2006年07月06日
万年金欠気味につき、買い伸ばししているブツが多いのですが、そう言えばビートルズのキャピトルボックスの2はまだ買ってないなーとはたと気づいたり。
今年はビートルズ来日40周年ということもあってケーブルを見ていてもビートルズの特番が多いので、それで思い出したんですけど。
しかしあの「偽モノ」騒動はまだ解決してないみたいで。一応セカンドプレス以降は「SK1」の文字入りステッカーにより識別できるらしいんですが、俺、今だに一枚も見てないですよ。その「正規モノ盤」。だってビートルズでしょ。初回盤って言ってもそうとう出荷してるんじゃないですか。
しかも未だにAmazonでは初回盤を売りつけているらしいし(返金はしてくれるらしいですが。。)これじゃあ安心して買えやしない。まあ買う余裕もないんですが。
日本に入ってきているEU盤に関しては交換に応じてくれるらしいんですが、US盤はなんでも本国キャピトルが「アメリカ本土に流通分」しか交換に応じないというファッキンな姿勢らしく。なんかキナ臭い話ですよね。なもんで皆さん、購入する時には十分お気をつけて。
「どこかでビートルズのNowhere Manがきこえてくる」と歌った日本のセルジュ・ゲンズブールこと荒木一郎。
今日は無性に聴きたくなったこちら「荒木一郎の世界」をエントリします。
加山雄三と並んで、元祖「日本の自作自演歌手」である氏ですが、俺が彼を知ったのはおそらく代表曲「いとしのマックス」の舘ひろしによる超絶カヴァーを聴いてからだったと思います。もっぱらネタとして面白がっていたのですが(ネタの出所はTBSラジオの長寿番組、「コサキン」)原曲を聴いた時のなんともいえないチープな歌謡GSな雰囲気が忘れられなくて、この再発CDを買ったんですよね。
聴いてみてビックリ。サイケなイントロダクションからベタベタなムード歌謡あり、ファズが鳴り響くアバンギャルドなポエトリーリーディング(というより絶叫に近い)あり、これは凄いものを聴いてしまった!と当時(2000年)かなりショックを受けた記憶があります。
71年発表ということを考えるとうなづけるフォーク調な「Zing Zing」「ミスター・サドネス」等がむしろ不自然に聴こえてしまうくらい、ぶっ飛んだ楽曲揃いなのですが、何といっても聴きモノは前述のアバンギャルド朗読「僕は君と一緒にロックランドにいるのだ」。アレン・ギンズバーグの詩を和訳したものを畳み掛けるように絶叫する、これぞアバンギャルド歌謡。好き嫌いはともかく一度は聴いてみる価値がありますよ(最近はコンピにも収録されました)
前述「Nowhere Man」が引用される「青いジャングル」もクラブでかかってほしい(実際かけたことがあります)グルーヴィーなカッコイイナンバー。放送禁止用語も何のその。まるで〜そんな俺は〜キ〇ガイピエロだぜ〜♪
ビートルズといえばまんま「マックスウェル・ハンマー」な「ひとりぼっちのジェイ婆さん」もご愛嬌。
もちろん、ボートラ収録された初期のシングル曲の溢れるダンディズムと優しい男の世界を満喫するのもまた一興。
「いとしのマックス」「君に捧げん」「今夜は踊ろう」そして昭和を代表する屈指の名曲「空に星があるように」(余談ですがこの曲も舘氏の激カヴァー有り)、ああ〜こういう歌をカラオケで熱唱したいものです。笑
それにしても、こういったある種「特殊な」歌手の人達ってイマイチ再評価されないですね。とか言って俺もこのアルバムしか持ってないんですけどね。
日本歌謡のエントリもボチボチしていこうと思っていますのでこうご期待。この辺は常連さん方々のブログに詳しいので、是非お手柔らかに。。
今年はビートルズ来日40周年ということもあってケーブルを見ていてもビートルズの特番が多いので、それで思い出したんですけど。
