日々妄想 -書籍と家電の個人的記録-

一介のサラリーマンの日々の読書記録と家電レビューの覚え書きです。 文庫本を中心に、時々家電の衝動買い、さらにはへっぽこ登山まで?

2014年08月






半ばニートであった筆者が一念発起、リヤカーにてユーラシア大陸を横断する予定が、最終的には4年半かけて世界を一周した記録。


私はこの種の紀行ものが結構好きで、大当たりはあまり無いのですが大外れも無いと感じていますので移動中の時間潰しによく読んだりしています。ただ最近ではブログ等で、かなりディープな海外B級グルメ等の情報が得られますし、世界一周ものなんかもありますので、書籍ならではの何かが有るのか? という視点で読むことが多いかなと思います。


この種の本の内容の定番と言えば、現地の人との交流、出会った旅人の話、変わった食事、パンク・盗難等のトラブルといった所でしょうか。本書もこの内容から大きく逸脱していることはありませんw。この辺りが大外れが無いと言える所以かもしれませんね。


一方で、特別面白いとか、感動したということは有りませんでした。世界一周したことはすごいと素直に思いますが、内容が総花的でいまいちうまくまとめ切れて無い印象を持ちました。特に後半、アメリカ大陸とオーストラリア大陸の項はほぼ不要なのでは?と感じてしまいました。題材が非常に良かっただけに惜しい気がします。


一方で前半のユーラシア大陸部分は読み応えがありました。初めての中国でお正月を一緒に過ごした家族の話、凍傷にかかり指を切断するかも、となった時の心の葛藤。いずれもある程度まとまった長い文章であるからこそ伝わってくるものがありました。それだけに後半、やや急ぎ足で進行していったのには不満が残りました。ポイント毎での最も印象に残った点をもっと深く掘り下げて記述してもらったほうが良かったのではと思います。


そんな訳で、冒頭で述べた通り本書も大当たりではないが、大外れでは無い、といった感想です。まあ、自分も同じことをやれ、と言われれば当然出来ない訳で、素直に世界一周を達成したことには素直に賞賛出来ますが、読み物として考えると?と思う点が多かったです。

私はこのブログの文章をほぼ100%、iPad miniを使用して作成しています。さらに長文を作成する際には、小型ノートパソコンであるSony VAIO Pを使用していましたが、いかんせんCPUが数年前のIntel Atomであるためもはや快適に使用できるとは言い難いものがあります。そこでiPad miniにケース兼用のキーボードを導入し、VAIO Pを置き換えることが出来ないか検討していました。


が、私はiPad miniに背面保護用のケースを使用しています。薄型のケースではあるのですが、この種のキーボードでは溝にiPadをはめ込んで使用するタイプが殆どです。そのためケースとの干渉が問題となります。まずは家電量販店にてケース付きiPad miniとの相性を確認しました。

 

本命はlogicoolのUltrathin Keyboard mini。薄型軽量でアルミ製の外観の質感も良く、色もホワイトモデルがあるので良いなあと考えていました。が、背面ケースを取り付けた状態ではうまく取り付きません(涙)。正確には溝に入らない訳では無いのですが、マグネットによる保持が働かず、不安定で実用に耐えません。(背面ケースは薄型のeggshellジャケットを使用しています)





その他、Ankerの安価なモデルやエレコム等試しましたが、どれもいまいち。そんな中、何とか使用に耐えるのかな、と思うのがこのbelkin FastFitキーボードケースなのでした。それでは詳しく見て行きたrいと思います。

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まずはこの薄さ。背面はシルバーのアルミ製で質感も充分です。薄さ、質感を考慮するとlogicoolとbelkinの2択しか無いのではないでしょうか。重量も約200gと軽量で、iPad miniと合わせても500g台をキープできるのは有難いです。


logicoolのUltrathinキーボードに負けているのはカラーバリエーションが無い点です。背面はシルバー、キーボード面はブラックと、グレー、ホワイトのiPad miniどちらにも合わせられる無難な内容です。個人的にはホワイトのiPadに合わせてキーボード面もホワイトの機種が良かったのですが...。
 


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フリップ式のマグネットによってiPadのカバーとなるのはこの種のキーボードではお馴染みの機構です。カバーとして使用するとこんな印象です。完全にホワイトのiPad miniと一体化して、違和感ありませんね。

