2016年05月29日

NYだよ、おっ母さん! その35

NY話のつづきです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160515.html


エジプトの次はアジア美術中国や日本といったオリエンタルなものは2階の一画にまとめて展示されています。まずは中国3000年の歴史ということで中国美術を見学ただぶっちゃけ、中国の方はそんなに印象に残るものがありませんでした何点か説明を受けながら写真は撮りましたが省略。あしからず

その流れで次は日本の方へここには葛飾北斎から戦国時代の茶器、屏風、掛け軸、そして森英恵(ハナエ・モリ) のドレスまで、本当に色々な年代のものが色々展示してありました古代から現代までを網羅する一覧性と言いますか、雑多性と言いますか。まあ皆様の興味のあるものを選んでじっくり見てくださいね、というようなコンセプトでしょうか

↓最初に「何じゃこりゃ?」と目を引く現代美術のビーズアートの鹿細胞一つ一つを表現されているということですが、正直気持ち悪いと思いました・・・
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↓森英恵のドレス
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↓瀬戸黒茶碗「鉄槌」影はiPhoneで写真を撮ろうとしている私の手です
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というわけで、日本美術もそこそこに、お次はご当地アメリカゾーンここからは絵画ゾーンがメインになってきて、最も美術館らしい(と私が勝手に思っている)部分になってきます。

このアメリカゾーンで最も目を引くのは独立戦争を描いた絵画「デラウェア川を渡るワシントン」。壁一面に巨大な絵画がドンと飾られており、当時のジョージ・ワシントンが苦難の末に独立を勝ち取ったことを表現する大作です

↓壁一面に巨大な英雄譚。写真だと小さい感じなんですが、両脇の像と比較すると大きいのがわかり・・・ません?
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実際には作者のエマヌエル・ロイツェが勿論後に想像で描いたもので、川にある氷がおかしいだの、当時はまだ星条旗が無かっただの、色々と指摘されていますですがそんな細かいことはともかく「どや、すごいでっしゃろ、これがアメリカ人の魂でっせ」的な、アメリカ人のプライドを感じさせる一品となっています写真では伝わり辛いですが、実物を見るとその迫力に圧倒されること請け合いです(つづく)

2016年05月25日

一段と商いは細るも大幅反発!

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内容 :「その損の9割は避けられる」
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場所 :石川県金沢市 ITビジネスプラザ武蔵
参加費:3000円

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日経平均は本日反発。前日のNYは高値圏をキープする原油市況や住宅関連の指標が良かったことなどを背景に、薄商いの中でも大きく買われる動き。ドイツDAXも1万ポイントを回復してきました。

それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。ドル円も110円台を回復してきたこともあって、大型株中心に買い戻しの動きが強まりました。指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983)などが買い気配スタートとなり指数を牽引。熊本地震の影響で今期見通しを出していなかったSONY(6758)もゲーム事業の利益成長などを好感して買い気配が続く格好となりました。

ただ薄商いの中でドンドン上値追いが続くわけでもなく。ファナック(6954)など指数寄与度の高い銘柄のみ買い進まれて、それ以外の銘柄にはそれ程資金が廻ってこない感じでした。中国でも香港株が大幅高する割には反応が鈍い印象。上値は16800円に抑えられる格好で、一日の値動きは70円程度でした。売買高は16億株台、売買代金は1.8兆円台と出来高は昨日より細り今年2番目の低水準に。


投資判断は「やや売り」。薄商いの中で値動きの無いつまらない相場が続いていますが、とりあえず本日のところは指数を何とか持ち上げようという動きがありました。これで明日の終値が3週連続の16646円になったら恣意的にも程がありますが、それが可能なくらいの薄商いと言えそうです。

今週のイベントとしては伊勢志摩サミットがあり、週末にはアメリカのGDP改定値が発表されます。が、それぞれ単独では株価に与える影響は限定的な印象で、サミットよりもむしろサミット後に出てくるであろう経済対策の方が株式市場的には注目されます。ただ残念ながら今までも三本の矢が不発になっている以上、何が出ても爆発的に株価を上げるような材料にはならないと見られます。

昨年9月に新三本の矢が出た時は、一旦売られたもののその後は確かに切り返していますが、どちらかというとそれまでチャイナショックで下げ過ぎた分の反動だったというところが強いと思います。

しかし引き続き株式市場の売買高は世界的に薄いまま。こうなってくると恐いのが次にどう振れるか。出来高が少ないことは煮詰まり感を示しますから、次に出た方向性に当面のトレンドが定まってしまう可能性が高いように思われます。

その場合考えられるのが、やはり来月のBrexit(イギリスのEU離脱問題)に向けた選挙に対する警戒感。本日はそれが無い(残留する)という期待感から世界的な株の買い戻しとなりましたが6/23(意外に平日の木曜)の選挙に向けて丁度4週間前となってきており、サミット前後から仕掛け的な動きが出てもおかしくないような雰囲気はあります。

日本が気にするべきは為替ですが、海外、特にアメリカが気にするべきは原油です。先般書きましたように、そもそもダウ構成銘柄で足元好調なのは原油関連のみですし、直接的に指数に影響を及ぼします。

また今回の決算を通じて日本株のEPSが意外に上がったことが話題にはなっていますが、原因は前期に特損を計上して今期はその分利益が上がる商社の寄与が大きいわけですけれど、それもやはり原油に因るところが大きいです。これは結局アメリカ株のEPSにも通じるところで(向こうには商社なんて無いですが)、原油関連の企業がEPSに及ぼす割合が大きいという面は注意しておく必要がありそうです。

また、アメリカだけではなく、原油は新興国に特に影響を与えます。足元で戻り歩調のロシアや東南アジアの国々など、原油依存度の高いところは多くあります。その新興国は来月のアメリカの利上げを見込んで株価が弱ってきていますが、これに原油安のダブルパンチが効いてくると、またぞろ不安感が台頭してくることになりかねません。


新興市場は「売り」。本日は各指数高安マチマチ。マザーズの方は、特にSBIHD(8473)の北尾CEOがTwitterなどでここまで持ち上げていたアキュセラインク(4589)が14時前に突然急落。ストップ安気配に張り付くと、売れない分の代替としてそーせいG(4565)などにも売りが波及し、マザーズ指数がマイナスとなるとブランジスタ(6176)が売られ・・・と悪循環になりました。

本日は東証1部でも小野薬品(4528)が大和証券の格下げなどを受けて大幅安となっており、全般的にバイオ系はお役御免の感じになっています。引き続き、基本的には相場の修復は当分難しいと考えます。


【ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオのキーエンス(6861)は反発。地合の戻りに合わせて高値圏をキープしています。売り長銘柄でもありますからなかなか下がりませんね。うーん、これはいつ損切りするかというような段階ですが、とりあえず5月高値69240円を超えたら損切りとします。逆に言えば、これを抜けてくるまでは何とか売り持ち我慢を続けます。


同じく売りポートフォリオのソフトバンクG(9984)は続伸。上述したように、どちらかというと指数寄与度の高い銘柄を買うような動きが出たことで、同社は買われ続けています。本日は明確に200日線を突破してくる展開になり、売り方いよいよ危うしという感じ。まだ4、5月の高値を結ぶ上値抵抗線を抜けていませんが、4月高値6373円を超えたら損切りとします。

