SOUL

2012年10月31日

10月も今日で終わり。急に寒くなってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。ワタクシはすっかり風邪気味でございます。ブログ更新したら今日は寝ます。

Turn You To Loveテリー・キャリアーが亡くなりましたね。つい最近まで活動していた記憶があったので驚きました。67歳、まだ若いですよね。残念です。
本日は追悼の意味も込めて彼の作品をエントリしたいと思います。
「Turn You To Love」79年のアルバムです。

一般的にテリー・キャリアーというとカデット時代が最高で、あとはトーキン・ラウド時代がそれに次ぐ、みたいな認識で、この時期のアルバムは無視されがちですよね。
確かにカデット時代の3枚はどれも最高だし、トーキン・ラウドからの復帰作もよく聴きました。
その一連の作品はとてもソフィスケイトされていて、テリー・キャリアーのイメージそのものだと思います。

ただねー、あまり祀り上げるというかそういう風潮がどうも性に合わない俺のような下品な人間から言わせてもらうと、美化しすぎじゃないかなー、とも思ってたわけですよ。彼に関する文章も、なんだかどれも高尚っていうか上品なものばかりで。
で、ディスコグラフィをさらってみると、やっぱりちょっとヘンテコっていうかユルい作品も出してるんですよね。で、このアルバムとかのエレクトラ期がその極みっていうか。
前述した一連の傑作群からするとちょっとアレっていう感じなんですよね。このアルバムもカバーが多くて、オリジナルも再演が2曲。はっきり言って、微妙ですw

でもねー、俺はこのアルバム大好きなんですよ。なんというか、ホッとするっていうか。ああ、テリー・キャリアーもちょっとダサい事やってんじゃんっていうね。
1曲目からディスコ風味のファンクナンバーで驚かされますし、なぜかスティーリー・ダンのカバーなんかもやってる。
ちょっと時代に合わせた感もありますが、はっきり言ってチグハグな感じです。
もちろんテリー・キャリアーらしい静かなフォーキーソウルナンバーも入っていて、それは結構いいんですけど、アルバム全体としては統一感もなく、散漫な印象です。
俺も最初聴いた時はあまりの落差にビビリましたが、でもこれはこれでいいんじゃないか、いや、むしろこの雑さ加減がこの人の本質なんじゃないかと思えるくらいにしっくりきたんですよね。

やっぱトーキン・ラウドから出た「Time Peace」とかね、なんかもう、神々しいまでの作品じゃないですか。スタッフも全員気合を入れてテリー・キャリアーを復活させようって意気込みみたいなものも感じましたし。まあ、もちろん最高なんですけど、なんか疲れるっつーかねえ。。
カデット時代のゴージャスなアレンジもいいですけど、このちょっとチープでダサいサウンドもなかなか親しみやすいとは思うんですけどね。基本的に歌は上手い人ですし、楽曲は粒ぞろいですから、一定のラインはクリアできてるというか。ただ、やっぱサウンド的に惜しいんですよね。そこがむしろ親しみやすさの要因かとw

思えばデビュー盤もクソマジメなフォークでしたし(あれ好きな人あまりいないんじゃない?)、結構振り幅は大きい人だったんじゃないかと思います。引退してコンピュータ・プログラマーやってたくらいの人ですから、黒人ミュージシャンらしからぬ、マジメで現実的な人だったんでしょうね。その辺にも親しみを感じます。

まあ、ぶっちゃけカデット時代の作品にはかないませんよ、でもね、このアルバムを好きっていうファンがいてもいいんじゃないかなってちょっと思ったもんで、最後に、ね。

R.I.P.Terry Callier

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2012年10月02日

10月になってだいぶ秋めいてまいりましたが、それでもまだまだ短パンTシャツで余裕っていう。今年はやっぱ暑いのかな?例年の事などすっかり忘れてはいますが。
今週末は本来ならば朝霧、のはずなんですが。今年は諸事情でパスなんすよ。まあ同行者が捕まらなかったっていうのと金欠っていうのとで。
2003年から毎年行ってましたからここで連続記録が途切れるのはちと残念ですが、まあこういう年があってもいいかなと。大人の余裕ですな。(ホントはすげえ行きたかったけど...)

