2016年08月17日

ブログ11周年

本日17日で、当ブログもお陰様で開設11周年を迎えました。それで例年なら祝賀ムードで電報ネタなどをやっているのですが、父が危篤状態なので今年は悪ふざけ(?)は自粛します。すみません

一応一年間のブログの出来事を振り返ってみますと

8月19日  富山サンダーバーズ話つづき
9月6日  隣のおじいさんの話
9月16日 母が「のど自慢」に挑戦
10月8日 五箇山へ
10月25日 父と最後の外出
12月6日 NYへ出発

そして現状未だにNY話が終わっていないという

ちなみにブログに関するデータとして記入率は60.5%。うーん、年々サボる間隔が長くなっているので、ドンドン下がっていきます昔は毎日更新していたので、それの蓄えで高い記入率はキープできています

また読者は全媒体で1620人/日となっています。時々まぐまぐさんの「MONEY VOICE」というところに取り上げていただきまして、これだけサボっているブログのくせに何とか前年並みをキープできました皆様に支えられていよいよ12年目に突入。ありがとうございます

もう少しして落ち着いたらまた頑張って更新していこうと思います。こんなしょうもないブログですが、存在をお忘れなく。引き続きのご愛顧何卒宜しくお願い致します

2016年08月15日

お盆相場で薄商い

★☆★☆ 第7回目開催決定!

テレビ東京、日経CNBC、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で7度目となる自主開催セミナーを開催されます!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :9月17日(土) 13:30〜
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/402909/

東京では3日で定員に達する人気セミナーです。
当然私も参加します(^_^)/

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※父の容態が厳しくしばらくお休みをいただいておりました。落ち着いたかと思うと高熱を出して、一昨日も午前3時に病院から連絡があって駆けつけたり、連日せわしない日々が続きます。

ただしばらくお休みいただきましたし、いつまでも気を張り詰めているとこちらも参ってしまうので、母と相談して敢えて普段通りの生活に戻そうと努めています。なので今週から通常運転とします。それでも何かありましたらまた数日お休みをいただくことになるかと思います。予めご承知おきください。


日経平均は本日反落。金曜のNYは出てきた7月小売り売上高が予想外に悪く横ばいに止まる結果に。それを受けてドル円は一気に101円を割り込む場面がありました。一方原油はドル安や減産合意期待感などからしっかり。とりあえずNASDAQは最高値を更新しましたが、ダウやS&Pの方は反落。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただ朝方発表された4-6月期GDP速報値が予想を下回ったことで円が売られると、断続的に買い戻しされて下げ幅を縮めプラス圏に。日銀によるETF買いに対する売り方の警戒感もありました。

ただ前引けがプラス圏でETF買いを阻止すると、後場は小安い展開が続きました。とは言っても、お盆休みの中で積極的に売ってくる主体も無く。上ひげ十字線となって値動きは100円未満に収まり、小動きに終始しました。活況だったソフトバンクG(9984)が日経平均を53円押し上げていることから、実質的にはもっと弱い印象。売買高は12億株台、売買代金は1.5兆円台と今年最低でした。


投資判断は「売り」。株式市場的には日銀という巨大なクジラの前に恐ろしくて売り仕掛けることもできず、一応8月に入ってからは連続で陽線を付けて上がる日が目立っている格好です。

しかし日銀がバンバンと日本企業を買っていて、次第に国有化されているような感じです。Bloombergの記事によると、来年末には日銀が日経平均採用銘柄の1/4で筆頭株主になってしまうとか。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-14/OBMQHN6KLVRU01?utm_content=japan&utm_campaign=socialflow-organic&utm_source=twitter&utm_medium=social&cmpid%3D=socialflow-twitter-japan

これが真っ当な資本主義と言えるのかどうか。一方、日銀は自分のコントロールで円安方向に持って行くことが可能です。つまり株価を上げることができるので、ある種インサイダーチックな状況とも言えます。「まあ株価が上がれば皆ハッピー」ということで不問という感じでもありますが、これで外国人などの海外投資家入ってくるんですかね?

皆さんもご経験があると思いますが、自社株買いをして株価が上がったと言っても、必ずしもその株価水準が維持されるとは限りません。むしろ市場の適正な価格を壊してしまい、その水準が「割高だ」と判断されると買い注目が入ってこなくなる→流動性が低下する→株価が下がる、と過疎化してしまうケースがほとんどです。

日銀によるETF買いはある種、株式会社日本による自社株買いです。一般の自社株買いであればまだ経営者が自社の株価が低すぎると考えているというメッセージ効果もありますが、日銀の場合は単にデフレ脱却の手段としてETF買いを行っているわけですから、アナウンス効果も弱いです。

悪い決算と合わせて自社株買いを同時に発表すれば、とりあえず翌日の株式市場は救われます。しかしその間に既存投資家は「助かった」とばかりに売りをぶつけてきます。結果、自社株買いを行っているにも関わらず、株価は適正水準まで落ちていきます。

株式会社日本の決算は、今期は円高の影響を受けて総じて良くないことは周知の事実となっています。それできちんと出尽くしで上がってくれれば良いですが、それが自社株買いによる上昇だった、と錯覚されてしまうと、余計に株価には悪影響でしょう。

為替に関して日銀は少なくとも次の日銀金融政策決定会合までの2ヶ月間、下支えを放棄しました。それはひょっとするとアメリカ大統領選挙に絡んで、アメリカから「円安誘導するな」と、政府経由で言われているのかも知れません。例年大統領選挙の年はドル安政策ですからね。

また、8月は円高シーズンでもあります。例年この時期になると言及しますが、8月第二週辺りから一ヶ月間、円高に向かいやすい傾向があります。98年〜11年までの間で円安になったのはたった1回(06年)だけ。まあアベノミクス開始以後はそうでもなくなったのですが、昨年はチャイナショックもあったのでまた成立しました。

個人的には今回の日銀の施策(為替の円安誘導を放棄して株だけ助けにかかった方策転換)を受けて8月中に1ドル100円割れもあるのではないかと。円買い筋にしてみれば、非常に仕掛けやすいですからね。足元でシカゴ投機筋の円買いポジションは、まだ円買いに向かう余力があります。

円高になっても夏休み中はなかなか介入の手も入ってこないでしょうし、そもそもアメリカのプレッシャーなどもあって介入できないでしょうし。そう考えると、夏休みモードで全世界的にイベントが少ない中、引き続き10月まで下値を切り下げていく展開を想定しています。


新興市場も「売り」。本日は東証1部がお盆で超閑散だったため、値動きの大きい新興市場に資金が集まりました。直近IPO銘柄や特に本日はバイオ系銘柄に材料が出た銘柄が多かったことでしっかりの展開に。この辺りも当面は売り買いの材料に乏しく、横ばい推移の中で個別株物色が続くのかなと思います。


【ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオの大東建託(1878)は続落。11日に朝日新聞が「家賃保証のアパート経営、減額リスクの説明義務化」と報じましたが、同社を含めた関連株には特段大きな売りは入りませんでした。今まで地主の個人も不動産業者として捉えられていたことから「プロ」とみなされて明確な説明義務が無かったところに、ようやく行政が問題視した格好。正直対応が遅すぎですけれど。
http://www.asahi.com/articles/ASJ89753HJ89UTIL05G.html?iref=comtop_8_05

これ以外にも何かとトラブルも多く、ネットで利用者の声を見ていると例えば「町内会費も支払い義務があるのに、実際には町内会に加入していない」というケースもある様子。事実だとすると一体どういう会計処理になっているのでしょうか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11109346376

同社の公表によると管理戸数が86.4万戸で、入居率が96.7%。ならざっくり80万戸の契約数があることになりますが、例えばその半分が本当に「がめている」とすると、月額大体500円×12ヶ月×40万戸=24億円・・・うーん、どうなんでしょう?まあ数年前からネット上で言われているので、今更感はありますけれど、不動産業界大体闇は深いですからね。いつ表面化するかだけの時限爆弾かも知れません。

まあこの話は話半分としても、消費増税ができない中で相続税対策に使われて空き家を増やす原因になる野放図のアパート経営を、政府が苦々しく思っているであろうことは間違いないと思います。方向性としてはいずれメスが入る方向にあるのでしょうね。