ちなみに今日の日経MJにある「ロボの哀愁」という記事を見ると、飽きられた「Papper」が職場の隅で一人で歌を歌っていたりして、終いにはスリープモードにされて放置されているのだとか。うーん、切ないですね・・・。
https://twitter.com/nikkeimj/status/735271301506420737


同じく売りポートフォリオのオリエンタルランド(4661)は反落。こちらは何とかこの地合で売られ、ここ一週間の足をまとめて包む大きな「包み陰線」を形成しました。75日線もようやく下落に転じてきて、ストキャスも暗転していることから、今月の安値更新に向けた動きにはなってきていると思います。やれやれ。


【注目銘柄】
デジタルガレージ(4819)は反落。こちらは15日に配信した有料メルマガで買いで取り上げ。そこからグングン上値を追って、昨日無事目標株価2500円に到達。上昇率は12.4%となりました。

と言うわけで、無事目標達成記念に取り上げ根拠を以下に記します。


「△デジタルガレージ(4819) 東証1部 売買単位100株
2174円 出来高566500株

5/16買値 2190円以上
5/27までの目標株価 2500円
損切り 2100円割れ

【評価】
業績    ○
テクニカル ○
需給    ○
同業他社比 △
流動性   ○
その他ポイント フィンテック関連株、同業他社の好調


ネット事業のコンサルティング、EC決済サービスの提供、ネットベンチャー投資など、ネットにおける様々なジャンルの事業を手がける。カカクコム(2371)は持ち分。また、国内で唯一twitter社へ資本出資しており、日本におけるtwitterの広告ビジネスなどを独占。

今期は増収増益の公算。金曜昼に発表した第三四半期決算も増収増益での着地。前期にカカクコム(2371)株式を一部売却して支配力が弱まった分、メディアインキュベーション事業のみ大幅な減益となったが、その他の事業がそれぞれ好調で補い第三四半期時点では過去最高の売上、営業利益を更新した。

足元ではネット広告、決済分野が業界全体として好調であり、それぞれ四半期ベースで見ても順調に伸び続けていることから、引き続き事業環境は良好。中期経営計画では来期IFRS導入の影響にもよるが、18年6月期の最終年度において大幅増益とROE20%超を標榜。加えてフィンテック関連という市場テーマにも合致しており、今後の成長力にも期待感が持たれる。

テクニカル的には各移動平均線を上回り、上値が軽いところ。昨年12月から2200円台が壁となって上値が伸びきれずにいるものの、足元で決算の好調が確認できたことを契機に上放れる展開を想定。

MACDは暗転しているものの、パラボリックは好転。一目均衡表は三役好転の形を維持しており、ストキャスは暗転しているものの、ボリンジャーバンドの+2σが拡大していることで、上値余地が拡がっているところ。週足でもそれぞれ上昇トレンド継続を示唆。

需給的には2200円台の上値の壁を突破できれば14年以来の戻り高値水準となってきて、2200円〜2700円辺りの株価水準は約1ヶ月で急落した価格帯出来高の薄いゾーンであることから、戻り待ちは出辛いところとなる。信用買い残は差し引き約130万株で4月の直近ピーク以降は減少傾向。日々の出来高との比較では返済売りがやや重石に感じるレベルではあるが、今月東証1部への市場変更が成されたため、来月末にTOPIX算入に向けた買い需要が発生する。

予想PERは18.6倍で、オプトHD(2389)の74.0倍との比較では割安。PBRは3.6倍で同1.2倍との比較では割高である。ただしカカクコム株の含み益など保有株分を加味すると割安感は強い。予想ROEは20.6%で同1.7%との比較では高い。配当利回りは0.7%で市場平均の1.9%との比較では低い。ただ、今後東証1部記念配当などが出てくる可能性はある。

買値は4/28に東証1部への変更で急騰した際に出来高が膨らんだところの終値を超えるところで。目標は2200円台の節を上回れば上値の節が無くなるので、投資期間内で行けるところまでといった意味合いで。損切りは金曜安値や25日線を下回る2100円割れで」


・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

2016年05月24日

NYだよ、おっ母さん! その34

NY話のつづきです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160515.html

メトロポリタン美術館はNYCにあるくらいですから、フランスのルーヴル、ロシアのエルミタージュと並んで世界三大美術館の一つそんじょそこらの美術館とはレベルが違いますここに来れば、どの時代のドコの国の文化遺産でも実物が見られるという、よくよく考えるととんでもないところそんな貴重な一品を、MoMA同様に写真がOKで、バシバシ撮ることができます

しかも、入館料に目安(一般人25ドル)はあるものの、基本はドネーション(寄付)制で、タダで入ることができるのだとかうーん、物価が高いくせにこういうところは案外懐深すぎですねただ今回はツアーなので、私の分はガイド料+恐らく正規の入館料が自動的に支払われているのだと思います。

ガイドさんからチケットと合わせて、数字の書かれたシールを受け取りますそれには今日の日付が入っており、胸の辺りにペタッと貼っておくと、その日は一日出入り自由なのだとか入館証明書(チケット代ちゃんと払ったよって意味?)になっているわけですね

それで私はとりあえず「エジプトのミイラが見たい」とリクエスト。周りの人達から「えぇー、そのチョイスは無いわ。趣味悪い」みたいな視線を受けましたが、見て見ぬふりをして流します

他の方からも何点かリクエストが出て、ガイドさんは「それではエジプトの方から廻りましょう」と先導広大な美術館を地図も見ずに、我が庭のように早足でサササッと最短距離で向かいますさすが慣れていらっしゃる

間もなく「エジプト館」に到着エジプトはご存じのように何千年も前から文明が栄えた土地柄で、当時の王族がミイラとして残されています。

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↓ミイラが入っていた棺
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で、ガイドさんが色々熱をこめて身振り手振りを交え説明してくれたのですが・・・すいません、詳細はすっかり忘れてしまいましたとにかくこのメトロポリタン美術館ツアーは時間との戦いなので、正直説明も早口です本当にじっくり堪能されたい方は、ボイスレコーダーなどで録音させてもらって、後でまたツアー後に実物を見ながら聞き直してみると良いのかも知れません。

まあ私は実物だけ見られれば満足しかし何千年にも前に生きていた人の亡骸が残されているなんて、やはり不思議な感じがします。しかしここまで来ると、もう呪う力もへったくれも残ってないような感じがしますが・・・

ひとしきりめぼしいものを見て説明を受けると、また早足気味に歩いて次の場所へと移動します次はデンドゥール神殿を移築して復元した場所。広大な室内プールでも設置できるような空間に、ドンと神殿が出来上がっています。

デンドゥール神殿は紀元前15年頃にエジプトを占領した時のローマ皇帝アウグストゥスによってナイル川のほとりに建てられたものだそうです。それをアメリカ人医師が大金を払って買い取り、アメリカに持ってきたのだとかその寄贈した医師の名前がプレートに刻まれて入り口にありました。うーん、神殿そのものを持って行こうなんて、発想がアメリカン

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しかし以前は「世界各地から文化遺産をコレクトして、何か先進国の傲慢さを感じる」とも思いましたが、今となってはISが貴重な文化遺産を壊したりしていますし、こういう形で保管し、人々の目に触れさせるのも結果的には良かったのかなぁと思ったりしました(つづく)

2016年05月21日

伊勢志摩サミット前で薄商い

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日時 :6月24日(金)19:30〜21:00
場所 :石川県金沢市 ITビジネスプラザ武蔵
参加費:3000円

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://www.kokuchpro.com/event/officelibertas/

大江氏の著書「その損の9割は避けられる:“後悔しない選択”ができる行動経済学」好評発売中!

