2011年10月06日
朝霧までのカウントダウンが始まった感。いよいよ明後日です。
いやあ、今年は天気良さげじゃないですか。もうそれだけで成功みたいなもんですよ、はい。
2003年から毎年連続で参加させていただいています朝霧Jamですが、出演者はもちろん、やっぱりあのロケーションが最高なんですよね。それだけでもう後は何観ててもいいっていうか。富士山をバックにのんびりと酒を飲みながらライブ観て、焼きソバ食って。夜はテントでわいわいやって、朝はお湯を沸かしてコーヒー飲んで。そんな何気ない事があの環境だと全て特別に感じるんですよね。マジックです。魔法。
それだけに天候にかなり左右されるといいますか、去年の1日目は最悪でしたからね。。今年は絶対にいい天気で富士山もバッチリ見えるはず。そう信じて行って参ります。
世間ではApple創業者の方の死去の話題で持ちきりですが、時期を同じくしてまた一人偉大なミュージシャンが亡くなりました。
今日はその偉大なミュージシャン、Bert Janschを追悼して、彼が在籍してたバンド、Pentangleのラスト作「Solomin's Seal」をエントリします。
享年67歳。若いですね。。近年も力作を発表、ペンタングルの再結成など精力的に活動していたので、このニュースはショックでした。
毎日のようにミュージシャンが亡くなったニュースを聞きますが、個人的には久々にショックが大きかったといいますか。彼のレコードは数える位しか持っていないのですが、その数枚とペンタングルのアルバムは、一時期英国フォークにはまっていた時にホント良く聴きましたし、今でも秋口になると聴きたくなるものばかりです。
ペンタングルのアルバムはどれも傑作揃いで、1枚選ぶなんてとても出来ないのですが、彼の喪に服すにはこのアルバムに漂う穏やかな終末感がマッチするのではないかと。
今作は72年に発表されたオリジナル・ペンタングルのラスト作で、ワーナー/リプリーズからの唯一のリリースとなりました。
既にバンドとしての結束感はなく、人間関係も悪化した中で作られたアルバムですが、不思議な事にそのような緊張感はなく、統一感のある曲調とサウンドでバンドとして一体感のある作品となっています。
初期の火花を散らすような緊張感ある演奏を好む向きからはあまり評価されていないようですが、俺はこのアルバムも初期と同様に大好きです。
むしろこの落ち着いてレイドバックしたサウンドは俺好みといいますか、良く聴く1枚でもあります。
9曲中トラッドが5曲、オリジナルが3曲、カバーが1曲という構成ですが、このバランスが絶妙で、トラッド系のアルバムにありがちなツラさも感じませんし、何より演奏自体がそれほどガチな感じでなく爽やかなんですよね。ジョン・レンボーンのエレキギターやシタールがいい具合に調和してくれているというか。ちょっとアメリカンな空気も感じるんですよね。
この後のソロ作ではヤンシュもアメリカンSSW的になっていきますし、その辺の幅の広さというか良い意味でゆるい感じがトラッド命な英国フォーキーとは一線を画す所なのではないかと思います。リチャード・トンプソンもそうですよね。本人もインタビューで自分はトラッドギタリストではない、SSWなんだ的な発言をしていましたしね。
そうは言ってもやはり彼のギタープレイがシーンに与えた影響は大きすぎますし(DADGADチューニングってやつですね)、彼がいなかったらツェッペリンも存在していなかった。。まあこの辺は俺がする話ではありませんねw
ギタープレイに関しては俺はプレイヤーではないので、どこがどう凄いとかうまく言えませんが、彼の弾くギターの独特の音色が大好きですし、同様に朴訥とした歌声も俺の耳によくなじむんですよね。まあ、好きなんです、単純にw
だからねー。。残念です、ホント。一度生で観てみたかったなあ。
さようなら、バート・ヤンシュ。俺はあなたのギターと歌声を忘れない。
いやあ、今年は天気良さげじゃないですか。もうそれだけで成功みたいなもんですよ、はい。
2003年から毎年連続で参加させていただいています朝霧Jamですが、出演者はもちろん、やっぱりあのロケーションが最高なんですよね。それだけでもう後は何観ててもいいっていうか。富士山をバックにのんびりと酒を飲みながらライブ観て、焼きソバ食って。夜はテントでわいわいやって、朝はお湯を沸かしてコーヒー飲んで。そんな何気ない事があの環境だと全て特別に感じるんですよね。マジックです。魔法。
それだけに天候にかなり左右されるといいますか、去年の1日目は最悪でしたからね。。今年は絶対にいい天気で富士山もバッチリ見えるはず。そう信じて行って参ります。
世間ではApple創業者の方の死去の話題で持ちきりですが、時期を同じくしてまた一人偉大なミュージシャンが亡くなりました。
今日はその偉大なミュージシャン、Bert Janschを追悼して、彼が在籍してたバンド、Pentangleのラスト作「Solomin's Seal」をエントリします。
享年67歳。若いですね。。近年も力作を発表、ペンタングルの再結成など精力的に活動していたので、このニュースはショックでした。
毎日のようにミュージシャンが亡くなったニュースを聞きますが、個人的には久々にショックが大きかったといいますか。彼のレコードは数える位しか持っていないのですが、その数枚とペンタングルのアルバムは、一時期英国フォークにはまっていた時にホント良く聴きましたし、今でも秋口になると聴きたくなるものばかりです。
ペンタングルのアルバムはどれも傑作揃いで、1枚選ぶなんてとても出来ないのですが、彼の喪に服すにはこのアルバムに漂う穏やかな終末感がマッチするのではないかと。
今作は72年に発表されたオリジナル・ペンタングルのラスト作で、ワーナー/リプリーズからの唯一のリリースとなりました。
既にバンドとしての結束感はなく、人間関係も悪化した中で作られたアルバムですが、不思議な事にそのような緊張感はなく、統一感のある曲調とサウンドでバンドとして一体感のある作品となっています。
初期の火花を散らすような緊張感ある演奏を好む向きからはあまり評価されていないようですが、俺はこのアルバムも初期と同様に大好きです。
むしろこの落ち着いてレイドバックしたサウンドは俺好みといいますか、良く聴く1枚でもあります。
9曲中トラッドが5曲、オリジナルが3曲、カバーが1曲という構成ですが、このバランスが絶妙で、トラッド系のアルバムにありがちなツラさも感じませんし、何より演奏自体がそれほどガチな感じでなく爽やかなんですよね。ジョン・レンボーンのエレキギターやシタールがいい具合に調和してくれているというか。ちょっとアメリカンな空気も感じるんですよね。
この後のソロ作ではヤンシュもアメリカンSSW的になっていきますし、その辺の幅の広さというか良い意味でゆるい感じがトラッド命な英国フォーキーとは一線を画す所なのではないかと思います。リチャード・トンプソンもそうですよね。本人もインタビューで自分はトラッドギタリストではない、SSWなんだ的な発言をしていましたしね。
そうは言ってもやはり彼のギタープレイがシーンに与えた影響は大きすぎますし(DADGADチューニングってやつですね)、彼がいなかったらツェッペリンも存在していなかった。。まあこの辺は俺がする話ではありませんねw
ギタープレイに関しては俺はプレイヤーではないので、どこがどう凄いとかうまく言えませんが、彼の弾くギターの独特の音色が大好きですし、同様に朴訥とした歌声も俺の耳によくなじむんですよね。まあ、好きなんです、単純にw
だからねー。。残念です、ホント。一度生で観てみたかったなあ。
さようなら、バート・ヤンシュ。俺はあなたのギターと歌声を忘れない。