2007年05月13日

ダイエット企画が一段落したのをいいことに連日飲みまくっているダメな男、kura_moです。明日からはちゃんとします。笑

ロニー昨日は渋谷へ映画を観に行ってきました。いや〜楽しみにしてました。ロニー・レインの生涯を描いた映画「ロニー〜MODSとROCKが愛した男〜」です。
今日はその感想なんかをちょろりと。

会場となったミニシアターは100人収容のちっちゃい映画館。でもまあ十分かな、とたかをくくって会場に入るや否や、長蛇の列。正直びっくりしましたよ。と、同時に戸惑いも。当日券の有無を聞くと、立見だって。嘘でしょ?
自分の詰めの甘さを恥じつつも、まあ今日だけじゃないんでいい席で観たいし、また来ようと帰ろうとすると、なんと友人(イベントの相方)夫婦に遭遇。ナンデ??
で。よくよく話を聞いてみると、今日は初日ということで、とあるバンドの方々がオープニングでライブをするというらしい。相方の奥さんはそのバンドの熱心なファンなので、そのこともあって駆けつけたのだとか。当然、同じ思いで来ていたファンの方々もいるようで。
なるほどね〜、と納得しつつも、なんだか腑に落ちない気持ちでいっぱいになってしまい、それでにまあせっかく友人に会えたんだからということで渋々立見席を購入。
最前列を死守する、そのバンドのおっかけ(笑)の方々に冷たい視線を送りつつ、通路の端で地べたに座り、鑑賞開始。

そのバンドは俺もまあ嫌いな方々じゃないし(むしろ好き。特に初期)、ライブも3曲、アコースティックセットでロニーの曲をやってくれて、気分は嫌が応にも盛り上がり。

そして本編開始。内容はまあドキュメンタリーというか伝記映画といった趣で、バンド仲間や著名ミュージシャン、元奥さん達のインタビューを軸にストーリーが進行していくという構成。
ロニーのバイオに関しては割と多く語られていることもあって、知っている内容も多かったのですが、やはり証言的なものが入ると、真実味を持ってきますし、リアルです。特に名前も良く知らない、彼と行動を共にしたミュージシャン達の発言は、より彼の人間性を浮き上がらせてくれましたし、彼の人間臭い、音楽野郎な一面っていうのはこの映画でより身近に感じれたのではないかと思います。

肝心のライブ映像は、ほとんどが完奏せずの中途半端なものでしたが、まあドキュメンタリーですから致し方ないのかも。それでも、あそこでのクラプトンのインタビューは余計でしょう!笑

病魔に冒されながらも、力強くそして明るく最後までロックし続けた男、ロックスターの座をあっさり捨て去り、自己の音楽探求の旅を続けた男、ロニー・レイン。あんた、やっぱり最高すぎるぜ!

今までも大好きでしたが、この映画でもっともっと彼のこと、そして彼の音楽が好きになりました。70'sの25枚への選出は伊達じゃないですよ!

とりあえずは、出たばかりの紙ジャケ2枚への買い替えだな。

kura_mokura_mo at 23:51│コメント(8)トラックバック(1)Movie │

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1. The Passing Show  [ AFTER THE GOLD RUSH ]   2007年12月16日 22:57
ようやくロニーの映画(The Passing Show - The Life & Music of Ronnie Lane)を観ることができた。陳腐極まりない邦題にも、やたらとMODSを強調した見当違いのDVDパッケージにも、この際目をつぶろう。そんな日本側のくだらない事情などどうでも良くなるくらい内容は...

