日々妄想 -書籍と家電の個人的記録-

一介のサラリーマンの日々の読書記録と家電レビューの覚え書きです。 文庫本を中心に、時々家電の衝動買い、さらにはへっぽこ登山まで?

SonyのBluetoothスピーカーのうち最も小さいシリーズは歴代チャレンジングな要素が多く、野心的なものが多かったように思います。ディヒューザーを設け360°音が広がるSRS-BTV5、SRS-X1に敢えてキューブ型の形状・デュアルパッシブラジエターを搭載し音質向上を狙ったSRS-X11。そして低音重視となったXBシリーズの末っ子がこのSRS-XB10です。過去のシリーズ同様、本機もなかなか見所の多い小型機に仕上がってしました。それでは詳しく見ていきたいと思います。


本機を見た第一印象は、小型機の割に大きいなあ、というものでした。いわゆる円柱形状なのですが、太さは500mlのペットボトルサイズ、長さはその半分弱といったところでしょうか。重量も260gと、モノラル1基の小型機の中では重たい部類に入ります。重量と相まって全体の剛性感はなかなか高いです。仕上げはアウトドアを意識したシリコンラバー仕上げで、小型機のここ最近のトレンド通りです。当然、防滴(IPX5)仕様です。

また小型機の場合、フックやカラビナ等、何かに引掛けて使用するという需要がありますのでそれに対してはストラップを付属しています。このストラップが意外に便利で、通常はスピーカーユニットを真上に向けて使用しますが、ストラップを台座とすることによりスピーカーユニットを聞く人の正面に向けて設置することも可能です。若干上向きなのかな。

最近では機能面で語る内容が少なくなってきましたw。主な機能は全て搭載していると思えば問題有りません。TWS機能を用いたステレオ再生、NFC対応、BluetoothのバージョンはVer4.2、パッシブラジエター搭載。ソニーの小型機は過去SBCコーデックにしか対応していませんでしたが、本機はAACにも対応していますのでiOS機に対しては有利ですね。そう言えば小型機でSBC以外の高音質コーデックに対応しているのは珍しいです。それだけ音質重視ということなのでしょう。

本機側で再生開始やストップ等の操作が行えますが、ボタンが独立している訳ではないですので操作性はあまり良くありませんでした。連続再生時間は公称16時間、実使用時間も相当長いでしょう、不足はありません。

さて、試聴の前に何故こんなに大型化したのかという背景を考える必要があります。本機のスピーカーユニット径は46mm、これ上位機のSRS-XB20より大型なのです。いくらDSP処理で音を加工しようとも、ゆとり有るスピーカーやエンクロージャーサイズに勝るものはありません。本機は限られたサイズの中で如何に最大サイズのスピーカーユニットを搭載するかを追求しています。それ故の円柱形という形状も理解出来ます。

では試聴してみます。おおっ、低音強っ!。このサイズでここまで出すかっ!と驚きです。しっかり聞きこんでいくと、所詮小型機ですので絶対量としては大したことは無いのですが低音感の出し方が上手いというか、低音をしっかり出してますよ~という雰囲気作りが上手いですね。この低音強調のせいで中高音がやや埋もれてしまう感があり、全体としてフラットな特性を持ち合わせてないなあとは感じてしまうのですが、中高音とも情報量は多くレベルは高いと思います。ただ埋もれてしまっているだけww。

ライバル機との比較で考えてきますと、まずはBose Souldlink Micro。共に低音重視の機種ですが、Boseのほうが全体的な音の加工が強く、いかにもBoseで聞いているなあと感じられて満足感高いかも。JBL CLIP2との比較では全域においてスピーカーユニット自体の性能はSRS-XB10のほうが高いと思います。低音重視の味付けが気に入るかどうかとサイズでの選択になるのではないでしょうか。同じソニーのSRS-X11との比較では、やはりSRS-XB10に軍配が上がります。

