日々妄想 -書籍と家電の個人的記録-

一介のサラリーマンの日々の読書記録と家電レビューの覚え書きです。 文庫本を中心に、時々家電の衝動買い、さらにはへっぽこ登山まで?

2013年05月

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Sony SRS-BTX500レビューの続きです。今回は機能面と音質面でのレビューです。

まず機能面では、"全部載せ"と言っても過言ではないでしょう。NFCによるタッチでのBluetooth接続、apt-X、AACといった高音質コーデックの対応、内蔵充電池からの外部機器へのUSB充電等々。1つづつ見ていきます。

まず使ってみて便利だと感じたのがBluetoothスタンバイ機能。これは裏面のスタンバイスイッチをONにしておくことで、スマホ等の外部機器からBluetooth接続をすることによりスピーカーの電源がONになる機能です。要は常にペアリングの待機をしており、ペアリングを要求することにより本体側の電源がONとなるようです。これによってスピーカー本体に触れなくても電源ONとすることが可能となります。電源OFFはオートパワーオフが働きますので、スピーカー本体に一切触れずに使用することが出来ます。

 
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次にAAC、apt-X対応。私はAAC対応機器(iOS系)のみしか持っていませんのでこちらについて。まず、デフォルトではAAC接続は行えません。SBC接続となります。添付の説明書に別紙にてAAC切り替えの方法が説明されています。個人的な忘備録として切り替え方法を書いておきます(この別紙を無くしそうです…)。
 1) ACアダプタ接続
 2) BluetoothスタンバイONにて
 3) ボリュームダウンボタンを押しながら電源ボタンを押し続ける
 4) Soundランプが緑色に点灯後、消灯したらAACへ切り替え完了
      (同様の操作を再度行うとSoundランプがオレンジ色に点灯し、SBC接続となります)

AACとSBCコーデックで聴き比べると、はやりAACコーデックのほうが圧倒的に高音質。特に良い音源のものだと大きく差が出て、もうSBCコーデックには戻れません。ただ、各所で報告が上がっていますが、AAC接続の際に音が突然途切れるという不具合があります。実際に何度か音が切れる→再度接続という作業が必要となりました。これは本機種に限らず発生しているようで、どうもiOS側の問題?とも言われていますが。そんなこともあって、デフォルトではAAC接続をONにしていないのかな、と思いました。(iOSのバージョンは6.1.2と6.1.3にて確認)

内蔵充電池からのおすそ分け充電は、バッテリー容量が7.4V/1,750mAということでタブレット等の充電には向いていません。そもそも本体重量が重いですから、あくまでこんなことも出来ますよ、といったレベルでしょうか。

その他、NFC対応機器を持っていませんので割愛致します。

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音声入力はBluetoothと3.5mmミニジャック。入力方法の切り替えは専用のボタンがあり、任意に切り替え可能なのはポイントが高いです。このサイズになると半ば据え置きに近い状態で使用することも多いと思いますので、3.5mmミニジャックに常にケーブルを差しておく、というケースも多いかと思います。ポータブルBluetoothスピーカーではこの両者の切り替えが曖昧なものが多い(音声入力があって切り替わる、ケーブルを差すと切り替わる、等)ですので、なかなか使い勝手が良いと思います。ケーブル入力でもオートパワーオフは働きます。欲を言えば、この価格帯ですからデジタル入力が可能であれば完璧だったかと思いますが過不足はありません。

BluetoothペアリングはBluetooth入力へ切り替えた後、Bluetoothボタンを長押し。4台までペアリング可能、ペアリング自体は特に問題無しです。Bluetooth接続時には前面ランプが青く光り、ケーブル接続時には白く光ります。ちょっとこの光が眩しいかな、と感じました。

内蔵バッテリーでの稼働時間は公称6時間。実際の使用時には5時間強といったところでしょうか。積極的に屋外に持ち出すサイズではありませんので充分かと思います。

音質に関しては、まずポータブルBluetoothスピーカーの中では圧倒的に良いと感じました。サイズがある程度大きいですので、音場も広めです。出力も40Wと大きめですので、聴いていても常に余裕ある鳴り方をします。基本的には中高音をハッキリと鳴らす印象ですが、艶のある表現、という印象はありません。ややデジタル的な響き、という感じでしょうか。そのため現代のJ-POPのような音源には相性が良いと思います。

