2014年09月09日

涼しくなってきたと思ったらまだまだ油断できないそれがセプテンバー。暦の上でもセプテンバー。Do You Remember?先週金曜日とか暑かったよねーとかわざわざ思い出したりして。みんな夏を名残惜しんでるんですよねきっと。実家から梨が届きました。母さん、東京はもう秋です。

さて、ちょっと先ですが告知など。今月のDDFCはワタクシ達の結婚記念という事で嫁とBtoBでDJさせていただきます。もみじまんじゅう!題して「kura_moticが止まらない」なんのこっちゃですよ皆様ありがとうございます。胸が苦しくなるようなロマンティック全開の選曲でいきたいと思いますので冷やかしに来てやってくださいませ。9/27(土)場所はいつもの梅ヶ丘ファブリカでノーチャージでございます。

betrueさてふざけた導入から始まりまして恐縮ではございますが本日は追悼エントリになります。
先ほどTwitterで知った訃報なのですが、かのチューリップのギタリスト安倍俊幸さんが脳出血により亡くなりました。心より哀悼の意を表しまして、本日は安倍さんもメンバーであったオールウェイズの1st「Always Be True」をエントリします。

オールウェイズは1985年にチューリップを脱退した安倍さんと同じく姫野達也さん、伊藤薫さんに風祭東さんを加えた4人組グループで、1986年に本作とシングル「好きさ」でデビューしています。
それまでのチューリップ時代のビートルズテイストを引き継ぎつつも時代に合わせた感じのシンセポップ風サウンドに仕上がっていて、僕は当時のチューリップよりもむしろ好みだったりします。なにしろこの1stは全曲キラキラした80sサウンドでどの曲もめちゃくちゃキャッチー。メンバーの気合いを感じますね。まあなにしろ財津抜きチューリップですからね実態は。比べられても負けねえっていう意気込みはあったでしょう。実際すごくいい曲揃いです。地味ではありますが。
特にシングルにもなった「好きさ」はコーギスの影響も感じるAOR風味バラードナンバーで、80年代のビートルズ遺伝子はここにもしっかりあるぜって感じの大名曲。カラオケで熱唱したい。
正直ギタリストとしての安倍さんの活躍はこのアルバムではあまり聴けませんが、作詞家としてのロマンチシズムは全開です。アルバム表題曲での「明日探し求め 風は吹き過ぎるさ 誰も誰も一人きりで生きてゆけはしない」なんて素直に素敵な歌詞ですよね本当。

どこかに夏が旅立っていく ペンキ色あせたボートの上の 砂を風がこぼして (「夏に別れを」詩:安倍俊幸)

安倍俊幸さんのご冥福を心よりお祈りします。

kura_mokura_mo at 20:19│コメント(0)トラックバック(0)ROCK 80'S | 和物

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