前回取り上げて3日寄り付きから買いポートフォリオ入れとなったファーストリテイリング(9983)は本日反落。ただポートフォリオ入れ後にスルスルと上がって8日の寄り付き段階であっという間に目標株価37000円に到達。利食い終了となっています。

日銀による巨額ETF買いは上述でも問題視しましたが、結局同社やソフトバンクG(9984)といった指数寄与度の高い一部大型銘柄を利するだけだと思います。が、決まってしまったことに文句を言っても始まらないので、それに乗るしかないですね。同社に関しては足元はちょっと調子に乗りすぎた感があるので一旦モタモタするとは思いますが、落ち着いたところではまた買いに見ていきたい銘柄だと思います。


さて、今回は一銘柄売りポートフォリオ入れしたい銘柄があります。それは日本ハム(2282)です。

ご存じ食肉首位の銘柄ですが、先月末に出た第一四半期決算は大幅な減益着地でした。主力の食肉事業において、食肉価格の急落が利益を押し下げた格好。それを受けて株価も75日線を割り込んで下落基調となっています。

業績がイマイチなことに加えて同社は225採用銘柄です。225採用銘柄なら日銀によるETF買いがあって良い・・・のは間違いないと思いますが、225銘柄の中でもソフトバンクやファーストリテイリングといった指数寄与度の高い「勝ち組」とそれ以外の「負け組」に二極化しているように見えます。

すなわち、買われ続けるソフトバンクやファーストリテイリングに更に「提灯」がついて過剰に上がる分、指数調整としてその他の銘柄が広く薄く売られる印象です。決算による売りもありますが、実際8月に入ってから日経平均は上がっているのに同社は連動できていません。

あと、同社は例年8月に弱い銘柄です。実際05年以降は2勝9敗と大きく負け越しとなっており、確かに元々日経平均自体が8月に弱い分を差し引いても弱さが目立っています。

足元で日本ハムファイターズは破竹の追い上げを見せて、遂にあのソフトバンクホークスに2ゲーム差と肉薄してきました。個人的には日ハムファンなのですが・・・それとこれとは別に売り視点で見ていきます。明日の寄り付きから売りポートフォリオ入れとします。


・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

2016年08月03日

NYだよ、おっ母さん! その43

NY話のつづきです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160624.html


ソニーストアは前日に行ったプラザホテルの隣、Appleストアやティファニー本店の斜め向かい側にありましたちなみにティファニー本店2Fでは、ティファニーの宝飾品であれば、どんな安物でも無料でピカピカに磨いてくれるのだそうですお近くにお寄りの際には是非ご利用ください(?)

まあティファニーには全く無縁の私は、大人しくソニーストアに向かいますSONYはアメリカで今でもなんだかんだで根強いブランド力を持っており、お客さんが結構入っていました

それで現地のSONYの雰囲気を確認した私は、併設されているソニー・ワンダー・テクノロジー・ラボが無料で利用できるということで行ってみることに入り口にある案内を見てみると、SONYの最新技術を体験できるような施設だとのこと。何より無料ってところが良いですね

それで入り口から入ってみると、受付でチケットを発券してくれましたそこから奥の方に進んで行こうとすると「入り口はそっちじゃない外に出て右に曲がってエレベーターで上がってゴニョゴニョ・・・」と説明してくれたんですが、ぶっちゃけ後半よく聞き取れませんでした

大人しく聞き返せば良いのですが、英語がわからず小心者の私は、典型的な日本人根性丸出しで「サンキュー」と愛想笑いを浮かべ、とりあえず外に出て右に曲がってみました。まあ行ってみればわかるでしょ

すると何かそれらしいところがあり、ここだなと思ってエレベーターに乗って行ったのですが・・・入り口でチケットを見せると「違う」と言われましたそこでまた聞けば良いんでしょうけれど、へっぽこな私の心はココで折れてしまい、大人しく立ち去ることにあーあ、やっぱり英語をしっかり勉強しないと、色々なことを体験し損ねるので損ですねまた出直してきます

で、前回から引っ張った大事件についてなんですが、実は私知りませんというのは、このやりとりをしている正に丁度その時間帯、斜め向かいのAppleストアに日本刀を持った男が居座り、ニュースになるくらいの騒ぎになっていました

元々喧噪な街なので近くで騒動があってもわからないのですが、翌日朝のニュースで「SAMURAI SWORDを持った男が暴れていた」と繰り返し報じられていたので気付きましたパリでのテロがあった厳重警戒の中でも起きてしまうあたり「やはりニューヨークは物騒なところじゃぁ」とサムライと対極的な小心者の私は思いました。(つづく)
https://www.theguardian.com/us-news/2015/nov/21/apple-store-samurai-sword-new-york

2016年08月02日

日銀ETF買い不発

★☆★☆ 第7回目開催決定!

テレビ東京、日経CNBC、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で7度目となる自主開催セミナーを開催されます!!

馬渕治好氏略歴
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内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :9月17日(土) 13:30〜
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
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http://kokucheese.com/event/index/402909/

東京では3日で定員に達する人気セミナーです。
当然私も参加します(^_^)/

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本日の日経平均は反落。前日のNYは高安マチマチ。原油価格の下落を受けてエネルギー株が売られましたが、AppleやGoogleの持株会社アルファベットなどが買われてNASDAQはまた高値更新となりました。

それを受けた日経平均は朝方売り先行のスタート。為替が円高でも昨日までしっかりしていた反動も出ました。その後は日銀によるETF買いの期待感もあって下げ渋りの展開。香港市場は台風でお休みになりましたが、上海株が落ち着いたスタートになると次第に安心感が広がる格好。16500円台を回復しました。

ただ本日の10年物国債の入札を控えて、先週の日銀金融政策決定会合以降大きく売られていた国債が下げ止まらず。後場はその入札結果も低調で、銀行株などの売りに繋がりました。日銀のETF買いがあったものの、全然効果が見られず前場安値を割り込む展開。結局安値引けで33業種全て安くなりました。売買高は20億株弱、売買代金は2.1兆円弱と低調でした。

投資判断は「売り」。「えっ、これで追加緩和ってことになるの?」という日銀の決定から2営業日が過ぎました。日銀が株を買うことが、果たして貨幣の流通量を増やすことになるのか甚だ疑問ではありますが、為替が円高に振れて原油が下がる中では案外しっかりした動きが続いてはいます。

今回の日銀金融政策決定会合の結果を改めて抑えておくと、最も重要なポイントは「日銀が為替を意識しなかった」ことです。今までの金融政策は基本「いかに為替を円安に持って行くか」に苦心したものでありました。つまり円安→輸入コストの増加→物価上昇という経路で、デフレ脱却に向けた動きを期待していました。

ところが今回、一番大きく変更された点は「ETFの年間買い付け枠を3.3兆円→6兆円にほぼ倍増」にしただけです。つまり、単なる株価対策に終わりました。確かに株高→円安になることは度々あるので、全く為替に無関係ではありません。が、それはあくまで外国人投資家の為替ヘッジによる副産物であって、直接的に為替に影響を及ぼすものではありません。

為替に関係無いから円高が進む。非常にわかりやすい動きが金曜の夜間に現れました。アメリカの方も日本が「追加緩和した」なんて思ってもいないような、ほぼ無風に近い状態でした。まあもっと言えばイタリアの銀行モンテパスキのストレステストの結果が酷くても、フランスのGDPが悪くても、アメリカは唯我独尊の動きを貫き通していますが。

もう一つのポイントとしてはGPIFというクジラが1頭消える分、日銀が肩代わりしようとする動き。日銀の追加緩和ということに耳目が集まったお陰で、GPIFの過去の運用結果に関心が集まらなかったことは幸いでしたけれど、元々ポートフォリオ内で日本株を十分に買ってしまったGPIFの余力は残っていません。その分をETF買い付け増額で補おうという魂胆です。

一方、日銀は4月から保有株を売却する一方、設備投資や賃上げに積極的な企業のETFを連日少しずつ買っています。日銀が企業の信賞必罰の方向性を示すのであれば、本来この「設備投資ETF」買い付け枠を増額する、というのであれば、筋が通っているような感じもします。

