2007年08月03日

もう一度bjリーグ設立の理念を蘇えらせて

残念ながらアジア選手権では日本は決勝トーナメントに進出できずに、北京オリンピックの夢は破れました。

ジェリコの育てた竹内兄弟を初めとする若手と、佐古、折茂というベテランを合わせ、アイシンのヘンダーソンを帰化させる裏技まで繰り出したベストメンバーでもこの結果に終わりました。

アジアでは、今回Bチームで参加した中国が断然強く、韓国も強力、そして中央アジアの各国も自力を付けてきた現状を考えると、メンバーを入れ替えるとか、監督の首を挿げ替えるとかの小手先の対応では、これからも日本は到底勝つことは出来ません。

そして予てからこの点を強く指摘していたのが、誰あろう、元全日本HCでもあった、河内コミッショナーであり、その思いがbjリーグを設立を決断した一つの理由です。

ところが、そのbjリーグの現状はどうでしょうか?

そんなリーグ発足の理念をどこかに置いて、多くのチームが目先の勝ちを求めるだけにした私の目には映りません。
残念というか、幸いにしてか、今回の全日本メンバーを超えられる日本人選手はbjにはいなく、いわゆる協会派との対立はこの点では問題にならないのは皮肉な結果です。

bj関係者も今回のアジア選手権の結果を他人のことだと考えずに真摯受け、もう一度bjリーグ設立の理念を蘇えらせることを期待します。




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