2014年07月11日

あっという間に7月も10日過ぎてたりとなんだか慌ただしいです。再来週にはもうフジとかね。PC開いてからブログ更新にとりかかるまでいつの間にか1時間経過してるし時の流れって早いですね!

えっとまずは告知から。7月のDDFCは毎年7月恒例のサトルナイトです。大阪からスペシャルゲストDJサトル君をお招きしての縛りなしサマーパーティ!僕もサトル君のDJには影響をうけている1人なので今年も最高に楽しみです。今年はどんなテク&ネタが飛び出すのか、期待しちゃいますね〜。僕もネタだけは負けないように気合い入れて臨みたいと思いますので皆様何卒よろしくです!

A-769本日のエントリはフジ出演者関連から。佐野元春「VISITORS」です。

今年は元春がフジ出演と聞いてこれはオールタイムベスト選曲か?とめちゃくちゃ楽しみにしてたんですが、先日のアナウンスでフジロックはVISITORS再現ライブをやるとの報。ああ、そういえばVISITORS30周年か、と。
最初はなんだか拍子抜けしたものの、なんかこういう予定調和を崩すようなやり方も元春らしいなあと思ったり。

しばらくVISITORS聴いてなかったし、改めて向き合ってみるかとレコファンの100円コーナーでLPを仕入れてきました。このLP、どこのジャンクコーナーにもたいがいあるんですよね。当時オリコン1位だったようですし、かなり売れたんだろうなあ。元々持ってたやつは実家に置きっぱなしだったのでホントしばらくぶりに針を落としました。
最近は僕もDJで80s和物というか当時よく聴いていたやつをよくかけてるんで、この辺の音は耳に馴染んでるんですけど、それでも1曲目のイントロが鳴った瞬間から心躍りますねえ。当時の日本の音楽事情と照らし合わせてもかなり先駆的だったと思うし、その上ビッグヒットしてるっていうのが最高にかっこいいですよね。この後のアルバムで堂々とパクリを展開して株を落とす元春ですが(笑)少なくともこの時点では日本で最も輝いていたロックミュージシャンだったのではないでしょうか。

僕は87年頃に友人の家でこのLPを初めて聴きました。その時はなんだか変わった音楽だなあ、しゃべるように歌う人なんだ、とぼんやり思った程度でしたが、中学生ともなると周りと違った趣味嗜好に目覚める頃ですから、俺もこういう音楽聴いてかっこつけたい!ってなって、テープにダビングしてもらって繰り返し聴きましたね。友人は「SOMEDAY」のシングルも持っていてそれも一緒にテープに入れてもらってました。今思うとかなり乱暴な組み合わせですよね。でも違いなんてよくわかんなかったんですよ当時は。
そいつにはバービーボーイズや山下達郎なんかも教わったので、ある意味僕のリスナーとしての最初の先生だったのかも知れません。中でもそいつが一押しだったのが尾崎豊と元春のこのアルバムだったのです。これがニューヨークの音なんだ、最先端なんだ、みたいな事を言っててなんかスゲー説得力あったんですよね。尾崎も元春もテレビに出たりしないし、なんかクールでかっこいいな、みたいに思ってましたね。
元春はその後1人で深く聴くようになって大好きになりましたし、今でも僕の憧れのロックンローラーの1人です。

今改めて聴いても間違いなくカッコいいですね。まあ2回り位してのかっこよさってのもありますけど。90年代だったら全く聴く気がしなかったでしょうし。
DJ的に使える感じの曲も多いし、30周年を迎えて若い人達にもチェックしてほしいアルバムでもありますね。アナログなら間違いなく100円で買えるし。いや、むしろアナログで聴いてほしいですね。こういうどこでも見かけるレコードって敬遠されがちなんですけどやっぱり良いものは良いですよ、うん。

再現ライブではアレンジも曲順もレコードのままでやるんだとか。とても興味深いですし、何か強い意志みたいなものを感じます。元春は今僕たちに何を伝えようとしているのか、この目で確かめてきたいと思います。

kura_mokura_mo at 22:54│コメント(0)トラックバック(0)ROCK 80'S │

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字