しかしそうではなくてETFを通じた全体の買い付け余力を増やしました。まあ設備投資ETFの流通規模が少なすぎて、買えないというのも実務面ではあるでしょうけれど。

そう考えると、アベノミクス以降外国人が去り、GPIFが去り、で次の担い手は一体誰になるのか?という点に不安感を残している状態と言えます。まあ今はクジラよりもポケットサイズのモンスターの方が人気がありますが・・・。

ここで金曜の日経平均の動きを振り返ると、日銀金融政策決定会合の結果が伝わった直後に失望感から16174円まで売り込まれました。その後一旦買い直しの動きが出たものの、再度売り込まれて、13時半には再度16174円の安値を付けました。しかしそこから一段売り込む動きが見られないと、売り方も限界ということで引けにかけて買い戻しの動きが出ました。

この動き、6/24のBrexitの時もそうでしたが、当時も2/12の安値14865円と並ぶ14864円で下げ止まり、混乱の中でも秩序立った動きを見せました。つまり日銀発表の12:44→安値を付けた12:50までの6分程度の間に日経平均は500円以上下げたわけですが、混乱しているように見せかけながらも、実は大口に統制された動きになっているのです。機械的に1円単位まで管理されているというような状況。

一方「追加緩和」というキーワードに引っかかってアルゴ取引が発動するようにでしょうか、ETFの買い付け増額だけでも(※実際には細かい変更点が他にも色々ありますが)日銀発表資料の表紙には「金融緩和の強化について」とあり、これが緩和だと強調されています。

引け後の黒田総裁の会見でも「金融政策に限界があるとは考えていない」と棒読みしていましたが、今回ある種一番無難な策のETF買いのみ(しかもREIT増額は無し)というところを見ても、明らかにもう打つ手が無いように思われます。次回9月の日銀金融政策決定会合での対応に含みを持たせた感じにもなっていますが、個人的にはこれならまだ全く動かず完全に追加緩和無しの現状維持の方がマシだったとも思います。

今週最大の注目イベントは週末のアメリカ雇用統計ですが「アメリカ企業の売上の伸びは11年〜14年末までは年平均5.2%のペースだったものが足元までは2.1%に鈍化。一方、全米各地でストが起こるように、労働者の賃金は11年〜14年末までは4.7%だったものが、その後は逆に5.3%に増えた」とムーディーズのジョン・ロンスキー氏が指摘しています。

労働者の賃金が増える、というのは消費にとっても良いことですが、実態が伴っていないのに上がるというのは、企業を疲弊させていずれ雇用者にしわ寄せが来ます。その兆しが先々月発表された5月分の雇用統計の数字の悪さでした。ですから、恐らく今後は+20万人などといった景気の良い数字は出てこないのだろうと思います。

実際、ピークを迎えつつあるアメリカの決算を見ても、決算開始前にロイターの主要500社の利益見通しは-4.5%と見られていました。とりあえず、ここまでの段階で案外予想を上回る決算が出て来たことで、その見通しは-3.0%まで上方修正されました。ただ、プラスに転換する程の力強さはなく、そうなると益々賃上げが企業収益を圧迫→採用を絞る→雇用者数の伸びは鈍る、というサイクルに陥る可能性が強いです。

なので週末の雇用統計はまた警戒しなければなりません。結局いつも何らかのイベントがあって警戒警戒ばかりですが、8月の場合は夏休みモードで大きなイベントが少ないため、月初の雇用統計の流れが一ヶ月の流れを決める可能性が強く、特に重要です。


新興市場も「売り」。ただ本日は全般的な手控えムードの中でそーせいG(4565)が買われ、マザーズ先物は一応上場来の高値を付けてきました。この辺りどこまで勢いが続くかは東証1部の落ち着き次第でもありますが、為替の円高に影響が小さいマーケットであることや、新興市場の決算発表が遅めであることで幕間繋ぎの売買感が強いと思います。個人的には相場玄人以外近づかないのが賢明でしょう。


【ポートフォリオ銘柄】
日本プロロジスリート投資法人(3283)は反発。本日は物流系REITの本命とも言える三井不動産ロジスティックスパーク投資法人(3471)がIPO。公開価格27万円に対して29万円の高値を付ける好発進となりました。やはり物流系は安心して見ていられますね。REIT全体の方は先月末にREIT買い付け枠の増額が無かったことの失望感も漂っていますが、引き続き利回りの高い金融商品は需要が強いと思います。


売りポートフォリオの大東建託(1878)は反落。高値圏はキープしているものの、なんだかんだで決算発表以後上値切り下げの展開が続いています。足元で債券価格の下落によって金利が上がってきていますが、金利上昇は地主さんの建築コスト上昇に繋がるわけですから、同社にとってはマイナスです。引き続き売り目線で。


さて、今回は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはファーストリテイリング(9983)です。

ご存じユニクロの運営母体ですが、本日7月の既存店売上高を発表。前年同月比+18.1%ということで、今年最高。前年に比べて土日が2日間多かったものの、暑い日が続く中、夏物がしっかり売れている様子です。その他衣料品各社や靴のABCマート(2670)などの月次もしっかりしていますしね。

それはそれとして、今回買いポートフォリオに入れる要因の最大のポイントはやはり日銀によるETF買いです。先週末、金融政策決定会合において日銀はETFの買い付け枠をほぼ倍の年間6兆円に増額しました。

日銀は様々な種類のETFを買い付けますが、大和証券が以前試算したものによると3番目に日銀の保有比率が高くなるのが同社とのこと。言わずもがな指数ウェイトも高い銘柄なので、買われる株数も多くなってくるでしょう。

またチャート的にも上値にまだ200日線が控えていますが、先月決算を受けて急騰し、そこから上放れの機運が出て来ています。一目均衡表は三役好転の形で、ボリンジャーバンドの+2σも拡大が続いていることから、上値余地が拡がっています。

海外売上も大きいので現状為替の影響を結構受ける銘柄ですが、基本は製品を海外で作って輸入しているので、外需系企業に比べると影響は小さいですし、実際市場でもそのように見られています。そもそも国内月次売上を受けて株価が動くこと自体、外需系として見られていない証拠ですね。なので足元の円高の影響はマイルドと捉えられます。

上述したように、地合全体としては下落基調が続くとみていますが、日銀による買い支えなどで株価的には安定した状態が続くと思います。配当利回りは低いですが、一応8月決算銘柄なので、権利取りの動きも多少はあるかも知れません。

目標は37000円に。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。


・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。


2016年07月30日

7月の成績発表

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最近はすっかり休み癖がついたブログですが、本日は7月の成績発表です。7月はBrexitショックから全般的に回復基調でしたが、金曜の日銀金融政策決定会合を受けて来月以降またどうなるかというところです。そんな中私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう。


【買い銘柄】

日本プロロジスリート投資法人(3283)

250200円→254700円(19営業日保有 上昇率1.8%)

REITも全般的にBrexitショックからの持ち直しを見せましたが、株に比べると緩慢でした。そして金曜の日銀金融政策決定会合ではETFの買い付け枠倍増こそあったものの、REITの買い付け枠に関しては増額見送り。

ちなみに日銀は今年に入ってからETFを1.8兆円、REITを552億円分購入しており、REITに関しては年間900億円のうちの61.3%を消化しています。まあペース的には確かに問題無いですが、そういう意味ではETFだって問題無いのですけれど。

そもそもREITの方が増資をしやすい商品なので、規模はジワジワと膨らんでいます。REIT全体の時価総額は昨年末時点10.6兆円→11.8兆円と10%以上伸びています。確かにREIT指数はその間7%程上がったのですが、発行口総数もじわりじわりと増えています。

一方、株式の時価総額は590兆円→509兆円ですから、14%程度減少しています。LINE(3938)という大規模IPOもありましたが減りました。その中で更に買い付け額を年間6兆円にするというのですから、日銀の支配力は一層強まる形になります。

「REITの方は大丈夫だから、下がっている株を何とかしたいよね」というのが日銀の発想ということでしょうか。あまり物価目標には関係無いような・・・。

その辺りの議論はまた追々していくとして、同REITは物流系REITの本命とも言える三井不動産ロジスティックスパーク投資法人(3471)の配分も決まったことで、リバランスの売りもようやく一巡しそうな雰囲気。アメリカのREIT指数が高値圏でやや失速気味なのは気がかりですが、さしあたってアメリカの利上げもまだ見込まれない中、利回りの高い商品に対する資金流入期待感は強いと思われます。


