日々妄想 -書籍と家電の個人的記録-

一介のサラリーマンの日々の読書記録と家電レビューの覚え書きです。 文庫本を中心に、時々家電の衝動買い、さらにはへっぽこ登山まで?

2014年03月


BOSE公式サイト


今回はBOSEのBluetoothスピーカー、SoundLinkの最新版、SoundLink Ⅲを取り上げます。Sony SRS-BTX500を購入した際に旧モデルのSoundLink2も候補に挙がりましたが、余りのBOSE独自の音作りに購入するには至りませんでした。このことから分かる通り、私はあまりBOSEの音作りを心地良いと感じない好みですのでこの辺りを差し引いて読み進めてもらえればと思います。BOSEのSoundLinkシリーズといえば、今や小型ボディに驚きの重低音のSoundLink Miniが売れ筋となり、上位機種との差が見出しにくくなっていますが今回の新モデルではどうなのでしょうか。


まず、外観を見た際の第一印象は決して良いものではありませんでした。一言で言えば、安っぽいという感じです。特に上面の樹脂部がお世辞にも高品質とは言えませんし、上面スイッチ類のグニャっとした感覚も、これで3万円オーバー?と感じてしまいます。基本的にSoundLink Miniと同じデザインテイストなのですが、SoundLink Miniは凝縮されたイイモノ感が伝わってくるのに、こちらは間延びした印象というか…。個人的には旧モデルのカッチリとしたデザインのほうが好みです。


サイズはぜんさくのSoundLink2とほぼ同じ。ということはSony SRS-X5ともほぼ同等。BOSEですので各種スペックは非公表です。まあNFCくらいには対応しても、と思うのですが。バッテリー駆動は公称14時間ですので充分です。ケース別売は相変わらず…。


そして肝心の音です。SoundLink Miniがあの迫力の重低音だったので、それを超える圧巻の重低音、と思いきや、一聴した感じではSoundLink Miniと明確な差を感じません。いや、方向性が違います。SoundLink Miniでは低音を絞り出すというか、無理して出している感があるのですが、SoundLinkⅢではより自然に、余裕を持って低音を出しているのです。分かり易さは無いけれど、音圧、音の深さ、お腹に響く"ズンッ"という感じは断然こちらが上手です。正直、この低音には惚れました。


そして高音側も、あくまでBOSEの味付けを残しながらもキッチリ伸びていく印象があります。クリアで綺麗な音、という感じではないのですが帯域は広そうなイメージです。いや、そSoundLink Miniのやんちゃな音に比べるとBOSEらしさは残しながらも大人の味付け、こりゃ良いです。


Sony各機種と比較すると、X5よりも低音域は質量ともに圧勝でしょう。高音側もX5となら好みの差で、X7であれば総合的に考えてX7のほうが伸びがあって良いかな、という印象です。BTX500では低音側は完敗、高音側は断然 BTX500という感じです。しかし低音域の確かさが音楽全体の印象を形作るという点から考え、分析的に音を聴くのではなく、音楽を楽しむという観点からどれがベストが、と問われるともしかしたらSoundLinkⅢが一番なのかも、と思います。


こうして音の印象が良いと、改めて外観を見ると何故か良く見えてきてしまうのが不思議ですw。上面のボタンも、1つ1つが大きく、操作しやすい!と感じるようにww。いや、最初は旧作のデザイン変更版かな、くらいに考えていたのですが、音質面でも進化が感じられ相当オススメ出来る機種に仕上がっています。特に今までBOSEの音はちょっと、と思っていたような人にも一度聞いてもらいたい、そんな仕上りになっていると思います

(Amazon) BOSE SoundLink Bluetooth Speaker Ⅲ 


東日本大震災に派遣された自衛隊、DMAT(災害派遣医療チーム)、国土交通省等。今まであまり報道に表れることのなかった災害派遣チームに焦点をあてたルポです。自衛隊等のレポートは見かけますが、国土交通省、DMATといった人々の記録を読めるのは貴重で白眉だと思います。


最初は福島原発に派遣された自衛隊のレポートです。こちらは本書に限ったレポートではないと思いますが、現場の戸惑い・決死の決意と指揮官の葛藤がうまく描かれており、思わず引き込まれてしまいます。中でも印象に残ったのが、原発に突入する際に、指揮官が自ら先頭を切って進んでいくシーンです。本来、指揮官は極力最後まで生存を図り大局を見るべきものであり…。一方で部隊の士気を考えるとそれもありで…。相当悩まれたでしょうね。日本の伝統でしょうか、現場レベルの指揮官の使命感の強さと優秀さは。


また、東京電力との意思疎通の悪さも露呈していきます。放水すべき場所の指示が、写真1枚でこの辺り、と示されたのみ…。もちろん東京電力側も、重要免震棟の現場レベルではとんでもない頑張りを見せていたのは周知のことであり、東電=悪という訳では無いと思います。やはり全体の指揮の問題と、全てをコーディネートする人材の欠如していたことが根本的な原因と改めて考えさせられるものがありました。


