2008年09月17日

3連休はまたも飲んでくれてしまいまして、今週末のDJの準備ももくにできていない始末。そうです。いよいよ今週末です。チラシもようやくアップできました。画像小さすぎてスミマセン。。
20日(土)、新中野に80sの嵐が吹き荒れます。リアルタイマーも後追い組も盛り上がっていきましょう。気合だけは人一倍入ってますんで。

ただ飲んだくれてたってわけでもなく。ちゃんとネタ補充もかねつつレコ屋は覗いてまして。80sを総括する上で俺の壁となっていたジャンルをそろそろ克服せねば、と、その辺をボチボチ拾っておりました。

そのジャンルとは、ズバリ、HR/HM!この辺はホント苦手だったもんで。でもなんだか最近どんどん好きになってきちゃいました。これも80s効果なのでしょうか。30過ぎてからこのジャンルに目覚めるとは夢にも思いませんでしたよ。

Back in Black本日のエントリはAC/DC「バック・イン・ブラック」です。

今更AC/DCもないだろう!とお思いの方も多いことでしょうが、ワタクシはつい最近までほとんど聴いたことがなかったのです。何曲かはクリップ観たりして知ってはいたんですが、これは俺の範囲外、とばかりに自分からレコードを買う気には全くなりませんでした。

今年の頭に紙ジャケで再発されて、かのストレンジ・デイズ誌が特集を組んだあたりから俺の中で俄然興味が沸きまして。友人も紙ジャケで「ハイ・ボルテージ」を買ったりしてて、なんか盛り上がってるなぁ、と。
紙ジャケ発売後はそれ以前の盤が中古に出回るのが世の掟(笑)。デジパック版輸入リマスター盤にて本作を入手。紙ジャケより1000円弱安く購入することが出来ました。

結論から申しますとまだ心の底から「最高!」とは言えない気弱な自分もいるのですが、それでも充分楽しめるようになってきたのではないか、と。
現在所有のAC/DC盤も本作含め4枚になり、じわじわと征服されてきているような感もありますし。まだまだ初心者ですが、確実に「好きなバンド」になりつつあります。

思えばラカンターズやホワイトストライプスもAC/DCだなぁ、と思う瞬間が多かったし、AC/DCの場合HR/HMというよりかは、ストーンズあたりにも通じるシンプルなロックンロールバンドなんですよね基本。ただちょいと(かなり?)ラウドなだけで。
単純明快なリフ主体のロックンロール、そう考えればキライになる要素は少ないはず。まあ俺は未だにボーカルが苦手ですが。。

今作はやはり名盤の名に相応しい名曲ぞろいで、俺のようなハンパモンにもその良さはビシビシと伝わります。とにかく曲がキャッチーで、知らず知らずに気分が高揚してきますねー。特にタイトル曲。このイントロを聴いて熱くならないロック者はいないでしょう。

ロック批評の極北たりえる、ワンパターン、ゴリ押しのハードなロックンロール。そこには小難しい批評眼もいらないし、頭であれこれ考える必要もない。初心忘れるべからず、ですねぇ。忘れてた何かを思い出したような気すらします。

思えばこないだのラカンターズのアルバムを純粋に楽しめたのもAC/DCのおかげだったのかも。偉大です。

10月にはなんと8年ぶりの新作も出るみたいですし、当分ロック魂は揺さぶられ続けそうです。次の来日があったら行ってみたいなぁ。


kura_mokura_mo at 03:51│コメント(7)トラックバック(0)ROCK 80'S | HR/HM

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by モスコ   2008年09月17日 08:38
AC/DC!私は結構好きだったんです、これが(笑)
シンプルで、おバカな感じで、好感持ってました。親近感っていうか(笑)
レンタル落しのテープで聴いていたから、長い間聴いてないですけど、懐かしい。
しかしkura_moさんの音楽開拓意欲に脱帽というか、いつも変わらないその勢い、見習いたい!