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日経平均は金曜続伸。前日のNYは引き続き6月利上げ説がコンセンサスになっていく中で軟調。

それを受けた日経平均も朝方こそ売りが先行。ただ寄り付き後間もなく売りが一巡すると、次第に買い戻しの動きが強まりました。やがてプラス圏に切り返し、中国市場が落ち着いたスタートを見せたことから一段と買われる展開に。限月交代したWTI原油先物がしっかりしていることも支援材料となりました。

後場は一段高となると、引けにかけて買われる動き。来週のサミットやG7に向けた期待感も強まりました。ただ商いは低調で、売買高は18億株台、売買代金は1.8兆円台と低調でした。


投資判断は「やや売り」。金曜のNYは主にテクノロジー関連株が買われ堅調。来月利上げの可能性を織り込みつつ、やや持ち直しました。一方「日銀が将来の金融緩和の出口に備えて4500億円程度の引当金を積んだ」との報道を受けて円が買われる動き。それを受けてシカゴ225先物は16755円となっており、月曜の日本株は概ね金曜終値近辺でのスタートが予想されています。

しかし前日の日経平均はわずか1円高。そして先週木曜の数字と同じという、非常に恣意的な、そして動きの無い週でもありました。為替もドル円が110円を超える円安水準になっても、先週のSQ値16845円すら超えられず、未だ幻のままになっています。

日本だけ相手にされなくなって商いが薄くなっているのかと思いきや、本日の日経によるとどうも世界的に株式市場は薄商いとなってきているようで、4月は1年2ヶ月ぶりの低水準だったとのこと。アメリカ利上げに対する不透明感とも説明されていますが、それなら昨年末の方が強まるはずで、実際にはヘッジファンドの縮小やボルカールールが効いてきたことなどがあると思います。

先週の投資主体別売買動向では外国人投資家が先週は現物こそ567億円と小幅買い越しなものの、先物は3600億円弱の大幅売り越し。SQに絡んでまた色々やっているみたいですが、とにかく日本株を買ってくれるような状況にはなっていません。年末から原油価格が下がって売りが膨らんだのは理解できますが、原油価格が戻ってきても買いが戻ってくる様子は今のところ見当たりません。

足元でその原油相場は戻り歩調が続いていますが、私が思うに、原油は実際に需要が増加してきたというよりは、あくまで金融商品としての売買(特に空売りの買い戻し)部分が強いと思います。確かにカナダの山火事やベネズエラの混乱など原油価格を上昇させるニュースはあるものの、実需面でそんなに需要が急回復するような要因も見られません。

もし自分が航空会社などの大口需要家であれば30ドルあたりの安いうちに1年分の予約注文を入れてしまうと思うので、実際に原油産出国に入ってくる金額は表面の戻りほどは増えていないのではないでしょうか。なのでサウジ国営のアラムコの上場などが意識されているのだと思います。

アメリカ株に関しても「原油が下がらないうちは高値圏をキープできる」としたのはこの前書いた通り。ただその原油に関して「曲がり屋」のGSが目標を20ドル→50ドル設定をしてきた点は注意が必要だと思います。今までのパターンで、大抵GSが調子に乗って原油の先行きに大口を叩いたら、逆に動くパターンが多いです。

かつて08年にも「200ドルまで行く」と言ってそこがピークでしたし、今回も結局20ドルは実現しませんでしたしね。今回は50ドルという数字に既に近いのでそれなりの実現確度はありますが、元々WTI原油先物の限月交代も近く、ここまで限月交代の度に水準が切り上がってきたという背景もあるので、ある種出来レースっぽさもありますが。

また50ドルという節目到達で原油に高値警戒感が出てきてもおかしくない点を鑑みると、引き続き下抜けする可能性の方が強いとも思います。ソロス氏もS&PのETFのプットオプションを倍増させたと伝わっており、下抜けに賭ける投資家が増えている印象。

それでも敢えて日本だけを切り取って考えると「決算通過によるアク抜け」からの上昇圧力の方が強いように思います。外需でトヨタ(7203)のようにドル円105円設定のところなどは、上方修正期待感などすら出てくるかも知れません。

先日の日本証券新聞には「5/15から月末にかけて日経平均は買われやすい」という記事が出ていました。02年以降11勝4敗となっており、特に決算日から45日以内に決算発表をしなければならないといういわゆる「45日ルール」が適用された07年以降は7勝2敗だとか。

このアノマリーに関しては決算に対する警戒感が抜けて、買い戻しが入りやすいという説明がなされるようです。今年は熊本地震で多少遅れても許されることにはなっていましたが、特に大きく遅れる企業はありませんでした。

他にも自社株買いの出やすい時期なので元々買いで反応しやすいという要因もありますが、昨年はROE革命元年ともされて自社株買いを発表する企業が多くありましたが、今年はその反動もあってかそれ程自社株買いが出たような印象は無いですね。

ただ引き続き投資判断は「やや売り」をキープします。いつものパターンで話が戻りますけれど、結局アメリカがどうなるかなんですよね。上の話をまとめるとアメリカが弱い一方日本はあく抜け感があるので「今後アメリカが下がる程には日本は下がらないけれど、総合的にはやや下がる」というような感じでしょうか。


新興市場は「売り」。金曜は各指数共に堅調。マザーズの方は主力のそーせいG(4565)は軟調だったものの、その他の銘柄達が息を吹き返し、5/9以来の陽陰交互の鯨幕相場は終止符が打たれました。しかし私が「売り」転換した途端に戻し基調になるというのも、またすっかり逆指標ぶりを見せつけています。

が、やはり基本的には相場の修復は当分難しいと考えます。2つの大陰線を経て再度高値を伺うことは難しいでしょう。敢えて見えているババを掴むことは無いと思います。


【ポートフォリオ銘柄】
日本プロロジスリート投資法人(3283)は反発。先般GDPの好調を受けて国内では追加緩和期待感が遠のいた分、REITにとっては逆風でした。また金曜の日経でも報じられた通り、大量保有報告書によると日本アコモデーションファンド投資法人(3226)や産業ファンド投資法人(3249)など、12銘柄について日銀の名前が遂に5%ルールに抵触して名前が出てきました。

こうなってくると更に買い進めるのは難しいか・・・と思いきや、金曜は特段影響は無かった感じ。買われる銘柄、売られる銘柄半々というところでした。今のところとりあえず同REITを含めて物流系REITの名前は出ていないですが、今後も粛々と日銀によって買い進められていくと思います。


DMS(9782)も反発。5/17後場に16万株規模のクロス取引が行われてから、需給の流れが変わったようにも見えます。とりあえず足元ではジェネレーションパス(3195)が再動意で実質上場来高値を更新しており、また越境EC関連株に注目が集まる雰囲気も出てきました。PBR0.4倍台の割安感にも注目。


売りポートフォリオのソフトバンクG(9984)も反発。前日に人型ロボット「Papper」をGoogleのスマホ向けOSであるAndroidに対応させると伝わり、買い材料視されました。そもそもPapperはアンドロイドじゃなかったのか、という話もありますが。