さてと告知もぼちぼちと。左側のバナーにもありますが久々のSTRです。前回が4月?!そんな前でしたか。
まあ期間が開いてもSTRクルーの結束は強いですから、今回もみんな最高の選曲で盛り上げてくれるでしょう!(他力本願)
ワタクシも微力ながらそんな素敵な夜に協力できたら、と思っています。皆様のご来場心よりお待ちしております!

209秋の夜長にはちょっと切ないソウルミュージックを。本日のエントリはスクーターズ「女は何度も勝負する」です。
「東京ディスコナイト」で知られるスクーターズ、まさかの復活作です。
最初そのニュースを聞いた時は正直微妙だなって思ったんですよね、今更感もあったし。渋谷系全盛の頃ならまだしも。
でも、今作のために筒美御大や小西さんが曲を書き下ろしたという話を聞いてちょっと気になりだして。タワレコの試聴機で数曲聴いたらもう即買いでしたね。
その時はアナログ盤が出るかどうかのインフォがなかったもんでもちろんCDで買ったんですが、その後すぐにアナログリリースのニュースが。ちょっと迷いましたがCDを処分してアナログを購入する事にしました。

そして先週末めでたくアナログにて再購入とあいなりました。搬舵君予約サンクス。
いやあ、やっぱアナログで聴くとしっくりきますなあ。確かに豪華作家陣を迎えていますが基本ファーストとそれほど差はないっていうか。モータウン〜60sソウルを機軸にしたちょっといなたいダンスミュージック。そのいなたさにキュートさを感じます。上手いだけがソウルミュージックじゃない。ある意味パブロック的な感覚でもありますね。

変わらないとは言ってもそこは流石オトナの女性。作家陣もその辺を意識したのか、歌詞の内容が凄くグッとくるっていうか。全編通して切ない恋の歌が満載なんですよね。でもサウンドはダンサブルでゴキゲン。このコントラストがねー、実に素晴らしい。スクーターズの歌詞にグッとくるなんて思ってもみなかったけど。

楽曲的にはやはり筒美、小西のおふた方の2曲が圧倒的な完成度ですね。
イントロから「Am I Same The Girl」ネタの筒美作「Hey Girl」、マーヴィン・ゲイ〜モータウンオマージュに溢れた小西作「悲しいうわさ」、どちらも甲乙つけがたい名曲です。
ちょっと今っぽい打ち込みをつかったカッコイイ系の曲もあったりするんですが、逆に浮いてるっつーか。それがちょっと惜しいですけど、でも前述2曲の素晴らしさが微妙な具合の楽曲をチャラにしてくれますね。
Breakaways「He Does't Love Me」の日本語カバーもこれぞスクーターズ!って感じで凄くいいですね。

正直1stのキラメキ感とは比べようもないけれど、このジャケ含め、オトナの女性を全面に押し出した復活作という点ではかなりの成功作だと思います。単なるノスタルジアで勝負しなかったところが清いといいますか。
正にタイトル通り、「何度も勝負」してほしいですね。こちらはいつでも完敗です。



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2010年07月06日

先日の日曜日、友人と映画「ソウル・パワー」を観に行ってきました。
この映画は、74年ザイールにて行われたモハメド・アリとジョージ・フォアマンの試合の前哨公演として催された音楽フェスティバルを記録したもので、ジェームズ・ブラウンを筆頭に数多くのブラック・ミュージシャンが参加し、現地アフリカのミュージシャンと競演しました。

内容はこのフェスティバルが開催される事になった背景を基盤に、参加ミュージシャンのライブ映像を盛り込んで構成されています。割合的には半々という感じで、もうちょっとライブ映像も観たかった所ですが、そこはやはり時代背景もありますからねー。結果的にそこが内容をキリッと引き締めていたように感じます。

とはいえやはり特筆すべきはそのライブ映像の素晴らしさ。JBはもとより、スピナーズ、B.Bキング、クルセイダーズ等ジャンルの枠を超えた豪華な布陣。とにかく熱い!としか言いようのないステージには思わず体が揺れましたね。ちょこっとだけ写ったシスター・スレッジのキュートさに胸がキュンとしたりもしましたけどw