DMS(9782)
630円→721円(19営業日保有 上昇率14.4%)

28日引け後に第一四半期決算を発表。主力のDM部門が大幅に伸びて、前期比大幅な増収増益に。それを受けて29日は朝方から大きく買われて始まりました。その後は地合の混乱も関係無く高値圏をキープ。期待しているラクーン(3031)との越境ECの方はサッパリな感じですが、まあ物流系は全般的に良い環境ですから、ここからの伸びに期待しましょう。


日本セラミック(6929)
1943円→2044円(19営業日保有 上昇率5.2%)

7月は無事2000円台を固める月になりました。月末のTOPIX浮動株比率変更イベントも通過して、現在は8/5に控える中間決算に関心が移っています。足元再度円高基調となっている点は気がかりですが、引き続き自動車の自動運転などによる電装化需要に期待です。


三菱製紙(3864)
70円→72円(19営業日保有 上昇率2.9%)

地合の戻りに合わせて、株価もようやく底打ち反転歩調。紙パセクター全般的に安定感があって、特にEコマースの活況から段ボール需要が増えているという話題もありました。

同社に関してはリチウム電池向けセパレーターも製造していますが、現在テスラなどによる電気自動車の需要急増によってリチウム価格が3倍に高騰しているのだとか。それを受けてステラケミファ(4109)が連日の高値更新波動に。同社も8/5に第一四半期決算発表を控えますがこの辺りの材料に注目です。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO05344090X20C16A7QM8000/


あさひ(3333)
7/16より 1490円→1453円(9営業日保有 下落率2.5%)

「88CYCLE」のヒットや元安を受けてエントリー。ところがエントリー直後に自転車愛好家の自民党谷垣幹事長が転倒して大ケガ。頸髄損傷による手術となって、幹事長辞任という話になってきました。うーん、自転車で走るのは気持ち良いのですが、何事にも事故はつきものです。これも投資にまつわる事故なのかも知れませんが。

谷垣さんにはお大事にしてもらうとして、足元では金曜の追加緩和不発を受けて為替が急速に円高進捗となり、ドル円は102円割れの場面もありました。同社にとって円高は追い風ですから、ここからの戻りに注目です。


【売り銘柄】

大東建託(1878)
16850円→17190円(19営業日保有 上昇率2.0%)

放置していたら空売りの買い戻しを巻き込んで、上場来高値更新波動に。うーん、いくらなんでも高過ぎると思うのですが。

そして28日昼に出て来た第一四半期決算では、大幅な増益継続ということで、好調は維持されています。それでも決算後は出尽くし感も出て下落歩調に。地合の悪化もありますから、この辺りはもう少し付き合ってみることにします。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.14(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 7/1終値 15682円→16569円(19営業日 上昇率5.7%) 0.29(%/営業日) 
TOPIX   7/1終値 1254  →1322 (19営業日 上昇率5.4%) 0.28(%/営業日)

今月はベンチマークに敗北。ブログを全然更新できなかったので、折角の戻り相場で機動的な対応ができませんでした。うーん、残念。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数725.6ポイント
とりあえず少し回復しました。8月も引き続き頑張っていきたいところです。


さて気になる8月の相場展望ですが、投資判断は「売り」とします。金曜の日銀金融政策決定会合の結果を受けて、一気に引き下げました。

日本株は7/11のバーナンキ議長来日以後、先週までずっと議長の代名詞でもあった「ヘリコプターマネー」を期待した買いが入ってきました。前回の追加緩和が1月末、そして今回はそこから半年経過の月末の日銀金融政策決定会合で、しかも成績の悪いGPIFの運用成績発表と同じ日でしたから、日程的にも多少思惑を呼ぶのもわからないではありません。

そもそもヘリマネの論議は「今から」の話ではなくて「今までやってきたこと」の肯定なだけでした。それがあたかも「これから」のような期待感にすり替わっていました。「本気で言ってるのか?アホになったんとちゃうん」と皆が思ったとしても「同じアホなら踊らにゃ損損」という状態でここまで推移してきました。

それをマスコミも煽ります。今まで散々煽ってきたBloombergに負けないぞとばかりに各社前のめりになって、正式発表前に日経新聞やWSJといった国内外のメディアが「日銀は追加緩和を検討」「50年債の発行を検討」と報じ、その都度株価は踊らされました。

まあマスコミ自身よりも、それに踊らされるマーケットの方がより深刻ですね。そもそも現状既に発行している40年もの国債から更に10年追加した50年国債を出したからと言って、これがそんなに大きな話なのでしょうか?確かにそれだけ量的緩和の出口を先に見ているんだ、というメッセージにはなるかも知れませんが、大騒ぎするような話でも無かったような。

そんなドタバタ劇の末、結局日銀の決定はヘリマネとは程遠い結果に終わりました。今年の日銀金融政策決定会合以降幾度となく「発表直後、結局空振りで暴落」のパターンが続いており、今回も「何らかの追加緩和策が出たらマイルドな円高、何も出なかったら強烈な円高」とみられていました。

しかし幸いと言いますか、今回はしっかりと踏みとどまりを見せました。一応「追加緩和」とタイトルが付いた発表を日銀が行ったため、外国人が安心した・・・と考えるのは、かなりお花畑な捉え方のように思います。

確かに日米共に決算や世界情勢などに対する警戒感が強かったので、売るつもりの人はとっくに売ってしまっていましたし、特に空売りも多く入り込んでいましたから、出尽くし感はありました。特に足元薄商いの閑散相場ですから、一方向に流れが出たら、そのまま進みやすい面もあります。買われるならそのまま買い方向に行き足が付いているという感じです。

個別株でも先陣を切った安川電機(6506)の決算を始めとして、外需銘柄の出尽くし感、思った程悪く無い感が色濃く出ているシーズンでもあります。安川電機の第一四半期は大幅な減収減益となりました。予想通り円高が大きく足を引っ張っている構図でしたが、アナリスト予想が営業利益54億円に対して、54.7億円と微妙に上ブレで着地。翌日はしっかり買われ、その後も高値圏をキープしています。

が、金曜のNYは比較的しっかりしている一方で為替の円高が急速に進捗。1ドル102円割れの場面もありました。それを受けて日経平均先物は16310円と金曜終値から250円程下の水準に。

個人的には日本が浮かれている陰で原油が下落している点や、中国の下落が気になります。特に中国は去年の今頃からクラッシュが始まりましたからね。ギリシャの国民投票とイギリスの国民投票を照らし合わせたその後の株価推移の類似性を考えると、どうも8月は恐い感じがします。

また、私も最近敢えて無視していましたが、アメリカの大統領選挙に向けた動きが未だにトランプ氏とヒラリー氏の支持率が拮抗して不透明です。

民主党の方が一応サンダースさんがヒラリーさん支持に回り優勢なんですが、私の周りの外国人誰に聞いても「サンダースが良かった。ヒラリーは嘘つきだ」と評判悪いまま。今度の大統領選挙は歴史に残る泥仕合になる可能性が高いですが、株価的にも日本としても何とか消去法的にヒラリーさんに頑張ってもらいたいところです。

大きなイベントは通過しましたが、これら外部要因の不透明さが特に気がかりです。8月はイベントの少なさもあって、一度付いたトレンドはなかなか変更しません。そのため、下落に行き足が付くと厄介です。

8月は去年まで6年連続外国人売りが出ているとのこと。結果、直近10年の日経平均は3勝7敗と大きく負けが込んでいます。特に今回の日銀金融政策決定会合の結果を受けて、反動売りが大きくなってくる可能性は十分にあります。例年8月は円高シーズンでもありますし、やはり今年も夏枯れ相場なのでしょうか。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

2016年07月24日

NYだよ、おっ母さん! その42

NY話のつづきです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160624.html


セントラルパークと言えば野生のリスが多いです実際アチコチに居て、イチョウの太い幹の周りを二匹のリスがグルグルずっと飽きもせずに追いかけっこしたりうーん、牧歌的で平和ですねぇNYっぽくありませんそういえば私は野生のリスを見るのは初めてかも知れません。

