2009年04月16日
最近昼勤務になったのはいいのですが、時間的に様々な誘惑が多くて大変。何度か書いてますがまずレコ屋。これはまあ仕方ないとは思います(仕方なくないけど)
あとはお食事処。夕方ってやっぱ普通に腹が減る時間なんですよね。さらに飲み屋や焼鳥屋から漂ういい香り。平日はアスリートばりにストイックな生活(でもないけど)をしているワタクシには拷問に近いです。季節柄ビールも美味くなってきましたしね。。
結局脇目もふらず帰宅してしまうので、結果前と生活パターンはあまり変わらず。これでいいのか?いいのです。多分。たい焼きなんてもってのほかなのです(近所に美味い店があるのです)
先週末レコ屋に行くと店頭で100円コーナーが展開されておりまして。まあたまにやってるやつだなくらいでスルーしようかと思ったんですが、ヒマつぶしに軽く物色。
結果収穫は2枚だったんですが、アルところにはアルものですね。地道に探してた1枚がようやく手に入りました。
本日はその1枚をエントリ。Denim「Back In Denim」です。
おお〜懐かしい!と90sUKインディファンだった方々の感嘆の声が聞こえてきそうですが、はい。あのデニムです。これ、最近ほしくなって探してたんですけど意外になくって。まさか100円コーナーで再会できるとは。嬉しい誤算です。
デニムは元フェルト(こちらももはや伝説)という80sネオアコ〜ギタポ系(括りが乱暴でスンマセン)バンドのフロントマン、ローレンスが、90年代に入って結成したグループです。
フェルトは繊細なギターサウンドと耽美的な歌詞(でしたよね?)で、一部カルト的な人気を持っていたグループで、初期はチェリー・レッド、後期はクリエイションという当時の2台巨頭インディレーベルから作品をリリースしていました。
俺が知ったのはもう解散するくらいの頃で、クリエイション期のベストは当時よく聴きました。マーティン・ダフィ(現プライマル)のオルガンが印象的な、地味ポップなグループという印象でしたね。
そしてこのデニム。もう名前からして冗談みたいですが、内容もこれが当時はかなり波紋を呼んだんですよ。まず先行シングル「Middle Of The Road」からしてきらびやかな衣装に身を包んだメンバーとローレンスが打込みビートに合わせてロックンロール調の曲を歌うという、フェルトのファンが失禁しそうな内容。当時の音楽誌でも「気が触れた」とかやたら騒がれていたように思います。
単純に60sサウンド色の強かったフェルトから70sサウンドのデニムへ、と音楽性を変化させたと言えば聞こえがいいですが、あまりに急だったということもあってファンは戸惑ったことと思います。
当時の俺等音楽仲間の間でもちょい話題になっていて。当時は確かスウェードとかも出てきて70年代系の音がトレンドだった頃。俺個人としては当時はもうちょいロウファイな感じのものに目覚めてた頃で、スウェードとかナシだな、と思っていたので、このデニムもスルーしてたんですが、当時仲の良かった友達の家に行くと必ずかかってて、「デニムいいよ!」としつこく聴かされたもので、かなり脳内インプットされておりました。
しかもデニムは70年代グラムサウンドとよく形容されていましたが、打込みを使ったりと耳辺りはかなり80sな感じで、流石に92年ではこの80s的サウンドは早すぎたと言わざるを得ません。当時最も「ナシ」なサウンドだったんじゃ?
