2009年06月08日

まずは週末の新中野Taroz7周年記念パーティにお越しいただいた皆様、ありがとうございました。おかげさまで盛況の内に無事終了しました。
遊びに来てくれた友人、今回初顔合わせのDJケンタ君、助っ人&MCまでやってくださったShinng StarのMickyさん、本当にありがとう。
そしてこんなシロウトDJに声をかけてくださったTarozさんに多大なる感謝を。繰り返す言葉はただありがとうだけ。

そして今日は普通なら憂鬱な月曜日。なはずですが。最近の月曜は楽しみで仕方ない。それというのも新宿地区ディスクユニオン全店で行われている月曜限定全中古200円オフセールなるもののおかげ。先月くらいから好例になってまして。今日もたんまり仕入れてきました。
俺のような安レコ狙いの人間にはこのセールはホント神。軽くコーフンします。
なもんで最近は週末はユニオンでは買ってません。売るだけ。週末を耐えてこその月曜って感じ。これ続けて欲しいなぁ。

ブラックス・アンド・ブルース本日はイベント後のアフターアワーズ的愛聴盤をエントリ。
ボビー・ハンフリー「ブラックス・アンド・ブルース」です。

レア・グルーヴ系好きな方には今更な定番アイテムですが、こないだかったレアグルーヴ本からは何故か選外。
まあ、この時期のドナルド・バードと同じミゼルブラザーズ製作ってことで、当然音もかなり近いからなんでしょうけど。でも彼女の作品が1枚も選ばれていないのは解せないなぁ。
それでもこのアルバムが多くの人に愛されているのは周知の事実だし、レア・グルーヴ云々抜きにこのテのサウンドを聴き始めて最初の頃に手に入れる盤だと思いますので、愛着ある方も多いと思います。俺も個人的にはバードの一連作以上に愛着ありますし、ホントよく聴く1枚。このアルバムがあまりにも好きすぎて他のハンフリー盤になかなか手を出せず状態てのも問題ですが(今日1枚買った)

さて、ボビー・ハンフリー。このジャケに写っているアフロのお姉ちゃんです。パートとしてはフルート奏者なんですけど、まあ前述の通りミゼル兄弟のサウンドプロダクションを聴く1枚って感じですね。このフルートのパートがトランペットだったらドナルド・バード、オルガン/キーボードだったらジョニー・ハモンドってことなんでしょうナ。

レアグルーヴ的な評価としては2曲目「Harlem River Drive」と5曲目「Jasper Country Man」が人気みたいですけど、俺的にはなんと言ってもヴォーカルナンバー「Just A Love Child」が最高。見かけによらず(失礼)超可愛い声なんですよ〜。俺はこの曲を聴くためにいつもこのアルバム聴きます。んでその他の曲も当然カッコイイし、サウンド的にもうるさくなくて聴きやすいんで、つい1枚通して聴いちゃうという。「Chicago Dawn」のやや硬派なミドルファンクから始まり、幻想的な「Baby's Gone」で穏やかに幕を閉じる構成も見事ですし、長さも丁度いい塩梅。完璧なアルバムですねー。
フルートの音もこのサウンドに非常にマッチしてますし、ミゼルプロダクションを聴くならまず今作からが良いのでは。

ジャケが損をしているとはあまり言いたくないが。。でもジャケ買いはしないだろうな。。

kura_mokura_mo at 22:29│コメント(2)トラックバック(0)JAZZ | SOUL

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この記事へのコメント

1. Posted by スワン   2009年06月12日 00:13
この頃のラリー・ミゼルのスカイハイ・プロダクションものはドラムがハービー・メイソン、ベースがチャック・レイニー、ギターがデビッド・T・ウォーカーという最高の布陣で制作されたものが多いのでプレイヤー的に教則本のようなアルバムが多くてそこがたまらない所でもあります。

3曲目の彼女のボーカルは実に素晴らしいですね。この曲しか歌ってないのが不思議なくらいです。自分もベストトラックだと思います。
アルバムとしてもヒットした「サテン・ドール」よりも自分はコチラの方に愛着があります。
2. Posted by kura_mo   2009年06月16日 19:47
>スワンさん
ブックレットのクレジットを見たら正に!って感じのメンツ揃いでビックリですね。つかそのメンツならこのハイブリッドなサウンドも納得ですね。
「サテン・ドール」を買ったのですが、俺もイマイチって感じでした。
やっぱ愛着の差ですかね。。

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