↓実は2匹写っているのわかりますか?
IMG_2842


しかしセントラルパークで一生懸命リスの写真を撮っているのはせいぜい私くらい後で師匠に聞いたところによると「アメリカ人にとってリスなんて珍しくもなんともない。ネズミと同じレベルに感じている」とのことうーん、こんなに愛くるしいのに・・・まあ今となってはポケストップとなっていて、様々なモンスターの捕獲に皆勤しんでいることでしょうが・・・

しばらく歩くと「sheep meadow」という広場がありました。「羊の放牧場」だったこの場所は、今は羊がおらずに人々の憩いの場になっています前日に来た時は生憎の雨模様だったので誰も居ませんでしたが、晴れていれば大勢の人々が日光浴を楽しんでいます

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「sheep meadow」の近くには、メリーゴーランドがありましたメリーさんの羊からとった・・・わけでは全くないでしょうが。残念ながら私が行った時にはほとんど誰も乗っていませんでしたまあ作り物に乗らなくても、本物の馬車が公園を通っているわけですが

IMG_2854


↓大きな岩の上に登ってビル街をパチリ
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そんなわけでセントラルパークを気持ち良く通り抜けると、今度はソニーストアに行ってみることにしましたその頃、実は大事件が発生するでした(つづく)

2016年07月23日

ポケモンGO一色

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日経平均は金曜反落。前日のNYはインテルの決算が悪かったことや、原油価格の下落などを受けて軟調。また黒田総裁によるヘリコプターマネー否定のBBC報道を受けて(ただし6月17日に収録されたもの)、為替が1円以上円高に振れて返ってきました。

それを受けた日経平均は朝方から大きく売りが先行。結局前日の上げ分を帳消しにして始まり、その後もじり安の展開になりました。連休を前にした様子見ムードも蔓延。後場は日銀のETF買いなどもあって下げ渋ったものの、16600円台を回復するのがやっとでした。

売買高は16億株弱、売買代金は2.4兆円程度でしたが、超話題の「ポケモンGO」の国内配信が遂に開始されたことでまたまた大活況となった任天堂(7974)だけで7000億円の売買代金をこなしているため、それを差し引くと閑散でした。


投資判断は「やや売り」。金曜のNYは通信大手の好決算を受けてしっかり。S&Pは終値ベースでの最高値を更新しました。それを受けて日経平均先物は16620円ということで、月曜は概ね金曜終値近辺でのスタートになりそうです。しかし先週のトルコのクーデター未遂に続いて金曜もドイツで銃乱射事件があり、本当にここ最近毎週のように金曜は何か起きますね。

トルコは地理的にも、東と西を繋ぐ重要な地点で、ここが安定化するかどうかは世界情勢にとても重要です。不安定化すれば次第にギリシャに浸食し、イタリアを浸食し・・・と次第に世界の不安定要素が拡大していく可能性にもなります。軍事的にも経済的にも。なので今回被害が拡大しなかったのは、とりあえずは幸いでした。ここから何がどうなるかはまたわかりませんが・・・。

消去法的にも安全で、自民党の支持が強く世界で一番政権が安定しているのが日本。その背景もあってか先週の投資主体別売買動向では外国人の買いが圧倒的で、現物・先物合計で8811億円の買い越し。日経平均5連騰の原動力となりました。一方それに大して大いに売り向かったのが個人投資家で、計5589億円の売り越し。これで流れが変わった・・・のかどうか。

特に公的年金の動向を示す信託銀行は売り越しに転じていますから、外国人がきちんと買ってくる状況にならないと、上値はGPIFの売りに抑えられてしまいます。この辺りは特に注意して見ておくべき流れです。

しかしBrexitショックからかれこれ1ヶ月が経過しますが、イギリスなんて「Brexitって何?食べれるの?」くらいにとぼけてシレシレっと年初来高値を更新しています。不動産に対する警戒感やイタリアの不良債権問題も何のその。まあイギリスの場合は確かにポンドが急落したので、むしろ輸出で稼ぎやすくなったという面もあるのかも知れません。

ちなみに「離脱になったらポンドが20%急落する」と言っていたソロス氏は、残留に賭けてポンドを買い込んでいたのだとか。正直どこまでがポジショントークなのかわかりませんが、相変わらず台風の目(この場合イギリス)は風が穏やかなんですね。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-06-27/O9F2Q26JTSE801

アメリカ株も雇用統計が前月とは打って変わって良かったところから連日の高値更新波動。空売りの買い戻しも巻き込んでボーナスステージ入りという感じです。

原油はアメリカでは夏のドライブシーズン入りということでのガソリン需要もあり、例年7月か8月に高値を付ける傾向が強いです。昨年はむしろ7月以降ダダ下がりでした。足元でも50ドルの壁が意識される中、限月交代があっても下落が続いており、簡単に上がっていくような環境では無さそうです。

市場はもうポケモン一色でしたが、話題の任天堂は業績への影響を金曜夜間に否定の開示。それを受けてPTSは止まりましたが、アメリカのADRでは日本円換算で金曜終値から13%程度安い水準となっています。まあ任天堂に関しては遅かれ早かれ業績期待に対する淡い夢から覚める第一上昇波動の終了は時間の問題でした。

第一波が終わればしばらく現実を見るモードになると思います。それは具体的には決算を受けて、経営陣の感触を聞き出そうとアナリスト達が色々質問し、それが会社のHPや証券各社のレポートなどで色々書かれ、投資家の目線が理想から現実に引き戻されるモードです。

ただ私は押す場面は第二上昇波、つまり今度は「業績への影響度を冷静に見極めた上で投資家が投資してくる新波動」に向けた良い押し目だと思います。

と言うのも、任天堂はポケモンだけではないからです。その他にも「マリオ」「どうぶつの森」「ファイアーエムブレム」「ゼルダの伝説」といった、超人気IPを豊富に抱えています。今回の成功で学習したことを次のシリーズに使うことができます。特にファイアーエムブレムは今ここにきてアメリカで人気だそうで、私も好きなシリーズなんですけど、これはかなり期待が持てます。

ちなみに「ファイアーエムブレム」と「どうぶつの森」のスマホゲームも秋に出すと既に発表済みです。これらは今回のNianticが開発した「ポケモンGO」とは異なり完全な自社製作のゲームなので、丸々売上が自社のものになります(厳密には運営はDeNA(2432)が行うので、いくらか取られます)。

ですから正直ガンホーのパズドラの比ではないんですね。例えポケモンGOのブームが一旦下火になっても、次のタイトルでまた大ヒットを出すことができます。そして例えばポケモンで育てたキャラをどうぶつの森で使うことができる、などといったキャンペーンを張ることで、いくらでもユーザーを任天堂の手のひらから外に出さず、回遊させることができます。

そもそも、配信が始まってこの二日間、町は夏休みということもあってあちらを見てもこちらを見ても、スマホ片手に歩いている老若男女が目立ちます。今までスマホはポケットに入れて歩くものでしたし、そもそも私の地元のような田舎では車ばかり走っていて歩行者はまばらですが、一気に歩行者が増えました。

いくらパズドラが大ブレイクしたといっても、こういう姿や現象を未だかつて目撃したことはあるでしょうか?地元の公園や神社なんて、未だかつて無い程の人が集まっていました。

これ自体が巨大な広告塔であり、パワーなんです。下手すると普通にスマホを見ている人ですら「ポケモンやってるんじゃね?」と思う程。ユーザーが増えれば増える程課金も大きな威力を発揮します(より他人を凌駕した時の快感が得られるため)。

これらの行く末をアナリストは元より、任天堂自身が果たして全て把握できるかどうかは甚だ疑問です。最初はバイオ株同様、期待値が先行するのは当然ですし、そもそもそれが株式投資の醍醐味とも言えます。

一方、新型ゲーム機NXはまだ未知数です。もっと言えばポケモンも未知数でしたが、実際こうして結果を出したので株価材料になりました。良いように転がれば、これが今度のNXに対する期待感にも結び付いて、更に相乗効果を出すかも知れない。それが時価総額が1兆円以上増加した裏付けになってきます。