こないだレコ屋で、『フットルース』が大音量で流れててめっちゃ気持ちよかったんですよね〜。
理屈抜きで、盛り上がってしまい、kura_moさんの80’sイベント、面白いんだろうなぁとちょっと想像をめぐらしてしまいましたよ。
DJ、がんばってください!
2. Posted by zuma   2008年09月17日 17:42
80's好きの私もAC/DCはあんまり聴いたことないですけど、あげられているアルバムは名作の名が高いのでいつか聴かないといけないなあって思ってました。今度私も中古屋で探してみます!

AC/DCは聴いていませんでしたけど、当時私はHMにハマっていたことを思い出しました。ジューダス・プリーストとかモトリー・クルーとか良く聴いていました。HM繋がりで、日本のラウドネスにもハマっていてライブに行ったほどです。今でも鳥肌が立つほど良いライブだったことを思い出します(笑。
3. Posted by mono-mono   2008年09月17日 20:25
初めまして、mono-monoと申します。
ちょい前より楽しませていただいております。
今回のAC/DCの記事とてもいいッス。

> 思えばラカンターズやホワイトストライプスもAC/DCだなぁ、と思う瞬間が多かったし

大賛成です。
私も勝手にジャック・ホワイトはアンガス・ヤング大好きなんじゃないかと思ってました。
残念ながらアンガス大先生には敵いませんが(すいません。もちろん私の主観です)。
しかしアンガス大先生の、とめどなく湧き出る泉のようなリフ!
何モノにも代え難い魅力があるんですよね。

とはいえ私もAC/DCを語れる程ではないんですがとにかく好きなんです(なんだそれ:笑)
何とも締まらないコメントとなりましたが、今後ともよろしくお願い致します。
4. Posted by chitlin   2008年09月18日 00:46
偶然にも私も最近になって2枚、音源のみ手に入れてみたんです。
この黒ジャケと大砲ジャケのヤツです。(もうタイトルを覚えられません)

初めてまともに聴いてみて、平たく言うとあくまでも判り易いロックンロールなんじゃないかと。
で、やはりあのヴォーカルには馴染めませんです。
5. Posted by kura_mo   2008年09月18日 02:27
>モスコさん
おっ意外!でもまあこれこそロックンロール!ってバンドですからねー。今まで聴いてなかった俺の方が無礼者です。
開拓意欲なんておこがましい。自分のリスナー遍歴の偏り具合みたいなもんに最近改めて気づかされますよ。まじ。
「フットルース」!鉄板ですね。キラーチューン揃いですし、もちろん常備しておりますです。ミーハーに盛り上げたいと思います。応援ヨロシク(笑)


6. Posted by kura_mo   2008年09月18日 02:38
>zumaさん
なんと!zumaさんはメタルキッズだったんですねー。意外。
ラウドネスとか聴いたことすらないですヨ。。。
80sつうかAC/DCって基本どれも一緒なんですよね。。ただこのアルバムは80年発表ってこともあって80s本なんかにも必ず取り上げられていますから、あの時代を代表する1枚なんでしょうね。
ジューダス・プリースト。実は興味あります。笑

>mono-monoさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
賛同していただきまして恐縮です。でもホントそうですよね。リフ作りのうまさという点ではホワイトもかなりのものですが、ルックスが違うとこうもスタイリッシュに見えるもんですかねー(失礼)
AC/DCの魅力は語ることの出来ないものなんでしょう。頭でなく体で聴く音楽って感じです。

これからもご贔屓に〜

7. Posted by kura_mo   2008年09月18日 02:41
>chitlinさん
おおー奇遇ですね、俺もその大砲のやつ持ってます。タイトルは長すぎて忘れました。邦題は「悪魔の招待状」ですが(笑)
そうなんです。非常に分かりやすくてこれは今までなんで聴いてこなかったのか不思議なくらいです。やっぱあのボーカルが我々のような(元)インディーキッズにはキツかったのでしょうね。。

コメントする

名前
 
  絵文字