Live at Carnegie Hal今日はその出演者の中から、Bill Withersの「Live At Carnegie Hall」をエントリします。

どちらかというと盛り上がり系というよりは聴かせる系のサウンドのウィザーズがこのコンサートに出演した経緯はよく分かりませんが、こういうタイプのアーティストが入ったことで全体的にバランスが良かったのかな、とも思います。劇中でも、喉を振り絞るようにして「Hope She'll Be Happier」を静かに熱唱。いやあ、かっこよかったです。

今作はそのウィザーズがアルバム、シングルのヒットで乗りに乗っていた72年、カーネギーホールでのライブを収めたCDです。当時のニュー・ソウルの流儀に則った感もある少人数でのシンプルなバンド編成で、基本的にアルバム同様ウィザーズの歌そのものをフィーチャーした、簡素なサウンド。歌声はレコードに比べると若干荒さも目立つんですが、それもライブ盤ならではの醍醐味ですな。
しかしながら同時期のカーティスやダニー・ハザウェイのライブに比べても全く遜色のない素晴らしいライブです。または同じカーネギー・ホールのキャロル・キングのライブ盤とも通じる空気を感じますね。名前を羅列しただけでもやっぱ70年代前半ってすげえなあ。。

結構長い曲も多いんですけど、聴き始めると最後まで聴いてしまいますね。比較的静かな内容なんで聴き疲れしないし。正直ウィザーズはこれとベスト盤しか持ってないんですけど、それでもいいかなってくらい、今作は充実しています。

ノリノリで熱いコンサートの中でキラリと光る、いぶし銀の歌声。結局そういう地味さにグッと来てしまうワタクシでした。

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2010年01月13日

昨日の体重測定の結果が意外に堪えているらしく、今日の昼飯はいつになく量を加減してしまったり。
なんていうんですか、ダイエッターなら誰もが経験するリバウンドへの恐怖とでも申しましょうか。こうなってしまうともう軽く病気ぽくなるんですよ。食べるもののカロリーを知るまで食えないとか、過度にガマンしてしまうとか。
う〜ん、またあの日々へと逆戻りですか。。でも自分の身から出たサビですからね。。時々ガス抜きしながらがんばります。

とか言いながら空腹に耐えかねて柿の種(もらいもの)とかつまんじゃったんですけどね。笑
道は長くなるか??

sweet revival本日のエントリはロニー・フォスター「スウィート・リヴァイヴァル」です。

これは先日のジャズ盤セールで拾った1枚。何度かレアグルーヴコーナーで見かけていたジャケだったもんで(忘れられないでしょ!)、400円なら迷わず購入。

ブルーノートとは言え72年ともなるとLA時代。やはり内容はフュージョンチックな感じでした。当時のヒット曲(ブラック多め)のカヴァーが中心で、オリジナルも3曲。
意外にもジャケほど真っ黒って感じではなく、むしろ爽やかさも感じる内容でしたが、それもまたLA時代ってことで。まあ夜の雰囲気は感じますけどね。笑

まあジャズ・オルガンっていうよりかは全体的な軽めのグルーヴ感を楽しむ1枚って所でしょうか。キラーと言えるほどの曲もないんでレアグルーヴ的には弱いかも。

でも俺は今作での「アローン・アゲイン」のほのぼのとしたカヴァーにすっかりやられております。シンプルな演奏だからこそ伝わるグルーヴ感、みたいなね。
同路線のオリジナル「Lisa's Love」も凄くいい曲。やっぱ基本アップテンポ系よりもこういうイージーリスニング的なナンバーがいい出来です。
そしてこの時代ならではのエレキ・シタールっていうんですか?あのミョーンって音。あれもユルくて最高なんですよ。

時折ジャズ盤らしさを感じさせてくれるギターソロとかも入りますが、こうしてダラっと聴き流し的に接するのがいい感じかと。ドラムはなんだか凄いなあと思ったらやっぱバーナード・パーディでした、でもそれも知らんでいい、みたいな。

こういうアルバムって1枚いいと思ったら全部良くなっちゃうんでしょうね。線引きが難しい所ですが、そうなるとやっぱりジャケの存在感って重要だなあと。男であるからには、誘惑にも負けてしまうこともありますわな。あ、ダイエットの話ですよ。笑
こんなお腹になれるようにがんばります(まとめ)


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2009年12月24日

クリスマスイブナウ。
皆様チキンやケーキ等食しておられるのでしょうか。ワタクシは一人クノールカップスープを飲んでおります。
このブログを覗いてくださった方々へ、メリークリスマス。