こうして見てくると、本機の売りはこのサイズの割に重低音!なのですが、本質的には小型機の割に大きめのスピーカーユニットを搭載しエンクロージャー容量も充分に確保した高音質機です。そのため本来は中高音部においても充分な性能を持っている万能機に成り得るのですが、如何せん低音強化の味付けのためバランスを崩してしまっているのが何とも惜しいところです。まあこれだけライバル機が多数ある中では何か個性を出さなければいけないのでしょうが、元の素性が良いだけに何とも惜しいです。そして何よりツライのは、Amazonで爆売れしているAnkerのあの機種そっくりであるということ・・・。音質に差はあるのでしょうが、価格は3分の1。これは苦戦するだろうなあ。。。



(Amazon) Sony SRS-XB10
(Amazon) Ankor SoundCore mini (例の機種)
(Amazon) Bose SoundLink Micro
(Amazon) JBL CLIP2

<過去のレビュー>
小型機の最終形(JBL CLIP2)
価格以外は完璧(Bose SoundLink Micro)
物理の神様には勝てない(Sony SRS-X11)




行方不明となった両親の手がかりを探しに、全国をキッチンカーで周り”調理屋”という新しい稼業を始めた佳代。両親との再会が叶わなかったのが前作”佳代のキッチン”に対し、本作はその続編になります。両親を探すというテーマが無くなった代わりに、前作で登場した松江のばあちゃんの依頼を受け、全国の港町に”調理屋”の支店を開くという新たな使命を受け全国の港町へと向かいます・・。

こちらもシリーズ化されていたんですね。うん、相変わらずの美味しそうな料理の描写であることw。うーん、どうだろう、前作のほうが両親探しという”重い”テーマがあるから全体として引き締まった感があるけど今回はテーマが軽いからが、どちらかというと短編集に近い印象かなあ。各編のプロットは概ね固まっており、各地の港町で佳代が人々に助けられながら調理屋を開店、しかし実際には佳代が周りの人々を救う、という流れです。佳代の支援者(松江のばあちゃん、弟の和馬)もフォローも強く、全体としては安心・安全の展開でゆったりとした感覚を持って読み進めることが出来ました。

しかし本作では両親探しというテーマが抜けた分、料理を通して人々の心を救うという本来最大の持ち味が存分に味わえるように思います。前作では随分と多くの人に助けられた佳代、今回は行く先々で人々の人生を救っていき、結果的に前作の恩返しの旅の様相です。

そうは言っても毎晩の晩酌は欠かさないし、ちょっと恋愛もあり、そして毎回のシンプルなんだけど心がこもっていることが伝わる美味しそうな料理の数々!。肩肘はらず、気楽に佳代ワールドを楽しめることは間違いないです。

お風呂ビエラとして有名な本機種。お風呂専用かと思いきやwifi接続による設置場所を選ばないフルセグTVというのはこんなに便利だったのかと。正直もっと早く買えば良かったというのが本音です。あまりにも便利過ぎたので、ベッドルームにあったサブのTVを処分してしまったほどです。私が購入したのは旧機種のUN-10E6となりますが、現行機のUN-10E7との差は殆ど有りません。上位機のUN-10Tシリーズを何故購入しなかったのかも含め詳しく説明していきたいと思います。

パナソニック UN-10T7 公式サイト
パナソニック UN-10E7 公式サイト

パナソニック UN-10E6  公式サイト

(Amazon) プライベートビエラ UN-10T7
(Amazon) プライベートビエラ UN-10E7
(Amazon) プライベートビエラ UN-10E6

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開封後の内容物一覧です。本体およびチューナーユニット、リモコンおよびACアダプターが主なものです。

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チューナーユニットです。スイッチは電源とディスプレイ本体への接続ボタンのみとシンプル。一度設置してしまえば電源含め操作に使用することは無いと思います。

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背面にアンテナ接続端子。地上波・BS混合端子ですのでケーブル購入の際に注意が必要です。場合によっては混合器の準備必要です。後はB-CASカード挿入口、USB端子(HDD接続用)、HDMI端子と一般的なTVに求められる端子は揃っており、小さくても機能に制限は無いように思います。

