2006年02月25日

先日レンタル屋で大量に借りたCDのおかげで我が家はすっかり「和」モード。しかも70年代。歌謡曲と喫茶ロック(←すでに死語)が俺の荒んだ心を癒してくれます。
音楽探求にも休息は必要か?やはり先立つものがないと守りにはいってしまうもの。レンタルは助かります。特に新宿のツタヤは品揃えが凄いですからね。

2〜3月はあんまり新品も買えなそうだし、これから探求する道を定めつつ、自分んちにあるものを聴きかえしていこうかな〜と思いました。

CDは結構買ってる方だと自負しておりますが、最近は消化が追いついていないのもまた現実。だいたい1〜2回聴いたら棚にしまってしまいます。
中でも聴かないつか観ないのがDVD。特にライブものなどは1回、2回が関の山。もったいないなーと思いつつも、なかなか気合が必要なものが多いですしね(2枚組の2002年スプリングスティーンライブとか)

リトル・フィートDVDそんな中、バングラ、ツェッペリン、ウェラー(Days Of Speed)と並んで比較的良く観るのがこちら、リトル・フィート。77年のスタジオライブの模様を収録したDVDです。

リトル・フィートも俺のアメリカンロック道の中では基本といいますか、ある意味初心を思い出すバンドです。
最初はやっぱり「ディキシー・チキン」を聴いたのですが、サッパリ良さが分からず、でも何か妙に惹かれたということもあってセカンド「セイリン・シューズ」を聴いたら、ガーン!って。「ディキシー」にくらべるとストレートなアメリカンロックって感じで分かりやすかったんですよね。特にやっぱ「Willin'」に、ガツンと。なんていい曲なんだーと。

で、コレはローウェル・ジョージ在籍時としては割と後期の映像ですが、それでも彼の存在感はバッチリ。オーバーオールを着て汗だくで歌う彼には思わずシンパシーを感じてしまいます。やっぱ、汗。大事でしょう。笑

もちろん、現在もフィートを継続させている他のメンバーも忘れずに。ビル・ペインやポール・バレアが歌う曲も全然フツーにカッコイイですし。
ローウェル含むメンバー全員で歌う「Feats Don't Fail Me Now」は何度聴いても(観ても)心躍ります。酒飲みながら聴きたい!
それにしてもいわゆる「オトコマエ顔」な人がいないバンドだなー。女子にはさぞかし敬遠されたでしょうなぁ。リッチー・ヘイワードの「いい顔」で叩くドラムは個人的にツボですが。

kura_mokura_mo at 02:49│コメント(6)トラックバック(0)DVD │

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この記事へのコメント

1. Posted by モスコ   2006年02月25日 16:19
フィート大好き女子、来ましたw
『ディキシー』→?→『セイリン』→ガーン!っていう経路がまさに一緒でしたよ(笑)。やっぱりWillin'効能は絶大ですものね。
今日も偶然(イェイ!)この曲を聴いて、しみじみと感動していたところです。

そう言えば動くフィートって見た事なかったです。ルックスだって、かろうじてローウェル・ジョージがぼんやり思い浮かぶだけで。
音がめちゃくちゃオトコマエだから、きっとみんなイイ顔してるんでしょうね。
この音の前じゃあ、いわゆるオトコマエなんて、相手になりませんヨ。
オッサンくさけりゃ尚よし!です(笑)
2. Posted by BYRD   2006年02月26日 00:58
確かに自分もブログを始めてから以前と比べてCD買う量は増えましたが(笑)、消化し切れてないものが多いですね。ようやく昨日金欠から脱出して買ったkura_moさんおすすめの『東京ワッショイ』と『昭和元禄 キング編』もまだ封を切ってませんし(^_^;)

自分がリトル・フィートを聴くきっかけになったのはバーズが取り上げた「Truck Stop Girl」でしてみなさんとは逆ですが、『Dixie Chicken』を買った当時はまだニューオーリンズR&Bも全然知らなかったのでホント「?」な感じでした(苦笑)。ですので、ニューオーリンズR&Bに影響を受けたリトル・フィートの良さがわからなかった当時の自分にとって「Willin'」の存在は大きかったですね〜(^^)
3. Posted by kura_mo   2006年02月26日 02:01
>モスコさん
フィート好き女子、お待ちしてました。笑
やっぱり皆さん「ディキシー」で一回つまづくんですね〜(^^)
そいえば最近ごぶさただったフィートを聴き返すきっかけになったのはモスコさんの選曲リストからでした。持ってなかったアルバムを中古で買ったりして、すっかりフィート熱復活です。一生つきあえるバンドですね、彼らは。

>BYRDさん
やっぱりバーズからの流れでしたか。(^^)そう言えば「Willin'」もやってましたよね。アメリカンロックの美しき流れですね。

濃い2枚をゲットしましたね〜。最初はもたれるかもですが、クセになったらやめられないと思いますよ?笑

4. Posted by k-hiko   2006年02月28日 09:30
やっぱ最初、ディキシー・チキンは?だったよねー。
あれで、音楽聴くのやめました。

で、きっかけはIDHAの"Willin'"でしょ(笑)
5. Posted by デフレ親父   2006年02月28日 11:00
>Kura-moさん
さすがに若い熱心なフリークな皆様ですね、リトルフィートに思い入れが
おありのようで…、’74春卒Uターンオヤジは大阪で学生してる友人に外盤を
注文。当時日本盤で買えない名前先行バンド(これってはっぴいえんど3rd
〜鈴木茂1stつながりでした)。でDixieChickenがない。と2ndで良いか?に
ガックリしましたが、ボクはこの順で良かった。日本盤発売はR&RDr〜本命
D・チキンでしたかね?今だ2nd♪EasyToSlip”♪10代の神経衰弱”辺りが
ミニストーンズで大好き! LastRecAlbumもフュ-ジョンなのに許せた。
♪Willin’ってしっかり引き継がれてるんだ(驚)後に師匠からGenePersons
のソロ名義同曲を聴かせて貰って…これが最高でした。
6. Posted by kura_mo   2006年02月28日 21:01
>hiko
やっぱりコドモには分からない世界ですな。<ディキシー
あー、IDHA!そっかー忘れてた。カントリーロックへの興味を持たせてくれたのは、意外に彼女だったかも知れないね。

>デフレ親父さん
フィートの評価は我々世代にも、はっぴい〜メンバーソロとリンクした部分もだいぶあったと思います。ディキシー〜を正当に評価できるようになったのもその辺の方々のおかげかもしれません。
俺はそれより早くサザンオールスターズで知ってはいましたけどね。
お・正・月〜♪
ってね。






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