全くの与太話ですが、個人的にはAndroidなどに対応させて変にウィルスが入って、Papperがあの顔のまま家人の首を絞めてきたらものすごいホラーだと思うのですが。その辺りは大丈夫なのでしょうか?孫社長の首でも絞めようものなら大暴落でしょうね・・・。


【注目銘柄】
ゴールドウィン(8111)は続伸。こちらは19日配信の有料メルマガにて参考銘柄で取り上げ。同社はスポーツウエア中堅で私の地元富山の会社ですが、先般出た決算は残念ながら今期減収減益見通しでした。今期は外苑前に新店舗の新規出店や、研究開発投資が嵩む分マイナスとなるとのこと。

そんなわけで正直業績的にはパッとせず、足元で同業のデサント(8114)なども弱いので、なかなか強気には見られません。何か東京オリンピックもミソばかり付けられていますしね。

ですが、同社にはあのスパイバーに出資しているという材料が眠っています。スパイバーは蜘蛛の糸を使った新素材で、世界中から注目されているベンチャー企業。実際、ゴールドウィンが日本で展開するブランドThe North Faceの新作にその新素材「クモノス」が使われ、年内にも販売される予定です。
https://www.spiber.jp/

しかしスパイバーネタは去年に出た話なので、何故このタイミングで蒸し返すかということですが、クモだけに虫返す・・・ではありません。実は先週Bloombergで改めて取り上げられたんですね。どうも株価はその辺り(5/11)から復調の兆しを見せて、もみ合いながらも遂に75日線を突破してきました。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-05-10/O6JH5I6JIJUO01

外国人がようやく気付いてきた、ということで、丁度市場でも新興バブルが終わった昨今、ちょっと次の材料として面白いかも知れません。恐らく年内にはスパイバーもIPOしてくるのではないかという話もありますし、結構良い感じではないかと。


・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

2016年05月19日

NYだよ、おっ母さん! その33

NY話のつづきです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160515.html


バスの車内ではガイドさんと隣同士になったので世間話それで私が「投資助言の仕事をしているのでアメリカの経済動向などを調べに来た」と言うとガイドさんも(まだ利上げが行われる前だったので)「今利上げがあるかどうか注目だからねぇ」と。私は芸術家の方が経済に関心がある、というのは正直意外でしたさすがに金融の街NYというところでしょうか

なので私もスイッチが入って、あれこれ今の経済環境の話から、ひいては人工知能の話までべらべらとしゃべり続けましたそれを芸術に結びつけて「人工知能が価値を作り出せない分野の一つが芸術である」というような論調。

するとガイドさんが意外そうな顔をして「あなたの話を聞いていると人工知能はまるで敵のようだね」と返されたことが印象的でした。

なるほど、私の考え方は人工知能に対する脅威論が強すぎて、それとの共存性やメリットをあまり意識していなかったのかも知れません。むしろ芸術家の方が理解がある感じ。こんなところで妙に諭されて、個人的にはハッとする移動時間でもありました

そんなこんなで10分程の移動時間を経てバス停に到着そこから歩いてすぐのところに、目的地メトロポリタン美術館に到着しました

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すいません。私メトロポリタン美術館は名前だけ知っていたのですが、ぶっちゃけ行くまで予備知識がせいぜい漫画「ギャラリーフェイク」の主人公フジタの出身地である、またNHK「みんなのうた」で大貫妙子がかつて歌っていた場所、というくらいしか認識がありませんでしたNYにあるからとにかく大きな美術館で色々あるんだろうなぁ、という程度。

↓子供の頃見て、恐いのでトラウマになったと評判(?)の歌


エントランスから入ると、ガイドさんがまず我々にパンフレットを渡してくれます「とてもじゃないですが展示物が多すぎで全部案内しきれませんから、まずこれを見てどうしても見たいものをリクエストしてください」と言われました。えっ、こんなに広いのパンフレットを見て衝撃を受ける私この時、私は初めてこの美術館の懐の深さを知ったのでした(つづく)

2016年05月18日

予想を上回るGDPを受けて強弱感対立

★☆★☆ 締め切り迫る!

テレビ東京、日経CNBC、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で6度目となる自主開催セミナーを開催されます!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :5月21日(土) 13:30〜
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/372342/

馬渕氏の新刊「勝率9割の投資セオリーは存在するか」好評発売中!
「ゴールデンウィーク中は円高になりやすい」「セル・イン・メイは本当か」など世間で広く支持されている俗説やアノマリーを、長期にわたったデータを用いて実際の検証が行われています。
是非ご一読ください!

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日経平均は本日反落。前日のNYは各景気指標などの好調を受けて、各連銀総裁が利上げに前向きな発言をしてきたこと、また今週相次ぐ小売り大手の決算のうち、ホームセンター大手のホーム・デポが好調な決算だったものの事前期待値を上回れずに下落したことなどを背景に軟調。

それを受けた日経平均は、寄り前に発表された1-3月期GDP速報値が年率+1.7%と市場予想(+0.3%程度)を上回ったことを受けて朝方こそ買われてスタートしたものの、すぐにマイナス転換。アメリカの利上げと日本の追加緩和先送りがぶつかり合って、結果円高方向に振れたことも重石になりました。

ただ更なるマイナス金利導入が先送りになるとの見方から、メガバンクを始めとして銀行株が大きく買われる動きに。また足元強い原油市況を受けてエネルギー関連株が買われたことも相場を下支えました。そして中国株が始まると、次第に買い戻しの動きが強まりプラス転換に。その中国株は弱い動きを続けましたが、特に嫌気する動きはなく16800円手前まで買われました。

後場になると今度はスズキ(7269)に燃費データ不正計測が報じられ、相場の雰囲気が暗転。マイナス圏に沈むと、前場安値を割り込む水準まで売り直されました。それでも引けにかけては戻し、一旦プラス圏に浮上。が、結局はマイナス引けでした。

ただスズキの急落分を抜けばトントンといったところ。一方銀行株の強さでTOPIXはプラスでした。売買高は23億株台、売買代金は2.3兆円台とここ最近では膨らみました。


投資判断は「やや売り」。本日のGDPに関して株式市場的には、事前予想を下回った方が景気対策や消費増税先送りが確実になってくるので、株式市場的にはプラスとされていました。消費増税先送りも既定路線になりますしね。元々閏年効果もあってプラスとは見られていたものの、予想外に強かったという印象ではありました。

今回のGDPの牽引役はウエイトの大きな「個人消費」。前期比+0.5%増と2四半期ぶりのプラスにはなりました。ただ足元の体感的にも、また株式市場の環境を見ても、なかなか個人消費が良くなってきた、という実感は得られそうにありません。

日本は円高もありますし、また景気の回復が見えてこない中で、再度デフレ反転の足音が伝わってきています。吉野家は豚丼330円が売れて強いですし、100円ショップのセリア(2782)も好業績で急騰。ドンキホーテなんて一部店舗で200円の鮭弁当を販売。他方、値上げしたユニクロの客足が遠のくなど、非常に雰囲気は宜しくありません。ガソリン価格も10週連続の上昇とジワジワきています。

ではアメリカはどうかというと、雇用指標の弱さに加え、最近は特に小売り関連の弱さが気にされるようになってきました。厳密な言い方をすれば、小売り関連の経済指標は比較的良いものの、小売業の弱さが相場の足を引っ張っています。