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キーボード使用時には、フリップ手前の溝にiPad mini本体を差し込む方式。ちなみに背面ケース(eggshellジャケット)を使用している場合にはこれくらいの角度になります。

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ケース無しだとこれくらい。

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接続はBluetooth。ペアリング作業は特に問題無く、以後は電源を入れるだけで自動的に接続されます。充電はMicro USBケーブルを使用。連続使用時間は40時間とほぼ充電に気を使う必要は無いレベル。

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キーボード本体は、キーストロークは当然浅めですが、これは想定の範囲内。キーピッチも15mm程度と決して快適では無いのですが、それでもキーボードが有るのと無いのでは大違いで快適です。キーボード画面が表示されなくなるので、画面を広く使用出来る様になったのも良いですね。意外に便利なのが、Fnキーと組み合わせるショートカットキー。カット&ペースト等がとにかく楽になりました。またスクロールキーも意外に重宝しています。文章入力だけなら、ほぼ画面にタッチすることは無くなりましたw。

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少し使いにくいのが、Enterキーの小ささ、そして数字キーが変則的に小さいことです。まあこれは本機に限らず、他メーカーのiPad mini用キーボードではどれも大差有りませんでしたのでどうしようも無いのですが。


さて、VAIO Pの代わりとなる文章入力マシーンとなるかですが、やはりキーボードだけを考えるとまだツライ。ソフトウェアキーボードに比べると圧倒的に快適なのですが、やはりキーピッチの狭さが文章入力時に気を使わざるを得ないレベルで集中出来ません。一方でiPadプラスαでの文章入力と割り切ると、相当便利。少なくともこんな駄文のブログレベルであれば全く問題無し。なかなか使い勝手は良さそうです。


iPad mini用のキーボードケースを考える時、ケースとの干渉は避けられない問題ですので是非購入前に実機にて確認することを強くオススメします。全体の質感を考えると、このbelkin fastfit keyboard caseとlogicoolのUltrathin Keyboard miniの2択でしょう。実売価格はやや高めながら、それに見合う満足感が得られると思います。

(Amazon) belkin FastFit keyboard case 
 

※2015/2追記 ソニーより新機種、SRS-X11が発売されていますが、こちらは非防水、ディフューザー無しですがパッシブラジエター2基と低音が強化されています。2者併売ということもあり、音質面で大きな差異は無いと感じました。個人的には1台のみで使用、防水機能が必要であればX1を、2台使用してステレオ化を考慮するのであればX11がお勧めだと思います。

物理の神様には勝てない(レビュー ポータブルBluetoothスピーカー Sony SRS-X11)

Sonyの新しいBluetoothスピーカーの試聴の続きです。今回はSRS-X1についてです。このSRS-X1は同じく小型球体スピーカーのSRS-BTV5の後継機に当たります。私もSRS-BTV5は持っていましたが、最終的には売却してしまいました。まずはその経緯から。

(Sony公式サイト)

このSRS-BTV5、本ブログでも書いたとおり、その使用感は圧倒的に良かったのです。小型ながら剛性感のあるボディ、ディフューザー機構による置き場所を選ばない点、デザイン等々。ここだけ見ると、まさに小型Bluetoothスピーカーの理想形のような感じなのですが、唯一にして最大の欠点が音質だったのです。

もちろん、タブレットやスマートフォン内蔵のスピーカーよりは良い音が出ますが、圧倒的に良い、という訳ではありませんでした。とうしょはその点含め納得していたのですが、使い続けているとやはり物足りなくなって...。その音質は特徴的で、低音部と高音部をスパッと切り落としてしまったような音を出します。低音はサイズを考えると仕方ないのかもしれませんが、伸びの無い高音に我慢ならなくなり手放してしまいました。そしてまたJBL MICRO WIRELESSに戻った訳になります。

そんな訳で、後継機の本機種、音質が改善されていれば使い勝手の良さは前作で確認済ですので相当な良機種になる予感ですがはたしてどうでしょうか。それでは詳しく見て行きます。


まずは外観から。手にした感じは、前機種のSRS-BTV5よりも一回り大きく、重くなった感じです。BTV5はコンパクトスピーカーの中ではダントツの小ささでしたが、SRS-X1では小さめかな、といったところです。感覚的にはテニスボールよりやや大きいかな、といったレベルです。

