Bluetoothスピーカーのカテゴリーの中で、小型高品質機種というものが挙げられます。通常は小型機であればモノラルスピーカーですが、ステレオスピーカーを搭載しながらなおかつ持ち運びに便利な軽量モデルです。しかしながらスピーカーの音質はある程度サイズにも依存しますので、音質面で言えば良好、とも言い難く価格に見合った満足感は得られにくく。。。そのため価格に見合った高品質な外装を採用し、さらに価格が上昇していく、、、 そんなカテゴリーです。

今回紹介するharman kardon TRAVELERもそんなジャンルに属する1台です。harman kardonで言えばEsquire miniという小型軽量機が有りましたが、そちらの後継、というよりは一回り大きいサイズです。どのような特徴を持っているのでしょうか。それでは詳しく見ていきたいと思います。

(公式サイト) harman kardon TRAVELER



まずは外装から。価格を考えれば当然かもしれませんが、高品質で文句は有りません。基本はアルマイト処理されたアルミボディ、上面は革仕上げでエッジ部はダイヤモンドカット。アウトドア向きではありませんが、出張等でホテルの室内で使う等では何の文句も出ません。底面は全面的にシリコン仕上げですので使用時に滑りにくいのも良いですね。色は3色での展開、ブラックが無難なのでしょうがブルーが意外にカッコ良いです。

大きさ的には、iPhone8 Plus程度のサイズでしょうか。もちろん厚みは異なりますが。超小型機という訳ではないですが、重量も300g程度ですので持ち運びに支障は出ないでしょう。機能面ではまあ不足は無いです。連続再生10時間、USB給電機能(バッテリー容量は2,500mAですのでオマケ的な機能です)、充電端子はmicroUSBなのはちょっと古いかもです。巾着袋型のキャリングケースが付属しているのは親切ですね。



機能面でのトピックはノイズキャンセル機能付きのマイクでしょうか。この種のスピーカーには電話に接続してハンズフリー機能を持たせているものが多いですが、より明瞭に音声を伝えることが出来るということで、電話会議に特化した仕様です。確かに仕事中、スマートフォンをハンズフリーにして複数人で電話会議を良くしますもんね。出先でもコンパクトな電話会議システムが欲しいという需要は少なからずありますからね。まあ昔と比べてスマートフォンのみで完結することも増えましたのでそこまで必要?と個人的には思います。

では試聴してみます。うん、低音は出てないですねw。サイズを考えれば仕方無いことです。でも不思議と満足感があるのは、中高音はキレがあって小気味良いからでしょうか。小さいながらもステレオ音声であるというのも有りそうです。このサイズの割には健闘、良いんじゃあないでしょうか。

Esquire miniと比較すると、低音含め全領域でTRAVELERのほうが良好。重量差を考慮しても、今更Esquire miniは無いかなあと思います。後はBeo Play P2との比較では、低音はBeo Play P2のほうが良く出ています。中高音の差は小さいですが、ステレオ音声で音の広がりを出せるTRAVELERのほうが有利でしょう。Bose Soundlink Microはジャンルが違うので比較対象にならないかなあ。

個人的にはこのジャンル、とにかくコストパフォーマンスが悪くで食指が沸かないのです。その中で本機はサイズ、重量を大きくしたことで音質面を大分改善してきたかなあという印象です。高品質なデザイン、ビジネスにもプライベートにも使用可能で持ち運びも便利、悪くない選択です。何というか、出張の多いビジネスマンなら有りでしょう。私? うーん、後は価格だけかなあ。この音質で15,000円超えはちょっと・・・。

(Amazon) harman kardon TRAVELER
(Amazon) B&O Beoplay P2
(Amazon) harman kardon Esquire mini

(レビュー) デザインだけでノックアウト B&O Beoplay P2
(レビュー) 使う人を選びそう harman kardon Esquire mini