一方でクラシック等の音源には暖かみであるとか、味わいといった面では?ですが、基本的な能力が高いですのでこちらも楽しく聴くことが出来ます。

本機種のスピーカーユニット構成は2基の磁性流体ダンパーを用いた中高音ユニットとサブウーハー、2基のパッシブラジエターという構成。高音質のための各種機能の詳細は公式サイトを参照して頂くとして、現代のスピーカーらしく重低音を重視した仕様となっています。

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その重低音ですが、さすがに別体のサブウーハーを持つ機種のような余裕のある重低音ではありませんが、しっかりと量は出ているように感じます。また本体のSoundボタンを押すと低音域がブーストされます(ランプがオレンジに点灯)。この際にはややブーミーというか、個人的にはやや不自然感を感じてしまいましたので音楽を聴く際にはイコライザーで調整を行っています。

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さらにはサラウンド+低音ブースト機能も搭載(Soundボタンがグリーンに点灯)。スピーカーの前に位置取ってこの機能を使うと音に包み込まれるようになります。この際でも中高音のクリアさはキープしていますので意外に使える機能です。欲を言えばサラウンド単体でも機能が働くと良かったかと。低音ブーストが強いですので、映画を見る時には臨場感が上がって最適です。簡易的なシアターバーとしても使用出来ます。

こうして見てくると、高価格ながらそれに見合った高音質と高機能、高品質で非常に良い製品だと思います。何よりも、高音質な"屋内持ち運びポータブルスピーカー"というコンセプトが、音楽を聴くスタイルを根本的に変えてくれる点が最も気に入りました。

私の通常の使用方法として、テレビの前に据え置きにしケーブル接続を行ってテレビの音質改善+サラウンド機能を使って簡易的なシアターバー代わりに使用しています。音楽を聴きたい際にはスマホにてそのままBluetooth接続して使用。リラックスして音楽を聴きたい時には本体をソファーの前に持ち出してベストポジションにて使用。就寝前に使用したい時にはベッドサイドに移動、等々。これら日常生活で音楽が必要となる場面において気軽にストレスフリーで高音質で音楽が聴けるという体験はこれまでに無い物で、全く新しい音楽の楽しみ方が出来るように感じます。この新しい体験を考えると、この価格は決して高くないかも、とさえ思えるようになりました。家庭内での持ち運びしか考慮しないのであれば、とにかくオススメです。高価格ですがそれ以上の価値があると思います。

Sony SRS-BTX500 


先日購入したSony SRS-BTX500のレビューです。今回は主に外観面のレビューです。

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こちらがパッケージです。とにかく大きく、重いです…。

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こちらが内容物です。スピーカー本体、ケース、ACアダプター、説明書類一式です。

 
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ケースはクッション性のあるしっかりしたものです。スピーカーのサイズが大きいですので、ケースもしっかりとしたものです。この重さ・大きさのスピーカーを外に持ち出す機会は少ないと思いますが、何と無くうれしい付属品です。

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こちらが本体です。何度も書きますがポータブルスピーカーとは思えないくらい大きく、重いです。ちょっとしたCDスピーカーシステムくらいの大きさを思い浮かべてもらえれば良いかと思います。

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JBL FLIPとの大きさ比較です。

側面はアルミのヘアライン仕上げで美しく、デザイン上のアクセントになっています。この側面のデザインから薄型スピーカーのように見えますが、実際にはそれなりの厚みがあります。

前面は金属メッシュ。ただし1枚のメッシュで補強等入っていませんので、手で触るとメッシュがたわむのはマイナスポイントです。裏面は樹脂製ですが、艶消し塗装処理が施され高級感があります。ただ指紋・汚れが目立つ感はあります。その重量とも合間って、全体としてはがっしりとした、非常に剛性感にあふれた出来だと思いました。

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裏面には持ち運び時に手を引っ掛けられるように窪みがあります。ここに手をかけて、前面のメッシュ部を持って持ち上げるのですがこの際にメッシュが少したわむのが残念です。特に全体の剛性が高いですのでちょっともったいないなあと思います。

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使用時には裏面のスタンドを引き出して使用します。アルミダイキャスト製のしっかりしたスタンドに、滑り止めのゴムが装着された手の込んだものです。本体側の設置面にも同様に2ヶ所、ゴムが配置されており、きっちりと設置出来ます。一応3点支持となっており、この面からも音質重視であることが伺えます。

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側面にはスイッチ類。それぞれにランプが配置され使用状態が分かりやすいです。

