※現在は防水機能が付加されたCHARGE2+にマイナーチェンジしていますが、音の傾向は同じです。

Amazon) JBL CHARGE2+(ブラック) 

発売前から一部で話題となっていたJBL CHARGEのモデルチェンジ版、CHARGE2を試聴してきました。結論から言って、これは”買い!”です。発売直後ということでやや高価ですが、機能と音質を考慮すれば現在の価格でもコストパフォーマンスは決して悪くないと思います。もう少し時間が経って価格がこなれてくれば、理想の一台になるような気がします。それでは詳しく見ていきたいと思います。


外観上は従来モデルのCHARGEにほぼ準拠しており、好みの問題があるとは思いますがJBL FLIP2ほどにデザイン性は高くないと感じます。しかしCHARGE発売当初のグレー&ホワイトの配色から比べると多色展開されており、全身ブラックはかなりシックですし、逆にレッドは相当に派手に感じます。イチオシはブラックでしょうね。


表面にはツヤ消しの塗装が施されており、丁度JBL CLIPと同じ質感です。カラー展開も同じかな。手に持った感じは500mlの缶飲料よりも一回り大きく、重い印象です。従来モデルと比較してみましたが、殆ど同じか、わずかにサイズアップした感覚を持ちました(重量は540g)。


そして側面にもJBLのロゴが。そしてこの部分が本機種最大のポイント、パッシブラジエターになります。ドロンコーン(パッシブラジエターの音を出すスピーカー部のこと)が剥き出しに近い状態ですので、持ち運び時の破損が心配ですがこのロゴ部が硬いため保護面の役割を果たすのでしょう。

 


モバイルバッテリーとなる機能は従来通り。6,000mAhと容量十分ですし、これを活かして連続再生時間も12時間とクラストップレベルです。地味にBluetoothのバージョンもver2.1から ver3.0に変更となっていますし、最大出力も10wから15wへと増加、スピーカーユニット径も大口径化されており、大きく進化していることが伺えます。残念なのはキャリングケースが付属しなくなったことでしょうか。前述の側面のパッシブラジエターの問題がありますのでちょっと不安です。


試聴してみると…、うん、こりゃ前モデルとは別物です。一言で言えば、JBLらしい中高音のクリアさとキレの良さを残したまま、低音域の音の厚みをグッと増したものになります。もう個人的にはベストバランスの音です。


細かく聴いて行きますと、低音域はパッシブラジエターの効果が絶大で、ググッと低音の量感が増しています。ただし、BOSE SoundLINK MiniやSony X3のように重低音を強調した味付けではありません。重低音重視の方にはその点で物足りなく感じるかもしれませんが、私個人としては不自然さが少なく好印象です。量感はありますが、お腹にズンッと響くほどではなく、あくまで音の厚みを増すためといった感じでした。


面白いなあと思ったのは、パッシブラジエターの動作が目で見て分かることです。パッシブラジエターが働くと、側面のJBLロゴが振動します。低音が多く出ると振動も大きくなり、視覚効果もバツグンです。


対して中高音は、低音域が増加したことにより伸びが無くなるかなと予想していましたが、従来通りのキレの良さを保っていました。これは良いです。厳密には中音がやや少ないというか、やや引っ込んで聞こえてしまうのですがライバル機ほど露骨でないように思います。そのライバル機種と比較しますと、BOSE SoundLink miniとでは本体の質感で劣りますが価格と汎用性でCHARGE2が圧勝でしょう。Sony X3とでは、本体の質感はほぼ互角、音質面では好みの問題でほぼ互角、持ち運びではCHARGE2が優れているように思います。


こうして見ますと、JBLらしさを残したまま、このクラスのトレンドである重低音強化もきっちりと対応したバランスの良いモデルに仕上がっています。このクラスでは軽量であることもポイントが高いです。これはJBL FLIPから買い替える価値が有りそうです。現時点ではこのクラスのベストバイ、と断言できます。

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(JBL公式サイト) JBL CHARGE2