大手各百貨店株もさることながら、ダウ構成銘柄のウォルトディズニーも2年ぶりに市場予想を下回る決算を出して節目の100ドルまで売られていますが、これはディズニーですから映画やグッズ販売と言ったやはり消費関連が弱いということ。すっかりdisられています(一応ディズニーのティッカーシンボルとかけています)。

特にアメリカでは昨日のホーム・デポに続き、19日にはウォルマート(スーパー大手)、20日にはギャップ(衣料品)と小売りの大所が続々決算発表を出してきます。

今になって振り返ってみると、4/21にカードのVISAが決算発表と同時に今期見通しが下方修正された時点で、消費関連の悪さは予兆されていたようなものでした。一応アメリカンエキスプレスの方は予想を上回り4/21の決算発表直後こそ買われたものの、その後はやはり弱い動きが続いています。

↓ダウ構成30銘柄のチャート
http://kabucha.net/dow30-5.html

ドコの国もそうですが、個人消費はGDPの構成要素で最も大きい部分を占めます。アメリカの場合は特にそれが顕著ですから、この辺りが本質的なアメリカのピークアウト感を演出しないかどうかを気に掛けないといけません。

また、建機大手キャタピラーの株価も70ドルまで下げてきています。やはり中国で最近上海の下落や人民元の元安設定が影響しているようで、4/22の決算直後よりも中国が下落し始めた5月に入ってからの方が下落率が大きくなっています。トランプ関連株の一画とも言われますが(メキシコとの国境の壁をコマツ(6301)ではなくキャタピラーの建機で造ると放言)、特段反応はありませんね。

構成銘柄でもう一つ気になるのが航空機大手のボーイング。原油安で航空会社が潤い→航空機投資が増えてウハウハ・・・かと思いきや、逆に燃費を気にしなくて良くなったので、性能は劣るけれど安価な中古機材が売れているそうです。

明日、明後日に株価が下がるというような話ではありませんが、周辺産業も含めてジワジワ効いてくるのではないでしょうか。日本のジャムコ(7408)の株価が弱いのも、その辺りにヒントがあるのかも知れません。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160514/mcb1605140500007-n1.htm

上述したような他のダウ構成銘柄も弱く、実は強いのはエネルギー株(エクソンモービル、シェブロン)と日用品株(P&G、J&J)くらいで、残りの銘柄は結構弱いです。すなわち原油価格が高いので何とか高値圏を保っているものの、原油価格が下落するとすぐにダウ指数は急落する非常に危うい状態にあります。

そういった状況ですから、足元なかなか明確な買い転換をしない外国人投資家の姿勢も変わりようがありません。

本来、円高トレンドならば、外国人投資家にしてみると株価が変わらければ円高になった分自然と儲かるように出来ています。ですから外国人投資家はもっと日本株を買ってきて良いはずです。なのに買わない。それが今の日本株が置かれている深刻な状況(アベノミクスに対する信任の喪失)と言えそうです。


新興市場は「売り」に。本日は各指数共に軟調。特に指数寄与度ダントツのそーせいG(4565)が崩れた他、JIG-SAW(3914)やブランジスタ(6176)、テラスカイ(3915)といったここまでの急騰銘柄が総崩れとなりました。正に「Why Japanese people!!」と叫ばれそうな展開に。

一段階の下げならまだ多少戻りの脈はあったと思いますが、2段目の大陰線になるともう終わったという他無いですね。どんなに好材料が連発しても、これまでの高値という上値のメドというものが出来てしまった以上「先が見えてくる」ので、戻りは戻り待ち売りに押されてしまいます。上昇トレンド維持は難しいでしょう。

ここからは追証が断続的に出てくるものと考えられるため、投資判断は一気に「売り」としました。バイオも春の学会シーズンが終わったことで、当面(次の秋のシーズン)までは材料が出辛い環境になります。最後には必ず誰かがババを掴むことはわかった上でこれまでの参加だったでしょうから、参戦していた人達は大人しく割り切る他は無いでしょう。


【ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオのソフトバンクG(9984)は続伸。昨日は携帯電話各社の決算の良さから「総務省が携帯3社にさらなる料金の引き下げを求める」と伝わった通信株が後場から急落しました。KDDI(9433)などは本日も売られる動きに。ただソフトバンクの方は初動で少し売られただけで、その後はむしろジワジワと上がってきています。

うーん、最早ソフトバンクは通信会社として考えられていないということでしょうか。確かに本質的には持株会社ですし、ソフトバンクショップも個人的な体感や人の話を聞いても店員にやる気が感じられず「飽きた」のでしょうか。イメージとしてはPapperの販売に軸足を移したいような感じになっていますね。尻すぼみの国内通信サービスはむしろ惰性でやっているような印象を受けています。

それはともかくとして足元では下値切り上げトレンドが続いており、チャート的にも4月以降三角持ち合いを形成中。もう少し現水準辺りでの持ち合いが続きそうな感じはありますが、最終的にはアメリカの下落トレンドに沿って同社も下放れる展開を想定します。


月曜寄り付きから売りポートフォリオ入れとなった日本郵政(6178)は続伸。1400円割れの場面からは下値が堅い展開になっています。本日も上述のようにメガバンクが強かったことを背景にしっかり。ただメガバンクがあれだけ強かった割にはゆうちょ銀行(7182)も上昇力が弱く、引き続き売り圧力の強さの方が再認識できたような格好です。


月曜寄り付きから買いポートフォリオ入れとなった日本セラミック(6929)は反落。ただ月曜いきなり値上がり率上位にランクインし、昨日も一段高で終値ベースで01年以来の高値水準を付けてきました。本日も下値ではしっかり買いが入ってきて下げ渋る展開に。

絶妙に年初来高値を超えない水準での推移が続いていることから、2000円というITバブル以来の歴史的な水準を超えてきた事実にあまり気付かれていない様子。チャート的にはMACDが好転して、ボリンジャーバンド+2σも上向いています。空売りが引き続き多い銘柄ですから、下げ相場時にも強く、また高値更新の際には売り方の買い戻しが効いてきますから、楽しみは後にとっておきましょう。


・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

2016年05月15日

NYだよ、おっ母さん! その32

NY話のつづきです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160403.html


翌日その日も一日フリーで観光モードでしたが、オプショナルツアーでメトロポリタン美術館の見学を3人で入れてありました早速身支度を調えるとロビーで集合し、それからツアーの集合場所であるヒルトンホテルロビーへと向かいます

↓世界の本社見学シリーズ(?)ニューズコーポレーション
IMG_2715


集合場所に到着すると、やがてツアー参加者計10人弱と日本人ガイドの方も現れて、点呼の後に出発となりましたちなみにガイドさんは現地で活動されている芸術家の方で初老の男性。立派なヒゲを蓄えて、ベレー帽を被ればいかにも芸術家、というような風貌です

ヒルトンホテルからメトロポリタン美術館への移動には、公共のバスを利用するとのこと私は今まで海外旅行で公共のバスに乗ったことは無かったのでちょっとワクワクただそのバスの乗り場まで少し離れているので、皆でゾロゾロ歩いて行くことに街を歩きながらガイドさんが目に止まるものを色々と案内してくれます