ただ任天堂の業績面に目が向き始めた時にどうしても気になるのが為替です。任天堂は売上の7割が海外で、また海外資産の多い会社なので(しかもヘッジをしない)、為替変動が大きく影響してくる超外需企業です。1円の円高で数十億円の為替差損に繋がると言われています。

ですから足元円安に急速に振れたことも強烈な追い風になり、さすがに106円台まできたところで一段の上昇は難しそうですが、為替もまた夏以降落ち着いてきたら追い風になると思います。逆に言えば円高がドンドン進んでしまうと、いかにポケモンがヒットしようが苦しいということにもなりそうです。

そう考えると、今回の任天堂のリリースは27日の決算発表時、むしろ円高による下方修正を行うための布石なのかも知れませんね。そこが最期の押し目になるのかも知れません。個人的には任天堂も良いですが、やはり周辺株を狙っていくパターンが一番無難と思っています。


新興市場は「売り」。金曜は各指数共に軟調。マザーズは先物が始まって以降軟調な推移が続いていますが、その先物の出来高も金曜は遂に684枚と超閑散。最初くらいはせめて盛り上がると思いましたが、最初から終了モードですね。LINE(3938)の上場や任天堂の盛り上がりと重なったというのも、多少の不運かもしれません。

ただ従前でもマザーズコア上場投信(1563)を空売りすればマザーズに対しての空売りは可能でした。ほぼこのコア指数採用銘柄とマザーズ先物の指数寄与度の高い銘柄は重なりますし。ただ残念ながら流動性が極端に少ないので相手にされていませんでした。それと同じ歴史を繰り返している感じです。取引時間が長い分、先物の方が余計薄まっている感じがあります。

こうなってくると裁定取引をしようとしていた業者はアテが外れ、変に無駄な在庫を抱えていたくはないはずですから、その処分売りも足を引っ張りそうです。


【ポートフォリオ銘柄】
日本セラミック(6929)は反発。なんだかんだでじわりと上値追いが続き、水曜には終値ベースで01年以来の高値水準となりました。為替水準が落ち着いてきたことに加え、世界的に自動運転の車の開発が進んでいることで、センサーの搭載点数が増えていることが強み。また今月末にはTOPIX浮動株比率の変更による買い需要もあります。引き続き注目。


三菱製紙(3864)は反落。低位で株式併合の銘柄は併合の権利落ちまで下がるというパターンが多いので、同社もその流れに乗ってしまっています。ただPBRは0.5倍割れで業界再編の機運が強まる紙パ業界ですから、低位株物色の相場展開でも始まれば、突発高することもありそうです。ポケモンティッシュでも出してくれれば良いのですが・・・(そればっかり)。


あさひ(3333)は続落。折角良いスタートを切りましたが、進んでいく円安に加え、16日にサイクリング中に転倒した自民党幹事長の谷垣氏の容態が重いと月曜夜間に伝わった辺りから、一気に売られる流れに。うーん、谷垣さん大丈夫でしょうか。自転車とポケモンは周囲に十分注意しながら乗りましょう・・・ってまた無理矢理ポケモンに絡めてみました。


・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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2016年07月20日

NYだよ、おっ母さん! その41

実はまだ終わっていないNY話のつづきです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160624.html

ペロリとホットドッグを平らげて人心地付いた私は、前日に続いてまたセントラルパークを通って市街地に戻ります前日と違ってすっかり晴天となっており、セントラルパークにも大勢の人達が行き交っていましたうーん、やっぱり気持ちが良いですね

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歩道に沿って南下すると、途中に大きな池があり、皆小さなヨットの模型を浮かべて何やらラジコン感覚で操作していました平和でのどかな休日という感じです

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ところでセントラルパークにはアンデルセンの銅像があり、彼が「醜いアヒルの子」を読んでいる傍らでアヒルが見上げている、というモチーフになっていますしかし何故セントラルパークにアンデルセンのゆかりがあるのかは不明です近くには「不思議の国のアリス」の像もあって、そちらは女の子に人気で皆並んで写真を撮っていましたが、アリスの像はちょっと恐かったです

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そうして気持ち良く歩いていると、突然背後から声をかけられました振り返ってみると浮浪者っぽい男性がグローブとボールを片手に「野球やろうぜ」と誘ってきますいやいや、ボクは磯野じゃありませんから・・・と言っても恐らく外国人には通用しないと思ったので、愛想笑いで「No,thank you」と足早に逃げました

しかし前日に続き、なんでこんなに浮浪者に声を掛けられるのやら同類と思われているのでしょうか?(つづく)

2016年07月19日

6連騰でメジャーSQ値回復!

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日経平均は本日続伸。前日のNYがトルコのクーデターお構いなく小じっかりで、ドル円も無事106円台で返ってきたことから、朝方から買いが先行。なお本日より日経平均先物のスタートが8時45分となり、話題のマザーズ先物も始まったことから、日本株の出だしが幾分わかりやすくはなりました。

ただ買いが一巡すると間もなく利食い売りに押される展開。先週がBrexit翌週に続く一週間日経平均全勝週だったことから、高値警戒感も出て来ました。それでも中国株が落ち着いたスタートを見せると、その後は次第に買い戻しの動きが強まりました。

後場もそのまま騰勢を強め、引けにかけては16700円乗せ。6月メジャーSQ値を上回って終わりました。売買高は20億株台、売買代金は3兆円弱でしたが、任天堂(7974)だけで7000億円の売買代金をこなしているため、それを差し引くとやや閑散でした。


投資判断は「やや売り」。いやー、しかし世界の株価はとにかく強いです。トルコでクーデター(未遂)が起ころうが、フランスでテロと言って良い暴走が起きようが、アメリカで警官が殺されようが、株価には一切お構いなしの状況。引き続き世界は混沌としており、まったくきな臭い時代ですね。まあ元々世界がまとまったことなんて1秒たりとも無いのですが。

ここにきてどうもISがまた注目を集め始めています。最近やられて大人しくなったかと思いきや、人の心までは壊滅させることができず、各々の国でISに共感する若者がテロに走っています。どうも外観がイスラム教っぽい「いかにも」な者が犯行に及ぶだけではなく、国内で普通に生活している若者が染まっている可能性があります。

そう考えると、そもそもトランプ氏が唱えるような「イスラム教徒の入国を禁止にする」という短絡的な手法でテロが収まるわけではなさそうです。そのうち日本でも日本人が行うかも知れません。そもそも20年前にオウムがやったわけですけれど、なまじ平和ボケして平穏な生活に有り難みを感じない人間が刺激を求めて染まりやすそうな感じがします。個人的な体験談を言えば、一度生死に関わるようなきつい体験をすれば、そんなような気は起こらないですけどね。

それはともかく、熊本に大地震が発生しようが、イギリスがEUから離れようが、株価はあっさり元の水準を回復してしまいます。当人達にしてみれば「俺たちがこんなに困って苦しんでいるのに、株価にはほとんど影響しないのか」ということですが、それが株式市場の強さであり、裏腹に併せ持つ非情さなのかも知れません。

そんなわけで今やイギリスのEU離脱話は、下手すると無かったことにすらされかねない状況になっています。元々国民投票自体に法的拘束力も無いので、ある種壮大なアンケートに過ぎないと言っても過言ではありません。その結果に対してEU側は「イギリスさん、何とか残ってくださいよ〜」と言うかと思いきや、むしろ「さっさと荷物をまとめて出て行け!」という感じになっています。

この展開に関しては個人的にはビックリでした。西洋の方はやっぱりさばさばしているんですねぇ。イギリスは英語を公用語から除外されたり、大英帝国の復権どころか惨めな感じに成り下がりつつあります。

しかしデジャブでしょうか、同じようなことが丁度1年前にもありました。そう、ギリシャの国民投票ですね。債務削減拒否派が国民投票の結果勝利したものの、結局債務削減案をチプラス首相が飲んで、財務大臣のバルファキスさんが辞任しました。皆さん覚えておいででしょうか?

