幾分弱められた。半面、昼間昇温も抑制気味。近畿地方以西のTxは16度程度になっている。東京地方Tnもひと桁は府中以西限定だった。日曜日頃まで夜間晴れ通すとTnひと桁地点が増える。
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今日31日の当地は終日曇りで日照のない薄暗い一日でした。大分のTxは16.7℃と平年より5℃近く低くなり11月下旬並みでした。風は全くなかったので体感温度の低下はないのですが今季初めて底冷えというのを感じました。街の風景も生命の動きもすべて静寂さが感じられる10月の終わりでした。
大分の10月平均気温は18.9℃で+0.3℃でほぼ平年並み、上旬は真夏日もありましたが中旬や月末には低いときもあって結局平年並みに近いところで落ち着きました、降水量は92.5mmでやや少なめで、上旬の台風通過前後に大半が降っていてそれ以外はほとんど降りませんでした。日照は174.3/hとほぼ平年並みで少雨の割には多照にならず、雨の降らない曇りの日が多かった印象をうけます。naraoさまも示唆されていますがここ3年ほど続いた沖縄の異常高温は一転してかなりの低温となり、石垣島では24.7℃と1979年の24.2℃以来39年ぶりの低温でした。一方、低温が続いていた北海道は一転して高温となり、近年の傾向が逆転しました。
南西諸島の沖永良部は1969年から、小笠原の父島は1968年からで同じころに統計開始の官署では新参のほうです。そしてほぼ同一緯度上にあります。去年一昨年とともに記録的高温ですが、今年は父島が高温1位で沖永良部は低温2位、全く行き別れてしまったようで注目されます。
これで大阪の10月は19.9度で第9位の高温、日照時間は198.5時間で第6位の多照、降水量は24�个蚤�2位の少雨で高温少雨多照の1か月でした。全国的には九州沖縄の低温、北海道の多雨が特徴的でT1825の影響もありました。とくに沖縄では3か月でも低温で近年の高温傾向とは違う動きとなりました。
来月は冬型でスタートし、低温になりますが、その後はすぐに高温となり、大阪では6日のTx予想が24度で夏日を記録するかも知れません。11月が来る冬の魁となりますので、予報通り暖冬に突き進むのか注目しています。
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