2009年12月03日

寒いですね。ようやく冬到来?
でもなんかスキー場に雪がないとかニュースでやってましたけど、暖冬って感じなんですかね?コタツを出すタイミングとか、コートを着るタイミングとか、そろそろ微妙な時期。

熱燗ってなんか風味がキツく感じちゃうんでやっぱ日本酒は温めがいいなぁ。
。。て何の話?笑

what will we be本日のエントリはデヴェンドラ・バンハート「What Will We Be」です。

年末に滑り込んできましたねーマイ年間ベスト上位候補が。
今月はもうマイルス箱のおかげでいっぱいいっぱいですわ、とか言っておきながらこれだけは買ってしまいました。だって聴きたかったんだもん。

さてバンハート(最近日本のバカメディアが「デヴェ様」とか言い出してウザいんで最近はファーストネームで読んでます)、今作は意外にもメジャーからの初リリースということで。あれ今までのは違ったんだっけ?
まあ最近音楽以外な部分でセレブなお方になってきてらっしゃるデヴェ様(笑)ですから。メジャーも放っておかなかったということなんでしょうけど。なんだっけなんかモデルとかやってんですよね?

な〜んかそんな方面で注目した輩がドギモを抜かれるようなアシッドなヤツ作ってほしいなぁとか思ってたんですけど、今作は予想通りかな〜り聴きやすい作品となっております。やっぱメジャーだから?
まず第一に音質がそんなに悪くないし(笑)歌詞も聴き取れるくらい。今回はプロデューサーがいるんですよねThe Beesていうグループの人。1枚持ってたなぁ、そういえば。そのおかげか、バックトラックもしっかりしてて、基本ユルめロックという趣。もちろん今までみたいなフォーキーなのもありますが、アシッド臭は抑え目。

デヴィッド・リンドレイやライ・クーダーを思わせる南国風なサウンドで始まったかと思えば、ちょい80sな打込みダンス系もあったり、気合の入ってないツェッペリンみたいな曲、ジャズボーカルみたいなムーディな曲、最後はゴキゲンなロックステディと、まあ見事なくらい1曲ごとにサウンドが違うんですけど、それでもなんかうまくまとまってる感じ。初めて聴く人はアレかもしんないですけど。
短い曲、と思ったらまったく違う感じの曲が1曲になってたり、とか、聴きやすいけれどちょっとひねってる。うまいなぁ。やっぱベックの次はこの人だな、とかね。

基本こういうアングラ系(死語)って最近あまり聴きたいと思わないんですけど、バンハートは別格ですね。曲が好きなんですよ。いつもすごくいい曲書く人だなぁと思います。今回は特に分かりやすくなった分、この人のメロディメイカーとしての資質が凄く伝わりやすいアルバムになったんではないかと。バンハート入門者にもオススメです。

kura_mokura_mo at 20:57│コメント(3)トラックバック(0)ROCK 00'S | FOLK

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この記事へのコメント

1. Posted by ハリー   2009年12月03日 22:23
「ユリ○ーズ」っていう雑誌、見ました?。
とりあげているアーティストは面白いのですが
二度と買わないことが決定しました。(笑)

そのうち聴こうと思っていて、萎えかけたところだったのですが
kura_moさん御推薦とあって、改めて聴く気が出てきましたよ。
2. Posted by モスコ   2009年12月06日 01:47
ウチはコタツは11月初旬に出しました(笑)超寒がりです。

あー、やっぱり買われてましたか!いいな〜。
この人、やっぱ曲がいいですよね。
私は相変わらず『クリップル〜』しか聴けてないままですけど...。
kura_moさん、ベスト上位かぁ。やっぱいいですか。買おうかな...。
デヴェ様、取り上げられ方がなんかイヤで気持ちが離れがちになってましたよ。


3. Posted by kura_mo   2009年12月08日 20:38
>ハリーさん
あ〜本屋でちらっと立読みしましたけど。
なんかまとまりのない雑誌でしたね。なんか文章もクセがあって。
そんなにつまんなかったですか?そうなると逆に気になりますが。。笑

>モスコさん
そうなんです。取り上げられ方どうかと思いますよね正直!
あれで若いセレブ好き女子の気でも引こうと思ってるとしたらとんだ見当違いなんですけどね。

相変わらず高値安定ですバンハート。天然の才能ってやつですかね。

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