あの時と今とで実は妙な共通点があります。あの国民投票も丁度一年前の今頃である7/5に行われ、あの時も事前に「緊縮財政に対する賛成が多いだろう」との予想からブックメーカーが受付を拒否。安心しきったところの結果が逆に反対多数で、翌週真っ先に影響を受ける日本はショックの急落となりました(チャートを見て貰えばわかりますが、月曜の時点では3%弱の下落率で済みましたが、その後前週末に比べて7%弱までの下落がありました)。

ところが、すったもんだの末に結局債務削減案を飲むことに。それで日経平均は6連騰。そして時計の針を現在に戻してみると、Brexitショックから明け、翌週の日経平均はその時以来の6連騰。奇妙な共通点があると思いませんか?当時と今と株価の位置は高値圏と安値圏で全く対極ではありますが。

もう少し見ると、昨年のその6連騰後一旦下押しましたが、7/28〜8/11までは、連騰記録とは言わないまでも、再度高値トライに向かう底堅い動きがありました。それが先週からの戻り局面に類似するとも考えられます。

ただ残念なことに、当時も6連騰の末国民投票前の水準は回復できたものの、その少し前に付けた高値は抜けきることができませんでした。高値圏は維持したものの煮え切らない間に、8月に別方向から矢が飛んで来てチャイナショックが起きました。そこを出発点にして、その後オイルショックがあったりマイナス金利導入があったりして現在に至り、株価は長期下落トレンドとなっています。

そもそも夏場というのは株価があまりパッとしないアノマリーがある月でもあります。7月の勝率は9月、5月に次いで悪い月。また7-9月という4半期ベースで考えると、戦後からの統計で唯一負け越している期間でもあります。まさに「Sell in May」という感じではありますね。

はい、今回の「アノマリー研究所」のコーナーは、少し気が早いですが「日経平均が7連騰したらどうなるか」について考察してみたいと思います。Brexit翌週に続いて、足元では6連騰となりました。薄商いの中売り方の買い戻しが続けば、株価には底堅さが出てきます。

で、もし明日も上がって7連騰になるとどうなるか。過去10年で7連騰以上となったのは11回ありました。7連騰後を検証してみると・・・

06年3/24〜4/3(7連騰)・・・4/7まで上昇するも、6/15の安値まで18%下落
08年12/25〜09年1/7(7連騰)・・・3/10まで25%下落
09年7/14〜7/28(9連騰)・・・8月いっぱい高値圏をキープでセーフ
11年6/28〜7/6(7連騰)・・・7/8まで上昇するも、8/9の安値まで15%超下落
12年10/15〜10/23(7連騰)・・・その後もみ合い11/13安値まで5%超下落したところで野田首相の解散宣言→アベノミクススタートでセーフ
13年2/28〜3/11(8連騰)・・・その後高値圏でもみ合い4/2安値まで7%近く下落したところで黒田バズーカ第一弾発射でセーフ
13年10/8〜10/17(7連騰)・・・10/23まで上がった後に11/7安値まで5%程度下落でセーフ
13年12/17〜12/30(9連騰)・・・2/4まで14%超下落
14年8/11〜8/25(9連騰)・・・その後は大して下がらず上昇してセーフ
14年11/28〜12/8(7連騰)・・・翌1/16安値まで8%下落
15年5/15〜6/1(12連騰)・・・その後は大して下がらずセーフ(ただしそこから上述のギリシャ国民投票などで暴落の入り口に)

※目視で確認したので、もし抜けているというところがありましたらご指摘ください。

これらを総括して得た結論としては「7連騰後は間もなくピークアウトとなり、その後1ヶ月超の期間をかけて結構きつめの調整局面に入りやすい。逆に8連騰以上になると、勢いがあるということでその後もしっかりしていることが多い」ということになります。7連騰もするとエネルギーを使い果たしてしまう、しかし8連騰以上するようなら勢いがあるのでまだ続くという感じでしょうか。

ですから、もし相場の持続性を期待するのであれば、明日くらいは一服しておいた方が無難なような感じがします。


新興市場は「売り」。本日より散々取り上げられてきたマザース先物が開始されました。が、初日の取引高は2847枚ということで、元々盛り上がるとは思っていませんでしたけれど、予想を上回る閑散っぷりですね。うーん、よっぽどそーせいG(4565)単体の方が盛り上がっているのですが・・・。

ともあれLINE(3938)上場と合わせてこれでマザーズを買い上がってきた材料が出尽くしたため、当面は加熱分を解消する動きになると思います。今短期筋にはわざわざマザーズ銘柄を買わなくても任天堂というオモチャがありますからね。秋頃まで新興市場はちょっと手がけ辛そうです。


【ポートフォリオ銘柄】
日本プロロジスリート投資法人(3283)は続落。本日はREIT指数がしっかりしていましたが、同REITは弱い動きとなりました。今週の日経ヴェリタスの一面記事は「億ションしか売れない」でしたが、中価格帯のマンションが売れずに、大金持ちの節税目的の億ションばかり売れ、最近では地方でも億ションの売買が成立するようになってきたのだとか。

加えてオフィスビル空室率も好不調の分かれ目となる5%を割り込んではいるものの、賃料の伸びが鈍ってきており、全般的に警戒感が強まっています。キャップレート(取得コストと賃料から算出される利回り)も分母の取得コストが増加基調にあることから低下傾向。マイナス金利のご時世で利回りを求める投資家の資金流入は続いているものの、需給ギャップが強まっているということです。

ただ唯一の光明がこの物流系REITという論調で、EC取引などの拡大で高機能の大型物流施設は引く手あまた。この辺りは当方の見解と一致ですね。一般的に物流系REITは減価償却費の一定割合も分配金として出してくることで利回りが高く、格付けも高い銘柄ばかりなので日銀の買いも期待できます。

ちなみに他のジャンルとしてホテル系REITは為替が円安反転してくるまで様子見。ヘルスケア系は時価総額が小さい銘柄が多いので、受け皿としては弱いという感じでした。


本日寄り付きから買いポートフォリオ入れとなったあさひ(3333)は反発。足元では円安傾向となっていますが、同社が扱う自転車のほとんどは中国か台湾からの輸入であり、足元でドンドン安くなる元安がコスト減に繋がります。しかしこれで「ポケモン自転車」でも販売してくれれば、恐らく今の地合でストップ高なのでしょうけれど・・・。


売りポートフォリオの大東建託(1878)は続落。最高値目前にして弱い動きが出ています。まあ今の地合の本流銘柄ではないですから、推進力は弱いですね。これで「ポケモン賃貸」でも出されると売り方死亡・・・ってしつこいですね。


・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

2016年07月16日

6月の成績発表

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また随分とお休みをいただき、前回更新時から間が開きました。相場がBrexitで荒れてにわかに忙しくなったのもありますが、プライベートでもバタバタしまして。5月に私の引っ越しに合わせて父も施設を移ったのですが、どうも環境が合わずにわずか一ヶ月で肺炎を患い、入院となりました。

肺炎の方はお陰様で治ったのですが、父もそのままいよいよ完全な寝たきりになり、食事を食べることもできなくなってしまいました。首から管を通して高カロリーの栄養を投入するような状態になり、遂に老人病院に転院することになって、医者にも「正直見通しは暗い」と言われてしまいました。

なので今後もブログの方は突然不定期更新となる場合もあるでしょうから、予めご承知おきください。有料メルマガに関しては当然お仕事なので、今後も原則休まずに続けます。

そんなわけで本日はまずやり残した6月の成績発表です。6月はBrexitショックを受けて今年の二番底を付ける場面がありました。そんな中私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう。
(なお評価は例月通り、6月末を含む週の金曜、つまり7/1の終値で行っています)


【買い銘柄】

日本プロロジスリート投資法人(3283)
240500円→250200円(20営業日保有 上昇率4.0%)

Brexitショックを受けてREIT全体は指数の下落が続きましたが、同REITに関しては何とかプラス圏をキープできました。一方、足元ではREIT指数も少しずつ回復局面に。アメリカのREIT指数もリーマンショック前を上抜いて最高値更新波動となっていますが、アメリカの利上げはまだまだできないという見方を背景に、利回りの高い商品が年金などの資産運用に引っ張りだこなのは当然でしょう。

物流系REITに関しては来月三井不動産ロジスティックパーク投資法人(3471)のIPOが予定されており、その分のリバランスの売りは多少出てくるのかも知れません。まあ同REITに比して時価総額は1/10レベルの話なのでほとんど影響は無さそうですが。月末の日銀金融政策決定会合に向けて、また思惑の買いが膨らみそうです。