ディランサンタからの来日公演というプレゼントはもうゲットされましたか?ワタクシは無論先行で押さえさせていただきました。しかしZeppって!夢みたい。。

さて昨日は今年最後のライブ鑑賞、カーネーションのワンマンを観てきました。
3時間に渡る熱演&身動きできない混雑に、足が棒のようになりましたが、もちろん最高に素晴らしいライブでした。
新作からは全曲演奏(ですよね?)というこだわりよう。今までレコ発ライブでもこれだけ新作から演奏したのって珍しいんじゃないでしょうか。それだけ新作「Velvet Velvet」には自信と愛着があるんでしょう。そう思うとやはり新作からの楽曲の素晴らしさが光りました。
コロムビア期の曲もやりましたけど、サービスと箸休めって感じだったし。新作の評価は俺の中でも日に日に上昇しているんですが、このライブで決定的になりましたね。やっぱカーネーションはいつだって最高です。ずっとファンでいて良かったなあ。

クリスマスの街の賑わいとは反して給料日前の金欠状態。明日はやっと給料日&クリスマスパーティ。こんなみすぼらしい生活ともおさらばだわ。
しかし、そんな極限状態で実力(?)を発揮するのがCDハンターの力。近所のブックオフ半額セール&新宿ユニオンの100円セールで好内容なブツを数々入手。アル所にはアルもんです。

Girl 6本日のエントリはそんな中からこちらをエントリ。プリンス「ガール6」です。

96年作、スパイク・リー製作映画のサントラです。
まあこの時期の殿下のアルバムなんて100円は当たり前って感じで特別珍しいわけではないと思いますが、今作はサントラという性格上割と無視無視されている1枚ではないかと。ジャケも買う気なくすしね。

で、内容はこの時点での新曲3曲+過去曲(殿下以外のアーティスト名義作含む)という構成。だもんで俺も長いこと無視していたんですが、ちょいとある事情からプリンス熱が再加熱しておりまして。今作の地味な選曲ながらもまとまりのある構成に非常に気持ちよく堪能させていただいております。

オープニングの「She Spoke 2 Me」からジャジーな展開で、その後の名義戻り作の前哨戦みたいな。まあなんでも出来ちゃうお方ですから珍しくはないですけど。
しかしこの時期ってあまり評価が高くない(名義問題とかで迷走してましたしね)ような気がするんですが、ここに納められた3曲はどれもホントベスト盤に入れてもいいくらい素晴らしい出来で。「Don't Talk 2 Stranger」の爽やかでポップなムードは素直にいいなあと思います。あまりプリンスらしくない曲ですけど、とってもいい曲。
もう1曲の新曲はNPG名義ですが、これもジャズ・ヒップホップ的な雰囲気でオサレな感じです。歌詞の内容とかはキワイんでしょうけど(俺でもなんとなくわかる)

他の楽曲も意外に発見が多くて。特にピアノ弾き語りでムーディかつ激しく熱唱する「How Come U Don't Call Me Anymore」にはグッときます。これって何のB面でしたっけ?
他にも「The Cross」とかこんないい曲だったっけ?とか(サイン・オブ〜って最後の方あまり印象にないですからね)「Girls & Boys」はDJでも使えるな、とか。
やっぱジャケのダサさに目をつぶれば良質なコンピとして充分な内容ですね。流石伊達にスパイク・リー絡みじゃないな、と。

てことでやっぱり殿下の作品はどれも無視できませんなあ。これからもぼちぼち揃えていきたいです。アルバムはあとちょっとなんだけどな。
しかし、にわかファンには最大の難関と言われていたブツをブックオフで入手してしまった俺にとって不可能はない。ああ、水晶玉の神々しさよ。。

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2009年06月08日

まずは週末の新中野Taroz7周年記念パーティにお越しいただいた皆様、ありがとうございました。おかげさまで盛況の内に無事終了しました。
遊びに来てくれた友人、今回初顔合わせのDJケンタ君、助っ人&MCまでやってくださったShinng StarのMickyさん、本当にありがとう。
そしてこんなシロウトDJに声をかけてくださったTarozさんに多大なる感謝を。繰り返す言葉はただありがとうだけ。