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ディスプレイ部をiPadと比較したところ。横方向にやや大きいですが充分コンパクトです。

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背面側です。

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背面にチャンネル切替、音量操作ボタンが有り、本体のみでも操作可能です。


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お風呂テレビということもあり、IPX7相当の防水性を備えていることから電源接続部もカバーで覆われています。こちらの脱着がやや煩雑ですね。キャップレス防水であれば良かったかと。


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背面のスタンドは角度調整不可、1段のみ。種々のタブレット等に備えられているキックスタンドと比較するとクオリティの低さにビックリしますが、まあ機能上問題は有りません。


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リモコンも同様に防水性を備えています。パッと見でどのボタンがどの機能なのか分かりにくく、操作性はあまり良くないと思いますがこんなものでしょうか。

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初回起動時に、本体との接続方法を聞かれますので後は画面に従い、本体チューナー側のリンクボタンを長押しするだけで自動的にwifi接続が確立します。想像以上に簡単でした。
直接接続時の電波強度はそこそこです。木造の壁を経る程度であれば一般的な家屋のサイズで同じ階内で接続出来ないことは無いと思います。

画面のように家庭内ネットワークへの接続への切り替えも可能ですので、より高度な使い方も出来ますがまずはこのワンタッチでの接続は有難いです。家庭内ネットワークに接続しますと、ビエラリンクの使用が可能になりますので他のテレビやレコーダーに撮りためた動画も再生可能となります。要はDLNA機能を使用していますので、パナソニック機以外でも可です。

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次回以降は起動時、自動的にwifi接続されます。この時間分だけ普通のテレビより起動に時間がかかるかな。チャンネル切替時にも同様にタイムラグが発生しますので慣れが必要です。

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チューナーユニットへのUSB-HDDの接続により、録画も対応可能です。但し内蔵チューナーは1つですので裏番組の録画等には対応していません。

実際に使ってみて、こんな便利だったのかと驚きです。お風呂でテレビの続きを見たり、撮りためた録画を見たり。持ち運べますので、キッチンでながら見をして使用したり夜はベッドルームでちょい見をしたり。機能としてほぼ普通のテレビ相当のものを備えていますので、全く不満が出ません。欠点としては操作時にタイムラグが有るのと、内蔵バッテリーの持ちはあまり良くない(2時間弱)程度でしょうか。いずれもそんなに大きな問題ではありません。また液晶の解像度は1024×600と今どきあり得ないようなスペックですが、画面が小さいことから殆ど気にならず良好です。

さて、何故旧機種のUN-10E6を購入したかについてですが、現行機UN-10E7と比較し価格差の割に機能差が殆ど有りません。

<10E6と10E7の違い>
・ディスプレイ上部に引掛け用フックの追加
・電子番組表が簡易版から通常版になった

パナソニック UN-10E7 公式サイト

パナソニック UN-10E6  公式サイト

正直どうでも良い機能ですので、旧機種で十分でした。
また上位機としてUN-10T7があります。こちらの主な機能差として次のものが挙げられます。

・HDD内蔵、裏番組録画可能
・画面がタッチパネル
・スタンドが多段階調整可能
・インターネット、radikoに対応

パナソニック UN-10T7 公式サイト

機能的には非常に魅力的ですし、もう普通のテレビとして使用可能ですが、敢えて低価格機を選んだのには理由が有ります。防水機種ということもあり、製品寿命としては決して長くないであろうと予想して機能を絞り込んだ本シリーズのほうがコストパフォーマンスに優れるであろうとの判断です。お風呂等での使用頻度が低いのであれば上位機種も非常に魅力的だと思います。

いやあ、価格にして¥20,000程度。満足感は非常に高く、久々に良い買い物をしたなあと感じられます。防水テレビは何故かパナソニック一強ですが、今回使用してみて何となく分かる気がします。だって不満に感じる点が殆ど無く、かつ使い方も非常に簡単。でも設定すれば高度な使用も可。こりゃ売れる訳ですね。

(Amazon) プライベートビエラ UN-10T7
(Amazon) プライベートビエラ UN-10E7
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