¥10,000台前半のBluetoothスピーカーで一番のオススメはやはりJBL FLIP3な訳ですが上位機種にJBL CHARGEシリーズがあります。従来までのCHARGEシリーズ(CHARGE2+)では基本的にFLIP同等の性能にUSB給電機能が追加された仕様でした。音の味付けはFLIPシリーズに比べて若干低音重視の傾向は有りましたが、大きな差は有りません。それでいて価格はFLIPシリーズに比べて高めですので、余計にFLIPシリーズのコスパの高さが際立つ結果となっていました。

一方でCHARGEシリーズには先行して新機能を搭載する傾向が強く、より最新の機能を使いたい人にはオススメだった訳でして。過去には防水機能の付与、側面の目に見えるパッシブラジエーター等々。そんなJBL CHARGEシリーズですが最新のJBL CHARGE3へとモデルチェンジしておりまして、こちらはパッと見新機構は搭載していように見えるのですが実際にはどうなのでしょうか。それでは詳しく見て行きたい思います。
まずの第一印象ですが、大きくなったなあ、というものでした。従来モデルも手に持つとFLIP3より一回り太く、持ち運びはツラそうだなあと感じていましたが…。もう車での持ち運びしか考え難いかなあというレベルにまで来ています。重量は800g。また従来からの特徴であった円柱形のチューブデザインに変更があり、両端を少し絞ったような形状になったこと、土台の高さが増したことで同じJBLの上位機種XTREMEに近い印象となりました。

連続再生時間は20時間と大型モデルらしく圧巻。更に防水性もIPX7と水中で使用しない限りほぼ安心なレベルにまで上がってあり、着実な進化が感じられます。全体の質感としては従来のJBLの文法に則ったツヤ消しのラバー加工された樹脂であり良好ですが、持った時の剛性感が相当上がっている感覚を持ちました。樹脂ボディなのですが金属フレームでも入っているような感覚です。

視聴してみます。FLIP3との比較です。なるほど、低音、高音共にFLIP3から1段上がっているな。スピーカーユニットが一回り大きくなっていることから想像はしていたのですが、全体的に余裕のある音で音圧も高めです。サイズアップで重低音強化か、と勝手に想像していましたがむしろ中高音の改善効果が出ていることは嬉しいです。よりJBLらしい音に近づいたかなあ。

ライバルとしてはBOSE Soundlink MiniⅡでしょうか。うーん、サイズも違うし音についてもあのBOSEサウンドが好きな人以外はCHARGE3の圧勝かなあ。世代が大分違いますしね。Sony SRS-XB3ではどうでしょうか。まあブーミーな低音はXB3ですが、トータルな音質ではCHARGE3ですね。Sonyであれば更に上位機種との比較になりそうです。

こうして見てみると、JBLの旧世代のデザインだったCHARGE2+を一心すると共に、FLIPシリーズからの差別化を図るために大型化、JBL内の序列としてXTREME>CHARGE>FLIPとハッキリさせる狙いがあるように見えます。確かにFLIPシリーズの上位ゾーン、実売¥20,000前後で戦うには音質アップは欠かせませんし、この価格帯であれば据え置きメインも考慮されるためサイズアップも有りでしょう。そういった意味では、もはや付加価値として高くないUSB給電機能は必要なのか?とも思う訳ですが、名前がCHARGEである以上難しいのでしょうね…。

(Amazon) JBL CHARGE3