2010年05月25日

Twitter効果か。懐具合の充実からか。CD乱獲が止まらない。ロマンチックも愛も止まらない。あ、晩酌しながら書いてます。すんません。笑
中古は上限1000円まで!ゲームは1日1時間!がポリシー(でもないけど)のワタクシですが。最近はちょっとオーバーしてても欲しけりゃいいや的な麻痺感覚も出てきてしまいまして。まあ病気ですよねいつもの。もうちょいすると収まると思います。なんせそろそろ住民税の魔の手が襲ってくる頃ですから。。(ホント怖い!)

Jayhawks (Aka the Bunkhouse Album)なもんで新品ものは来月の給料までお預け。と一応一線は引いてはいたのですが。
こんなものが再発された日には興奮気味に掴んでレジに並んでしまいますわな。
本日のエントリはThe Jayhawks。幻の1stアルバム再発盤でございます!

いやあ、今まで想像するしかなかったこのアルバムがまさかの再発。しかも何で今頃?まあいいや、今はとにかく全世界中のオルタナカントリーファンは祭なのです。きっとそうに違いない。

ジェイホークスと言えば昨年フロントの2人がめでたくデュオ作を出してコンビ復活。再結成ライブもあったと噂には聞きましたが。どうだったんでしょうね。想像するだけで興奮しますね。

世間的にもバイオ的にもジェイホークスはメジャー前に2枚のアルバムを出したことになってはいましたが、再発されたのはあの赤いアルバム(「Blue Earth」)だけ。しかもそのアルバムもまだ習作といいますか、あの豪快なギターサウンドも見事なハーモニーもそれほど完成されておらず、ファン向けの1枚といった趣ではありました。
なもんでそれ以前の今作に関しても、まあそんなもんだろうと。ようは本人達が満足してないから再発しないんだろう、くらいの感じで半ば存在を忘れておりました。

それが今年に入ったあたりから「ついに再発されるらしい」という噂を聞くようになって、それならばやっぱり聴いてみたくなるのがファン心理というものですよねー。
で、先日レコファンにて唐突に入荷しておりましたので即買いした訳でゴザイマス。

さて肝心の内容ですが。
これが予想以上にド・カントリーなサウンドでして。かなり牧歌的なカントリーフォーク・ロック。バーズの「ロデオ」みたいな感じですね。全然86年という時代を考えるとパンクといいますか。でもここまでとは!と最初ちょっと驚きましたね。
なるほどなー、と。ここからカントリー臭をいかに自然に抜いていくかがこの後の彼らの歴史になっていったんだろうな、と。
逆に曲自体はむしろ「Blue Earth」よりもいいんじゃないかっていうものもあり。しかしオリジナリティには欠けるんですよね、やっぱ。あとは全然オルタナじゃない、普通の、のどかなカントリーロックを若者がやってるというだけに聴こえちゃうんですよ。
後の彼らの楽曲にある、ヒリヒリした哀愁というか、ロマンティシズムというか、そういう男臭さが俺はやっぱり好きなわけで。それがまだ感じられないんですよねー。
全く持ってなるほど、納得、という感じの作品でございました。

でもこれはこれでいいアルバムですね。ジェイホークス云々抜きにして。なんか、ラフなんだけど完成されてるというか、どの楽曲も魅力的なんですよ。演奏もインディレベルにしてはかなり高いし、メロディも素直でいいし。充分再発に値するアルバムだと思います。興味を持たれた方は、是非。あるうちに。

kura_mokura_mo at 22:10│コメント(0)トラックバック(0)ROCK 80'S | Country

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