しかしあの「偽モノ」騒動はまだ解決してないみたいで。一応セカンドプレス以降は「SK1」の文字入りステッカーにより識別できるらしいんですが、俺、今だに一枚も見てないですよ。その「正規モノ盤」。だってビートルズでしょ。初回盤って言ってもそうとう出荷してるんじゃないですか。
しかも未だにAmazonでは初回盤を売りつけているらしいし(返金はしてくれるらしいですが。。)これじゃあ安心して買えやしない。まあ買う余裕もないんですが。
日本に入ってきているEU盤に関しては交換に応じてくれるらしいんですが、US盤はなんでも本国キャピトルが「アメリカ本土に流通分」しか交換に応じないというファッキンな姿勢らしく。なんかキナ臭い話ですよね。なもんで皆さん、購入する時には十分お気をつけて。
「どこかでビートルズのNowhere Manがきこえてくる」と歌った日本のセルジュ・ゲンズブールこと荒木一郎。
今日は無性に聴きたくなったこちら「荒木一郎の世界」をエントリします。
加山雄三と並んで、元祖「日本の自作自演歌手」である氏ですが、俺が彼を知ったのはおそらく代表曲「いとしのマックス」の舘ひろしによる超絶カヴァーを聴いてからだったと思います。もっぱらネタとして面白がっていたのですが(ネタの出所はTBSラジオの長寿番組、「コサキン」)原曲を聴いた時のなんともいえないチープな歌謡GSな雰囲気が忘れられなくて、この再発CDを買ったんですよね。
聴いてみてビックリ。サイケなイントロダクションからベタベタなムード歌謡あり、ファズが鳴り響くアバンギャルドなポエトリーリーディング(というより絶叫に近い)あり、これは凄いものを聴いてしまった!と当時(2000年)かなりショックを受けた記憶があります。
71年発表ということを考えるとうなづけるフォーク調な「Zing Zing」「ミスター・サドネス」等がむしろ不自然に聴こえてしまうくらい、ぶっ飛んだ楽曲揃いなのですが、何といっても聴きモノは前述のアバンギャルド朗読「僕は君と一緒にロックランドにいるのだ」。アレン・ギンズバーグの詩を和訳したものを畳み掛けるように絶叫する、これぞアバンギャルド歌謡。好き嫌いはともかく一度は聴いてみる価値がありますよ(最近はコンピにも収録されました)
前述「Nowhere Man」が引用される「青いジャングル」もクラブでかかってほしい(実際かけたことがあります)グルーヴィーなカッコイイナンバー。放送禁止用語も何のその。まるで〜そんな俺は〜キ〇ガイピエロだぜ〜♪
ビートルズといえばまんま「マックスウェル・ハンマー」な「ひとりぼっちのジェイ婆さん」もご愛嬌。
もちろん、ボートラ収録された初期のシングル曲の溢れるダンディズムと優しい男の世界を満喫するのもまた一興。
「いとしのマックス」「君に捧げん」「今夜は踊ろう」そして昭和を代表する屈指の名曲「空に星があるように」(余談ですがこの曲も舘氏の激カヴァー有り)、ああ〜こういう歌をカラオケで熱唱したいものです。笑
それにしても、こういったある種「特殊な」歌手の人達ってイマイチ再評価されないですね。とか言って俺もこのアルバムしか持ってないんですけどね。
日本歌謡のエントリもボチボチしていこうと思っていますのでこうご期待。この辺は常連さん方々のブログに詳しいので、是非お手柔らかに。。
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この記事へのコメント
1. Posted by BYRD 2006年07月07日 23:17
自分もキャピトル・ボックスの「SK1」のステッカー貼ったブツを見たことがないので手が出せず終いで結局まだ買ってません・・・(^_^;)。しかし、あのキャピトルの姿勢は気に入らないですよね。Amazonでもかなり値を下げてますが、どう考えても初回プレスの在庫処分としか。。。
そして、加山雄三でなく荒木一郎を選ばれるところが渋いですね!
