HR/HM
2008年09月19日
嵐を呼ぶ雨男、kura_moです。
いや〜来ちゃいましたね、台風。最初の予報だと日本をそれそうな雰囲気じゃなかったでしたっけ?
しかも狙ったように20日、イベント当日に関東再接近ってまじ?勘弁して。まあイベントは夜〜朝なんでその前に過ぎ去るのを祈るしかないんですが。
ちなみにイベントは雨だろうが嵐だろうが決行しますんでヨロシクです。週末の夜、家にいたっていいことないよ!
さて前回のAC/DCのエントリが意外に好評でしたので調子に乗って更に激しくいきたいと思います。
本日のエントリはメタリカ!新作「デス・マグネティック」です。
昔からの知人であれば俺がメタリカのアルバムを、しかも新譜を買うなんて想像しがたいことでしょうが、これもまた現実なのです。今、俺の中の鋼鉄魂が燃えているのです。
まあぶっちゃけていいますとレココレ今月号の影響が大なんですが、ここ最近80sメタルネタとして過去のアルバムを買いなおし(それまで持ってたのはレンタル借りのCD-Rでしたから)していたということもあって、相互作用として正にジャストなタイミングでの新作だったわけであります。
流石に新譜を新品で購入するほどのファンでもありませんし、ここはクールにスルーしようとしていたのですが。。レコ屋で大音量で鳴らされたそのサウンドは、俺の理性を軽くふっとばしてくれまして。気がついたらレジに並んでいたという有様です。
メタリカは最初に聴いたのは確か「One」ですね。ベストヒットUSAで。まあそん時はなんか暗いし怖いし、こんな音楽は一生縁のないものだろうと思っていました。当時はこのクリップに込められた真意みたいなもんは全く分かりませんでしたし。でもインパクトは相当でしたけどね。
その後大学時代には友人に元メタラーが多かったということもあり、メタル系ラジオを一緒に聴いたり、Burrrn!(綴りあってますか?)を読んだりして知識だけはなぜか持つようになっていたんですよね。だから今でも名前と数曲だけは知ってるってメタルバンド、多いです。
メタリカはなぜか俺の周りでは好きなヤツが少なかったような気がしますが、それでも仲のいい友人がブラックアルバムを絶賛して聴いていたのを一緒に聴いていた記憶があります。まあブラックアルバムはサウンド的にはオルタナですけどね。
そんな俺がメタリカに興味を持つようになったのはここ数年。タイトルにもありますが、ソラミミ効果といいますか、なんかネタとして笑えるな、くらいのなめた感じで聴くようになりまして。あ、あとサクサク(TVK)の影響も。
だから全然真剣じゃなかったんです。失礼なことに。ネタでTシャツも買いましたしね。
それが変わってきたのが2006年のサマソニ。俺は観なかったんですが、そこでかの「マスター・オブ・パペッツ」を全曲演奏、というトピックがありまして。なんかその記事を読んで訳もなくコーフンしたのを覚えています。なんかその姿勢に心打たれたんですよね。メタリカかっこいいな〜って。俺の中で。
そこで本作の登場ですよ。まああちこちで書かれているように、これは原点回帰の1枚なのです。つまり、ゴリゴリのスラッシュ系。ここ数作の歌モノ〜ラウドロック志向とは全くといっていいほど別物です。
でもねー。これがたまんなくかっこいいんだわ。はっきり言ってここ数作のイマイチっぷりはなかったことにしてしまえるくらい。要はメタリカがメタリカたりえるサウンドをまた鳴らしてきたと。これは悪い訳ないです。専売特許みたいなもんですからね。
とは言え、ブラックアルバム以降の試行錯誤があったからこそ生きる1枚、という見方もあります。この路線だけでやってたら今でもカルトなメタルバンドでしかなかったはずですし、一般(俺含む)的な人気を得れていたかどうかも疑問です。
随所に感じられる歌心は、明らかにここ数作で築きあげたものでしょうし。
俺はメタリカの熱心なファンでもないし、はっきり言って最初の数枚は今でもそんなにいいとは思いません。「マスター〜」ですらもね。今でも一番好きなのはブラックアルバムだし。
でも先に書いたように、メタリカがメタリカたりえるのは初期のサウンドあってのことだと思いますんで、その辺はきっちりわきまえているつもりなのです。未熟ながら。
でも、そんな俺でさえもこのアルバムは最高傑作になるんじゃないか、という気がするのですから相当です。あのブラックアルバムですらも今作を聴いた後では随分軟弱に聴こえます。俺から言わせてもらえれば「マスター〜」よりも全然かっこいいです。もちろん、あのアルバムの評価は揺るぎないですが、もうそろそろ御役御免でもいいじゃない?なんてね。
例のごとくアルバムにボリュウムがありすぎて、まだ1曲1曲をつかみきれていないですが(とりあえずこちらをどうぞ)、とにかくこのサウンドは刺激的。ギターの音が強烈すぎてipodで聴くとビリビリと割れちゃいます。凄ぇ。
意外にも初顔合わせのリック・ルービンとこのサウンドを出すという点も興味深いですね。スレイヤーの諸作の影響か知らん。
いや〜、参りました。もう完全にやられちゃってます。これまた年間ベスト10入り確定。ロックってやっぱ最高だなぁ。(恥)
いや〜来ちゃいましたね、台風。最初の予報だと日本をそれそうな雰囲気じゃなかったでしたっけ?