↓見え辛いですが、5th avenueに飾り付けられたクリスマスのスター
IMG_2716


すると突然ガイドさんが立ち止まり「見てくださいアル・ゴアが居ます」と指さしますその指の先には、高級ホテルの1階にあるカフェの窓際の席で朝食をとりながら、誰かと熱心にしゃべっている白人男性が居ました。アル・ゴアはクリントン政権時の副大統領で、著書「不都合な真実」で環境問題を訴えノーベル平和賞を受賞した人物です

我々が「本当に?そっくりさんじゃないの?」と訝しんで聞くと、ガイドさん曰く「NYに30年以上住んでいる私が言うんだから間違い無いですよ」と自信満々。

我々が近寄るとアル・ゴアは怪訝そうに「なんだこいつらは?」といった態で謎の日本人集団を一瞥すると、少し居心地悪そうに向かい側の男性と会話を続けていました。動物園の猿状態でしたが、有名人だから見られるのには慣れているのではないかと

で、その後スマホで確認してみると、確かにこんな顔していました高級ホテルのロビーで朝食とっているので、確かに信憑性は高いですねしかしさすがマンハッタン、至近距離で有名人と大勢出くわしますさすがに失礼なので写真は撮りませんでしたが
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%82%A2

それから更に少し歩いてバスの停留所に到着数分待っているとバスが間もなく到着して、我々は乗り込みました(つづく)

2016年05月14日

13日の金曜日で仏滅はジェーソン(3080)すら叩き落とす

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日時 :5月21日(土) 13:30〜
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

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日経平均は金曜反落。前日のNYは朝方こそ高く始まったものの、Appleが2年ぶりの安値水準となったこともあって売りに押される展開。百貨店のコールズなども決算を受けて売られ、引けでは高安マチマチでした。

それを受けた日経平均は朝方こそ買いが先行。ドル円が109円台の円安で返ってきたことも支援材料でしたが、SQに絡んだ思惑的な売買もありました。結果、寄高で始まると、その後は急速に値を消す展開に。SQ値が16845円に決まると、場中一度もその値にタッチしない幻のSQを演出するように、ドンドン売られていきました。

16500円を割り込むと、後場も日銀によるETF買いがありましたが浮上のきっかけを掴めずに16500円前後での推移。900社以上となる過去最大級の決算集中日であったことで警戒感が強く、引けにかけては力尽きてほぼ安値引け。何とか16400円台はキープしましたが、今年初の5連騰は阻止されました。売買高は25億株台、売買代金は2.5兆円台でしたが、三菱自動車工業(7211)が1億株以上出来たこと、SQだったことなど特殊要因による嵩上げもありました。


投資判断は「やや売り」。13日の金曜でかつ仏滅だったことから、相場は朝方から大きく流れを変えた・・・わけではないでしょうけれど、SQでの嵩上げというメッキが剥がれた一日でもありました。ちなみに5月に入ってから謎の盛り上がりを見せていたジェーソン(3080)は不発(出尽くし?)でした。

それにしてもSQ値はこれで昨年12月から半年連続で1000円以上上下しており、非常に不安定な相場を証明しています。逆に言えば、こういうボラタイルな着地を見込んだオプションが売買されることが、更に市場を不安定化させ→海外投資家や長期投資家などを忌避させて更に株価を押し下げる・・・という悪循環に繋がっているのかも知れません。

東証から発表された先週の投資主体別売買動向でも案の定外国人投資家が売り越し。4月こそ例年通り買い転換となりましたけれど「さあ5月もドンドン買っていくぞ」という雰囲気は感じられません。

金曜のNYは4月の小売り売上高が予想を上回ったことで比較的しっかり始まったものの、結局大手百貨店JCペニーも決算が悪かったことで軟調。引き続き消費に対する警戒感が強い状況でした。それを受けてシカゴ225先物は16385円ということで、来週は概ね金曜の終値水準でのスタートが予想されます。

日本の方はこれでほとんどの銘柄の決算を終えましたので、後はそれぞれの決算や業界の状況を見ての売買となります。ただここから、というところでアメリカ株が下値切り下げ波動に移りつつあります。特に個人消費の弱さ、雇用の伸びの鈍さにスポットが集まりつつあり、いよいよ「Sell in May」が意識されるような展開になってくる可能性はあります。


新興市場は「中立」。金曜は高安マチマチ。マザーズの方はそーせいG(4565)にが決算を控えて買われしっかりでした。総じて新興市場の方がしっかりの展開。

そして出てきたそーせいの決算は前期は赤字転落なものの、今期は一転大幅な黒字転換。かなり良さげには見えますが、一応それでも市場コンセンサスを下回る内容とはなっています。実際、夜間取引のPTSでも軟調推移。ここが大きく崩れてしまうようだと、いよいよ新興市場も厳しい時代がやってきそうです。


【ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオのソフトバンクG(9984)は大幅続落。朝方こそSQ値の操作もあって買い先行で始まったものの、一転売られそのまま引けまで断続的な売りが続きました。結果「包み陰線」を示現して再度の25日線割れに。ストキャスも暗転してきており、ボリンジャーバンドも+2σが縮んできたことから、チャートは一気に悪化した感じです。


金曜寄り付きより売りポートフォリオ入れとなったオリエンタルランド(4661)は反発。この地合で敢えて反発する銘柄を取り上げてしまうところがすっかり逆指標のクオリティですが、後場は何か胡散臭いプログラム取引が断続的に入りじり高歩調でした。引けにかけて魔法が解けて下落する格好。

アメリカではディズニーが決算を受けて下落しており100ドル割れ寸前。だからと言って同社の業績に何が影響するわけではないですが、ヒット作を出してくれないとアトラクションのネタが無くなりますからね。良い話ではありません。引き続き弱気で。


さて、今回は買いで一銘柄ポートフォリオ銘柄に組み入れたいものがあります。それは日本セラミック(6929)です。4月に有料メルマガでも取り上げましたが、イマイチ伸びきれずに終わってしまったので、決算を受けて改めてこちらでも取り上げます。

赤外線センサーでは世界首位の会社ですが、本社が鳥取で結構地味な扱いにされています。ただ個人的には昔からポテンシャルの高い銘柄なのに、なかなか評価されないなと見ていました。

まずセンサーは何と言っても自動車の自動運転には必須です。同社が世界シェアの半分を握る自動車用超音波センサーが、安全走行ニーズの高まりから搭載個数の増加によって需要増が続いています。同社では20年にまで更に需要が倍増すると見込んでおり、2月に発表した中期経営計画でも、現状全体で200億程度の売上を20年までに250億円にまで拡大する計画。

と言うわけで、まず自動運転という材料に反応できるという点が一つ。また自動運転までいかなくとも、現段階でも衝突防止の自動ブレーキシステムが付いた車がドンドン出ています。

また昨今は世界各地でテロが発生し、セキュリティ機器における人感センサー需要も増加中です。事業環境としてはとにかく良好です。

金曜引け後に出した第一四半期決算は売上こそほぼ横ばいながらも大幅な営業増益で着地。経常利益は為替差損を計上したことで大幅減でしたが、本業ベースでの着実な進捗は窺えました。

長期チャートで見ると、同社は歴史的に2000円が上値の抵抗線となっていますが、4月には一旦上回る場面がありました。足元では割り込んでしまっているものの、また決算を契機に上回ることがあれば、01年以来の高値水準になってきます。

