最後の打者を空振り三振に仕留めると、マウンドの中川はクルリと1回転した後に、勢いよく右の拳を振り上げた。14三振を奪っての完封発進。東愛知大会を代表する剛腕が初戦から、その実力を見せつけた。
「絶対負けない気持ちで臨んだ。最後は少し疲れたけど、調子が良かった」
横須賀・福谷との快腕対決を制し、185センチ、88キロの巨漢右腕は喜びがはじけた。昨年末から年明けにかけて米国・ロサンゼルスに遠征した愛知県高校選抜に両投手は選ばれたことが縁で、仲が良い。それでも、甲子園代表を懸けた勝負の夏となれば、全力投球。「浩司(福谷)には負けたくない」と中川の闘志に火が付いたのが、14奪三振につながった。
刈谷球場にはプロ8球団のスカウトが集結。「中川、福谷ともエースで4番。体も大きくて似たタイプで、ともに先々が楽しみ」と中日・中原スカウト。中川は投手としてよりも、右のスラッガーとしての素質をプロ側から買われる。注目の打撃は4打数1安打。「全部本塁打を狙って力んでしまった」と反省の言葉を口にしたが、この日は剛腕ショーを演じた。
最速143キロのストレートと、よく曲がるスライダーを組み合わせて横須賀打線をキリキリ舞いさせた。4回に初めて許した安打(二塁打)と味方の失策などで1死満塁とされたが、このピンチを断ってから勢いに乗った。この4回を除く毎回奪三振。特に、福谷からは「狙って取りに行った」と3三振を奪い「すごくうれしい」と喜んだ。
将来は打者として勝負するというが、最後の夏に東愛知を制覇するため、中川はその右腕を爆発させる。「強いチームと当たっても、投げ勝つ自信はある」と、力強く言い切り、初の甲子園ロードを突っ走る。
【中川大志(なかがわ・たいし)】
1990(平成2)年6月8日生まれの18歳。185センチ、88キロ、右投げ右打ち。福岡小1年で硬式の少年野球、ボーイズリーグ「新城ベアーズ」に入団し、野球を始める。桜丘中時代は「桜丘中学ボーイズ」に在籍。高校では1年春から4番打者。1年秋に三塁手から投手に転向。高校通算30本塁打。
中スポより
「絶対負けない気持ちで臨んだ。最後は少し疲れたけど、調子が良かった」
横須賀・福谷との快腕対決を制し、185センチ、88キロの巨漢右腕は喜びがはじけた。昨年末から年明けにかけて米国・ロサンゼルスに遠征した愛知県高校選抜に両投手は選ばれたことが縁で、仲が良い。それでも、甲子園代表を懸けた勝負の夏となれば、全力投球。「浩司(福谷)には負けたくない」と中川の闘志に火が付いたのが、14奪三振につながった。
刈谷球場にはプロ8球団のスカウトが集結。「中川、福谷ともエースで4番。体も大きくて似たタイプで、ともに先々が楽しみ」と中日・中原スカウト。中川は投手としてよりも、右のスラッガーとしての素質をプロ側から買われる。注目の打撃は4打数1安打。「全部本塁打を狙って力んでしまった」と反省の言葉を口にしたが、この日は剛腕ショーを演じた。
最速143キロのストレートと、よく曲がるスライダーを組み合わせて横須賀打線をキリキリ舞いさせた。4回に初めて許した安打(二塁打)と味方の失策などで1死満塁とされたが、このピンチを断ってから勢いに乗った。この4回を除く毎回奪三振。特に、福谷からは「狙って取りに行った」と3三振を奪い「すごくうれしい」と喜んだ。
将来は打者として勝負するというが、最後の夏に東愛知を制覇するため、中川はその右腕を爆発させる。「強いチームと当たっても、投げ勝つ自信はある」と、力強く言い切り、初の甲子園ロードを突っ走る。
【中川大志(なかがわ・たいし)】
1990(平成2)年6月8日生まれの18歳。185センチ、88キロ、右投げ右打ち。福岡小1年で硬式の少年野球、ボーイズリーグ「新城ベアーズ」に入団し、野球を始める。桜丘中時代は「桜丘中学ボーイズ」に在籍。高校では1年春から4番打者。1年秋に三塁手から投手に転向。高校通算30本塁打。
中スポより
