日々妄想 -書籍と家電の個人的記録-

一介のサラリーマンの日々の読書記録と家電レビューの覚え書きです。 文庫本を中心に、時々家電の衝動買い、さらにはへっぽこ登山まで?

2013年08月




舞台はアメリカ、オレゴン州ポートランド。ポートランド国際空港を離陸したカスケード航空の航空機が離陸直後、突如として制御不能となり、墜落。学会の会合に出席していた本作の主人公、トムザックは急遽事故現場へ直行。そのままNTSB(国家安全運輸委員会)墜落事故調査班の主任調査管に任命される。

生存者の救出、事故現場の保全、消防・警察の統括と一連の活動を終え、事故原因の究明へ。そこにはコンピュータによる自己診断システム、ガムランに隠されたある陰謀が...。そして新たなる墜落事故を装ったテロ計画が発覚し…。

いやー、おもしろかったです。上下巻と長編ですが一気に読みました。何と言っても白眉なのが事故現場のリアルな描写。事故現場の保全方法から凄惨な機内の様子、事故関係者のぶつかり合う利害関係。これらが素晴らしく、まさに事故現場にいるかのような感覚を感じることが出来ました。

本作を読んでいる時、まさにアシアナ航空のサンフランシスコ国際空港着陸失敗事故があり、NTSBの記者会見を見ていると本作と情景が被って見え、余計に印象に残りました。

さらに個人的には何度かポートランドに滞在したことがあり、コンパクトなポートランド国際空港やフット山、コロンビア川の情景を思い浮かべることが出来たのも本作に没頭出来た理由の1つかと感じます。

また個性豊かな事故調査官の面々がさらに物語を膨らませてくれます。トムザックと恋人関係にあった音声解析スペシャリストのキキ等。

それに比べるとラストの展開は"えっ?"と思うようなアクション映画ばりの終わり方。これまでの緻密な描写は何だったの?と思わせる、ある意味粗雑な、良く言えばアメリカ万歳!的なハリウッド映画風。このギャップが何とも…。本当に中盤までの展開が素晴らしかっただけに、残念感が高いのですがそれでも本作を読む価値は充分にあると思いました。こりゃ映画化も有りというか、映画化前提なの?。

この記事は2013/1の記事を大幅加筆改訂したものになります。
今年前半に数多くのポータブルBluetoothスピーカーが発売されていますので、それに合わせて内容なアップデートしています。 

ポータブルBluetoothスピーカー選択のポイントとして

1. 使用目的をはっきりさせる

ポータブルスピーカーと言えども、大きさは大小様々です。使用目的をはっきりさせ、必要な機能の優先順位付けを行うことをおススメします。あらゆる場面でオールマイティーな機種はまだ無いと思いますが、あえて言えば下記で2)の機種が汎用性が高いかと思います。

1) 旅行時等の持ち運びがメイン、屋内使用が主

優先されるのは小型であること、内蔵充電池の持ち、充電ケーブルに汎用性があるか、といったところです。サイズ優先であるため、ある程度音質・臨場感が犠牲になることは避けられません。サイズ優先の結果、モノラルスピーカー仕様となる機種が多いのも特徴です。携帯電話やPCの内蔵スピーカーよりはましといった割り切りも必要です。そのため、コストパフォーマンスも考慮する必要があります。

    (少し大きい。音質・使い勝手のバランスが良い)
    (中高音の良さが特徴。価格はやや高め)
    (サイズ・使用感に優れる。音質はそれなり)

コストパフォーマンスを考慮しなければ、小型軽量でも高音質を追求した"尖った"モデルを選ぶという選択肢もあります。

   (音質良し。低音もOK。価格がネック)

2) 自宅内での持ち運びがメイン、時々旅行時等の外出時に使用

自宅内での持ち運びであるならば大きさの制限は減りますが、外出時の持ち出しを考慮すると重量300~500g、500mlのペットボトルサイズが限界です。電源仕様についても特に制限を受けません。またこのクラスから、各社音作りに大きく差が出てきているように感じました。価格帯としては¥10,000前後が主流です。これより高価なものは、大容量のバッテリー、音質を追求といった特色があるため、必要に応じて選択を行うと良いと思います。