そうなると信用残高も10万株程度の売り長の銘柄ですから、売り方の買い戻しを巻き込んで上値追いが期待できます。足元では更に計75万株超の機関投資家の空売り残が報告されている上、自社株買いも2月から1年間の期間で実施中です(ただし4月までの取得実績は0)。

配当利回りも2.1%と市場平均よりも高く、安心感のあるバリュー&成長株というような印象です目標株価は2500円に。月曜の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。


【注目銘柄】
日本郵政(6178)は反落。こちらは前回も当欄で取り上げましたが、4/26配信の有料メルマガにて売りで取り上げ。TOPIX調整係数解除による組み入れが終わったことで、買い手不在になることを見込んで取り上げました。その後は追加緩和が無かったことによる失望から地合と共に大きく売られ、金曜は決算を控えて一段安。そして設定していた投資期間満了となりました。下落率は9.7%に。

というわけで、取り上げ根拠の一部を以下に掲載します。

「日本郵政Gの持ち株会社で、傘下に日本郵便、かんぽ生命(7181)、ゆうちょ銀行(7182)。前期は減収減益を見込んでいる。第三四半期の段階でも経常収益はほぼ横ばいながらも、経常利益は減益に。郵便事業は赤字幅が予想よりもマシだったものの、主力の金融子会社2社の業績見通しが振るわないことから、弱めの計画となっている。

しかしながら今期以降も引き続き主力の金融子会社に対する事業環境が厳しく、収益拡大の兆しが見えてこない。ゆうちょ銀行は収益の源泉がほとんどトレーディングによるものであるが、マイナス金利導入後に国債売買は厳しさが生じている。かんぽ生命に関しても営業範囲が国内に限られる中で、主力の保険料収入は少子高齢化に伴う人口減少の逆風を強く受ける一方、資産運用収益もマイナス金利の環境下でダブルパンチに。

テクニカル的には足元でようやく上場来初めて75日線を上回ってきたところ。ただ75日線自体は下落基調が続いており、下値支持としては弱い印象。上場来の高値1999円→安値1215円の半値水準1607円、また上場時の安値水準1596円辺りまできたことから、目先の目標達成感も出やすい場面。

MACDやパラボリックは好転。ただ一目均衡表は遅行線が雲の上限に跳ね返されており、ストキャスも暗転。一方、ボリンジャーバンドは+2σの拡大が続くことで、上値余地が拡がっている流れ。

需給面では上場来概ね右肩下がりの展開が続いており、総じて悪い流れ。公開価格1400円は上回っているものの、初値1631円など価格帯出来高は1600円以上の水準に集中しているため、総じて上値の戻り待ち売り圧力が大きい印象ではある」


そして今回出てきた決算は予想通りの悪い内容。大手メガバンクではみずほFG(8411)の10%減益予想、三井住友FG(8316)の8.2%増益予想に対して、日本郵政の方は25%減益となっています。4円増配相当の年50円配当を打ち出してきましたが、それでも利回りは3.6%程度。メガバンクの4%後半には及びません。PER水準の比較でもやはり割高感があります。

しかも今後ゆうちょ銀行、かんぽ生命という孝行息子は手を離れていくことが確実なのですから、まだしばらくは安泰かも知れませんけれど、先行きは非常に微妙です。

と言うわけで引き続き弱さが確認できたため、今度はポートフォリオ銘柄で売り銘柄として取り上げ。目標は1200円として月曜の寄り付きから売りポートフォリオ入れとします。


・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

2016年05月13日

NYだよ、おっ母さん! その31

NY話のつづきです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20160403.html


で、早速念願のステーキ肉をパクリ。う、美味い今回NYに来て、最も美味しいものがここにありました勿論私の体調が戻ったこともありますが、この高い熟成肉が旨くないわけはありませんねあっという間にパクパク平らげますベイクドクラムも勿論美味しかったですが、こちらは一口で食べてしまいますからね

付け合わせにはポテトサラダとほうれん草をペースト状にしたもの(クリームドスピナッチ)が付いていました。昔テレビでよく見ていたポパイで、ほうれん草の缶詰をギュッと握りつぶすと、中身がビュッと放物線を描いて飛び出し、それをポパイが上を向いて口を開けて上手くキャッチ(食べる)・・・というような、緑色のドロドロした感じのもの

正直見た目あまり美味しくなさそうな感じですが、食べてみるとこれが本当に美味い一体どうやって調理したのやら。レシピを知りたくなったくらいです

口の周りを油ギッシュにしてパクパク食べていると、私の手からつるりんとパンが床に落ちてしまいましたあーあ、と思って私が拾おうとすると師匠に「拾ったらダメだ(マナー違反)」と指摘されました基本はウェイターさんに処理してもらわないとダメなのだとかこういう高級な店に来たことが無い私は知りませんでした

あと、ウェイターさん一人一人のテーブル担当があるので、自分たちを最初に案内してくれたウェイターさんに追加注文をしないといけないのだとかそれがチップ制の根幹でもあるので。なるほど日本と違って結構面倒くさいですね

と言うわけで、担当のウェイターさんが近寄ってきたところを見付けて、追加オーダーのデザートを私とAさんはニューヨークと言えばやはりニューヨークチーズケーキでしょう、とばかりに注文対して師匠は「チョコレートパフェプリーズ」えぇ師匠チョコレートパフェ食べるんですか師匠女子力高過ぎです

やがて運ばれてきたデザートを並べる際、当然ウェイターさんはAさんの前にチョコレートパフェを置こうとします。それを否定して、師匠は自分の前にチョコレートパフェを引き寄せます。アメリカサイズですから結構な大きさのチョコレートパフェです

ちなみに全然話は変わりますが、横須賀に「花櫚」という超巨大なパフェを提供するお店があって、防衛大学校の生徒は上級生に連れられて初めて外出する際に、そこのパフェを完食しなければならないという儀式がありました(※今はもう花櫚が無くなってしまったそうです)。

それに比べるとまあ小さいんですが、それでも師匠は平気な顔をしてパクパク食べ進みます小柄な方なんですが、大丈夫でしょうか?満面の笑みを浮かべながら幸せそうに食べる師匠の姿を見て、隣のテーブルのドイツ人夫婦っぽい人が「Wow」と驚いていました

一方、勿論我々のニューヨークチーズケーキも大きめで、食べ応えがありました。これもやはり美味しかったです

IMG_2713


というわけで、十分お腹を満たされ堪能した我々は、あとはホテルに戻って眠りました(つづく)

2016年05月12日

トヨタ(7203)の底堅さが相場全体を支えて切り返し!

★☆★☆ 締め切り迫る!

テレビ東京、日経CNBC、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で6度目となる自主開催セミナーを開催されます!!

