2007年02月11日

子供の頃から天気予報が大好きです。今も毎日チェックするし、携帯でも一番見るサイトは天気予報。なもんで何日かの天気はもちろん、気温も何日が高いか低いかなんてのも何となく頭に入っています。まじ、気象予報士になれるんだったらなりたいくらいです。まあ簡単にはなれませんけど。笑
何でなのかはよくわかんないんですけど、気になるんですよね。不思議と。だからというわけじゃないですが、突然の雨には動揺を隠せなかったり。今日も仕事から帰ろうとしたら何故か雨。通り雨だったんでしょうけどおかげでずぶ濡れです。予報はあくまでも予報、ですね。

ハリークラウンイヤーズワタクシの周りのブログでも話題沸騰中のハリー・ホソノ・クラウンBOX。うちにも届きましたよ、今日。皆さんの詳しいエントリを見て、俺はいいかな〜なんて思っていたんですが。今その中のDVD見てるんですが、ちょっとコーフンしてきちゃいました。これをエントリせずにはいらりょうか!

本日のエントリは細野晴臣「CROWN YEARS 1974ー1977」です。

というわけで世間はちょっとしたハリー・ホソノ・フィーバー!なわけなんですが。いやね、俺も最近はハリー熱もちょいと冷めてきた感もあったりしたんですよね、実は。こないだ出た東京シャイネスのDVDもそんなに観てないし、ニューアルバムはまだ届きそうにないし。

でもね〜、これにはやられましたね。このDVDだけでも十分ドキドキできるってのに、中華街ライブの完全版(ですよね?)CDにまず狂喜!(早速MP3プレイヤーに入れました)さらに丁寧にリマスタリングされた「トロダン」「安泰」にうっとり。俺が持っていたのは1500円シリーズの時のやつだもんで随分音の印象が変わった気がしました。
またこのパッケージのかわいらしさも最高。この小ささもなんか許せちゃいます。でかけりゃいいってもんじゃないしね。ただ紙ジャケはちょいとショボいですが(内袋くらいつけてほしい)
いや〜待った甲斐がありました。待ちすぎた僕はとっても疲れてしまった。笑
発売日を忘れるという失態もありましたが、無事にこうして手に入れることができて今はホッとしています。

しかし、この時期(正確には「はらいそ」まで)のホソノさんにこれほど入れ込むようになったのっていつからなんだろう。
俺の歴史的にはホソノさんはYMOの人→アンビエントの人→はっぴいえんどの人→「安泰洋行」を中古で買うが全く理解不能→「ホソノハウス」で感動→「ホソノBOX(4枚組のやつ)」で更に開眼→「トロダン」「はらいそ」と買い込み更に熱中。。
と、こんな感じの接し方をしてきたのです。そうなんです。「安泰」も最初は断念したんですよね。まあそりゃそうでしょうけど。

確か、大学時代にリトル・フィートやドクター・ジョンなんかを聴き出して、一気に分かったような気になったんですよね。それと、マーティン・デニー。俺はコンバスティブル・エジソンからの流れでしたけど、こういうラウンジ感覚って確か当時盛り上がってたような覚えが。

で、そっからじわじわって感じですね。ティンパンとかも同時期に聴いたんだったと思いますが、あっちは割とオシャレっていうか。このクラウン期〜「はらいそ」までのマッドさかげんには勝てませんよね。そう、なんか得体の知れないマッドな空気を感じたんですよね。いっちゃってる感というか。それが俺の心を捉えたんだと思います。それはヴァン・ダイクのそれに比べて随分と親しみやすい狂気だったんです。

まあ、インタビューでホソノさんも「これはシラフで作った音楽だから」って言ってる通り、マッドだけどアシッド〜ドラッギーでないという所がツボだったんだと思います。
だから、こういう非ロックなサウンドが急に好きになったというわけでもなく。ここを期にそういう音楽を聴くようになったわけでもなく。ホソノさん止まりなんですよね。あ、マイティスパロウは1枚聴きましたけど。

いつ聴いても新しくも古くもない。ロックでもない。それでいてプリティ。ユーモラス。こんな音楽、そうそうお目にかかれるもんじゃあありませんよね。

DVDで木琴(ヴィブラフォン?)を叩きながら「Sayonara」を歌うホソノさんにくぎ付けです。素敵パンチ。

kura_mokura_mo at 01:55│コメント(3)トラックバック(0)MONDO │

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この記事へのコメント

1. Posted by nyarome007   2007年02月11日 23:08
「トロピカル・ダンディ」と「泰安洋行」のCDを何回買わすんだって気分の人も結構いるでしょうね。私はふと十数年前にフィル・スペクターのボックスが発売された時のことを思い出しました。(あの時も周囲に「クリスマスギフト〜」を何回買わすんだってボヤいている連中が多かったので・・・。私もその一人でしたが。) でも、今回私は大変爽やかな気分なのです。何といっても、この2枚についてはアナログ盤しか持っていなかったので。CDはいつか買おうと思いつつ、どうしても十代の頃から聴いていたLPの方に愛着があり、先延ばししていたのです。結果として今回の箱に到達できたわけで、にんまりしております。
DVDは本当に驚きの連続でした。若き鈴木茂の美しく尖がった姿にも感動です。ベースを弾きながらハリケーン・ドロシーを歌う細野さんにも。
2. Posted by mintslife   2007年02月12日 13:48
こんにちは。TBさせていただきました。
少々待たされましたが、内容、音質共に大満足です。
また家宝が増えてしまいました。(笑)
3. Posted by kura_mo   2007年02月13日 00:55
>nyarome007さん
俺は今回で2回目だったのでまだラッキーでした。紙ジャケになったとき買うのを待って良かったと思っています。
アナログはまた違った味わいがあるんでしょうね。リマスターの出来はどうでした?

>mintslifeさん
こちらからもTB返しさせていただきました。ありがとうございます。
中野にはたまに行くので今度是非お邪魔させていただきたいと思います♪

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