   (モデルが古く、音質の割に価格が高め)
   (音質良し。低音もOK。価格がネック)
   (中高音良い。低音そこそこ。価格の割には高音質)
   (FLIPに大容量バッテリーとUSB給電機能追加。USBによる充電可)
   (モデル古いが音質そこそこ。乾電池仕様がネック)
   (モデル古い。サイズ大により、音圧あり。安価。)
   (このサイズでは圧倒的な重低音。重量あり、価格帯は上)
   (USB給電機能あり。軽量な割には長時間駆動、AACコーデック対応)
   (Bravenのミッドレンジ。570からアルミ筐体、長時間バッテリー)
   (さらに大容量バッテリー搭載)

3) 自宅内のみの持ち運び、もしくは屋外使用

このクラスではスピーカーも大型となり、また価格帯も上がります。よほど使用目的がはっきりしていないと、価格に見合った満足は得られないと思いますので選択が難しいところです。試聴した限りではそれぞれ音質のポテンシャルは2)のクラスに比べて高いように感じましたが、この価格帯では持ち運びを考慮しなければBluetooth内蔵のシアターバー、ミニコンポ、アクティブスピーカー+Bluetoothレシーバー等の選択肢も考慮に入れて良いかと思います。

     (JAMBOXからさらに低音強化。総合的な音質はそれなり)
     (Boseらしい音作り。低音重視。)
    (多彩な機能。音圧高く、高解像度。サイズと重量大。)
    (ナチュラルで高音質)

2. 音質に過度は期待は持たない

これ、結構重要です。以前おススメしたJBL FLIPに関しても、このサイズのポータブルスピーカーとしては良い音質という意味で、私が普段メインで使用している安物の5.1chスピーカーシステムと比較すればやはり音質は劣ります。こればかりは物理の神様には勝てません。あくまで音質は自分の好みに合っているかという点を確認するにとどめ、絶対的な音質や臨場感はある程度の割り切りが必要かと思います。むしろ音質以外の使い勝手はどうか、デザイン・サイズや機能といった点を重視したほうが購入後の満足度が上がると思います。

3. 最新モデルのほうが"当たり"が多い

スピーカーを購入する際に、ネット上でのレビュー等参考にすると思いますが、仮にネット上で高評価であったとしてもそのレビュー時期を確認して下さい。例えば、JAMBOXは高評価のレビューが非常に多いと思いますが、当時はその他にライバルとなる機種が非常に少なかったためです。現在となっては音質と価格のバランスが取れているとは言い難く、高評価とは言えません。

ポータブルBuletoothスピーカーはここ1年くらいで急激に機種が増加しています。そのため音質、使い勝手の向上が目覚しいです。古い機種にも良いものはありますが、全体としては最新機種に当たりが多いように感じます。

4. 対応コーデックにも注意する

対応コーデックには標準的なSBCの他に、より高音質・低遅延なAAC、apt-Xのようなものがあります。将来性を考えると、これらに対応している機種を選んだ方が無難です。ただし、いくらコーデックが対応していても、肝心のスピーカーの音質が伴わないものもありますので、強く拘る必要は無いと思います。対応コーデック非公表でも、DSP処理により高音質を実現しているBoseのような例もあります。

個人的には、下記のように使い分けをしていこうと思っています。

・外出時(1週間以内)にはJBL Micro wireless
・自宅内移動にはSony SRS-BTX500
・長期(1ヶ月以上)の出張にはJBL FLIPとJBL Micro wireless の2台体制

私の場合、何故か複数機種が手元に残ったためww、使い分けが可能になりますがどれか1台のみと言われるとJBL Micro wirelessを手元に残すと思います。理由としては使用目的で一番重要視するのが外出時の使用であるためにサイズにプライオリティがあること、個人的には中高音がスッキリしている音が好みであるためです。

このページのトップヘ