2012年06月14日

梅雨入りしたのに雨が降らなかったり寒かったり。週末から本格的に梅雨っぽくなりそうですけどねー
毎年梅雨明けのニュースを心待ちにしながらフジロックを待つ、みたいなところありますが、今年ももうそんなシーズンなんですね。今年は雨具も新調しようかな。
今年の夏はビーチボーイズも来るし、楽しみが続きますねえ。まだチケット買ってないけど。。

さてそのBB5の新譜が世間では話題ですが、おいらはアナログ待ちにつきまだ買えてないのですよ。内容はもうユニオンでかかってて聴いちゃったんですが。

Al Jardine Albumその前にと言っちゃなんですが、このお方の初(!)ソロアルバムがあまりにも話題になってないことに憤りを感じつつの本日のエントリ。Al Jardine「A Postcard From Califonia」です。

はい。ビーチ・ボーイズのアル・ジャーディーン先生、69歳(!)にして初のソロアルバムの登場です!(ライブ盤は除く)
元は2010年に配信とCD-Rのみで出ていたものらしいのですが、正規盤リリースは初。まあ今年のBB5祭りに便表的な意味合いもあったんでしょうが、これが実に素晴らしい内容で。
まずは豪華なゲスト陣。ブライアンはもちろん、ニール・ヤング、デヴィッド・クロスビー、スティーブン・スティルス、アメリカの2人(ジェリー&デューイー)、グレン・キャンベル、スティーヴ・ミラー、とまあ凄いメンツ。流石ビッグネームですねw
サウンドも自主制作にしてはしっかりと作られていて、聴いてて気持ちいいです。上記メンバーの豪華なコーラスも入るしね。まあアレンジはちょっと古臭いですがw
でもねえ、何よりも曲がいいんですよ。オープニングのタイトル曲から既にビーチボーイズマナーだし、アルもいい曲書けるんだなあとか失礼にも思っちゃいましたよ。
もちろんブライアン作「Califonia Feelin’」や「Help Me Rhonda」「Sloop John.B」のセルフカバーなんかもいいんですが、全体的にアルの自作曲が俺のツボです。どの曲もなんというか味わい深い、BB5のどのメンバーとも違う作風の曲が多いですね。あと、やっぱ歌が上手い。70近い老人の歌声とは思えません。

BB5マニア的にはやっぱり未発表曲「Don't Fight The Sea」に注目ですね。78年に録音されながらもお蔵入りとなったこの曲は、2011年に新録音されて東日本大震災のチャリティーシングルとして発表されたものですが、俺はそのシングルを買い逃していたので収録は嬉しいですね。楽曲的にはイマイチな感じもしますが、その試みと、故カールの歌声をオーバーダビングした心意気にはグッときます。

いやあ、でも今も聴きながら文字を打っているんですがホントいいアルバムですねえ。本編を締めくくる「And I Always Will」などはアル一世一代の名曲だと思いますし、非常に感動的な楽曲です。この曲は是非聴いてもらいたいなあ。
CDしか出てないのが惜しいですね。最近はCD買ってもろくに聴かなかったりするんですが、このCDはホント良く聴きますね、特に寝る時に。いつも最後まで聴かずに寝ちゃうんですがw

ブライアン復帰で何かと話題のBB5ですが、新作にばかり気を取られて今作を聴かないってのは片手落ちですぜ。むしろ気軽に接せる今作の方が再生回数は多くなるかも?とかね。
と、まあまだ新譜を買ってない人間のたわごとだと思って許してくださいw

ああ、早くBB5新譜聴きてえなあ。。

kura_mokura_mo at 22:56│コメント(2)トラックバック(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by スワン   2012年06月17日 14:53
アルのソロアルバム欲しいです。息子が以前出したアルバムは持ってるんですが、、、69才にして初のソロというのも渋いですよね。昨日nhk で見たのですが他のメンバーよりも老けて見えたのが少々心配です。
2. Posted by kura_mo   2012年06月18日 15:24
>スワンさん
おっまだ未聴でしたか。是非!
息子さんのアルバム。。それを持ってる方が凄い気もします!w

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