馬渕治好氏略歴
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(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :5月21日(土) 13:30〜
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

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日経平均は本日続伸。前日のNYはディズニーの決算が5年ぶりに市場予想を下回ったことや、百貨店大手のMacy'sもドル高の逆風で決算が悪かったことから消費関連中心に売られる動き。原油在庫が市場予想に反して大幅に減少したことで原油が上がったことも、消費関連株にとって逆風になりました。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。前日に発表されたトヨタ(7203)の今期大幅減益見通しも輸出株全般の足を引っ張りました。が、そのトヨタが寄値を安値として次第に持ち直しの動きを見せると、指数も200円安から次第に下値を切り上げる動き。為替も歩調を合わせて円安になりました。懸念の中国株が安く始まると一旦売られたものの、落ち着くと再度買い戻し基調が強まる流れ。

後場は日銀のETF買いなども背景に更に下げ幅を縮めると、やがてプラス転換。ほぼ高値引けで終えました。売買高は20億株台、売買代金は2.1兆円台と低調でした。


投資判断は「やや売り」。元々「火曜辺りまでは短期リバウンドが見込まれる」と火曜までの強さは想定していましたが、本日の切り返しは想定外でした。正直トヨタの強さは自社株買いにあると思うのですが、まあ何を言っても負け犬の遠吠えですね。

本日の段階で大部分の銘柄が決算を終えてきましたが、案の定円高を背景に今期は弱い先行き見通しとなっています。ただ親玉であるトヨタの見通しが出たので、これでようやく日本株に大部分織り込んだという見方ができるのかも知れません。

海外株に比べて出遅れ感の強い日本株の大きな理由は為替にある、という話はこれまでも何度もしてきている通り。その為替がドル円で足元105円台に突っ込み、そこから急速に4円ほど円安に切り返しているわけですが、今までは大体1円円安に振れると日経平均は300円程上がっていました。その計算でいくと、本来今頃17000円を超えていないと割に合いません。

足元が16600円水準ですから、上昇力が半分くらいに抑えられています。その理由が今回の決算に対する警戒感にあったと見られ、逆に言えばその抑圧分が決算経過の都度少しずつ開放され、そして本日のようにアメリカ株が下がっても買い戻される、という動きに繋がったのではないかと見ています。

明日のSQもあって、ひとまずポジションを戻しにいくような動きが出ていますが、だからといってガンガン上値を買っていけるような環境に無いことも確かです。アメリカ株が上場来高値をガシガシ更新していくような流れにならないと、私の弱気スタンスは簡単に変えられそうにありません。

そんな先行きの読みが難しいアメリカ株の動きですが、アメリカの方も減益が見込まれる決算シーズンではありましたけれど、ドル安や原油の復調も背景にそれぞれ予想を上回る内容が多かったことから、株価の反応はしっかりしたものが目立っています。この部分が実に日本と好対照。

ただしアメリカも雇用系の指標がやや勢いを無くしつつある中、あくまで引き続き空売り比率の高さが下支えしているだけという見方も否定できません。景気も悪い、雇用も悪いということでは、簡単に高値更新というわけにはいかないと思うのですが。

アメリカが落ち着かないと、外国人投資家が日本株を買ってくることも無さそうです。東証の発表はまだですが、財務省が発表した先週2日間だけの売買動向では外国人投資家は4346億円の売り越し。折角4月は例年通り買い転換となりましたが、まだまだ安心はできなさそうです。


新興市場は「中立」。本日は高安マチマチ。マザーズの方は為替が円安に振れる中で利食い売りが入り込み、特に指数寄与度の高いそーせいG(4565)が大幅安。それを受けてマザーズ指数も軟調に推移しました。

そーせいの方は今週に入ってから実質上場来高値更新後、力尽きて上値を切り下げる展開に。明日の決算を控えて警戒感が強まっています。今夏に開始するマザーズ先物は果たして上手くいくのでしょうか?単にそーせいを空売りできる手段が出来るだけ、という皮肉めいた声も聞こえてきます。


【ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオのソフトバンクG(9984)は反落。決算を受けた昨日は結局一時大きく買われる場面があったものの上ひげ。本日は地合の悪化もあって売られる動きが出ましたが、逆に25日線を下支えとした下ひげでした。

なお、先日出された報告書によると、同社の自社株買いの進捗率は45.9%とまだ過半の余力があるようです。ただこれまでの経過を見ると、株価が大体5700円以下の時しか実施していない様子。逆に言えば、6000円前後の現状の株価水準では自社株買いが行われないということですから、目先はまだ売り安心感があるとも言えます。


さて、今回はまた新たに一銘柄売りポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはオリエンタルランド(4661)です。

ご存じ東京ディズニーリゾートを運営する同社ですが、先月末に出した今期見通しは増収増益。4月からのチケット再値上げ効果と、ディズニーシーの15周年イベントが寄与すると見込まれています。

ただ決算通過後は地合の悪化や証券会社の格下げなどを受けて、その後は下値切り下げの動きが続いています。特に一部では目先の投資計画が大幅なリニューアルではなく、マイナーチェンジレベルに止まってしまったことを悪材料とする向きもあります。

入園者数自体は引き続き高水準ではありますが、一方でライバルのUSJも過去最高の入園者数を更新し続けるなど、競争は激しくなってきています。幸いと言いますか、昨日伝わってきたところで沖縄にUSJを作るという話は撤回されたため、一つ競争激化懸念は拭えました。

ただUSJの再上場も近いと見られており、そこで成し遂げた資金調達でまた魅力的なテーマパークにするための設備投資を行ってくる可能性もあります。

また、中国で上海ディズニーランドも来月正式にオープンします。オリエンタルランド側の公表によれば、元々海外からの来園者数は全体の6%に過ぎず、インバウンド需要はそこまで大きくない感じでもあります。ただ何にせよ、ライバルができるのは良い話ではありません。

一方、日本は円高もありますし、また景気の回復が見えてこない中で、再度デフレ反転の足音が伝わってきています。吉野家は豚丼330円が売れて強いですし、100円ショップのセリア(2782)も好業績で急騰。ドンキホーテなんて一部店舗で200円の鮭弁当を販売。他方、値上げしたユニクロの客足が遠のくなど、非常に雰囲気は宜しくありません。

国内の入園者数が多いわけですが、こんな環境下でドンドン値上げしていくと、入園者の方が音を上げることになりそうです。そうすると、ここ3年連続値上げが続いていますけれど、4年連続は難しくなりそうです。ちなみに昨日のWBSで「ライセンスビジネスの光と影」ということでディズニーの権利が2046年に切れるということだそうですが、それはさすがにまだまだ先の話ですね。

テクニカル的には遂に200日線も下回ってしまい、下値の節が無くなってきました。75日線も来週には下落に転じてくる見込みで、MACDも暗転しておりボリンジャーバンドも-2σの拡大が続くことから、下値余地が拡がっています。

目標は6000円に。明日の寄り付きから売りポートフォリオ入れとします。


【注目銘柄】
日本郵政(6178)は小幅高。こちらは4/26配信の有料メルマガにて売りで取り上げ。TOPIX調整係数解除による組み入れが終わったことで、買い手不在になることを見込んで取り上げました。その後は追加緩和が無かったことによる失望から地合と共に大きく売られ、未だ底辺を練っています。

そして明日は上場後初の本決算を発表する予定。ほとんどの収益をゆうちょ銀行(7182)とかんぽ生命(7181)に頼っていますが、どちらもマイナス金利下で明るい未来を描けそうにありません。今回の決算シーズンはこれだけ下落トレンドになっていても、減益決算などが出れば素直に売り込まれる銘柄が目立っていることから、決算通過後の動きにも注目です。

また配当利回りも結局三井住友FG(8316)やみずほFG(8411)といったメガバンクに劣るため、親方日の丸である安心感以外、敢えてこの銘柄を選ぶ理由は無さそうです。


いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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