そして今日は普通なら憂鬱な月曜日。なはずですが。最近の月曜は楽しみで仕方ない。それというのも新宿地区ディスクユニオン全店で行われている月曜限定全中古200円オフセールなるもののおかげ。先月くらいから好例になってまして。今日もたんまり仕入れてきました。
俺のような安レコ狙いの人間にはこのセールはホント神。軽くコーフンします。
なもんで最近は週末はユニオンでは買ってません。売るだけ。週末を耐えてこその月曜って感じ。これ続けて欲しいなぁ。

ブラックス・アンド・ブルース本日はイベント後のアフターアワーズ的愛聴盤をエントリ。
ボビー・ハンフリー「ブラックス・アンド・ブルース」です。

レア・グルーヴ系好きな方には今更な定番アイテムですが、こないだかったレアグルーヴ本からは何故か選外。
まあ、この時期のドナルド・バードと同じミゼルブラザーズ製作ってことで、当然音もかなり近いからなんでしょうけど。でも彼女の作品が1枚も選ばれていないのは解せないなぁ。
それでもこのアルバムが多くの人に愛されているのは周知の事実だし、レア・グルーヴ云々抜きにこのテのサウンドを聴き始めて最初の頃に手に入れる盤だと思いますので、愛着ある方も多いと思います。俺も個人的にはバードの一連作以上に愛着ありますし、ホントよく聴く1枚。このアルバムがあまりにも好きすぎて他のハンフリー盤になかなか手を出せず状態てのも問題ですが(今日1枚買った)

さて、ボビー・ハンフリー。このジャケに写っているアフロのお姉ちゃんです。パートとしてはフルート奏者なんですけど、まあ前述の通りミゼル兄弟のサウンドプロダクションを聴く1枚って感じですね。このフルートのパートがトランペットだったらドナルド・バード、オルガン/キーボードだったらジョニー・ハモンドってことなんでしょうナ。

レアグルーヴ的な評価としては2曲目「Harlem River Drive」と5曲目「Jasper Country Man」が人気みたいですけど、俺的にはなんと言ってもヴォーカルナンバー「Just A Love Child」が最高。見かけによらず(失礼)超可愛い声なんですよ〜。俺はこの曲を聴くためにいつもこのアルバム聴きます。んでその他の曲も当然カッコイイし、サウンド的にもうるさくなくて聴きやすいんで、つい1枚通して聴いちゃうという。「Chicago Dawn」のやや硬派なミドルファンクから始まり、幻想的な「Baby's Gone」で穏やかに幕を閉じる構成も見事ですし、長さも丁度いい塩梅。完璧なアルバムですねー。
フルートの音もこのサウンドに非常にマッチしてますし、ミゼルプロダクションを聴くならまず今作からが良いのでは。

ジャケが損をしているとはあまり言いたくないが。。でもジャケ買いはしないだろうな。。

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2009年06月01日

先週末は、DJイベントで仲良くさせていただいているShinning Starのrobin☆さんからのお誘いで、下北沢で夕食&ソウルバーでまったりという楽しいひと時を過ごしてきました。
超有名(らしい)カレー店で食事だったのですが、スープカレーっていうんですか?確かに旨かったです。ダシがききまくったような味で。
そんでその後は楽しい音楽談義。酒も入ってかなり饒舌にトークしてしまいました。今度は逆にお話を聞きたいなぁと思っております。

お邪魔したソウルバーはかなり素敵なお店だった(なので名前を出します。「Little Soul Cafe」というお店です)のですが、いざリクエストとなると緊張してしまいますね。初めてのリクエストですから、なめられちゃいかん、と。。(笑)

マリーナ モンタレーということで本日はそのお店でワタクシがリクエストしたナンバー収録作をエントリ。
マリーナ・ショウ「ライヴ・アット・モントルー」です。

いやね、ホントは単純に「マリーナ・ショウのウーマン・イン・ゲットー」ってリクエストしただけなんですが(ちなみにrobin☆さんのリクエストはコモドアーズ「マシン・ガン」。渋!)、そこのマスターが男前な方で、このライブ盤収録ヴァージョンをかけてくださったんですよね。もっともマリーナ・ショウ自体ソウルかどうか微妙ですが。。