それが今や80sリバイバルですからね。この音が改めて評価される時が来たんではないでしょうか(大きく出たね)
いやでもまじこれはカッコイイですよ。リバイバル云々抜きにして、ポップなロックンロールとして充分アリな感じです。今ならこのチープなサウンドも魅力倍増すること間違いなし。やはりローレンスは時代の先を行き過ぎていたんでしょうかねぇ(笑)
ベルセバからの影響もあってフェルトは密かに再評価されているようですが(中古もあまりない)、デニムの再評価はあるのか?今なら少なくとも100円以上の価値はあると思いますぜ。
あとはお食事処。夕方ってやっぱ普通に腹が減る時間なんですよね。さらに飲み屋や焼鳥屋から漂ういい香り。平日はアスリートばりにストイックな生活(でもないけど)をしているワタクシには拷問に近いです。季節柄ビールも美味くなってきましたしね。。
結局脇目もふらず帰宅してしまうので、結果前と生活パターンはあまり変わらず。これでいいのか?いいのです。多分。たい焼きなんてもってのほかなのです(近所に美味い店があるのです)
先週末レコ屋に行くと店頭で100円コーナーが展開されておりまして。まあたまにやってるやつだなくらいでスルーしようかと思ったんですが、ヒマつぶしに軽く物色。
結果収穫は2枚だったんですが、アルところにはアルものですね。地道に探してた1枚がようやく手に入りました。
本日はその1枚をエントリ。Denim「Back In Denim」です。
おお〜懐かしい!と90sUKインディファンだった方々の感嘆の声が聞こえてきそうですが、はい。あのデニムです。これ、最近ほしくなって探してたんですけど意外になくって。まさか100円コーナーで再会できるとは。嬉しい誤算です。
デニムは元フェルト(こちらももはや伝説)という80sネオアコ〜ギタポ系(括りが乱暴でスンマセン)バンドのフロントマン、ローレンスが、90年代に入って結成したグループです。
フェルトは繊細なギターサウンドと耽美的な歌詞(でしたよね?)で、一部カルト的な人気を持っていたグループで、初期はチェリー・レッド、後期はクリエイションという当時の2台巨頭インディレーベルから作品をリリースしていました。
俺が知ったのはもう解散するくらいの頃で、クリエイション期のベストは当時よく聴きました。マーティン・ダフィ(現プライマル)のオルガンが印象的な、地味ポップなグループという印象でしたね。
そしてこのデニム。もう名前からして冗談みたいですが、内容もこれが当時はかなり波紋を呼んだんですよ。まず先行シングル「Middle Of The Road」からしてきらびやかな衣装に身を包んだメンバーとローレンスが打込みビートに合わせてロックンロール調の曲を歌うという、フェルトのファンが失禁しそうな内容。当時の音楽誌でも「気が触れた」とかやたら騒がれていたように思います。
単純に60sサウンド色の強かったフェルトから70sサウンドのデニムへ、と音楽性を変化させたと言えば聞こえがいいですが、あまりに急だったということもあってファンは戸惑ったことと思います。
当時の俺等音楽仲間の間でもちょい話題になっていて。当時は確かスウェードとかも出てきて70年代系の音がトレンドだった頃。俺個人としては当時はもうちょいロウファイな感じのものに目覚めてた頃で、スウェードとかナシだな、と思っていたので、このデニムもスルーしてたんですが、当時仲の良かった友達の家に行くと必ずかかってて、「デニムいいよ!」としつこく聴かされたもので、かなり脳内インプットされておりました。
しかもデニムは70年代グラムサウンドとよく形容されていましたが、打込みを使ったりと耳辺りはかなり80sな感じで、流石に92年ではこの80s的サウンドは早すぎたと言わざるを得ません。当時最も「ナシ」なサウンドだったんじゃ?
それが今や80sリバイバルですからね。この音が改めて評価される時が来たんではないでしょうか(大きく出たね)
いやでもまじこれはカッコイイですよ。リバイバル云々抜きにして、ポップなロックンロールとして充分アリな感じです。今ならこのチープなサウンドも魅力倍増すること間違いなし。やはりローレンスは時代の先を行き過ぎていたんでしょうかねぇ(笑)
ベルセバからの影響もあってフェルトは密かに再評価されているようですが(中古もあまりない)、デニムの再評価はあるのか?今なら少なくとも100円以上の価値はあると思いますぜ。