つや消し処理された表面、完全に球体と言っても良いデザイン、そして剛性感あふれる、板厚が大きいんだろうなあと思わせる樹脂の仕上げはSRS-BTV5とほぼ同じ仕上がりです。同じ価格帯のポータブルスピーカーの中では一番良いと思います。

細かく変化点を見て行くと、電源スイッチ、ペアリングモード作動スイッチが本体底面から側面に移動しました。ペアリングモードも電源ボタン長押しと一般的な仕様に変更となっています。電源を入れる際に本体を持ち上げなくても良くなったのは便利です。また、スピーカー本体を側に早送り、巻き戻しボタンが追加されています。これも地味に嬉しい機能です。



また、防水仕様となったのも大きなポイントです。このデザイン、質感で防水仕様というのは非常に良いと思います。防滴ではなく、防水仕様であるのも素晴らしいです。

連続使用時間についても、前機種の5時間から12時間と伸びており、ポータブル小型スピーカーではトップクラスの連続使用時間になりました。従来通り、キャリングケースも付属しますが、メッシュタイプでは無い模様です。

続いて音質面での変化です。まず、メインスピーカー径が34mmから40mmへと大型化されています。出力もBTV5の1.2wから5wへと高出力化、またデジタルアンプ採用と明記されるようになりました。メインスピーカーの大口径化は確実に音質が改善されますし、大出力化も音の迫力に好影響を与えますので期待できます。

さらに、パッシブラジエターが搭載されました。TDK TREK MICRO A12のようにパッシブラジエターユニットが背面に剥き出しになるようなこともなく、スピーカー底面に配置されていますのでスピーカーの置く位置によらず安定した低音が出ることが予想されます。

それでは試聴してみます。うん、SRS-BTV5は全くの別物です。音の厚み、伸びが全く異なります。特に低音の音の厚みがグッと増しています。無論、上位機種ほどではありませんが、同クラスではトップクラスだと思います。TDK TREK MICRO A12も同様にパッシブラジエター搭載ですが、SRS-X1は置き場所に関わらず安定的に低音が出ているのは好印象でした。

対して高音側は、前機種SRS-BTV5よりは改善されていますがクリアさという点ではもう一歩のように感じました。これについては、音を拡散させる上部のディフューザーの影響が大きいと考えられ、構造上仕方がないのかもしれません。ただ、このディフューザーは効果大で、音が外周に広がることにより音の指向性が減り、置き場所に関わらず(モノラルスピーカーとしては)広がりのある音が楽しめます。

AUX端子による有線接続も試して見ましたが、やはりいい印象を持ちませんでした。前機種、SRS-BTV5と同様に、音に伸びが無くなります。何なんでしょうかね?。また、TWS(True Wireless Stereo)機能による、2台使用してのステレオスピーカー化も可能です。TWSを有効にするには、左右のスピーカーの早送り/巻き戻しボタンを長押しと分かりやすいです。右側スピーカーに青いランプが点灯します。ステレオ化すると当然、音の広がりは別世界となりますが、かなり高価格な機種ですので音質も考慮すると費用対効果としてはちょっと疑問です。


その他、NFCやマルチペアリング、マルチポイント等は全て搭載。こうして見てくると、前機種の使い心地の良さはそのままに、少し大型化したものの音質は大幅に向上、長時間再生、防水機能の追加と、いわゆる小型ポータブルBluetoothスピーカーの範囲内では最高レベルの性能を持っていると言っても良いと思います。ネックとなるのは、価格でしょうか。ライバル機が5,000円台で有るのに対し、登場直後とは言え7,000円を超えるような価格であるのはちょっと...。これが6,000円を切るような価格となれば相当に魅力的な1台となるように思います。後は高音域の音の問題もありますが、これが個人の好みの範疇だと思います。

個人的には、X1を試聴して相当に良いなあと感じましたが、改めてTDK TREK MICRO A12のバランスの良さと低価格の魅力を再認識しました。ただ、もうここは好みの問題で、このSRS-X1、TDK TREK MICRO A12、JBL CLIPとどれも取っても良く出来ており、ハズレは無いように思います。いやあ、ポータブルBluetoothスピーカーもここにきて急にレベルが上がってきた感がありますね。

(レビュー) お出かけスピーカーはこれで決定(Sony SRS-BTV5)
(レビュー) ポータブル機の本命かも(TDK TREK Micro A12)
(レビュー) あくまでマイナーチェンジ(JBL CLIP)

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