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上面にはボリュームボタンと通話ボタン、中央にはNFCタッチエリア。

こうして外観を見ていって感じることは、とにかくしっかりした筐体であることです。スタンド、樹脂部の処理等見てもとにかく凝っており、価格は高いもののそれに見合った価値あるものだと思います。そしてこのしっかりした筐体は音質面に良い影響を与えています。次回は音質面と使い勝手のレビューです。

 Sony SRS-BTX500

自宅の5.1chシアタースピーカーセットを処分しました。実際のところ、配線が邪魔で使い切れていない感がありました。そこで、シアターバーのようなお手軽な一体型のスピーカーを物色してきました。

最近のシアターバーは機能豊富なのは良いのですが、TV番組や映画の音声ならともかく音楽に関してはまあちょっと…。まともなものはお値段も高いですし…。

そこで売価¥30,000前後の、やや高級なポータブルスピーカーも視野に入れて試聴してきました。当然、今のご時世ですからBluetooth対応品です。

いや、この価格帯のBluetoothスピーカーの音質、音場感は¥10,000台のポータブルBluetoothスピーカーとは全くレベルが違いますね。私も持っている、割合高音質と評価の高いJBL FLIPにしても、音を分析的に聴くと確かに音の情報量が多く良いものだと感じるのですが"音楽"を聴くという観点ではどこか割り切りが必要になってきます。ステレオ感の無さだったり、強い指向性のためどうしても"点"で鳴っている感が否めなかったり。

しかしこのクラス帯のスピーカーになると"音楽"をきっちりと楽しめるレベルにあると感じました。さらに高音質を狙うなら、高めのミニコンポや単品スピーカーをも考慮しなければならないレベルにまで達していると思います。

確かに¥30,000ともなると安めの単品スピーカーも狙える価格帯ですので、単純に音質に対するコストパフォーマンスは高くないのかもしれません。元々、私はこの価格帯のBluetoothスピーカーには費用対効果に疑問を感じていました。しかし実際に試聴してみると音質充分、使い勝手等も考慮すると価格に対する価値は充分にある、と認識を変えざるを得ませんでした。

私が試聴したのは次の機種です。


ご存知Boseのコンパクトスピーカー。一聴してすぐに感じる"いい音"感のチューニングのうまさはさすがでした。前機種のSoundlinkも試聴したことがありますが、中高音がよりしっかりと出るようになったように感じ私好みです。もちろん豊かな重低音も健在。Boseというブランドバリュー、ずっしりとした重い筐体にも所有欲をそそられます。

一方でやや離れた距離で聴くと指向性が強くなりリスニングポイントに制限を受けそうなこと、どんな音楽でも"Bose"色に染められてしまうことがちょっと難点のように思いました。

 
Sonyの音質重視のBluetoothポータブルスピーカー。ポータブルと呼ぶにはあまりにも大きく重いです。家の中での持ち運びが限界か。そのサイズゆえ少し離れた位置から聞いてもステレオ感は維持され好印象。音質は重低音の調整は可能ですが、基本的には現代的な音作りというか、デジタルサウンド全開というイメージ。但しBoseほどに強い個性は感じず、汎用性はありそう。

   
BTX500より小型の音質重視スピーカー。こちらは持ち運びも何とか可能かも。また価格も¥20,000以下と、1クラス下のスピーカーと戦える価格帯。音質的には価格の割には悪くないと思いますが、BTX500の音を聞いてしまうと圧倒的に差をつけられている印象を持ってしまいました。その差は決して小さくないと思いました。

   
Philipsの高級スピーカーライン、FidelioブランドのついたBluetoothスピーカー。8つのスピーカーユニットを搭載、カバー兼用のスタンドにて低音の量を調整可能といった特徴があります。筐体もしっかりしており、高級感もあります。カバーも本革製。

音質はBose、Sonyのように聞いてすぐに分かりやすい"高音質"といった印象は受けませんでしたが、じっくり聴くときっちりと音を再現しようとする、極めて真っ当な音作り。どちらかというとピュアオーディオを目指したようなイメージを受けました。背面のカバーによる低音量の調整も確かに働いている印象。一方で、こちらもやや離れた箇所から聴くと指向性を強く感じてしまうのが欠点かな。

そんな訳でまたしてもBluetoothスピーカーを買ってしまいましたww。
詳細なレビューは次回以降にて。

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