2013年01月17日
先日は東京に久しぶりの大雪が降りましたね。おととしにもこれくらい降った事があったような気がするけど。人の記憶は曖昧なものです。まあ、都会の雪はなにかと不便ですね。
先週末土曜日は新宿でプレイメイツのワンマンライブ、日曜日はここ最近お世話になっている高円寺キトリスカフェでの新年DJパーティに参加してきました。
プレイメイツのワンマンを観るのはこれが初めてでしたが、なんと9年ぶりとか。その頃はプレイメイツの事なんてすっかり忘れてたなあ。。彼らのライブをよく観てたのはまだ学生の頃でしたからね。この日も50曲近く、3時間の長丁場で、メッチャ盛り上がりました。俺も学生時代を思い出して思わず体が動きましたねー。彼らがまたこうして活動を再開してくれた事は嬉しい限りです。しかも聖さんにはもうひとつ、クランディスティンという素晴らしいバンドもあります。楽しみが2倍に増えましたね。今後の活動にも期待です。
キトリス新年会は友人知人を誘ってわいわいと。賑やかな夜でしたねー。食べ物も持ち合ってホームパーティのようでした。俺が和物にハマるきっかけを作ってくれた友人2人をようやく引き合わせる事ができて、今年はまた面白い事ができそうな予感です。
DJをやる機会は増えたんですけど家でゆっくりレコードを聴く時間は減ったという、いささか本末転倒な感じではありますがとりあえず毎日のように掘ってはいます。
本日のエントリもここ最近の収穫から。前川清「Kiyoshi」です。
前川清!クールファイブですね。直立不動歌唱法でおなじみの、あの方です。
クールファイブは所謂ヒット曲しか知らないんですが、子供の頃欽ちゃんの番組で良く観たなーという印象ですね。最近はアルバムもちょっとずつ拾って行こうかなと思っていたんですが、その前にこのソロ作は外せません。とか言ってこれは先日キトリスでイベント主催のリュウさんに教えていただいたレコなんですけどねw
内容はまさかのライトメロウAOR歌謡!ジャケもビックリです。イベントで聴いて一発で気に入りまして。ヤフオク初めあちこち探してたんですが、年末に新宿ユニオンで無事ゲットできました。
全体的にサウンドはシンセ中心で今聴くとショボイカラオケボックスのオケみたいなんですが、前川清の歌声が入ると、なんとなく都会的に聴こえるから不思議なもんで。やっぱりクールファイブでの演歌調の曲のイメージが強いんで、ひとたびサウンドが変わるとなんというか科学反応?かっこよく聴こえるから不思議です。
作家陣も坂本龍一、矢野顕子、加藤和彦、鈴木茂など、納得のメンツ。教授はこの時期まだYMOですね(82年)この翌年には郷ひろみの傑作アルバム「比呂魅卿の犯罪」をプロデュースするなど、歌謡界に積極的かつアナーキーに関わってきた時期でもあります。
楽曲的にはやはり冒頭2曲が出色の出来ですね。1曲目「他の男・別の女」は教授作のAOR風レゲエ歌謡。とてもムーディで素晴らしい曲です。2曲目「I Love You So」はアッコちゃん作。タイトルだけで前川清とのギャップ度抜群ですね。曲間のハーモニカソロも爽やかなライトメロウポップス。アッコちゃんらしい曲調ですがそこはさすが前川清力で持って行きます。B面3曲目「なきむし姫の物語」も同様に。結局この人が歌うとねw
加藤和彦作のタンゴ調歌謡「三日三晩のブルース」、チャイニーズレゲエ「懐かしい女よ」もなかなかですが、やっぱり頭2曲にはかないませんね。歌謡色の強い楽曲はやっぱり前川清が歌うと本物の歌謡になってしまう気がしますw
いやーでもこの組み合わせの妙。面白いですね。元々前川清はポップス志向の人だったらしいですから、こういう企画ができて嬉しかったでしょうね。ただこの人の歌い方とキャラがどうしても濃すぎるんでねー...必ずしも成功しているとは言いがたいですが。でもこれはこれでアリかな、と。