自分も今年の初めにこのボートラ入りCDを買ったところです。(ボートラの初期のシングル曲目当てだったのですが・・・^^;)
本当に「僕は君と一緒にロックランドにいるのだ」と「青いジャングル」の歌詞はかなりヤバいですよね。そこで君は〜♪(これ以上書けません・・・笑)。
「空に星があるように」「いとしのマックス」「今夜は踊ろう」といった初期の名曲群ももちろん最高です!(^^)
これからも歌謡曲のエントリ、こちらも楽しみにしております♪
波のしぶきがさわいでいるぜ♪
そして、加山雄三でなく荒木一郎を選ばれるところが渋いですね!
自分も今年の初めにこのボートラ入りCDを買ったところです。(ボートラの初期のシングル曲目当てだったのですが・・・^^;)
本当に「僕は君と一緒にロックランドにいるのだ」と「青いジャングル」の歌詞はかなりヤバいですよね。そこで君は〜♪(これ以上書けません・・・笑)。
「空に星があるように」「いとしのマックス」「今夜は踊ろう」といった初期の名曲群ももちろん最高です!(^^)
これからも歌謡曲のエントリ、こちらも楽しみにしております♪
波のしぶきがさわいでいるぜ♪
2. Posted by kura_mo 2006年07月08日 02:24
>BYRDさん
ねえ。あの激安ぶり、ちょっと怪しくて手がだせないですよね。(^^;
まったく、いつになったら安心して買えるようになるのやら。。購買意欲をそがれることこの上ないです。
荒木一郎は俺的にはロックなんですけどね。歌謡フィールドでも姿勢がロックだった人って結構いると思います。加山雄三もしかり、加瀬邦彦しかり。俺はそんな人達にグッときます。
ねえ。あの激安ぶり、ちょっと怪しくて手がだせないですよね。(^^;
まったく、いつになったら安心して買えるようになるのやら。。購買意欲をそがれることこの上ないです。
荒木一郎は俺的にはロックなんですけどね。歌謡フィールドでも姿勢がロックだった人って結構いると思います。加山雄三もしかり、加瀬邦彦しかり。俺はそんな人達にグッときます。
3. Posted by リネン 2006年07月11日 22:26
はじめまして。
最近、荒木一郎の映画を連続で観て、はまったものです。
こちらのブログを読んで、さっそく「荒木一郎の世界」を買いました。
「僕は君と一緒にロックランドに居るのだ」の絶叫には
衝撃を受けました。
魂の叫びをききました。
と思ったらベタなムード歌謡曲あり、そのごった煮加減も
また衝撃でした。
色々な意味で凄い作品に出会えました。
ありがとうございます。
最近、荒木一郎の映画を連続で観て、はまったものです。
こちらのブログを読んで、さっそく「荒木一郎の世界」を買いました。
「僕は君と一緒にロックランドに居るのだ」の絶叫には
衝撃を受けました。
魂の叫びをききました。
と思ったらベタなムード歌謡曲あり、そのごった煮加減も
また衝撃でした。
色々な意味で凄い作品に出会えました。
ありがとうございます。
4. Posted by kura_mo 2006年07月12日 00:26
>リネンさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
荒木一郎は、役者としても有名(?)なんですね(早速ブログ拝見させていただきました)
俺、映画には全くといっていいほど疎いもので。。(^^;
うちのブログも人様のCD購買意欲UPに一役買っているかと思うと嬉しくなります。これからも何卒ご贔屓に♪
はじめまして。コメントありがとうございます。
荒木一郎は、役者としても有名(?)なんですね(早速ブログ拝見させていただきました)
俺、映画には全くといっていいほど疎いもので。。(^^;
うちのブログも人様のCD購買意欲UPに一役買っているかと思うと嬉しくなります。これからも何卒ご贔屓に♪