俺もフリーソウルのコンピで聴いたことあったですけど、このライブ盤自体持ってなくって。最近再発されたのは知ってたんで、中古待とうかなと思ってたんですよね。「ウーマン・イン・ゲットー」自体は「スパイス・オブ・ライフ」を持ってるんで聴けるしね。
それがソウルバーというシチュエーションもプラスしたのか、物凄くかっこよく聴こえまして。これは持ってなきゃダメだろ!ってなりまして翌日新品で購入してしまいました。

ジャケの質感というかモノクロのアップ笑顔も素敵ですね。マリーナ・ショウってどうも表情キツめの印象しかないんですが、それは同じブルーノート盤「フー・イズ・ビッチ・エニウェイ」の印象が強いからなんでしょうナ。

さて本作。当然「ウーマン〜」以外は初めて聴く訳ですが、これまた実に素晴らしい内容で。
モントルー・ジャズ・フェスティバルというロケーションからか、ジャズ色の強いナンバーが多いんですが(しかもバックはピアノ・トリオのみ。シンプルの極み!)その中にスティーヴィ・ワンダー「ユー・アー・ザ・サンシャイン」マーヴィン・ゲイ「セイヴ・ザ・チルドレン」のカヴァーが入るのはニュー・ソウルの時代柄ってことだったんでしょうか。それらの曲も他のジャズスタンダードナンバーと違和感なく同居していて、実に気持ちいい。実に軽やかで爽やかに聴こえます。
だからこそ最後の「ウーマン〜」がドスが効いて聴こえるんですが、それがまたイイ感じなんですよね。
この曲だけ聴くとさぞアツいライブなんだろうなと思ってしまいますが、その他の曲が前述の通りあっさり目で聴きやすいので、ゆっくりとくつろぎながらこの曲の登場を今か今かと待ちわびる感もあって、実にオツなライブ盤ではないかと。やっぱアルバムは通して聴くものです。

最近中古レコ屋でもちょい背伸びしてスピリチュアル系レアグルーヴものなんかも買ったりしてるんですが、やっぱ中にはちょっとキツいものもありまして。
こうやってリラックス出来て、しかも盛り上がれるなんて本当に素晴らしいアルバムだなぁ!と改めて本作を絶賛。こういう再発はもっとどしどしやってもらいたいものです。この再発シリーズ、他のものも気になりますね。

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2009年05月21日

朝出勤の生活になってから徐々に感じる体の変化。もうこの時間になると眠くなるのは言うまでもないんですが、最近やたら腹が減る。もちろん孤独なダイエッターとして平日は割とストイックな食生活をしているもんで、当然と言えばそうなんですが、以前と食う量を特別変えた訳でもないのに、昼、夕方になるともうフラフラに激減り状態。昼は会社の社食で割と大盛でガッツリ食ってるんですが、それでも夕方は部活帰りの高校生並に空腹です。
体質がまた微妙に変わってきたのか知らん。。今日もタイヤキ買ってしまいました。最近ハマリ気味でヤバイ。でもスゲー旨いんです。。近所の店。

Young, Gifted and Blackこんなに空腹なのはきっと心が飢えているからに違いない(笑)
ということで心の奥底にまで染み渡る名盤を。本日のエントリはアレサ・フランクリン「ヤング・ギフティッド・アンド・ブラック」です。

実はこれ、存在及び内容がイイってことは結構前から知ってはいたんですが、リイシューアナログ盤を買いそびれて以来ちょっと疎遠になっていまして。
後は60年代アレサをしっかり聴いてからにしよう!とかおいしいものを取っとく感覚が働いたというか。
しかし最近中古CDを600円で発見してしまい、即買いと相成ったわけでございます。まだ60年代のアルバムは揃えられていませんが。あ、フィルモアは70年代でしたかな?