和物はホントまだまだ奥が深いですねえ。こういう面白いレコード、もっともっと聴いていきたいです。
先週末土曜日は新宿でプレイメイツのワンマンライブ、日曜日はここ最近お世話になっている高円寺キトリスカフェでの新年DJパーティに参加してきました。
プレイメイツのワンマンを観るのはこれが初めてでしたが、なんと9年ぶりとか。その頃はプレイメイツの事なんてすっかり忘れてたなあ。。彼らのライブをよく観てたのはまだ学生の頃でしたからね。この日も50曲近く、3時間の長丁場で、メッチャ盛り上がりました。俺も学生時代を思い出して思わず体が動きましたねー。彼らがまたこうして活動を再開してくれた事は嬉しい限りです。しかも聖さんにはもうひとつ、クランディスティンという素晴らしいバンドもあります。楽しみが2倍に増えましたね。今後の活動にも期待です。
キトリス新年会は友人知人を誘ってわいわいと。賑やかな夜でしたねー。食べ物も持ち合ってホームパーティのようでした。俺が和物にハマるきっかけを作ってくれた友人2人をようやく引き合わせる事ができて、今年はまた面白い事ができそうな予感です。
DJをやる機会は増えたんですけど家でゆっくりレコードを聴く時間は減ったという、いささか本末転倒な感じではありますがとりあえず毎日のように掘ってはいます。
本日のエントリもここ最近の収穫から。前川清「Kiyoshi」です。
前川清!クールファイブですね。直立不動歌唱法でおなじみの、あの方です。
クールファイブは所謂ヒット曲しか知らないんですが、子供の頃欽ちゃんの番組で良く観たなーという印象ですね。最近はアルバムもちょっとずつ拾って行こうかなと思っていたんですが、その前にこのソロ作は外せません。とか言ってこれは先日キトリスでイベント主催のリュウさんに教えていただいたレコなんですけどねw
内容はまさかのライトメロウAOR歌謡!ジャケもビックリです。イベントで聴いて一発で気に入りまして。ヤフオク初めあちこち探してたんですが、年末に新宿ユニオンで無事ゲットできました。
全体的にサウンドはシンセ中心で今聴くとショボイカラオケボックスのオケみたいなんですが、前川清の歌声が入ると、なんとなく都会的に聴こえるから不思議なもんで。やっぱりクールファイブでの演歌調の曲のイメージが強いんで、ひとたびサウンドが変わるとなんというか科学反応?かっこよく聴こえるから不思議です。
作家陣も坂本龍一、矢野顕子、加藤和彦、鈴木茂など、納得のメンツ。教授はこの時期まだYMOですね(82年)この翌年には郷ひろみの傑作アルバム「比呂魅卿の犯罪」をプロデュースするなど、歌謡界に積極的かつアナーキーに関わってきた時期でもあります。
楽曲的にはやはり冒頭2曲が出色の出来ですね。1曲目「他の男・別の女」は教授作のAOR風レゲエ歌謡。とてもムーディで素晴らしい曲です。2曲目「I Love You So」はアッコちゃん作。タイトルだけで前川清とのギャップ度抜群ですね。曲間のハーモニカソロも爽やかなライトメロウポップス。アッコちゃんらしい曲調ですがそこはさすが前川清力で持って行きます。B面3曲目「なきむし姫の物語」も同様に。結局この人が歌うとねw
加藤和彦作のタンゴ調歌謡「三日三晩のブルース」、チャイニーズレゲエ「懐かしい女よ」もなかなかですが、やっぱり頭2曲にはかないませんね。歌謡色の強い楽曲はやっぱり前川清が歌うと本物の歌謡になってしまう気がしますw
いやーでもこの組み合わせの妙。面白いですね。元々前川清はポップス志向の人だったらしいですから、こういう企画ができて嬉しかったでしょうね。ただこの人の歌い方とキャラがどうしても濃すぎるんでねー...必ずしも成功しているとは言いがたいですが。でもこれはこれでアリかな、と。
和物はホントまだまだ奥が深いですねえ。こういう面白いレコード、もっともっと聴いていきたいです。