2009年12月24日

クリスマスイブナウ。
皆様チキンやケーキ等食しておられるのでしょうか。ワタクシは一人クノールカップスープを飲んでおります。
このブログを覗いてくださった方々へ、メリークリスマス。

ディランサンタからの来日公演というプレゼントはもうゲットされましたか?ワタクシは無論先行で押さえさせていただきました。しかしZeppって!夢みたい。。

さて昨日は今年最後のライブ鑑賞、カーネーションのワンマンを観てきました。
3時間に渡る熱演&身動きできない混雑に、足が棒のようになりましたが、もちろん最高に素晴らしいライブでした。
新作からは全曲演奏(ですよね?)というこだわりよう。今までレコ発ライブでもこれだけ新作から演奏したのって珍しいんじゃないでしょうか。それだけ新作「Velvet Velvet」には自信と愛着があるんでしょう。そう思うとやはり新作からの楽曲の素晴らしさが光りました。
コロムビア期の曲もやりましたけど、サービスと箸休めって感じだったし。新作の評価は俺の中でも日に日に上昇しているんですが、このライブで決定的になりましたね。やっぱカーネーションはいつだって最高です。ずっとファンでいて良かったなあ。

クリスマスの街の賑わいとは反して給料日前の金欠状態。明日はやっと給料日&クリスマスパーティ。こんなみすぼらしい生活ともおさらばだわ。
しかし、そんな極限状態で実力(?)を発揮するのがCDハンターの力。近所のブックオフ半額セール&新宿ユニオンの100円セールで好内容なブツを数々入手。アル所にはアルもんです。

Girl 6本日のエントリはそんな中からこちらをエントリ。プリンス「ガール6」です。

96年作、スパイク・リー製作映画のサントラです。
まあこの時期の殿下のアルバムなんて100円は当たり前って感じで特別珍しいわけではないと思いますが、今作はサントラという性格上割と無視無視されている1枚ではないかと。ジャケも買う気なくすしね。

で、内容はこの時点での新曲3曲+過去曲(殿下以外のアーティスト名義作含む)という構成。だもんで俺も長いこと無視していたんですが、ちょいとある事情からプリンス熱が再加熱しておりまして。今作の地味な選曲ながらもまとまりのある構成に非常に気持ちよく堪能させていただいております。

オープニングの「She Spoke 2 Me」からジャジーな展開で、その後の名義戻り作の前哨戦みたいな。まあなんでも出来ちゃうお方ですから珍しくはないですけど。
しかしこの時期ってあまり評価が高くない(名義問題とかで迷走してましたしね)ような気がするんですが、ここに納められた3曲はどれもホントベスト盤に入れてもいいくらい素晴らしい出来で。「Don't Talk 2 Stranger」の爽やかでポップなムードは素直にいいなあと思います。あまりプリンスらしくない曲ですけど、とってもいい曲。
もう1曲の新曲はNPG名義ですが、これもジャズ・ヒップホップ的な雰囲気でオサレな感じです。歌詞の内容とかはキワイんでしょうけど(俺でもなんとなくわかる)

他の楽曲も意外に発見が多くて。特にピアノ弾き語りでムーディかつ激しく熱唱する「How Come U Don't Call Me Anymore」にはグッときます。これって何のB面でしたっけ?
他にも「The Cross」とかこんないい曲だったっけ?とか(サイン・オブ〜って最後の方あまり印象にないですからね)「Girls & Boys」はDJでも使えるな、とか。
やっぱジャケのダサさに目をつぶれば良質なコンピとして充分な内容ですね。流石伊達にスパイク・リー絡みじゃないな、と。

てことでやっぱり殿下の作品はどれも無視できませんなあ。これからもぼちぼち揃えていきたいです。アルバムはあとちょっとなんだけどな。
しかし、にわかファンには最大の難関と言われていたブツをブックオフで入手してしまった俺にとって不可能はない。ああ、水晶玉の神々しさよ。。

kura_mokura_mo at 22:32│コメント(0)トラックバック(0)R&B | SOUL

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