DMS(9782)
693円→630円(20営業日保有 下落率9.1%)

JASDAQの小型株も漏れなくBrexitショックのダメージを受ける形に。ただ足元では底打ち感も出始めています。今週はHamee(3134)が「越境EC自動出品プラットホームと連携」との材料で買われる動きになっており、やはりこのジャンルはまだ材料として面白みがあると思います。


日本セラミック(6929)
1983円→1943円(20営業日保有 下落率2.0%)

こちらもBrexitショックには抗えず。ただ外需系企業の中では思った程のダメージは受けず、むしろ底堅さを意識させる動きに。何とか2月と4月の安値を結ぶ下値支持線で下げ止まったような格好で、足元では再度2000円回復の動きになってきています。

また同社は7月末にTOPIX浮動株比率の変更を控えており0.35→0.5に大きく引き上げられるので、それに伴った買いも入ってきている様子。自動車の自動運転などによる電装化で益々センサーが必要になってくるわけですが、センサー世界首位の同社はその大量の注文を受け止められるキャパを持っており、今後の業績上積み期待感に繋がります。


三菱製紙(3864)
6/4より 78円→70円(20営業日保有 下落率10.3%)

こちらもやはりBrexitショックで下落。しかも一般的に紙・パルプ業は円高メリット株でもあることから、ショックの影響を大して受けないはず・・・ですが、同社はむしろ戻りの鈍さが目立ちます。うーん、なんでここまで売られないといけないのでしょうか。「炭素素材シートを商品化して電池メーカーに供給」という材料にも無反応でしたし。

足元でも天皇陛下の生前退位報道を受け、元号の変更→紙需要の発生期待感から紙パルプ株に買いが集まる可能性も指摘されていましたが、やはりさっぱり。12年の安値水準にまで接近してきています。やはり買収防衛策の継続が株主総会で認可されてしまったこと対する失望売りでしょうか。早く業界再編が進めば良いですが。


【売り銘柄】

オリエンタルランド(4661)
7095円→6000円(15営業日保有 下落率18.3%)

売り銘柄の方も当然のようにBrexitショックは免れず。そしてきちんと目標株価達成し、そこから反発してきました。大体いつもはそこから目標株価から更に下っていって、逆に損した気持ちになるパターンが多かったですが、今回は絶妙な目標設定だったと思います。自画自賛。


日本郵政(6178)
1388円→1200円(15営業日保有 下落率15.7%)

こちらも以下同文の状態で、無事Brexitショックで目標株価達成となりました。大体1200円弱を下値抵抗線にして、足元では戻り基調にあります。まあこちらの銘柄に関しては、また日銀金融政策決定会合後の動きを見た上で、再度売り銘柄として取り上げても良いかもしれません。


大東建託(1878)
6/4より 15760円→16850円(20営業日保有 上昇率6.5%)

先月損切りしたのに懲りずに改めてエントリー・・・しましたが、また踏み上げられるお馬鹿な展開に。足元では上場来高値を目指す波動になっています。

うーん、10兆円も経済対策をする予算を確保するには、何らかの税収アップ策が必要だと思いますけれど、節税対策の阻止など狙いやすいところを突いてくると思うのですが。選挙期間中はそんなことを言えるわけもなかったですが、選挙が終わった今となってはそういう議論も出てくるのではないかと思います。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.12(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 6/3終値 16642円→15682円(20営業日 下落率5.8%) -0.30(%/営業日) 
TOPIX   6/3終値 1337  →1254 (20営業日 下落率6.2%) -0.32(%/営業日)

今月はベンチマークに勝利!売り銘柄のうち2つが絶妙なところで利食いできたので、地合の混乱の中でプラスをキープできました。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数706.6ポイント
ふぅ、何とか700ポイントは回復しました。ここから少しずつ取り戻していきたいと思います。


さて、ポートフォリオ銘柄も随分少なくなってきたので、今回は買いで一銘柄取り上げます。それはあさひ(3333)です。

自転車の小売りチェーンですが、先月好決算を発表。ただ株価は一進一退を繰り返して少しずつ買われていますけれど、円高メリット株ということもあって、足元の円安局面が逆風になっています。

元々自転車が一番売れるのは春の入学・入社シーズンということで、第一四半期に最も季節性要因がある少し変わった銘柄です。ですから通期見通しに対する進捗率が高くて当たり前で、前々期なんて消費増税前の駆け込み需要もあって第一四半期が良すぎて、後は尻すぼみでした。逆に言えば第一四半期の成否が一年の成否を握るとも言えます。

ただ今回個人的に最も「おぉっ!?」と思ったのが「88CYCLE(通称パパチャリ)」。雑誌デイトナ及びこだわりの自転車工房チムチムレーシングとのコラボで、ママチャリに対抗した新コンセプトの自転車を販売しました。
http://www.cb-asahi.jp/88cycle/

これが3月に88台限定の先行予約が即完売となり、5月に満を持して全国のあさひで販売されました。私も最初見た時に「どーなんやろか?」と思ったんですが、何か段々「あれ、ひょっとして良いかも・・・」と思うようになってきました。ちなみにこの前街中で停まっているのを発見しました。

私が今まで実際に「おぉ、これは新規顧客層取り込むんじゃね?」と思ったシリーズ第一弾がJIN(3046)のPCメガネ、第二弾がニトリのNクール、第三弾が吉野家の牛すき鍋膳でした。特にPCメガネは視力の悪くない人にも売れる、牛すき鍋膳はこれまで吉野家に行かなかったような高齢者層などにも訴求力があるということで、実際その後は株価も上がっていきました。

今回も空白地帯気味の大人の男性を取り込むということで、確かに車が買える程高い自転車に乗っている趣味人も既にいますけれど、もっとライトなユーザーを取り込みやすいことで意味がある戦略と思います。

まあPCメガネや牛すき鍋膳とは異なり、町中に溢れると買う気が無くなるので一巡するとブームは沈静化するかも知れませんが、それはまだまだ先のお話。その間また別のシリーズを開発すれば良いですしね。

価格は1台7万弱ということで、その他色々オプションアイテムを買い足すと10万規模の販売になります。コラボなので多少は取り分が分かれるとしても、PB商品なので利益率も高いです。そんなこんなで6月の月次も回復基調にあります。

また同社が扱う商品のほとんどが中国からの輸入です。となると、足元の元安は輸入コストが引き下がるメリットがあります。足元で円安が進んでいますが、そろそろ戻りも限界ではないでしょうか。

正直一つ難点はチャート形状が良くないこと。長期的には1000円〜1800円のボックス圏で動いていますが、足元はどうも下限を目指す動きになっています。ただ空売りが多い売り長銘柄ですし、ここから8月の優待取りの動きも期待できます(ただし8月優待は来年から無くなり、本決算時に一本化。総額は変更無し)。

目標は1800円に。月曜の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。


そして記載余地も少なくなってきましたが、気になる6月の相場展望。投資判断は「やや売り」で見ています。

ご存じのようにBrexitショックはアメリカの雇用統計を受けてあっさり無かったことにされ、アメリカ株は最高値更新の動きとなっています。ここまでの戻りはまあ良いとして、日米共に決算が本格化してくる中、ここから更に上値を目指すのはかなりハードルが高いと思われます。

価格帯出来高を見ると、16000円台後半の価格帯出来高が多く、実際足元でも少しずつ戻り待ちの売りが出る形で出来高が増えています(任天堂(7974)の売買代金が15%程占めていますが)。何か新しい好材料が出ないうちに、行け行けドンドンは考え辛いです。

そして今度は地政学リスクを意識する流れになっています。フランスを始めとして各地で活発化するテロに加え、トルコではクーデターも発生。トルコはヨーロッパとロシアや中東を結ぶ要所ですから、ここが本当にクーデター成功となると、人や物の流れがせき止められてしまいます。これはかなり大きな問題です。

目に見える重要イベントは夏場はしばらくお休みモードに入りますが、一方で目に見えないリスクは夏に高まりやすい傾向があります。今年も色々なニュースを意識して、動き辛い夏になりそうです。


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