しかも狙ったように20日、イベント当日に関東再接近ってまじ?勘弁して。まあイベントは夜〜朝なんでその前に過ぎ去るのを祈るしかないんですが。
ちなみにイベントは雨だろうが嵐だろうが決行しますんでヨロシクです。週末の夜、家にいたっていいことないよ!
さて前回のAC/DCのエントリが意外に好評でしたので調子に乗って更に激しくいきたいと思います。本日のエントリはメタリカ!新作「デス・マグネティック」です。
昔からの知人であれば俺がメタリカのアルバムを、しかも新譜を買うなんて想像しがたいことでしょうが、これもまた現実なのです。今、俺の中の鋼鉄魂が燃えているのです。
まあぶっちゃけていいますとレココレ今月号の影響が大なんですが、ここ最近80sメタルネタとして過去のアルバムを買いなおし(それまで持ってたのはレンタル借りのCD-Rでしたから)していたということもあって、相互作用として正にジャストなタイミングでの新作だったわけであります。
流石に新譜を新品で購入するほどのファンでもありませんし、ここはクールにスルーしようとしていたのですが。。レコ屋で大音量で鳴らされたそのサウンドは、俺の理性を軽くふっとばしてくれまして。気がついたらレジに並んでいたという有様です。
メタリカは最初に聴いたのは確か「One」ですね。ベストヒットUSAで。まあそん時はなんか暗いし怖いし、こんな音楽は一生縁のないものだろうと思っていました。当時はこのクリップに込められた真意みたいなもんは全く分かりませんでしたし。でもインパクトは相当でしたけどね。
その後大学時代には友人に元メタラーが多かったということもあり、メタル系ラジオを一緒に聴いたり、Burrrn!(綴りあってますか?)を読んだりして知識だけはなぜか持つようになっていたんですよね。だから今でも名前と数曲だけは知ってるってメタルバンド、多いです。
メタリカはなぜか俺の周りでは好きなヤツが少なかったような気がしますが、それでも仲のいい友人がブラックアルバムを絶賛して聴いていたのを一緒に聴いていた記憶があります。まあブラックアルバムはサウンド的にはオルタナですけどね。
そんな俺がメタリカに興味を持つようになったのはここ数年。タイトルにもありますが、ソラミミ効果といいますか、なんかネタとして笑えるな、くらいのなめた感じで聴くようになりまして。あ、あとサクサク(TVK)の影響も。
だから全然真剣じゃなかったんです。失礼なことに。ネタでTシャツも買いましたしね。
それが変わってきたのが2006年のサマソニ。俺は観なかったんですが、そこでかの「マスター・オブ・パペッツ」を全曲演奏、というトピックがありまして。なんかその記事を読んで訳もなくコーフンしたのを覚えています。なんかその姿勢に心打たれたんですよね。メタリカかっこいいな〜って。俺の中で。
そこで本作の登場ですよ。まああちこちで書かれているように、これは原点回帰の1枚なのです。つまり、ゴリゴリのスラッシュ系。ここ数作の歌モノ〜ラウドロック志向とは全くといっていいほど別物です。
でもねー。これがたまんなくかっこいいんだわ。はっきり言ってここ数作のイマイチっぷりはなかったことにしてしまえるくらい。要はメタリカがメタリカたりえるサウンドをまた鳴らしてきたと。これは悪い訳ないです。専売特許みたいなもんですからね。
とは言え、ブラックアルバム以降の試行錯誤があったからこそ生きる1枚、という見方もあります。この路線だけでやってたら今でもカルトなメタルバンドでしかなかったはずですし、一般(俺含む)的な人気を得れていたかどうかも疑問です。
随所に感じられる歌心は、明らかにここ数作で築きあげたものでしょうし。