さてジャケ、タイトルからして名盤度が高い本作ですが、もちろん内容は最高です。
ただ60年代の一連の代表作と比べると幾分リラックスしているというか、いい塩梅にユルい空気も感じられて、そこがリピート率を高くする要因かと。つまり、聴きやすいということです。「フィルモア」は毎日聴けないけど、これなら毎日でもイケちゃいますね。

それと多方面で指摘されているように、今作に漂う空気は70年代ニュー・ソウル。バックミュージシャンもその辺絡み多数で、演奏が気持ちいいったらない。
先日ブログフレンドのデフレおじさんの日記で「好きなベーシスト10」ってのをやってて、ベーシストは選ぶの難しいなぁと思っていたんですが、今作2曲目「Day Dreaming」でのチャック・レイニーのとろけるようなベースを聴くと、人っていうかプレイで10選ってのも面白いんじゃ?なんて思ったり。実際このプレイ最高です。

定番のカヴァーものもオーティスやバカラックと様々ですが、中でもエルトン・ジョンとポール・マッカートニーの2曲が素晴らしい。この2人の曲の根底にあるソウルネスを正しく理解しているからこそのカヴァーって感じです。ソウルファンには毛嫌いされそうな2人だけど、それは分かってないなぁ〜なんて偉そうに思ってしまいます。

「Rock Steady」の中間のドラムブレイクとか、「First Snow In Kokomo」で一発だけ鳴らされるトランペットとか、もう細かく書いていったらきりがないんですが、曲だけでなく随所に聴き所満載で、そういう所も聴くたびはっとさせられます。ただのソウル・ボーカルアルバムじゃない、トータルでかっこいいアルバム。ホント最高としか言えません。

こうしてアレサのアルバム聴くと、また他のやつを聴きたくなってきます。もったいないんで気長に揃えていきたいですねー。

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2009年04月21日

今日は現職場で歓迎会という名の飲み会に参加してきました。
前にも書いたかも知れませんが、現職場は全体的にスタッフの年齢層が高く(60代の方もいます)、俺なんて全くの若者扱い。新鮮っちゃあ新鮮ですが、いまひとつ呼吸の合わなさみたいなもんもありまして。スゲーいい人ばっかでストレスは全く感じないんですけど、やっぱ多少気は使いますね。俺のオヤジと年変わんないってこともあるし。
そんな方々との飲み会ですから、ムードは察しがつくというもの。いやぁ、実に興味深かったです。楽しくはあったんですけどね。。

harlem undergroundさて公約通り本日もジョージ・ベンソン絡みで。
今日はグッと雰囲気を変えまして、リアルにかっこいい1枚をエントリ。
76年作の謎盤「Harlem Underground」です。

実はこの盤も先日のレアグルーヴ本で知りまして。ジョージ・ベンソンがレア・グルーヴ?と目を疑いましたが、ジャケもなにやらムードあるかっこいい雰囲気。しかもマイナーレーベルから発売された、連盟名義の謎のアルバムということで、俄然興味が沸いてきまして。そうなると聴きたくなるのが性でございますナ。実は今回のベンソン熱も、この謎盤が引き起こしたものなのです。

レアグルーヴ本の影響から、レコ屋(特にタワレコ)はそれ系を中心に面出し&試聴機展開を始めており、俺としては正にカモ状態なのですが。
先日タワレコで怪しげな紙ジャケのジョージ・ベンソン名義「Erotic Moods」というアルバムと遭遇しまして、調べてみると、今作と並んでクラシック的な扱いを受けているレアグルーヴ定番らしい。でもなんかジャケがダッサイし買うには勇気がいるなぁ、とスルーしておりました。
そこにこのアルバムの登場です。今作はP-Vine(神)から再発された日本盤で、「Harlem Underground」全曲に、件の「Erotic Moods」から4曲追加収録という、1枚で2度おいしい素晴らしい企画盤なのでした。「Erotic〜」買わなくて良かっただよ。
もう廃盤のようですが、前述ユニオンにてこちらもなんなく入手。ちょっと高かったけど。つかこのアルバムまで押さえていたって、売った人は相当なベンソンファンですね。

さてさて内容ですが、これは最早ベンソン名義とは言え所謂ベンソン色はほとんどありませんね。流麗なフレージングは皆無で、地味〜にギターを弾いてるな、という程度。あまり前面に出ていませんしね。ファンキーなカッティング系のプレイも多いです。
ウィリー・ジャクソンというサックスプレイヤーとの双頭グループという位置づけなのか、その人のサックスの方が目立ってます。
サウンド的にもジャズ・ファンク〜ブルージーなファンクアルバムという印象。そこに謎の女性ボーカル(時にあえぎ声)が乗る、正にアングラなテイスト満載で。
中でもブレイクビーツの定番とされている代表曲「Smokin' Cheeba-Cheeba」は、これぞレア・グルーヴという趣のドラムブレイクに乗って「チ〜バチ〜バ」と意味不明な掛け声が入る怪しくも素敵な名曲。これはカッコイイなぁ。