この記事へのコメント

1. Posted by じゅんぢ   2007年05月14日 00:32
いやあ昨日はビックリ…。

地べたに座っての鑑賞はさすがにケツが痛くなりましたが、ロニーの壮絶ロック人生を堪能でき、ほんと良い映画だったよ。

そんなわけでamazonのカート内にロニーのソロ紙ジャケ版をぶっこんじまった私。

2. Posted by モスコ   2007年05月14日 01:58
ゲストのバンド、誰なのかなぁ〜と調べてみれば・・・(笑)ロニー曲、聴いてみたかった!
しかしロニー・レインが映画になるなんて、そして映画館で公開されるなんて、ちょっとビックリしてます。
ニールの『Heart of the Gold』は映画館上映が遂に叶わず、DVD化になったみたいなのに。
ロニーのはドキュメンタリーだからなのかなぁ。ダニエル・ジョンストンとかポリスとかもありましたよね。流行っているのかな。
映画も観てみたいですが、紙ジャケが出てるんですか!知らなんだ〜。欲しい・・・。
3. Posted by デフレおじさん   2007年05月14日 07:49
5/12 P・バラカンNHKFMで通勤途中に車FMでこの映画のことを聞いた。
田舎町では映画館上映はありえない。
案外、友達からDVDやらVIDEOやらが廻って来そうな予感もある。
数少ない友人の中でのR・レーン支持は圧倒的に高く、おじさんとしては
ちょっと困ってしまう。
長く生きててもボンヤリしてるから、これだ。
SmallFacesが誕生した頃から知ってるのに、人気絶頂の頃にイヤになって
グループを抜けツアーに出た。その程度しか知らなかった。
ホッとしたのは同い年P・バラカン氏も全く良さが解らなかった。
恥ずかしいとのこと‥て、ことは今は判ったってことだな…
AnymoreForAnymoreもおじさんには宝の持ち腐れ。

今日は青空。FestivalExpressでも見直そう ☆ 
4. Posted by kura_mo   2007年05月14日 22:52
>じゅんじ
だね。お互いビックリ。でも観て良かっただろ?笑
ロニー紙既にゲットしました。限定らしいんでお早めに。まあ売り切れることはないだろうが。。

>モスコさん
そうなんですよ。ドキュメンタリーが製作されたという話は聞きましたが、まさか劇場公開とは!追い風、来てるのかしらん。担当会社にロニー好きがいることは間違いないと思いますが。。
それにしてもニール映画が公開されなかったのはなんでだろう???

>デフレおじさん
ロニーはお嫌いですか?笑
彼ほど「イギリスのアメリカ」を体言した人っていないんじゃないでしょうか。本国では売れなかったというのもうなづけます。
ただ彼の音楽はアメリカでは確実に支持されていて。それが晩年の活動に繋がったというのはなんだかいい話だと思いますね。
周りがファンばかりというのも凄いですね!流石リアルタイム組。当時日本では人気あったんですか?
5. Posted by BYRD   2007年05月15日 00:22
ロニー・レインが映画になってたとは全然知りませんでした。

紙ジャケ2枚は予約入れてGETしましたが、まだ聴いてません。(^_^;)
6. Posted by kura_mo   2007年05月15日 23:00
>BYRDさん
おっ。BYRDさんも紙ゲットですか。まあ紙はホントなくなんのが早いのもありますからね。用心です。
まあ、あせらずとも一生モノのアルバムなわけで、お互い楽しみましょうぞ♪
7. Posted by nyarome007   2007年05月16日 23:07
どうも、「とあるバンド」のかつてのファンです(笑)。
先週の土曜日、渋谷に用事があったので「ロニー」を観て帰ろうかと思ったのですが、
くどいようですが、「とあるバンド」が映画前にミニライブを演ると聞いていたので、とっとと帰ることにしました。彼らの取り巻きのお嬢さん連中が大嫌いなのです。
でも、ロニー・レインがこれだけ脚光を浴びるなんて、私が20代の頃には考えられない話です。スティーブ・マリオットをリスペクトしている自称MODはごまんといましたが、ロニー・レイン派は極めて少数派でしたから・・・。
紙ジャケ買い直しは悩ましいところです。音は良くなっているのかな。
8. Posted by kura_mo   2007年05月18日 23:48
>nyarome007さん
そ〜なんです、とりまきの方々の存在感たるや、凄いものがありました。まあ、彼らのファンに限らず、日本のバンド、アーティストのファンの方々というのは暑苦しい人が多いですよね(失礼)
紙は、音の違いはよく分かりませんが、まあ、ロニーのアルバムがちゃんと出るのって久々だと思いますんで。ユニバーサルに敬意を表して。笑

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