俺はメタリカの熱心なファンでもないし、はっきり言って最初の数枚は今でもそんなにいいとは思いません。「マスター〜」ですらもね。今でも一番好きなのはブラックアルバムだし。
でも先に書いたように、メタリカがメタリカたりえるのは初期のサウンドあってのことだと思いますんで、その辺はきっちりわきまえているつもりなのです。未熟ながら。
でも、そんな俺でさえもこのアルバムは最高傑作になるんじゃないか、という気がするのですから相当です。あのブラックアルバムですらも今作を聴いた後では随分軟弱に聴こえます。俺から言わせてもらえれば「マスター〜」よりも全然かっこいいです。もちろん、あのアルバムの評価は揺るぎないですが、もうそろそろ御役御免でもいいじゃない?なんてね。
例のごとくアルバムにボリュウムがありすぎて、まだ1曲1曲をつかみきれていないですが(とりあえずこちらをどうぞ)、とにかくこのサウンドは刺激的。ギターの音が強烈すぎてipodで聴くとビリビリと割れちゃいます。凄ぇ。
意外にも初顔合わせのリック・ルービンとこのサウンドを出すという点も興味深いですね。スレイヤーの諸作の影響か知らん。
いや〜、参りました。もう完全にやられちゃってます。これまた年間ベスト10入り確定。ロックってやっぱ最高だなぁ。(恥)
2008年09月17日
3連休はまたも飲んでくれてしまいまして、今週末のDJの準備ももくにできていない始末。そうです。いよいよ今週末です。チラシもようやくアップできました。画像小さすぎてスミマセン。。
20日(土)、新中野に80sの嵐が吹き荒れます。リアルタイマーも後追い組も盛り上がっていきましょう。気合だけは人一倍入ってますんで。
ただ飲んだくれてたってわけでもなく。ちゃんとネタ補充もかねつつレコ屋は覗いてまして。80sを総括する上で俺の壁となっていたジャンルをそろそろ克服せねば、と、その辺をボチボチ拾っておりました。
そのジャンルとは、ズバリ、HR/HM!この辺はホント苦手だったもんで。でもなんだか最近どんどん好きになってきちゃいました。これも80s効果なのでしょうか。30過ぎてからこのジャンルに目覚めるとは夢にも思いませんでしたよ。
本日のエントリはAC/DC「バック・イン・ブラック」です。
今更AC/DCもないだろう!とお思いの方も多いことでしょうが、ワタクシはつい最近までほとんど聴いたことがなかったのです。何曲かはクリップ観たりして知ってはいたんですが、これは俺の範囲外、とばかりに自分からレコードを買う気には全くなりませんでした。
今年の頭に紙ジャケで再発されて、かのストレンジ・デイズ誌が特集を組んだあたりから俺の中で俄然興味が沸きまして。友人も紙ジャケで「ハイ・ボルテージ」を買ったりしてて、なんか盛り上がってるなぁ、と。
紙ジャケ発売後はそれ以前の盤が中古に出回るのが世の掟(笑)。デジパック版輸入リマスター盤にて本作を入手。紙ジャケより1000円弱安く購入することが出来ました。
結論から申しますとまだ心の底から「最高!」とは言えない気弱な自分もいるのですが、それでも充分楽しめるようになってきたのではないか、と。
現在所有のAC/DC盤も本作含め4枚になり、じわじわと征服されてきているような感もありますし。まだまだ初心者ですが、確実に「好きなバンド」になりつつあります。
思えばラカンターズやホワイトストライプスもAC/DCだなぁ、と思う瞬間が多かったし、AC/DCの場合HR/HMというよりかは、ストーンズあたりにも通じるシンプルなロックンロールバンドなんですよね基本。ただちょいと(かなり?)ラウドなだけで。
単純明快なリフ主体のロックンロール、そう考えればキライになる要素は少ないはず。まあ俺は未だにボーカルが苦手ですが。。
