2012年09月04日

今年も順調に歳を重ねましてそして9月。
お祝いしていただきました知人友人各位には多大なる感謝を。これでまた1年ふんばれそうです。
なんかこの歳になると1つ2つ歳を間違えてるんじゃないかって気にもなってきて自分が怖い。まあ気持ちはすでにあっち側(40代)なんですけどね!なんかみっともないですね、39歳ってw
9月に入ったとたん涼しかったりゲリラ豪雨だったり。風情さを感じる暇もないです。今週末は実家に顔を出す予定なのでそのへんで秋へと気持ちを切り替えたいものです。

308レコも結構買ってるんですけどいかんせん遊びすぎてて聴く暇がない。貧乏暇なし。今日は久しぶりに家でレコード聴いてます。
9月らしいレコードを、とか思ったんですけど頭の中でモーリス・ホワイトや横山剣が歌いだしたのでやめますね。

本日のエントリはサーカス「サーカス1」です。

デビュー曲(ですよね?)にして代表曲「Mr.サマータイム」収録の和物定番ですね。あの曲って結構流行ってたから、幼い頃の記憶として残ってるんですよね。78年っていうと5才...?
後はこの後に出た「アメリカン・フィーリング」とかミュージックフェアによく出てた印象とかw
まあそんな感じですからまともに聴こうなんて思いませんでしたよね、最近までは。
それがやっぱり和物のレコード買ってると当然のようにたどり着くわけですよ。ジャケもかっこいいし、何より収録曲を見てびっくり。「夢で逢えたら」に「ケッペキ兄さん」だと...?ナイアガラーのはしくれとしましてはその時点で買いですよね。全く知らなかったですし。

そして家で聴いてみて更に驚き。「夢で逢えたら」はスウィング感のあるメロウサンバぽいアレンジで、これが素晴らしいのなんの!衝撃的でしたね。俺は今までこれを知らずに生きてきたのかと思うと恥ずかしくなりましたよ。。
「ケッペキ兄さん」は割と原曲に忠実なアレンジでしたが、リードを男女で掛け合いにしてサビで全員でハモる、というこれまた圧巻の展開で。
その他にも辺見マリ「経験」や、ボズ・スキャッグス「We Are All Alone」、バリー・マニロウ「Could Be Magic」の日本語カバーなど、カバー曲のリアレンジがどれも洒落ててカッコイイんですよねー。さすが前田憲男先生です。
元はと言えば「Mr.サマータイム」もMichel Fugainのカバーですしね(「愛で殺したい」も!)その原曲はフリーソウル関係で初めて聴きましたけど。
要は基本カバー曲ばかりのアルバムなんですけど、どれもこれも洗練されたアレンジで統一されてるんで違和感ないですし、ニクイほどにシャレオツなんですよねー。(ついでに「Mr.サマータイム」シングルB面「デイ・ドリーミング」はアルバム未収なんですがこれも最高)

和物を買い始めて最初はガイド本とかに載ってるのをちょこちょこつまんでたんですけど、こういうメジャーな人達ってスルーしてしまいがちですよね。だからこそ驚きがあったし、メジャーだからこそのゴージャス感とか、今の耳で聴いても充分説得力がありますね。やっぱサウンドがカッコイイんですよ。
レアなブラジルものの再発とかをかっこつけて聴いてるだけじゃだめだな、って気にさせてくれましたねw
こういうのに出会ってしまうとまだまだ自分のリスナー意識の甘さを実感するし、和物の奥深さを感じます。
まあDJとかやってる人はとうの昔に知ってたんでしょうけどね。。

灯台元暗し。まだまだ和物には自分の知らない魅力がありますねえ。

kura_mokura_mo at 22:38│コメント(2)トラックバック(0)和物 | 歌謡

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この記事へのコメント

1. Posted by スワン   2012年09月10日 15:16
5 サーカスは最高ですよ。
自分は「鉄道公安官」の主題歌の「ホームタウン急行」が一番好きです。ファーストでも彼らのコーラスワークはすでに完成されていますよね。カッコいいグループです。
2. Posted by kura_mo   2012年09月11日 20:27
>スワンさん
ホームタウン急行!アメリカン・フィーリングのB面ですね。あのシングルは両面最高です。
ホントこの辺のグループは聴くまでこんなに良いとは思いませんでしたから完全に盲点でしたね〜。こういうの聴くともう和物から抜け出せなくなりますねw

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