まあ単刀直入に言うとその他の曲はこれと言って特筆すべきものではなく、レアグルーヴ盤にありがちな1曲必殺系にくくられるアルバムかな、とは思います。全体的なムードは統一されてるんで聴きやすいですけどね。名曲の宝庫って感じではないです。レゲエアレンジの「Ain't No Sunshine」とかもかなりいい出来なんですが、ちょっと曲が短いのが惜しいですね。
「Erotic Moods」のすんごい音の悪いチープなギターが狙ったものなのか、自然の産物なのかは謎ですが、ベンソン=ゴージャスというイメージは180度覆されること請け合いです。そういう意味では興味深い、ある意味彼の真髄を知る上で重要な作品なのか知らん(笑)
つかなんでこんな仕事受けちゃったのかな?76年つったら、かの「ブリージン」が出た年ですよ?う〜ん、謎だぜ。

あ、ちなみにあくまでベンソンに焦点を絞った上での感想ですんであしからず。普通にベンソン関係なくレアグルーヴ盤として聴いたほうが楽しいと思いますよ。

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2009年04月11日

朝6時起床という健全な生活も1週間を経過。今の所順調です。やっぱ夜23時には寝てますからね。老人並みですよ、今までと比べたら。
で、今日は少しばかし夜更かしして、余裕があったら飲みに出かけようかと思っては見たものの、今現在物凄い睡魔。。缶ビール(500ml)2本を帰ってくるなり勢いよく空けたというのもあるんでしょうけど。1週間ぶりに食うポテサラは美味いなぁ。。

夕方には帰れるというユルい会社の為、レコ屋にも寄り放題で困ってしまいます。今日もなんだかんだ言いながらメルマガの誘惑に負けてユニオンに寄ってしまいました。だって3枚以上購入で1枚200円オフ!って!安レコ買いのオイラにとってはこの割引率って結構ありがたい。5枚買ったら1000円引ですよ。こういうセールをもっとマメにやってほしいなぁ。

Everybody Loves the Sunshine本日のエントリはこれから健やかな眠りにつくためのBGMを。Roy Ayers Ubiguity「Everybody Loves The Sunshine」です。

最近レアグルーヴ熱が来てるということは先日書きましたが、レコ屋の店員の後輩にしてみれば「今更レアグルーヴもないでしょ?」ってノリらしい。
まあ確かに俺も7〜8年前にこの辺結構買って、DJでちょっと使って売るという、いわばネタ盤としての付き合いがあったような気がします。(今思えばもったいない!)
しかし時を経て、ソウル・クラシックと同義くらいのレベルにまで厳選されてきてるんだなあと、こないだ買ったレアグルーヴ本を読んで感じた次第で。

本盤はそんな中で数少ない「残った」1枚。そういえばこれって前述後輩ん家で聴かせてもらったのが最初だったなぁ。ロイ・エアーズの名前はニューヨリカンソウルとかで知っていたんですけどね。

当時はタイトル曲の得体の知れないスペイシーな格好良さにばかり耳が行ってしまって、他はあまり覚えていなかったんですが、全体を通して心地よく聴ける1枚だということで残ったんだと思います。ジャケもインパクトあるし。
その後俺内ジャズ熱が来て、その流れでフュージョン〜ブラジルものなんかも聴くようになった時にも、やはりこの盤の存在のデカさが感じられたものでした。このアルバムを聴いてなかったらジョージ・デュークとか絶対いいと思わなかっただろうな。

ロイ・エアーズも最近かなりCD再発されてるみたいで、レコ屋でもコーナーが設けられていて驚きます。このアルバム買った頃なんてベスト盤くらいしかなかったからね。。他を聴きたいと思ってもなかなか難しかったんですよ。
しかしロイ・エアーズってDJやクラブユースな人達には絶大な支持を得てますが、当時はあんまり評価されてなかったみたいですね。特にジャズとしては。再発が遅れに遅れたのもそんな背景があってのことでしょう。レコ屋でしみじみと思ってしまいました。買えるうちに買っておきたいです。さて、どこから手をつけていいのやら。。(笑)

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