今作はやはり名盤の名に相応しい名曲ぞろいで、俺のようなハンパモンにもその良さはビシビシと伝わります。とにかく曲がキャッチーで、知らず知らずに気分が高揚してきますねー。特にタイトル曲。このイントロを聴いて熱くならないロック者はいないでしょう。
ロック批評の極北たりえる、ワンパターン、ゴリ押しのハードなロックンロール。そこには小難しい批評眼もいらないし、頭であれこれ考える必要もない。初心忘れるべからず、ですねぇ。忘れてた何かを思い出したような気すらします。
思えばこないだのラカンターズのアルバムを純粋に楽しめたのもAC/DCのおかげだったのかも。偉大です。
10月にはなんと8年ぶりの新作も出るみたいですし、当分ロック魂は揺さぶられ続けそうです。次の来日があったら行ってみたいなぁ。
20日(土)、新中野に80sの嵐が吹き荒れます。リアルタイマーも後追い組も盛り上がっていきましょう。気合だけは人一倍入ってますんで。
ただ飲んだくれてたってわけでもなく。ちゃんとネタ補充もかねつつレコ屋は覗いてまして。80sを総括する上で俺の壁となっていたジャンルをそろそろ克服せねば、と、その辺をボチボチ拾っておりました。
そのジャンルとは、ズバリ、HR/HM!この辺はホント苦手だったもんで。でもなんだか最近どんどん好きになってきちゃいました。これも80s効果なのでしょうか。30過ぎてからこのジャンルに目覚めるとは夢にも思いませんでしたよ。
本日のエントリはAC/DC「バック・イン・ブラック」です。今更AC/DCもないだろう!とお思いの方も多いことでしょうが、ワタクシはつい最近までほとんど聴いたことがなかったのです。何曲かはクリップ観たりして知ってはいたんですが、これは俺の範囲外、とばかりに自分からレコードを買う気には全くなりませんでした。
今年の頭に紙ジャケで再発されて、かのストレンジ・デイズ誌が特集を組んだあたりから俺の中で俄然興味が沸きまして。友人も紙ジャケで「ハイ・ボルテージ」を買ったりしてて、なんか盛り上がってるなぁ、と。
紙ジャケ発売後はそれ以前の盤が中古に出回るのが世の掟(笑)。デジパック版輸入リマスター盤にて本作を入手。紙ジャケより1000円弱安く購入することが出来ました。
結論から申しますとまだ心の底から「最高!」とは言えない気弱な自分もいるのですが、それでも充分楽しめるようになってきたのではないか、と。
現在所有のAC/DC盤も本作含め4枚になり、じわじわと征服されてきているような感もありますし。まだまだ初心者ですが、確実に「好きなバンド」になりつつあります。
思えばラカンターズやホワイトストライプスもAC/DCだなぁ、と思う瞬間が多かったし、AC/DCの場合HR/HMというよりかは、ストーンズあたりにも通じるシンプルなロックンロールバンドなんですよね基本。ただちょいと(かなり?)ラウドなだけで。
単純明快なリフ主体のロックンロール、そう考えればキライになる要素は少ないはず。まあ俺は未だにボーカルが苦手ですが。。
今作はやはり名盤の名に相応しい名曲ぞろいで、俺のようなハンパモンにもその良さはビシビシと伝わります。とにかく曲がキャッチーで、知らず知らずに気分が高揚してきますねー。特にタイトル曲。このイントロを聴いて熱くならないロック者はいないでしょう。
ロック批評の極北たりえる、ワンパターン、ゴリ押しのハードなロックンロール。そこには小難しい批評眼もいらないし、頭であれこれ考える必要もない。初心忘れるべからず、ですねぇ。忘れてた何かを思い出したような気すらします。
思えばこないだのラカンターズのアルバムを純粋に楽しめたのもAC/DCのおかげだったのかも。偉大です。
10月にはなんと8年ぶりの新作も出るみたいですし、当分ロック魂は揺さぶられ続けそうです。次の来日があったら行ってみたいなぁ。