そして事態がヤマを越えた後も待機しつづけた、最悪の事態に決死の覚悟で投入し現場人員を救出する部隊の存在。まさの自衛隊=国を守る最後の砦であることを強く印象付けられます。


次に、個人的には本書のメインと言っても過言では無いと思う、国土交通省東北地方整備局のレポートです。こちらでは当時の国土交通相の下、損壊した道路を復旧させるのではなく、被災地へのルート確保を第一とした"啓開"を目指して奮闘していきます。少し驚いたのが、想定される災害に対して一瞬でモードを切り替えられる対策室があったことです。これまであまり取り上げられる機会は無かったのでしょうが、やるべきことはきっちりと備えていたんだな、と感じました。


しかし今回の災害は想定した規模をはるかに超えたものでした。整備局長は冒頭の通り道路の啓開を最優先に進めます。そしてそれに応えた現地の事務所。そして自主的に駆けつけた地元の建設業者たち。それぞれが強い使命感を持って復旧作業にあたる姿には感動すら覚えました。


そしてこれらは今まであまり表に出ることの無かった活動であり、現地では行政、各企業等がこうした行動を、今も大きく語られることなく行っていたのだなあということを改めて考えさせられます。


同時に、もし自分の身の回りに同様の事態が起こった時、同じような行動が取れるのだろうか、と自問自答せざるを得ませんでした。東日本大震災から3年、改めて震災を見つめ直し、自分自身の備えも再考する良い機会になったように思います。


もちろん、ここまで引き込まれる内容となっているのは題材もさることならが筆者の確かな取材と確かな表現力によるところも大きく、オススメ出来る1冊だと思います

モバイルバッテリーと呼ばれるリチウムイオンバッテリー、出始めの頃から愛用しており、古くはSANYOのエネループ時代からの付き合いとなります。


使用方法はほぼ昔から変わっておらず、携帯電話(今はiPhone)の充電1回分+αが確保出来れば問題なく、具体的には2000mA〜3000mAクラスのものを愛用してきました。

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しかし最近では5000mAクラスのものも価格が下がってきており、かなり軽量なモデルも増えてきました。運用上もデジカメの充電に使用する機会が増えてきており、もう少し大容量のものを、ということで購入したのがこちら、Cheero Grip2です。このcheeroというブランド、10000mAクラスでベストセラーとも言えるPower Plus2等を販売しているメーカーでとにかく評判が良いのです。何故そんなに評価が高いのだろう、ということで試してみたい気持ちが前からありました。


まずは何と言っても価格の安さです。このGrip2は5200mAの電池容量で価格は¥2,000を切っているのです。いわゆる大手メーカー名の製品に比べると半額近い値段であるのは大きな魅力です。


なお、cheeroでも同じ5000mAクラスでPower plus miniという製品がありますが、今回はあえてGrip2を選択しています。理由は後述します。それでは詳しく見て行きたいと思います。


外観は丸っこい樹脂製です。質感はまあまあといった感じです。この樹脂製というのがポイントで、当然アルミ製の製品のほうが質感が高いのですが、充電時に本体表面がかなり熱くなることがあったのです。よくポケットに入れたままで充電をしますので、夏場などは携帯カイロを使用しているようでかなり不快でした。そのため樹脂製のものを第一候補に探していたので、Power plus miniではなくGrip2を選択した次第です。

 

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本体サイズは5000mAクラスにしては小型軽量で、日々持ち歩くならこれくらいがベストかな、という感じです。重量は126g、ほぼiPhoneと同じくらいです。


本体にはボタンが1つだけ、こちらを押すとLEDが光って給電が始まります。また点灯するLEDの数で残り容量が判断出来ます。この光が眩しいというか、人前で使うと目立つというか…。また1分ほどで自動消灯します。

 

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ボタンを2度押すとLEDライトが点灯します。緊急時に便利そうです。バッテリー容量が大きいですにで、連続点灯時間がとんでもないことになりますw。本格的なライトでは無いですので、あくまで手元を照らすレベルです。



 

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こちらがUSBケーブルを接続した様子です。斜めに刺さるのは仕様ですw。出力は1AということでiPad等には対応しません。2A出力が必要な場合はPower Plus miniシリーズをどうぞ。私はiPad充電の必要性を感じたことが無いので問題ありません。


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付属品は充電用のマイクロUSBケーブルと収納袋。この収納袋、本体よりかなり大き目でケーブルや充電を行うスマートフォンまで収納出来てなかなか便利です。内面に起毛処理がしてあるのもポイントが高いです。


実際に使用してみると、本体がそれほど発熱せず、良い感じです。iPhone5基準で、バッテリー残量20%からの満充電を行うと約3回弱の受電が可能でした。なかなか優秀です。充電にはほぼ1晩かかると考えるのが無難です。


なるほど、この価格でこの容量、無難な使い勝手、安定した性能。こりゃ売れるわ、というのが率直な感想です。さすがに10000mAクラスは重量がすごいですので使う人を選びますが、こちらの製品は軽量ですので、とりあえずモバイルバッテリーを、という人にはお手軽でオススメ出来ると思います。

 (Amazon) cheero Grip2( ホワイト)
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